tag:crieit.net,2005:https://crieit.net/tags/%E3%82%B3%E3%82%B0%E3%83%8B%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96/feed 「コグニティブ」の記事 - Crieit Crieitでタグ「コグニティブ」に投稿された最近の記事 2019-07-01T14:32:38+09:00 https://crieit.net/tags/%E3%82%B3%E3%82%B0%E3%83%8B%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96/feed tag:crieit.net,2005:PublicArticle/15183 2019-07-01T14:27:44+09:00 2019-07-01T14:32:38+09:00 https://crieit.net/posts/AI-5d1999d003804 AI 人工知能とはどんな奴なのか? <p>AIが仕事を奪う。AIが人間を超える。数年前から言われています。でも安心して下さい。もう既に超えられてしまった分野もありますから、って古いギャグか。<br /> AIは、Artificial Intelligenceの略で、人工知能の意味です。対するは、私たち人間になります。ある先生は、NI Natural Intelligence と言っています。日本語だと自然知能になるのかな。</p> <pre><code> AI 人工知能 vs NI 自然知能 </code></pre> <p>の構図になるんでしょうか。僕は、そうはならないと思うし、そうなって欲しくないですね。ただ、多くの仕事はかのビルゲイツも言っているように、「創造性のない仕事は全てテクノロジーに代行される」てしまう運命なのでしょう。</p> <p>AIとは、どんな奴なのか、一度顔ぐらい見ておくのも良いでしょう。ところが、AIという奴は存在しないんですよ、いるのは、AIを構成する輩。後で説明しますが、データだとかアルゴリズムだとか機械学習なんかなんですね。これがたいていの場合、コンピュータで動いているわけです。AIというのは様々な技術の総称で、そのものズバリの技術があるわけではありません。誤解を恐れずに言えば、人間に代わって何かを行うため、データとそれを処理するアルゴリズムを含んだプログラムにより何らかをアウトプットする仕組みがAI。この何かとか何らかは、人間に代わってやらせる仕事によって変わってきます。</p> <p>それでは、AIを構成する輩に順番に会って行きましょう。今回は、データと学習。ここでは便宜的に、コンピュータ上で作った人間に代わって何かをする仕組みをAIと呼んでおきます。</p> <p>1.データと学習<br /> 人間は、オギャアと生まれてから様々なことを学習していきます。学校の勉強、暗記、スポーツなど何かのやり方に慣れたり、人間関係を経験したりします。AIにとって、経験に当たるものがデータなんです。例えば、唐突ですが、そこに犬がいたとします。あなたは、それは犬だ、と認識できます。それはどうしてできるのでしょう? 多分、たぶんですが、生まれたての赤ん坊は、犬という認識はできないでしょうね。IQが200以上あるような天才になる赤ん坊でも無理だと思います。なぜなら、犬だと認識する為には、こういった姿かたちをしたものが犬だという記憶が必要だからです。頭の中に記憶している犬と目の前にいる存在を比較して、合致した場合に犬だと判断するわけですね。猫と犬は区別できるわけです。それを人間の脳は瞬時に行います。<br /> 赤ん坊の頃は、犬という認識はない。=>犬の写真やアニメを見たり、実際の犬に会う。それが犬という名前だと教えられるわけです。犬種が変わると最初は、同じ犬だという認識はできないかもしれませんが、その度に学習していきます。<br /> これをAIにあてはめると、どうなるでしょうか?<br /> データは犬の写真にしましょう。犬の写真を犬という名前で画像認識させます。これをコグニティブといいます。犬の写真を数千枚画像認識させると、犬の特徴を学習しますので、新たな犬の写真を見せるとそれは犬だと判断できるようになります。これを機械学習と言います。Machine Learning (ML) マシンラーニングです。犬の写真と犬という名前をセットにして学習させることを、教師つき機械学習と言います。Supervised MLですね。 この他に、教師なし機械学習や深層学習(Deep Learning)というのもありますが、今のところは教師つきの機械学習を覚えておきましょう。<br /> このように、AIを学習させるためには、まず機械学習をさせます。数億というデータを学習させるとかなり賢くなります。こんなふうにして、AIは多くのことを学習していきます。</p> Masao Kato