tag:crieit.net,2005:https://crieit.net/tags/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%88/feed 「ショートカット」の記事 - Crieit Crieitでタグ「ショートカット」に投稿された最近の記事 2021-10-28T22:44:12+09:00 https://crieit.net/tags/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%88/feed tag:crieit.net,2005:PublicArticle/17728 2021-10-28T20:25:58+09:00 2021-10-28T22:44:12+09:00 https://crieit.net/posts/use-shortcut-commands-to-open-frequently-used-directories よく使うディレクトリはショートカットコマンドで開こう <p><img src="https://img.shields.io/badge/-Windows-0078D6.svg?logo=windows&style=flat" alt="OS:Windows" /></p> <p>今回のは簡単に準備できて恩恵の大きい時短テクです。</p> <p>ITエンジニア以外の方でも、たとえば頻繁にPC内の特定のディレクトリ(≒フォルダ)を開いてその中のファイルを開く、という方は参考にしていただけるかと思います。</p> <p>たとえば、趣味でイラストを描いているAさんは、イラストのデータを<code>D:\作業\イラスト\制作中</code>というディレクトリに保存しているとします。イラストを描くために毎日このフォルダを開いているとしましょう。</p> <p>普通に開くなら、まずはタスクバーからエクスプローラーをクリックして、Dドライブをクリックして、作業、イラスト、制作中とマウスをポチポチと潜っていきますよね。あるいは、キーボード操作に慣れていてショートカットを覚えている人であれば<code>Windows</code>+<code>E</code>、<code>Alt</code>+<code>D</code>、そしてパスの入力をしていくかもしれません。</p> <p>でもこれすら面倒なんですよね。もっと良い方法があります。それはバッチファイルに落とし込んで、ショートカットコマンドで開く方法です。これをすれば一瞬で目的のフォルダを開くことができます。PCに詳しくない人でも簡単に設定できると思います。</p> <p><img src="https://img.shields.io/badge/-sei.bat-gray" alt="sei.bat" /></p> <pre><code class="bat">@echo off start "" "D:\作業\イラスト\制作中" </code></pre> <p>上記のようなバッチファイルを作成し、パスを通しておきます。</p> <p>バッチファイルの作成とパスを通す方法は<a href="https://crieit.net/posts/easy-hack-to-copy-date-yyyymmdd">【Windows】日付8桁(yyyymmdd)を簡単にクリップボードに入れる方法</a>という記事で詳しく解説しているので、そちらを参照してください。</p> <p>今回は、制作中というディレクトリを開きたいので<code>sei.bat</code>という名前で保存してみます。これでパスを通すと、<code>Windows</code>を押して<code>sei</code>を入力すると<code>D:\作業\イラスト\制作中</code>のディレクトリを開くことができます。</p> <p>ファイルの名前はなんでもいいですが、既にあるファイルと被らないように、かつ覚えやすくタイプするのも面倒ではないシンプルな名前が良いと思います。</p> <p>これを使えば、</p> <blockquote> <p><strong>たかし君</strong>「カモフラージュのために、保存先を<code>D:\勉強\社会\宿題\2021\202110\穴埋め問題\解答\答え合わせ\秘密\危険\閲覧注意\閲覧禁止\見るな!!!\エロ</code>にしたけど、開くまでが面倒だなあ・・・」</p> <p><strong>たかし君</strong>「かえって不便だし、これじゃあ意味ないよ・・・」</p> </blockquote> <p>といった時にも、一発で目的のブツを開くコマンドさえ用意すれば完璧です。どれだけ長くて複雑なパスでも問題なしです。やったねたかし君!もっとがんばれ。超がんばれ。</p> <p>コマンドファイルにするメリットは他にも、複数のコマンドをまとめて実行できるという点が挙げられます。たとえば、</p> <ol> <li>イラストのデータを保存している<code>D:\作業\イラスト\制作中</code>を開く</li> <li>資料用にダウンロードしたファイルを保存している<code>D:\作業\イラスト\資料</code>を開く</li> <li>資料を探したいから<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.pinterest.jp">Pinterest</a>と<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://pixiv.net">Pixiv</a>をChromeで、それぞれ別のウィンドウで開いておく</li> </ol> <p>こういう一連の動作をしたい場合でも、そういう命令を書けばコマンド一発で実行できます。</p> <p><img src="https://img.shields.io/badge/-sei.bat-gray" alt="sei.bat" /></p> <pre><code class="bat">@echo off start "" "D:\作業\イラスト\制作中" start "" "D:\作業\イラスト\資料" start chrome --new-window "https://www.pinterest.jp" start chrome --new-window "https://pixiv.net" </code></pre> <p>もし長期的に作業をするファイルがあるなら、それを直接開くように指定しても良いでしょう。とにかく使い方次第でかなり時短ができます。PC起動時に自動で実行するように設定しておけば、完全に自動化できます。</p> <p>また、半角入力と思ったら全角入力になってた場合などは<code>Windows</code> <code>sei</code>のつもりが<code>Windows</code> <code>せい</code>になったりします。その場合は<code>せい</code>を削除して改めて<code>sei</code>を入力する必要がありますが、その場合備えて<code>sei.bat</code>を実行する<code>せい.bat</code>というファイルを作っておくと、いちいち再入力する手間が省けてストレスを減らせるのでオススメです。</p> <p><img src="https://img.shields.io/badge/-せい.bat-gray" alt="sei.bat" /></p> <pre><code class="bat">@echo off start cmd /c sei.bat </code></pre> <p><code>/c</code>オプションは、実行後にコマンドプロンプトを終了するというオプションです。これがないと、<code>せい.bat</code>経由で<code>sei.bat</code>を実行した時にコマンドプロンプトが残ったままになってしまうので入れておきます。</p> <p>たとえば私は<code>devdir.bat</code>で開発環境を展開するようにしていますが、対応する<code>でvぢr.bat</code>を作っています。これを用意しておけば、作業を始める時に<code>Windows</code>を押して<code>d</code> <code>e</code> <code>v</code> <code>d</code>あたりまで入力すればバッチファイルの候補を挙げてくれるので<code>Enter</code>を押すだけで良くなります。半角モードだろうが全角モードだろうが、問題なく作業の準備ができてとても良いです。</p> <p>他にも自動で作業中のファイルのバックアップを作ったりと、アレンジ次第で色々なことができます。興味があれば「Windows コマンド」などでググってみてください。</p> あぱしょに tag:crieit.net,2005:PublicArticle/16599 2021-01-14T20:07:57+09:00 2021-01-14T20:07:57+09:00 https://crieit.net/posts/nothing-on-desktop デスクトップには何も置かない <p>仕事でもプライベートでも、PCのデスクトップにはファイルやフォルダを置かない派です。ショートカットも置きませんし、ゴミ箱も非表示。一切のモノを置きません。何年か前からそうしています。</p> <p>なんかデスクトップに色々なファイルが乱雑に置かれていると気が散るんですよね。PC起動した時に色々視界に入るのが嫌というか…。</p> <p>特にプライベートで使っているPCはお気に入りの壁紙とかを設定していたりするので、それが隠れるのが嫌です。せっかくお気に入りの壁紙にしているのだから隠したくないです。</p> <p>なんというか、私は自分のことをミニマリストではないと思っているのですが、PCのデスクトップ画面には何も置きたくないし、タスクバーに関しては最低限のものしか置きたくない派<sup id="fnref:1"><a href="#fn:1" class="footnote-ref" role="doc-noteref">1</a></sup>。というかタスクバーも常時非表示にできるなら常時非表示にしたいと思っています。Windowsでは「自動で隠す」はできるんですけど常時非表示はできない…。「自動で隠す」だとタスクバーがある付近にマウスカーソルを当てるとピョコって出てくるのですが、それが嫌だ。余計に気が散ります。それなら表示されてていいよ、って思うので小さいタスクバーを使っています。</p> <p>慣れてしまえばデスクトップにファイルとかショートカットとかなくても別に何も困らないんですよね。ソフトの起動もキーボードでできますし。キーボードから手を放してマウスでアイコンをポチってするよりキーボード叩く方が早いですし。PC起動してからマウス一切しようせずサインインする訳ですから、作業始める時にいちいちマウス触りたくないというのもあります。</p> <p>というかプライベートではファイルはほとんどNASに置いておりローカルのファイルを編集するようなことがほとんどないので、置くファイルがそもそもないんですけどね。</p> <p>スクリーンショット(またはハードコピー、または画面キャプチャ、他)を一時的にデスクトップに保存することはありますが、それも用が済んだらすぐに削除していますね。(そもそも<code>Windows</code>+<code>Shift</code>+<code>S</code>を使うことが多いですが)</p> <p>ちなみに「デスクトップに乱雑にファイルを置いたら重くなるから私は置いていません(キリッ)」という人がたま~にいますが、正直そこまで影響ないだろ…と思っています。デスクトップはCドライブ上にあるので理論上起動時間に影響するかもしれませんが、あったとしても軽微なものでしょう。少なくとも最近のPCを使っていて、デスクトップ上のファイルの有無で起動時間を体感できるようなことはないんじゃないかなぁと思っています。</p> <p>私がそのように運用しているのは単に気が散るからそうしているだけです。</p> <p>そもそもデスクトップって「机の上」ですからね。使わん書類とか(ファイル)を机の上に置いているよりは、引き出し(ディレクトリ)に入れて整理した方がなんとなく気持ちいと思います。まぁ人によると思いますが。</p> <p>ちなみにググってみると<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://diamond.jp/articles/-/185453">仕事ができる人はデスクトップにファイルを置かない</a>というすごく強いタイトルの記事がヒットしましたが、このタイトルはちょっとどうかと個人的には思いますね。デスクトップに色々置いている人で仕事ができる人もたくさんいますし、逆にデスクトップがきっちり整理されていても仕事のできない人もたくさんいるでしょう。要は個人が使いやすいように最適化されているかどうかであって、あんまり因果関係はない気がしますね。</p> <p>仕事でも必要なファイルやショートカットなどは特定のディレクトリ(たとえばD:\workみたいな)に置いていますし、デスクトップにファイルがなくて困ることは何一つないですね。</p> <p>フォルダを開くにしても<code>Windows</code>+<code>E</code>でエクスプローラーの起動、<code>Alt</code>+<code>D</code>でアドレスバーにフォーカスできるので、あとは目的のパスを入力するだけです。慣れてしまえばマウスでクリックして潜っていくよりも絶対に速いですし。<sup id="fnref:2"><a href="#fn:2" class="footnote-ref" role="doc-noteref">2</a></sup></p> <p><code>Windows</code>でスタートメニュー開いて数文字タイプするだけでソフトも起動できます。例えば「vsc」ならVisualStudio Code、<br /> 「notepad」ならメモ帳、「calculator」なら電卓、「mspaint」ならペイントみたいに。実際はサジェストが効くので「not」「calc」「msp」あたりまで打ち込んだところで候補に出るので<code>Enter</code>を叩くだけです。絶対こっちの方が楽だし速い。マウスを持ち替えなくていいし。(<code>Windows</code>+<code>R</code>でやってもいいですが)</p> <p>ローカルにファイルが色々あるなら<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://chocolatey.org/packages/Everything">Everything</a>とかを使えばサクッと検索できて楽ですね。(私の場合はNASをマウントしているのであまり使いませんが…)</p> <p>デスクトップにファイルを置かないような運用のメリットをまとめると</p> <ul> <li>気が散らない</li> <li>壁紙がしっかり見れるので嬉しい</li> <li>いちいちマウスに持ち変える動作が減るので時短になる(かも)</li> <li>ショートカットとか覚えるようになる(かも)</li> </ul> <p>もしやってみようかな!って人がいたらやってみればいいと思います。なかなか快適ですよ。慣れなかったら元のスタイルに戻せばいいしね。</p> <p>ちなみにこの記事は弊社の某に「デスクトップにファイル置かないとパッと探せないでしょ、置いた方がいいよ~」と言われておこだったので「うるせいやいうるせいやい!」と半ベソで書きました。各々やりやすいようにやれば、別にどんな運用しようがどーでもいーじゃんと思うのですがいかがでしょうか。</p> <div class="footnotes" role="doc-endnotes"> <hr /> <ol> <li id="fn:1" role="doc-endnote"> <p>多少ならいいですがMacのDockみたいなズラズラズラーってなってるのは苦手です。絶対気が散る。 <a href="#fnref:1" class="footnote-backref" role="doc-backlink">↩︎</a></p> </li> <li id="fn:2" role="doc-endnote"> <p>ちなみにアドレスバーで<code>cmd</code>や<code>powershell</code>と打つとそのパスをカレントパスにしてコマンドプロンプトやPowerShellが立ち上がります。そういう時も<code>Alt</code>+<code>D</code>が便利ですな。 <a href="#fnref:2" class="footnote-backref" role="doc-backlink">↩︎</a></p> </li> </ol> </div> あぱしょに