tag:crieit.net,2005:https://crieit.net/tags/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0/feed 「マーケティング」の記事 - Crieit Crieitでタグ「マーケティング」に投稿された最近の記事 2021-03-22T03:27:16+09:00 https://crieit.net/tags/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0/feed tag:crieit.net,2005:PublicArticle/16760 2021-03-20T21:39:06+09:00 2021-03-22T03:27:16+09:00 https://crieit.net/posts/3-6055eceac0123 個人開発アプリを有料プレスリリース(3万円)で宣伝してわかったこと <p><img src="https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48176530/rectangle_large_type_2_685779401361c654095aa442b1f5db67.jpg?width=800" alt="image" /><br /> 2021年2月半ばに2本目となる英語学習とクイズゲームを組み合わせたアプリ『<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://quiz-usa.com/">英語学習クイズ!アメリカンドリーム</a>』をiOSでリリースしました。</p> <p>法人名義で出していますが、実態は個人(せいぜいチームレベル)で企画からユーザー獲得の宣伝までなんでもやらないといけない状況です。リリース後の1ヶ月ぐらいの間にやってみたことを何回かに分けて書きますが、今回は主に「有料のプレスリリース」を使ってみた感想と結果、その周辺のやり方をまとめてみました。</p> <p>▼以下のようなクイズゲームのアプリです</p> <p><img src="https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48176724/picture_pc_175b5600429bda96f93fd37075451663.png" alt="image" /></p> <p>本当はもっといろいろ書きたかったのですが長くなったのでテーマを絞りました。このシリーズ記事は以下のような似た境遇の人に役立てるように書いたつもりです。</p> <p>●個人開発、小規模なチーム開発でアプリ / ゲームをリリースする予定の人<br /> ●カジュアルゲームから中規模なアプリをリリースする予定の人<br /> ●大手のように宣伝にかける潤沢な資金があまりない(だからといってすべてを無料で済ませる気もない)<br /> ●アプリ/サービスのユーザー数を増やしたい<br /> ●どんな宣伝方法があって、何が効果的なのかよくわからない<br /> ●やれることはなんでもやりたいがそもそも何ができるのか?<br /> ●規模の大小を問わずプレスリリースを書こうとしている人</p> <p>あわせて私が参考にさせてもらったブログ記事などもご紹介します。先人たちの書いた記事に助けられ勇気をもらったので、少しでも続けるようにしたいと思います。</p> <p>この記事を書いている時点でやった手法が爆発的に成功したわけではなく、ユーザーにつながる広告宣伝のチャンネルを開拓しているといった感じが実情なので「これをやったらうまく行きました!」みたいな記事でもありません。</p> <p>初めてのアプリは2014年の終わりに出した、ゲームではない英語学習のアプリ『<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://studynow.jp/">ざっくり英語ニュース!StudyNow</a>』で現在は120万ダウンロードになっています。</p> <p>基本的なスタンスは質の良いサービスを作って、そこに効果的な宣伝が重なってダウンロード数 / ユーザー数が増えていくという考えです。そもそも低品質のサービスをチート技でブーストさせる手法はあまり好きではないので、前提としては「一過性ではない、長く使われる質の良いアプリ・サービスを作る」です。</p> <p>2014年と2021年ではアプリを取り巻く環境も違い、大手が展開する高品質な競合が多くなって、相対的に資金力・開発力のないアプリやウェブサービスの運営が難しくなっているのが肌感覚としてわかります。</p> <p>2014年の年末に「ざっくり英語ニュース!StudyNow」を出した時はちょっとしたいざこざ炎上があって、その爆発力がダウンロード数に直結するといった再現性のないラッキーがありました。結果、初動で2万ダウンロードあり、好意的に紹介して応援してくれる人も多かったです。</p> <p>今回の『英語学習クイズ!アメリカンドリーム』はそういった手法が使えないので、コツコツ地味に正統派の宣伝を試しています。よっぽど特殊で面白い販促宣伝が思いついたり札束を投下できるなら別ですが、そうでないなら時間がかかって地味な宣伝しかないのかなぁと思います。</p> <p>この記事以外にもいろいろ試してその結果をフィードバックしていく予定です。</p> <h2 id="アプリやサービスを改善する2つの方向性"><a href="#%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%84%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E3%82%92%E6%94%B9%E5%96%84%E3%81%99%E3%82%8B%EF%BC%92%E3%81%A4%E3%81%AE%E6%96%B9%E5%90%91%E6%80%A7">アプリやサービスを改善する2つの方向性</a></h2> <p>サービス全体のダウンロード数を獲得して成長させるには、大きくわけると手法としては2つの方向性があると考えています。</p> <p>ASO(App Storeの最適化)にあたるストアの文章やスクリーンショットの見栄えを整える、そもそものアプリのサービスの質やUI / UXを改善する、グロースハックといった「内部に対する施策」も当然のように重要です。内側を見る行為です。</p> <p>内部のUX / UIに関しては別の機会に書きたいのですが、軽く読む感じでは以下の記事が参考になりました。</p> <p><a href="https://crieit.net/posts/100-5fd1a1cdb1827">売れるアプリにするコツ100個書きます(吐血)</a></p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://qiita.com/noranuk0/items/27b7442e6e8c885588b4">個人製作アプリのダウンロード数を少しでも増やすためにやったこととその成果</a></p> <p>今回は開発者が「制作でやるだけのことはやった!さあ、どうやって宣伝しようか」みたいな状況です。外側に対するアプローチです。その中でも「プレスリリース」を使った告知、宣伝についてだけまとめています。</p> <h2 id="有料(3万円)のプレスリリースを使ってみた結果"><a href="#%E6%9C%89%E6%96%99%EF%BC%883%E4%B8%87%E5%86%86%EF%BC%89%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%9F%E7%B5%90%E6%9E%9C">有料(3万円)のプレスリリースを使ってみた結果</a></h2> <p>有料のプレスリリース仲介の相場は1回3万円ぐらいで、複数回セットなら1回あたりの金額が安くなる料金体系です。大手だと「PR TIMES」や「@Press」なんかが有名です。おおざっぱな仕組みは以下の通りです。</p> <p><img src="https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48124169/picture_pc_50e6acd35f5777a8ed133319cb4d2e94.png?width=800" alt="image" /></p> <p>一般的には自分で書いたプレスリリースは画像素材と一緒に「PR TIMES」や「@Press」のような仲介をする配信ポータルを通して送付されます。受け取るのはテレビ局、ラジオ局、雑誌からAppBank、ねとらぼのようなウェブ媒体など登録されている大小さまざまなメディア媒体です。</p> <p>もちろん自分のサービスを告知するにふさわしい相性の良いジャンルや媒体はある程度は選ぶことができます。「ロケットニュース24」「ねとらぼ」といった送付する媒体の指名は可能ですが、1つ1つ選定はしていられないので英語学習クイズならば「ゲーム系メディア」「教育系メディア」「WEB媒体」「アプリ情報系」みたいなざっくりしたくくりで決めます。</p> <p>受け取った媒体はそれを元にニュースを書くので「こちらからニュースにしてくれとネタを提供する行為」だと考えていいと思います。その情報を見た媒体の記者が独自取材のうえで書き直すケースもあれば、機械的にそのままの文面(誤字も含めて)素通りで掲載されるケースもあります。</p> <p>今回は「@Press」を使い、5年前には「PR TIMES」を使いました。料金は3万円でした。それぞれ数百社以上の媒体が登録されています。以下は自分で書いた実際に配信したプレスリリースです。</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.atpress.ne.jp/news/244937">本格的な4択クイズゲームで英語学習ができる無料アプリ 『アメリカンドリーム』iPhone版をリリース!</a></p> <p>成果にあたる数字は後半に書きましたが、結果的にはこのプレスリリースそのものがダウンロード獲得につながっているかといえば、そこまで大きな影響はありませんでした。同時期に出た「ウマ娘 プリティーダービー」ぐらいの話題作なら取り上げてくれるメディアもありますが、なかなか個人開発レベルのサービスを積極的に取り上げてくれるメディアも少ないです。</p> <p>ゲーム系アプリならAppBankや4Gamerのような大手にもいちおう送付されますが、日々多くのプレスリリースが送られてくるのは予想できるので掲載される可能性は少ないです。</p> <p>せいぜい文面そのままを自動で取り上げてくれるようなニュースサイトに掲載されるぐらいで、人が見ている感じでもありません。「少しはSEOに効果があるのかなぁ…」といった程度です。</p> <p>なかなか単発のプレスリリースが掲載される可能性は少ないそうで、継続的に話題を作ってプレスリリースを定期的に打つのが良いと@Pressが言っていました。これは複数回の契約につながる営業トーク込み込みの話だと思います。</p> <p>そういった過剰な期待をしない前提で、どこを使えばいいかといえば、どこでもいいと思います。有料ならば使い勝手もわかりやすい最大手の「PR TIMES」が無難です。PR TIMESにはスタートアップ向けの支援サービスがあって、創業2年以内なら無料で配信できます。</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://prtimes.jp/magazine/startup-plan/">PR TIMESスタートアップチャレンジとは?</a>(PR TIMES)</p> <p>「@Press」は担当者がついてくれて文章の校正やアドバイスをくれます。二重敬語のチェックなど、文章を客観的な目で見てもらえる点ではいいと思います。あくまで校正レベルのチェックであり、コピーライティング的なアドバイスをくれるといった感じでもなさそうでした。ツイッター拡散オプションなど入れていけばけっこう値段があがります。</p> <p>どこか試してみたい!というならば使い勝手の良さ(インターフェイスや分析ツールなど)も含めて「PR TIMES」でいいんじゃないかと思います。</p> <p>尖ったサービスなら取り上げてもらえる可能性もあるので、完全に無駄だとは言い難いですが、それでも大手に掲載されるのは難しいレベルだと思います。しかし、宝くじは買わないと当たらないし、プレスリリースは送らないことには掲載されないもんだと思います。</p> <h2 id="個人開発者にとって有料のプレスリリースって無駄なのか?"><a href="#%E5%80%8B%E4%BA%BA%E9%96%8B%E7%99%BA%E8%80%85%E3%81%AB%E3%81%A8%E3%81%A3%E3%81%A6%E6%9C%89%E6%96%99%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%81%A3%E3%81%A6%E7%84%A1%E9%A7%84%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%9F">個人開発者にとって有料のプレスリリースって無駄なのか?</a></h2> <p>ダウンロード数という意味ではさほど影響はありませんが、プレスリリースを書く利点としては、自分の作ったサービスをもう一度見つめなおす機会ができることでしょうか。</p> <p>どこに自分のサービスの長所があって、どんな売り文句・キャッチコピーを考えようか、誰がメインターゲットなのか、どんな画像がいいのかなど、3万円もかけて配信するので多少なりとも緊張感を持って臨めます。</p> <p>また整理されたプレスリリースをWEB上に1つ用意しておくことで、今後さまざまな宣伝や説明の機会の際には「概要はここのプレスリリースにあるので見てください。素材はご自由にお使いください」と伝えられます。</p> <p>そういう意味では、有料配信を使うかは別として、少し時間をかけてプレスリリースだけは使っておいて損はないと思います。後に紹介する個別の媒体への手動配信でも使えます。</p> <p>プレスリリースの書き方みたいな記事はけっこうあります。タイミングも重要で「新規リリース」は「新卒」みたいなカードなので有効に使ってください。</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://automaton-media.com/articles/newsjp/20210122-149815/">個人開発者、Steamでゲームをリリースしたが初週で10本も売れなかったと悲しむ。情報を発信する難しさ</a></p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://note.com/gamecast/n/nae90d756bf04">穴埋めで作る、インディゲーム開発者のための簡単なプレスリリースの作り方</a></p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://sqool.net/business/archive/press-release-01.html">【ゲーム系プレスリリースの基礎】ゲームメディアに掲載されるためのポイントを徹底解説!</a></p> <p>それでも「3万かぁ…」みたいな気持ちもよくわかるんですよね。</p> <h2 id="光本勇介さんに教えてもらったプレスリリースの使い方"><a href="#%E5%85%89%E6%9C%AC%E5%8B%87%E4%BB%8B%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AB%E6%95%99%E3%81%88%E3%81%A6%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%81%AE%E4%BD%BF%E3%81%84%E6%96%B9">光本勇介さんに教えてもらったプレスリリースの使い方</a></h2> <p>2014年にオンライン学習サービスの「Schoo」に当時のSTORES.jpの代表だった光本勇介さんがPR戦略について語っている授業を見ていました。今でも視聴可能です。</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://schoo.jp/teacher/218">『STORES.jp』に学ぶ、WEBサービスローンチ後のPR戦略</a>(Schoo)</p> <p>光本勇介さんの経歴については割愛しますが、他の授業も含め今でもPR戦略について学べる面白い内容です。いい思い出ですね。個別のメール送信など、けっこう泥臭いことをやっているなぁといった印象でした。</p> <p>そこで質問する機会があったので「有料のプレスリリースって効果ありますか?」と聞いてみたけれど、答としては個別の記者との信頼関係のほうが重要だといっていました。</p> <p>一斉にマスで伝えようとする有料のプレスリリースは中小、個人開発のサービスには相性が悪いのもわかります。そこでポイントになるのが手間はかかりますが次のようなやり方です。「汗をかく」「足をつかう」みたいな発想の延長だと思います。</p> <h2 id="個別にニュース媒体に送る(送付先リスト)"><a href="#%E5%80%8B%E5%88%A5%E3%81%AB%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E5%AA%92%E4%BD%93%E3%81%AB%E9%80%81%E3%82%8B%EF%BC%88%E9%80%81%E4%BB%98%E5%85%88%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%EF%BC%89">個別にニュース媒体に送る(送付先リスト)</a></h2> <p>「PR TIMES」や「@Press」を通せば大手主要なメディアにはプレスリリースが配信されますが、ここの配信リストにのっていない媒体も多いです。だいたいメディアにはプレスリリースの窓口があるので、手間はかかりますがそこに個別に送付できます。</p> <p><img src="https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48124893/picture_pc_02a1f71fe568690fb77a933b6ca06414.png?width=800" alt="image" /></p> <p>ゲーム系のアプリでいえば、個別のプレスリリースを受け付けてくれるサイトは以下の記事がまとめてくれています。実際にこれを見て1つ1つ私も送りました。</p> <p>スパムと違うのは少なくとも媒体はプレスリリースを使った情報提供を求めている点です。</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://note.com/akutaba/n/n029b58128250">個人開発ゲーム(PC)向けプレスリリース送付先まとめ ※日本限定</a></p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://sqool.net/business/archive/press-release-media-list.html">2019年12月版:ゲーム系のプレスリリースを受けているメディアの連絡先一覧+レビュー依頼先一覧</a></p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://i24appnet.hateblo.jp/entry/2017/01/04/231243">レビュー依頼できるiPhoneアプリ紹介サイトまとめ【随時更新】</a></p> <p>上のリストを見ながら1つ1つ送って、基本的にはコピペにはなるけれど、少なくとも「〇〇〇(媒体名)編集部」とか冒頭の宛名など、変更できる部分は変更して送りました。</p> <p>また個別のお問い合わせフォームは文字数に制限があったり、媒体独自のフォーマットの指定があってめんどくさい部分もあります。正規で作ったプレスリリースとは別に「ショート版・ミニ版」みたいなものを作っておくのも便利です。</p> <p>先に紹介した光本さんは、各テレビ局の各番組ホームページのお問い合わせフォームから定期的に送信していたそうです。</p> <p>基本的にはそれでもなかなか取り上げてはくれないし、PR TIMESのようなポータルを通すのとさほど変わりません。掲載されたとしても自動的にプレスリリースの内容をそのまま掲載するタイプの媒体が多いです。アクセスやダウンロード数もさほど期待できません。</p> <p>しかし、中にはプレーした後でレビューを掲載してくれるサイトもあります。スマホゲームCHさんは記者の方による詳細なレビューの上で、情報を掲載してもらいました。</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://gameappch.com/app/?app=08548">英語学習クイズ!アメリカンドリー‪ム‬をじっくり遊んで徹底レビュー!</a>(スマホゲームCH)</p> <p>結果的に『英語学習クイズ!アメリカンドリー‪ム』については高評価をいただいたので幸いです。レビューに関しては口出しできませんが、客観的に評価をしてもらえたのがすごく収穫でした。自分の思っていた長所が見落とされていたり、ユーザーは何が楽しくてどこがうけているのかといった開発者にはありがたいレビューがもらえました。</p> <p>宣伝は自分たちが言うよりも、他人の口から言ってもらったほうが効果あります。他者からの評価は今後の宣伝に使える強力な武器になるので財産だといえます。</p> <p>1つ書いてもらえれば今後、自分のアプリを紹介するときに「これはスマホゲームCHさんの記者がプレーしたアプリの感想と評価です」と伝えたほうが客観的に魅力的に伝えることができます。</p> <p>こういうのはアクセスやダウンロード数に直結しなくとも積み上げていくつもりで獲得していきます。</p> <p>StudyNowが雑誌に掲載されると、雑誌経由のダウンロードよりも「雑誌に掲載された」というステータスのほうが長期的にみると財産になっているのと似ています。</p> <h2 id="専門媒体にプレスリリースを送ってみる"><a href="#%E5%B0%82%E9%96%80%E5%AA%92%E4%BD%93%E3%81%AB%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%92%E9%80%81%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B">専門媒体にプレスリリースを送ってみる</a></h2> <p>ゲームという縛りで考えると、上で紹介したゲーム系のメディアに送付することになり、そこは激戦区です。プレスリリースの記事そのままであっても取り上げてもらいにくいのが実情です。</p> <p>しかし、ゲームを作っていてもゲームメディアというしばりから一歩抜け出せば、さまざまな専門媒体があります。</p> <p>例えば『英語学習クイズ!アメリカンドリー‪ム』はクイズゲームであり、英語学習教材でもあります。そこには「クイズ」「e-Learning」「ゲーミフィケーション」「米国」のような切り口が可能で、それぞれの分野のインフルエンサーやYouTuber、有力団体、メディアがあります。</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.quizbang.net/">クイズ専門情報サイト QUIZ BANG</a>(クイズバン)</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://g-dx.jp/">GDX News</a>(ジーディーエックス ニュース)</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://edtech-media.com/">EdTech Media: 教育ニュース、ICT教育のメディア</a></p> <p>GDX Newsはゲーミフィケーションやデジタルトランスフォーメイションを扱うニュース媒体です。こういったメディアに個別に送ると掲載してもらえました。</p> <p>例えば「釣り」をテーマにしたゲームならば、ゲームで考えると埋もれがちですが、「釣り」でとらえればまた別の専門の媒体や有名人の存在があります。アイコンが鳥だから野鳥関係の団体を攻めるとかなんでもいいと思います。</p> <p>私は大阪府の東大阪市の出身ですが、東大阪の地域サイトに「東大阪で開発されたアプリ」みたいな切り口をつくれば、そこには新たな宣伝のルートが開設できます。受け入れるかどうかは相手が決めることで、こっちが考えることじゃないと『嫌われる勇気』に書いてました。</p> <p>自分の作ったものが何かのジャンルを横断できないか、自分や自分のアプリはどんな属性を持っているのかを考えてみると、新しい切り口や突破口が生まれる可能性があります。</p> <h2 id="登録サイトに登録してみる"><a href="#%E7%99%BB%E9%8C%B2%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%E3%81%AB%E7%99%BB%E9%8C%B2%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B">登録サイトに登録してみる</a></h2> <p>プレスリリースの受付ではないけれど、自社のサービス、自薦の登録を受け付けてくれるサイトがあります。クリエイター系の相互支援サイトもあります。</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.memory-lovers.blog/entry/2019/09/02/200000">個人開発したWebサービスをリリースした後にやったこと / やり続けていること</a></p> <p>これも例えば『英語学習クイズ!アメリカンドリー‪ム』でいえば英語学習教材としても登録できるレビューサイトがありました。</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://eigohiroba.jp/item/29187903">みんなの英語ひろば</a></p> <p>ひと昔前のインターネットはCGIで作った「登録サイト」がけっこうありましたが、リンクファーム的なサイトになんでもかんでも登録するのはSEOスパムっぽくなりそうなのでご注意ください。</p> <p>登録サイトに登録するときも、プレスリリースで書いた情報を使いまわせるので便利です。</p> <h2 id="記者・ブロガーに直接プレスリリースを送る"><a href="#%E8%A8%98%E8%80%85%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%81%AB%E7%9B%B4%E6%8E%A5%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%92%E9%80%81%E3%82%8B">記者・ブロガーに直接プレスリリースを送る</a></h2> <p>結局はここに行きつきますが、マスで一斉に送信するよりは個別の記者、担当者に送るほうが効果的です。「あなたにだけお知らせします」と言われたほうが、記者もオリジナルの記事を書きやすくなります。</p> <p>そんな知り合いの記者なんていねえよ、という話になりますが、それはよくわかります。東京を拠点にしていないと、なかなかメディア関係者と知り合いになる機会もありません。</p> <p>私の場合は5年も運営している「StudyNow」があり、過去にPRESIDENTやGetNavi、Aera Englishに掲載されたこともあって、その当時のやり取りをたどって、そこの担当者の方にメールで案内を出しました。</p> <p>また「StudyNow」もブログやYouTubeで紹介してくれていた人もいたので、そういった方に送信しました。メールを見返して過去の遺産を掘り返すのも手ですが、それでも取り上げられないケースは山のようにあります。</p> <h2 id="どうやったら広めてくれるのか?(モンゴルマン理論)"><a href="#%E3%81%A9%E3%81%86%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%89%E5%BA%83%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%9F%EF%BC%88%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3%E7%90%86%E8%AB%96%EF%BC%89">どうやったら広めてくれるのか?(モンゴルマン理論)</a></h2> <p>程度の差はあれ結局は知った情報を広めてくれるかどうかは、人間関係の上に成り立っている部分も大きい気がします。知らない人から知らないサービスを宣伝してくれと言われても抵抗感あるのが当然です。</p> <p>もちろん、作ったサービスが斬新で話題性もありメディア取材が殺到するパターンも世の中には存在します。こういうのはよっぽど尖った内容か、大手が開発する話題性のあるサービスの場合です。</p> <p>小規模なサービスの場合は、宣伝をお願いできたり、少しでも取り上げてもらえる人間関係を日頃から構築しておくことがポイントじゃないかと思います。それは友達であれ、ツイッター上であれ、知り合いの記者相手でも同じです。応援してくれる人や広めてくれそうな人を増やしておく、別の表現では「根回し」みたいな感じです。程度の差はあれナチュラルにやっていることを、もう少し意識して取り組む感じでしょうか。</p> <p>知らない人からテンプレートで送られてくるプレスリリースの情報よりも、個人あてに送付するリリースメールのほうが採用される可能性が高いです。それより可能性が高いのはLINEで直接お願いすることです。距離が近いほど依頼も通りやすくなり、もっと成功率が高くなるのは会っていうことで、究極奥義はセックスしながらお願いすることです。</p> <p>StudyNowの時はある切っ掛けで当時のテッククランチのライターさん(岩本さん元気ですか?私は元気です!)知り合いになりました。その縁で当時のテッククランチの掲載してもらいましたが、キラ星のごとく斬新なスタートアップのプロダクトが並ぶ中で当時の「StudyNow」が光っていたかといえば、どうだろうと今となっては客観的には思います。</p> <p>そんな中でも知り合ったことで、それを補ってプロダクトを直接PRできる機会を得られたし、そこから伝わる思いもあったのだと思います。「モンゴルマンは1000万パワーはないけれど、それをおぎなう1000万の技があるから2000万パワーズに入れる」みたいな理論と一緒で、プロダクトがまだ未熟であっても、それを補えるものがあれば広めてくれる可能性が生まれてきます。</p> <p>世の中にはお問い合わせフォームにある「press@...」「info@...」で始めるメールアドレスに送っても響かない内容でも、コミュニティの内側に入ってメールをゲットして「tanaka@...」からなら同じ内容でも響いてくれるケースがあります。</p> <p>コミュニティの内側に入りこんで内部から届かせる努力、人間関係の構築はそれなりに必要なんだろうと思います。</p> <p>ある媒体に掲載されているアプリやサービスを見ると、アプリの質みたいなもので掲載されたり話題になってるように感じますが、多くは実はもっと政治力が働いた結果のような気がします。</p> <p>StudyNowはゲームではありませんが、たまたまAppBankのライターさんがアプリで英語学習をしてTOEICの高得点を目指す企画をやっているのを知って、そのライターさんに直接「StudyNowやってみてください!」と宣伝したら、後日AppBankに掲載してもらえました。AppBankには「プレスリリース受付フォーム」からも宣伝していましたが、そっちは撃沈してライターさんに直接いったほうは掲載にいたったことになります。日ごろからアンテナをはっておくのはいいと思います。</p> <p>それでも、そんなことは難しく頼める相手がいない、チャンスもないなら「費用をかける(有料広告)」になります。以下の記事も有料の広告宣伝に対する考え方としては面白かったです。</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://qiita.com/appxxx77/items/e8b5796cfdd27104e345">宣伝費をケチる個人アプリ開発者にお灸を据える</a></p> <h2 id="有料のプレスリリースの結果とダウンロード数"><a href="#%E6%9C%89%E6%96%99%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%81%AE%E7%B5%90%E6%9E%9C%E3%81%A8%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E6%95%B0">有料のプレスリリースの結果とダウンロード数</a></h2> <p>@PRESSで2月16日の13時に以下のプレスリリースを打ちました。</p> <p>本格的な4択クイズゲームで英語学習ができる無料アプリ 『アメリカンドリーム』iPhone版をリリース!</p> <p>このリリースと同時にいろんな宣伝を開始しました。先に紹介した個別の媒体へのメール送付なんかも、この@PRESSのリリースを出してから送りましたので、下の数字にはそれら行動の成果が含まれていると考えてもいいと思います。</p> <p>以下はプレスリリース後の2週間ぐらいの実際のダウンロード数です。</p> <p>日付 / ダウンロード数<br /> 2/16 273<br /> 2/17 136<br /> 2/18 84<br /> 2/19 45<br /> 2/20 68<br /> 2/21 53<br /> 2/22 25<br /> 2/23 48<br /> 2/24 37<br /> 2/25 37<br /> 2/26 31<br /> 2/27 31<br /> 2/28 45</p> <p>自分のツイッターでの告知や、他の宣伝も少しやっているし、関係者のダウンロードも入っているので、純粋なプレスリリースの影響力ではありません。むしろこの数字に占めるプレスリリースの影響力ってかなり少ないと思います。</p> <p>3月に入ってから爆発したとかもないです…。このままじわじわ滑空するように下がっています。やべえよ、やべえよ。</p> <p>もちろん書いたプレスリリースの内容の良し悪しもあって、個々のケースで効果は違うと思います。プレスリリースを検討されている方は、どう応用して使うか?といった話になるので、プレスリリースを3万円払って配信したら自動的に集まるといったような、それ単体での過度な期待をしないほうがいいかもしれません。</p> <p>この記事が役に立った方はぜひ「いいね」していってね。iOSしかありませんが、アプリも無料なんでクイズで遊んでください。</p> <p>▼App StoreのURL<br /> <a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://apps.apple.com/jp/app/id1523430789">英語学習クイズ!アメリカンドリーム</a></p> <p>▼5年前に出したアプリ<br /> <a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://studynow.jp/">ざっくり英語ニュース!StudyNow</a></p> <p>ほかにも「ツイッターの公式アカウントをゼロから運用してみた」「友達にダウンロードお願いしてみた」「自社サービスで宣伝してみた」「オウンドメディアで宣伝してみた」とか実験中のものや、ゲームはそもそもはじめてつくったので、どう作ったのかといった話、売上公開とかもやってみたいと思います。応援よろしくお願いします。</p> ますやま / おとなし tag:crieit.net,2005:PublicArticle/15701 2020-01-29T07:32:39+09:00 2020-01-29T22:37:21+09:00 https://crieit.net/posts/Twitter-5e30b687e9491 インフルエンサーも教えてくれないTwitterでフォロワーを増やす方法 <p>個人でサービスやアプリを作ったりする人は年々増えていると思いますが、それらのリリースのあとに問題となるのが「集客」です。その解決の一つとしてTwitterアカウントで運用を行っている方も多いのではないかと思います。また、業務でもマーケティングのためにTwitterアカウントを運用されている方、もしくは会社も増えていると思います。</p> <p>その際に問題となるのが「フォロワー数」です。効率よく集客を含めたマーケティングを行うためには一度の発言でなるべく多くのかたに声が届くようにできる方が望ましいでしょう。そのフォロワー数の増やし方を考察してみました。</p> <p><strong>当記事は有料記事です。記事の後半は有料となっています。</strong></p> <h2 id="記事を書いている人は?"><a href="#%E8%A8%98%E4%BA%8B%E3%82%92%E6%9B%B8%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%81%AF%EF%BC%9F">記事を書いている人は?</a></h2> <p>僕はしがない一般人で、個人でWebサービスを色々作ったりしています。Twitterのフォロワー数は現時点でもうすぐ2千になるという感じで、はっきり言ってしまうと「別にフォロワー数は多いというわけでもないし、増える早さもめちゃくちゃ遅い」です。</p> <p>それどころか現在はフォロワーを増やそうという気も全くありませんし、何も対策なども行っていません。</p> <p>もちろんTwitterで活動をはじめた頃はフォロワーを増やせば増やすほどサービスへの集客もやりやすくなるしいいことづくめだし頑張ろう! とやっていました。しかし頑張ってもそんなに増えるもんでもないですし、頑張ってるその横で他の人はもっととんでもない早さでフォロワー数を増やしていきます。</p> <p>そのため途中からやる気を失いました。というか、その早くフォロワー数を増やしている人たちを見ることで増やし方がなんとなく分かってきたのですが、はっきりいってやってられないと思いました。なぜかというと、大変すぎるのです。</p> <p>僕はものぐさだし、そもそもやりたいのはサービスを作って活性化させることです。別に根本的な話を考えるとフォロワー数を増やしたいわけではありません。そのためフォロワーを増やすことに時間も費やしたくないですし、そんな大変なことをいちいちやってられないという結論に至りました。もしやったとしても嫌になって途中でやめてしまってどのみち今のようなのんびり気ままスタイルに変えてしまうでしょう。</p> <p>ということで、僕自身はフォロワーを増やすことが得意でもなんでもない単なる一般人です。</p> <h2 id="じゃあ一体何を書く気なのか?"><a href="#%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%82%E4%B8%80%E4%BD%93%E4%BD%95%E3%82%92%E6%9B%B8%E3%81%8F%E6%B0%97%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%9F">じゃあ一体何を書く気なのか?</a></h2> <p>そんな人間がどうやってフォロワー数を増やす方法を書くのかというと、前述の通りまわりのフォロワー数が多い方やフォロワー数の増え方が早い方を色々と見てきたので、そこから得たことをヒントとして色々と考察したことを書こうと思います。</p> <p>そのため実践した方法でもないですし本当に役立つ情報なのかは不明です。ですので有料部分の価格は100円ですし、まあ一応暇つぶしで見てみようか、と思った方だけ購入していただければいいかなと思って書きました。</p> <h3 id="有名な方々が書いている増やし方との違い"><a href="#%E6%9C%89%E5%90%8D%E3%81%AA%E6%96%B9%E3%80%85%E3%81%8C%E6%9B%B8%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E5%A2%97%E3%82%84%E3%81%97%E6%96%B9%E3%81%A8%E3%81%AE%E9%81%95%E3%81%84">有名な方々が書いている増やし方との違い</a></h3> <p>ただ、前述の通り地道なやり方をメインに書いていくため、恐らくインフルエンサー等がよく書いている「フォロワー数のふやし方!」的な記事にはあまり書かれてはいないような方法なのではないかと思います。</p> <h3 id="インフルエンサーのフォロワー数のふやし方は?"><a href="#%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AD%E3%83%AF%E3%83%BC%E6%95%B0%E3%81%AE%E3%81%B5%E3%82%84%E3%81%97%E6%96%B9%E3%81%AF%EF%BC%9F">インフルエンサーのフォロワー数のふやし方は?</a></h3> <p>そもそもフォロワー数が多い人の中にはフォロワー数が多くなってからさらに増えた方法が書かれている場合もあったりします。そういうのははっきり言って普通に人には無益でしょう。</p> <p>そうではなく、フォロワー数何人までの間はこういった方法で増やして、その後の何人までの間はこう、といった感じで書いてくれている方もいたりします。まだそちらの方がマシだとは思います。</p> <p>ただ、個人的にはそのあたりもあまり有益には感じません。というのも、彼らはそういった方法でフォロワー数をふやしているわけではないと思うからです。具体的に言うと、下記の2パターンのふやし方がメインなのではないかと思います。</p> <h4 id="裏で色々やっている"><a href="#%E8%A3%8F%E3%81%A7%E8%89%B2%E3%80%85%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B">裏で色々やっている</a></h4> <p>フォロワー数が何万とかのインフルエンサーは結構みんな裏で色々やっています。というか、そもそもTwitterが裏みたいなものなので実際には表というべきかもしれません。マーケティングのためにしっかりフォロワー数を増やそうとしている方々は、そもそもTwitterばっかやってふやしているわけがないと思います。</p> <p>現実世界で色々な営業を行い、それをTwitterと絡めて更に効果を高めるような総合的なマーケティングを行っているのではないかと思います。そもそも元々の所属や経歴がすごい方だったりする事が多いですし。正直それを真似ることは不可能ですし、真似たところで同じような効果は得られないでしょう。彼らが発信しているのはあくまでもそういったバックグラウンドがあってこその意味があるフォロワー数を増やすテクニックです。</p> <h4 id="とんでもないことをやっている"><a href="#%E3%81%A8%E3%82%93%E3%81%A7%E3%82%82%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%92%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B">とんでもないことをやっている</a></h4> <p>とはいえ人類の全員がものすごいバックグラウンドを持っているわけではありません。そのためものすごいバックグラウンドを自ら作り出してフォロワー数をふやしているパターンもあります。例えば無職なのにすごいとか、フリーランスですごいとか、何もしてないのにすごいとか、とにかく普段普通に生活している上では誰も絶対に普通やらないようなことをやって目立つことで、フォロワーを増やしているパターンです。</p> <p>ちなみに自ら作り出して、と言いましたが、わざわざ作らなくても、普段その方が好きでやっていることがとてもすごいことで、単に人の目を惹いてフォロワーを自然に増やしてしまう場合もあります。</p> <p>個人的に前者はあまり興味を持てませんが、後者は本当に技術的にだったりアイデア的にだったり、本当におどろくようなことをしていて、見ていて楽しいですし尊敬できます。</p> <h4 id="真似できない"><a href="#%E7%9C%9F%E4%BC%BC%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84">真似できない</a></h4> <p>ということで、上記のようなインフルエンサーがフォロワー数を増やす方法は明白なのですが、はっきり言って真似できるものではありません。逆にそういった方々が発信しているフォロワー数を増やす方法を真似したところで再現はできません。</p> <p>ツイート文の作り方だったりとか、個人的には全く参考にする意味はないと考えています。もちろんやってはいけない、というものでもないため使うかどうかは自由です。</p> <p>とくに他のインフルエンサーに頻繁にリプライしたり引用ツイートする、といった手法は、正直インフルエンサーにとっては見ず知らずの人から毎回謎のウケ狙いのリプライ等が送られてきても迷惑なだけでしょうし、そもそもそういったリプライが頻繁に行われるので興味を失っているでしょう。個人的にはそこまでする意味は全然ないかなと思います。もちろんこちらも自由ではありますが。</p> <h2 id="有料部分について"><a href="#%E6%9C%89%E6%96%99%E9%83%A8%E5%88%86%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6">有料部分について</a></h2> <p>最初の方にも書きましたが、書いた本人が実際に実践していない方法です。性格的に向いていないのと、大変なことなのでやってられませんし興味も持てません。どうしても気になってしまうという方のみ買っていただいた方が良いと思います。</p> <p>また、これはインフルエンサーが書いたりするような裏技でもなんでもありません。ひたすら地道に続ければ増える、というだけの努力の方法を書いてあるだけです。ですのであまり期待はしないでください。</p> <p>また、読んで参考になる部分があってもあまり鵜呑みにしないでください。急にTwitterでの活動スタイルを変えると「あの人急にどうしたの…?」と思われるでしょう。もちろん完全にマーケティング用のTwitterアカウントなどであればそれで良いと思いますが、普段遣いアカウントで急にいつもと違うことをし始めると友達を失う可能性もあります。あくまで、自分らしくTwitterをやるのが一番だと思います。</p> だら@Crieit開発者 tag:crieit.net,2005:PublicArticle/15374 2019-09-03T20:20:26+09:00 2019-09-03T20:20:26+09:00 https://crieit.net/posts/Open-Startup 海外で話題のOpen Startupって? <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/15fded2f455e8ab0df2e88b9df01c0c95d6e4c6aa1f4e.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/15fded2f455e8ab0df2e88b9df01c0c95d6e4c6aa1f4e.png?mw=700" alt="openstartup.png" /></a></p> <p>海外のスタートアップや、個人開発の界隈で「オープンスタートアップ(Open Startup)」というムーブメントが起こり始めています。これは、各スタートアップが運営しているプロダクトの収益、ページビュー数、ユーザー数、あるいはサーバーの状況までも、すべからく誰もがアクセスできるように公開している状態を指します。</p> <p>歴史的には、SNSマネージメントのBufferがやり始めて、ブログプラットフォームで有名なGhostやBarematricsが続き、最近だと、個人開発業界で最も影響力のある人物、Pieter LevelsがNomadListの全貌を晒したことでも話題になってきています。サービスに訪れれば、一目瞭然ですが、まるでWeb担当者かというくらいに全部見ることができます。</p> <h2 id="Open Startupするにあたって"><a href="#Open+Startup%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AB%E3%81%82%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%A6">Open Startupするにあたって</a></h2> <p>サービスの全データを晒してしまうとなれば、やっぱり躊躇いはあります。Open Startupを個人のサービスに埋め込みたいと考えている方々向けに、Open Startupすることによって考えられるメリットと、デメリットをそれぞれ紹介していきたいと思います。</p> <h3 id="Open Startupのメリット"><a href="#Open+Startup%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88">Open Startupのメリット</a></h3> <h4 id="信頼を得る"><a href="#%E4%BF%A1%E9%A0%BC%E3%82%92%E5%BE%97%E3%82%8B">信頼を得る</a></h4> <p>データを全て公開することでユーザーから高い信頼を獲得できます。幾ら稼いでいるのか、どれくらいユーザー数がいるのか、こうした情報から信頼を得てサービスを活用し始めてくれる層も少なくありません。また、顧客にとって必要なデータではなかったとしても、「私たちはオープンです!」という印象を訪れてくるユーザーに与えることができます。</p> <h4 id="プロモーション"><a href="#%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3">プロモーション</a></h4> <p>特に開発者をターゲットとしているサービスであれば、そのサービスにどれだけのアクセスがあるのかは気になりますし、参考になります。そういうデータが見たいという理由で訪れるケースも考えられます。まだ、日本ではOpen Startupというスタイルで展開しているサービスは多くありませんので、そういう動きをしているだけで注目を集められるようになるかもしれません。</p> <h3 id="Open Startupのデメリット"><a href="#Open+Startup%E3%81%AE%E3%83%87%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88">Open Startupのデメリット</a></h3> <h4 id="進捗がバレる"><a href="#%E9%80%B2%E6%8D%97%E3%81%8C%E3%83%90%E3%83%AC%E3%82%8B">進捗がバレる</a></h4> <p>人間やっぱり上手くいっていると公開したいですけど、Open Startup方式を取ると、例え上手くいってなかったとしても報告しなくちゃいけませんし、データが露呈されます。それだけでなく、ユーザー数が少ないから使うのやめようと思われてしまう可能性もあります。<br /> ただ、逆に公開しているからこそ、恥ずかしいデータ見せられない!と自分を追い込むキッカケにもなるかもしれませんね。</p> <h2 id="Open Startupの作り方"><a href="#Open+Startup%E3%81%AE%E4%BD%9C%E3%82%8A%E6%96%B9">Open Startupの作り方</a></h2> <h3 id="ブログで報告する"><a href="#%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%81%A7%E5%A0%B1%E5%91%8A%E3%81%99%E3%82%8B">ブログで報告する</a></h3> <p>個人開発者の中には、運営しているプロダクトに関するブログを運営している人も少なくないと思います。毎週、毎月、決めた日にちにブログに、各データのスクリーンショットを貼り付けて報告するやり方です。リアルタイムではない分、更新が止まった時点でOpen Startupではなくなってしまいますが。</p> <p>決めた日付でデータをまとめて報告することによって、定期的にサービスの調子を振り返る機会を得ることができます。現在、自分も運営している開発会議、個人開発のフリマ、BotcampにつきましてはPVと各レコードの推移を月次で報告するようにしています。</p> <h3 id="Twitterスレッドで報告する"><a href="#Twitter%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%81%A7%E5%A0%B1%E5%91%8A%E3%81%99%E3%82%8B">Twitterスレッドで報告する</a></h3> <p>個人開発者のアカウントを幾つかフォローしているのですが、Twitterにスレッドを立てて報告している方がいます。ツイートできる文字数が決まっているので、ブログのように細かい情報を書くことはできませんが、データのスクリーンショットを添付して、感想を添えたりするだけで完了するので気軽にすぐに始められます。<br /> Twitterでフォローしている人たちがそのまま見てくれるので、拡散効果もブログでやるよりも強いかもしれません。</p> <h3 id="サービス内にページを設置する"><a href="#%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E5%86%85%E3%81%AB%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%92%E8%A8%AD%E7%BD%AE%E3%81%99%E3%82%8B">サービス内にページを設置する</a></h3> <p>本格的にやるのであれば、サービス内に一つページを設置してみるのが良さそうです!こだわってやろうとするならば、Google アナリティクスのAPIを使ってデータを取得したり、データベースの中身を装飾したりしなければなりません。しかし、Google データスタジオに登録しておけば指定したデータをエンベッドするだけで案外簡単にページを作成することができそうです!</p> <h3 id="開発会議に登録する"><a href="#%E9%96%8B%E7%99%BA%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E3%81%AB%E7%99%BB%E9%8C%B2%E3%81%99%E3%82%8B">開発会議に登録する</a></h3> <p>開発会議でもある意味での、Open Startupの環境を提供できていると思います。いずれは、Google アナリティクスと連携して定期的なデータ分析を取得できるような仕組みも設けたいと思っていますが、現在だと「どんなインフラでサービスを作っているか」、「どんなチームでサービスを作っているか」といった情報をここで公開することができます。</p> <h2 id="ちなみに海外の事例"><a href="#%E3%81%A1%E3%81%AA%E3%81%BF%E3%81%AB%E6%B5%B7%E5%A4%96%E3%81%AE%E4%BA%8B%E4%BE%8B">ちなみに海外の事例</a></h2> <p>海外では代表的なOpen Startupに下記のようなものたちがあります。</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://nomadlist.com/open">Nomad List</a></p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://ghost.org/about/#metrics">ghost</a></p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://buffer.baremetrics.com/">Buffer</a></p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://leavemealone.app/open/">Leave Me Alone</a></p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.youtube.com/watch?v=DvhM_Npm3Bk&feature=youtu.be">Gumroad</a></p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://demo.baremetrics.com/">Baremetrics</a></p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://convertkit.baremetrics.com/">Convert Kit</a></p> <p>Open Startupムーブメントに参加することで、ユーザーに透明感のある印象を与え、一方で「ここをこうしたらいいんじゃない?」というアドバイスやフィードバックを受けられる可能性も膨らみます。あとは、開発者界隈でOpen Startupが広まると、純粋にお互いがサービスを進捗していく上での知見が溜まっていくんじゃないかなとも思ったります!</p> FREERIDER tag:crieit.net,2005:PublicArticle/15215 2019-07-08T11:15:01+09:00 2019-07-08T19:59:05+09:00 https://crieit.net/posts/7 ネコのアプリで世界7位をとったので、やったこと全部さらす <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/556ee5b130eabf98327fca7db1d5c6c65d222e16e5bfc.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/556ee5b130eabf98327fca7db1d5c6c65d222e16e5bfc.png?mw=700" alt="ネコのアプリで世界7位をとったので、やったこと全部さらす" /></a></p> <p>タイトルにある「ネコのアプリ」というのは、僕が作ったものではありません。個人開発者が集まるslackグループ、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://scrapbox.io/admin-guild-pr/%E9%81%8B%E5%96%B6%E8%80%85%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%83%89">運営者ギルド</a>仲間の<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/ampersand_xyz">@ampersand_xyz</a>さんが作ったものです(アプリの詳細は<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://qiita.com/ampersand/items/7180f657b3d0a0c05734">こちら</a>)。<br /> 今回、そのアプリを世界最大級のプロダクト紹介サイト<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.producthunt.com/">Product Hunt</a>にて紹介したところ、その日のランキングで7位を獲得したというお話です。</p> <h2 id="対象読者"><a href="#%E5%AF%BE%E8%B1%A1%E8%AA%AD%E8%80%85">対象読者</a></h2> <ul> <li>個人開発者や、スタートアップの方で、海外に自分の作ったプロダクトをローコストで広めたい方。</li> </ul> <p>およそ1万字の記事なので、時間があるときにじっくり読んでいただければと。</p> <h2 id="なぜやったのか"><a href="#%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B">なぜやったのか</a></h2> <p>自分が作ったアプリの海外展開を行うにあたって、海外の三大プラットフォームの動きを事前に体験してみたかったからです。<br /> 少しだけ自己紹介をすると、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/__shinji__">shinji </a> といいまして、サイドプロジェクトとして個人開発で下記のようなサービスを運営しています。</p> <ul> <li><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://aitemasu.me/">日程調整アプリ「アイテマス」</a></li> <li><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://e-lish.io/">エンジニア向け英語学習サービス「エンジリッシュ」</a></li> </ul> <p>現在は主にアイテマスの開発に注力しており、今後英語化し海外展開を考えています。</p> <p>海外のユーザーを集めるときはまず、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://news.ycombinator.com/">Hacker News</a> 、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.producthunt.com/">Product Hunt</a>、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.reddit.com/">reddit</a>を利用することが常識のようです。しかし、それらのサイトに自分のアプリを投稿する前に、何か別のアプリを投稿して各サイトの動きをよく調べてみたいと思い、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/ampersand_xyz">@ampersand_xyz</a>さんのアプリを題材として利用させていただくことができました。感謝を込めて、同じく運営者ギルド仲間の<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/dala00">@dala00</a>さんが運営しているここCrieitに今回やったことをできるだけ詳しくまとめてみようと思います。</p> <p>ニッチだけど、世界的にみると一定のユーザー規模があるかもしれないようなサービスを作っている方は、ぜひこの記事を参考に挑戦してみてください。準備に時間がかかったり、投稿しようと思ったらまだ投稿の資格を得てなかったといった想定外のトラブルを避けることができるはずです。</p> <p>ちなみに<br /> 各海外サイトの紹介、その効果と、海外サイトを利用する際につかえる便利な英語ツールに関しては下記のnoteにまとめました。2記事で3,800以上のはてなブックマークがついたのできっと役に立つと思います。</p> <ul> <li><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://note.mu/__shinji__/n/nce6f04fed9d2">1人でweb, iOS, Androidアプリを作ったので、ついでに世界を目指そうと思う</a></li> <li><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://note.mu/__shinji__/n/n528fafe9a8da">海外で7年働いて、今でもやっぱりメチャ使っている英語の補助ツール3選</a></li> </ul> <h2 id="戦略"><a href="#%E6%88%A6%E7%95%A5">戦略</a></h2> <p>各サイトについて改めて簡単に紹介します。</p> <div class="table-responsive"><table> <thead> <tr> <th>サイト名</th> <th>紹介</th> </tr> </thead> <tbody> <tr> <td><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://news.ycombinator.com/">Hacker News</a></td> <td>Y Combinatorの運営するアメリカのスタートアップコミュニティ。投票機能あり。</td> </tr> <tr> <td><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.producthunt.com/">Product Hunt</a></td> <td>シリコンバレーで生まれたプロダクト投稿サイト。投票機能あり。1日毎にランキングレースが開催される。</td> </tr> <tr> <td><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.reddit.com/">reddit</a></td> <td>アメリカ最大級のソーシャルニュースサイト、掲示板。投票機能あり。</td> </tr> </tbody> </table></div> <p>どのサイトも基本的には</p> <ol> <li>プロダクトや話題を投稿</li> <li><p>1に対してコメントを入れてディスカッションしたりupvote(もしくはdownvote)などの投票</p> <p>という機能があります。見ているだけでも興味深い情報が多いので楽しいのですが、今回はプロダクトを宣伝するという目的で使用するので能動的に投稿していくことになります。そしてたくさんのupvoteを獲得することができたら、その分たくさんのユーザーに見てもらえるということですね。<br /> 何も考えずに投稿しても問題ないのですが、各サイトでupvoteが集まるよう頑張って投稿しつつ、サイト間でユーザーを誘導するような導線を作ってさらに多くのupvoteを狙うための仕組みを考えてみます。具体的にいうと、例えばHacker Newsでupvoteをたくさん獲得して注目を集め、そこからProduct Huntのページに誘導してProduct Huntの方でもupvoteを押してもらうといったような導線です。</p></li> </ol> <p>今回はProduct Huntを本丸と位置づけ、reddit、Hacker NewsからProduct Huntへ誘導する導線を作っていきます。Hacker News→Product Huntへの導線に関しては、今回は事情により、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://medium.com/">Medium</a>(noteの海外版のようなサービス)に英語での紹介記事を書いてHacker News→Medium→Product Huntという導線にしてみます。</p> <p><strong>全体の注意点としてはupvoteを不自然に集めようとすると、内部アルゴリズムによってペナルティをうけることがあります。</strong><br /> はっきりと決まっているわけではありませんが、ツイートなどで「upvoteを押してください!」というのもあまりよくないようです。どのように他の人が紹介しているかtwitter検索などで参考にしながら、<strong>あくまでプロダクトの良さを全力で伝えるという姿勢</strong>で進めていきましょう。</p> <h2 id="準備"><a href="#%E6%BA%96%E5%82%99">準備</a></h2> <h3 id="Product Hunt用の準備"><a href="#Product+Hunt%E7%94%A8%E3%81%AE%E6%BA%96%E5%82%99">Product Hunt用の準備</a></h3> <p>Product Hunt用に準備したものは下記です。既に<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/ampersand_xyz">@ampersand_xyz</a>さんがいろんな画像やアイコンや動画を用意されていたので、僕の方ではそれをいくつか英語化するだけで済みました。実際に投稿したページが<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.producthunt.com/posts/catcatcatcaaaaaaaaaaaaat">こちら</a>なので、見比べながら読んでいただければと。</p> <p>これらの準備物は、Product Hunt公式のハウツー記事 <a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://blog.producthunt.com/how-to-launch-on-product-hunt-7c1843e06399">How to Launch on Product Hunt 🚀</a> を参考に用意しました。</p> <div class="table-responsive"><table> <thead> <tr> <th>準備物</th> <th>用途</th> </tr> </thead> <tbody> <tr> <td>Product Huntアカウント</td> <td>Product HuntにはHunter(プロダクトを紹介する人)とMaker(そのプロダクトを作った人)の2種類のアカウントがあります。とはいえアカウントの作り方が異なるわけではなく、紹介するプロダクトへの関わり方によって自己申告で設定するだけです。今回は僕がHunter、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/ampersand_xyz">@ampersand_xyz</a>さんがMakerという立場になります。この立場によって、プロダクト紹介ページ内で、他のユーザーからのコメントへ返信する際に自分の名前の横にHunterやMakerといったラベルが付きます。Makerにはチームで開発している場合にも対応でき、複数人登録可能です。注意点としては、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://help.producthunt.com/en/articles/771527-personal-account-vs-company-account">会社アカウントを作成することもできるようです</a>が、Product Huntのサイトポリシーとして個人にフォーカスされているので、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://help.producthunt.com/en/articles/484973-can-our-company-account-vote-comment-or-post-on-product-hunt">会社アカウントで投票したりディスカッションに参加したりすることはできないようです</a>(ただ個人の判断をどのようにしているかは不明)。MakerがHunterを兼ねることもできますが、<strong>プロダクトを紹介する前にハンター試験を突破しなければなりません</strong>。ハンター試験については後述します。また、MakerがいなくてもHunterという立場のみでプロダクトを紹介することもできます。つまり、自分のプロダクトが知らない間にProduct Huntに掲載されることもあるということです。その場合<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://help.producthunt.com/en/articles/484943-how-can-i-be-added-as-a-maker">あとで自分をMakerとして追加することもできるようです。</a></td> </tr> <tr> <td>ギャラリー動画・画像</td> <td>プロダクト紹介ページに大きく表示される動画・画像です。今回はYouTube動画1つと、1095 × 760pxのPNG画像を2枚用意しました。Product Hunt公式の<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.producthunt.com/posts/muzzle">ハウツー記事</a>によると、画像サイズは635x380(ピクセル?)がおすすめだと書いてあるのですが、実際に作ってみると小さい気がしたので、他の人気のプロダクトのページを参考にして画像サイズを決めました。よくみるとProduct Huntの投稿画面に推奨サイズが書いてありまして、<strong>結局のところ1270× 760pxが一番いい</strong>ようです。まぁ、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.producthunt.com/posts/cards-3">こういう</a>縦長のギャラリー画像を使ったパターンもあるので、推奨サイズではなくても大きな問題はありません。PNG以外にもJPEG, GIF画像も使用可能です。注意点としては、<strong>YouTube動画はギャラリーの1番最初に表示されます</strong>。また、プロダクト紹介ページをSNSでシェアする際の<strong>サムネイル画像には1番最初に設定されている画像が使用されます</strong>。つまり<strong>YouTube動画がギャラリーに存在する場合は、動画の次の画像がサムネイル画像に使われる</strong>ということです。もしそこにGIF画像を配置していると、GIF画像がtwitterでシェアされる際のサムネイルになってしまうのですが、twitter cardではGIFアニメーションが無効になってしまうので気を付けましょう。なので、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.producthunt.com/posts/closer-chat-video-deal-closer">このプロダクト紹介ページ</a>が理想の動画・画像配置ではないでしょうか。</td> </tr> <tr> <td>サムネイル用gif画像</td> <td>プロダクトのアイコンになり、一覧ページなどに表示されます。240×240pxが推奨サイズとなっており、2MB以下のJPG, PNG, GIFが使えます。一覧ページで他のアプリに埋没しないように、GIFアニメなどを使って目立たせることが大事です。</td> </tr> <tr> <td>タグライン</td> <td>プロダクトのキャッチコピーのようなものです。一言でうまく表現する必要があります。今回はジョークアプリなので気楽に <em>"Cats attack on your screen"</em> にしました。公式の<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.producthunt.com/posts/muzzle">ハウツー記事</a>にも書いてありますが、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.producthunt.com/posts/muzzle">Muzzle</a>というアプリのタグラインが秀逸で <em>"Silence embarrassing notifications while screensharing 画面共有時の恥ずかしい通知を黙らせる”</em> といったものです。このように人気のアプリがどんなタグラインを使っているかを参考にしてみるといいでしょう。</td> </tr> <tr> <td>プロダクト紹介文</td> <td>英文です。予め準備しておきました。可能であれば英語ネイティブの方に用意してもらった方がいいですが、今回は自分で用意しました。</td> </tr> <tr> <td>最初のコメント</td> <td>同上。プロダクトを投稿したあとに、アクセスしてきたProduct Huntユーザー達に向けて挨拶をしておくと、コメントが活発になります。</td> </tr> <tr> <td>アプリページの英語化</td> <td>Product Hunt内のプロダクト紹介ページから、アプリのページへ移動するわけなのでそちらも英語化しておきます。今回のアプリはネコの暴れ方によって<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://chrome.google.com/webstore/detail/catcatcatcaaaaaaaaaaaaat/pljdeblcblhdngbkhadobblaelhgfgim">ハードバージョン</a>、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://chrome.google.com/webstore/detail/catcatcatcaaaaaaaaaaaaatm/jhdljcdadbppoiebnbjjlmmoblnjpahk/">マイルドバージョン</a>の2種類のインストールページがあるので両方に英文を追記しました。追加で、理想をいえば、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="http://www.yvoschaap.com/producthunt/button.html">Voteボタン</a>を設置するとよかったのですが、Google Chromeのwebストアのページを即座に変更することができないので今回は諦めました。</td> </tr> </tbody> </table></div> <h6 id="ハンター試験について"><a href="#%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E8%A9%A6%E9%A8%93%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6">ハンター試験について</a></h6> <p>ハンター試験と書きましたがそんなに大それたものでもなく、アカウント作成後に下記の3つの条件を満たせばいいだけです。</p> <ul> <li>連続して3日間、何かProduct Hunt内のプロダクトにupvoteをする。</li> <li>Product Hunt内のプロダクトに11以上upvoteをする。</li> <li>デイリーダイジェストを購読する。</li> </ul> <p>僕がこれらを行おうとしたときはなぜかうまくいかなかったのですが、運営に問い合わせたところ条件を満たしたことにしてくれました。</p> <h6 id="準備したものを実際の投稿フォームにあてはめてみる"><a href="#%E6%BA%96%E5%82%99%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%82%E3%81%AE%E3%82%92%E5%AE%9F%E9%9A%9B%E3%81%AE%E6%8A%95%E7%A8%BF%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%AB%E3%81%82%E3%81%A6%E3%81%AF%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B">準備したものを実際の投稿フォームにあてはめてみる</a></h6> <p>準備したものを実際の投稿フォームにあてはめながら確認していきます。あくまで見栄えの確認です。最後のLAUNCH NOWボタンを押すと投稿されてしまうので注意してください。ちなみにProduct Huntに投稿したときにどう表示されるかプレビューできる<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://previewhunt.com/">サイト</a>がありますが、どうも仕様が古いのでProduct Huntの実際の投稿フォームを利用した方がいいでしょう。</p> <p>下記は投稿フォーム1ページ目になります。Topicsはカテゴリーのようなもので、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.producthunt.com/topics">こちら</a>からTopicsの種類を一覧できます。<br /> <a href="https://crieit.now.sh/upload_images/e668a774ec087b6ed9c4d3958f3c4ea05d1e1cb44bd59.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/e668a774ec087b6ed9c4d3958f3c4ea05d1e1cb44bd59.png?mw=700" alt="スクリーンショット 2019-07-04 22.34.35.png" /></a></p> <p>下記は投稿フォーム2ページ目になります。絵文字の入力方法がよくわからなかったので、他のページの絵文字をコピーして貼り付けました。自分がMakerも兼ねる場合、最後のチェックボックスをチェックすればいいのだと思います。<br /> <a href="https://crieit.now.sh/upload_images/752f3ed017f5a78897db2dccbbc2cbf55d1e1cda421d9.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/752f3ed017f5a78897db2dccbbc2cbf55d1e1cda421d9.png?mw=700" alt="e7f59539cec9f96851c9d0c7b858f9ba.png" /></a></p> <p>下記は投稿フォーム3ページ目になります。ここでMakerアカウントを関連付けすることができます。<br /> <a href="https://crieit.now.sh/upload_images/ce1dc3000c0274653fca8d8d3235bcc35d1e1cff3223c.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/ce1dc3000c0274653fca8d8d3235bcc35d1e1cff3223c.png?mw=700" alt="1031b9cd82578086e2c0782f213248eb.png" /></a></p> <h6 id="フォロワーの多いハンターに協力を依頼した方がいいか?"><a href="#%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AD%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%A4%9A%E3%81%84%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AB%E5%8D%94%E5%8A%9B%E3%82%92%E4%BE%9D%E9%A0%BC%E3%81%97%E3%81%9F%E6%96%B9%E3%81%8C%E3%81%84%E3%81%84%E3%81%8B%EF%BC%9F">フォロワーの多いハンターに協力を依頼した方がいいか?</a></h6> <p>いくつかの英語記事で、Product Hunt上の<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://500hunters.com/">フォロワーの多いハンター</a>にコンタクトをとってプロダクトを紹介してもらうといいといったような書いてありました。たしかに昔はプロダクトを投稿した際に、そのハンターのフォロワー全員にメール通知が届いたので意味があったようですが、現在はそういった仕様はないようなのであまり意味はないようです。</p> <h3 id="Hacker News用の準備"><a href="#Hacker+News%E7%94%A8%E3%81%AE%E6%BA%96%E5%82%99">Hacker News用の準備</a></h3> <p>Hacker Newsの投稿方法は<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://note.mu/__shinji__/n/nce6f04fed9d2">先述のnote</a>に詳しく書いていますのでこちらを先に読んでください。そのnoteの中でプロダクトの宣伝をするときはShow HNを付けて投稿すると記述しました。この方法でも問題ないのですが、今回の戦略に基づいてHacker NewsからProduct Huntの誘導を考えなければなりません。<br /> 方法としては下記の6パターンが考えられます。</p> <ol> <li>Show HNをつけて自分のアプリのTOPページタイトルとURLを投稿し、そのページに<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.yvoschaap.com/producthunt/button.html?ref=producthunt">voteボタン</a>や<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://blog.producthunt.com/introducing-product-hunt-cards-e6f8f2275687">Product Hunt Card</a>を設置してそこからProduct Huntへ誘導。</li> <li>Show HNをつけてタイトルとテキストを投稿し、テキスト内でProduct Hunt内の紹介ページタイトルとURLを直接投稿。</li> <li>Show HNをつけてProduct Hunt内の紹介ページタイトルとURLを直接投稿。</li> <li>Show HNをつけないでタイトルとテキストを投稿し、テキスト内でProduct Hunt内の紹介ページURLを貼り付けそこから誘導。</li> <li>Show HNをつけないでProduct Hunt内の紹介ページタイトルとURLをを直接投稿。</li> <li>Show HNをつけないでブログ記事タイトルとURLを投稿し、ブログ記事内に<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://blog.producthunt.com/introducing-product-hunt-cards-e6f8f2275687">Product Hunt Card</a>を設置してそこからProduct Huntへ誘導。</li> </ol> <p>この中で今回の戦略に最も適したものを選びます。</p> <p>1に関しては、今回紹介するアプリが<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://chrome.google.com/webstore/detail/catcatcatcaaaaaaaaaaaaat/pljdeblcblhdngbkhadobblaelhgfgim">Google Chromeウェブストア内のページ</a>になるため適しません。voteボタンやProduct Hunt CardはProduct Huntに投稿した後で取得できるものなので、投稿後に瞬時にウェブストアページ内にProduct HuntのURLを掲載することができないからです(ウェブストアページ編集時にGoogleによる審査がある)。また、おそらくウェブストアページ内にvoteボタンなどのウィジェットを貼り付けることもできないのではないかと思っています。<br /> 2と3に関しては、Hacker Newsを全文検索できる<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://hn.algolia.com/">HN Search powered by Algolia</a>というサイトを使って有効性を確認してみます。<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://hn.algolia.com/?query=https:%2F%2Fwww.producthunt.com%2Fposts%2F%20Show%20HN&sort=byPopularity&prefix&page=0&dateRange=all&type=all">この条件で検索</a>してみたところ、あまりupvoteを獲得できていないので、Hacker Newsの歴史的には効果が低そうです(<strong>upvote数はpointsというところで確認できます。</strong>)。<br /> 4に関しては、同じく全文検索サイトを使って<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://hn.algolia.com/?query=www.producthunt.com%2Fposts%2F%20-Show&sort=byPopularity&prefix&page=0&dateRange=all&type=all">この条件で検索</a>してみましたが、同様にあまり効果が高いようには見受けられません。<br /> 5に関してはそういった投稿をみつけることができなかったので、いい方法ではないのだと思います。</p> <p>最後に6について。これはいろいろなパターンのURLがあるので全文検索サイトは利用していませんが、この方法を採用している下記のような記事があります。</p> <ul> <li><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://news.ycombinator.com/item?id=18216783#18227742">I turned my interview task for Google into a startup</a></li> <li><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://news.ycombinator.com/item?id=20103589">I've been building a Markdown note-taking app for 3 years</a></li> </ul> <p>上記のページにアクセスすると、Hacker News内のスレッドに飛び、それぞれHacker News内で大量のupvote(pointの部分)を獲得していることがわかります。スレッドのタイトルをクリックすると記事自体にアクセスすることができます。Product Huntの方へきちんと誘導されたかのかどうかはこちらでは不明ですが、記事内にProduct Huntへの導線がはってありました(Product Huntのランキングレースは既に終わっているので、現在はProduct Hunt Cardが削除されたり、記事自体にアクセスできなくなっているのかもしれません)。<br /> というわけで今回は6の方法を採用します。</p> <div class="table-responsive"><table> <thead> <tr> <th>準備物</th> <th>用途</th> </tr> </thead> <tbody> <tr> <td>Hacker Newsアカウント</td> <td>Hacker Newsに投稿するにはアカウントが必要なので作っておきます。</td> </tr> <tr> <td>Mediumアカウント</td> <td>今回は6の方法で行くので、Mediumに記事を投稿するためにアカウントを作っておきます。</td> </tr> <tr> <td>コンテンツ</td> <td>Mediumに投稿する英語の記事を書きます。ちなみにMediumは下書きの状態でチームメンバーにシェアできたりもします。</td> </tr> <tr> <td>Product Hunt Card</td> <td>Mediumの記事内からProduct Huntへ誘導するための導線です。Product Huntにプロダクトを投稿したあと、そのURLをMediumに貼り付けると自動でProduct Hunt Cardが生成されるようです。どのように表示されるかは下記の英語版記事をご覧ください。</td> </tr> </tbody> </table></div> <p>コンテンツについて、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/ampersand_xyz">@ampersand_xyz</a>さんがqiitaに書いた日本語の記事があるのでそれを英語化してみました。</p> <ul> <li>日本語版: <a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://qiita.com/ampersand/items/7180f657b3d0a0c05734">猫に仕事を邪魔されてみたかったので技術で実現した</a></li> <li>英語版: <a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://medium.com/@shinjiyamaguchi/simulate-the-life-with-cats-using-my-programming-skills-1f2d60878777">Simulate the life with cats using my programming skills</a></li> </ul> <p>本当は英語ネイティブの方に添削してもらった方がよかったのですが、今回は実験的なところがあるので、僕の方で翻訳し、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://app.grammarly.com/">grammerly</a>というサービスで添削した程度です。これでHacker News用の準備は完了です。</p> <p>ちなみに、Hacker Newsはシンプルなサイトですが、明文化されていない裏ルールがたくさんあるようで下記にまとめてあります。<br /> <a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://github.com/minimaxir/hacker-news-undocumented/blob/master/README.md">A List of Hacker News's Undocumented Features and Behaviors</a></p> <h3 id="reddit用の準備"><a href="#reddit%E7%94%A8%E3%81%AE%E6%BA%96%E5%82%99">reddit用の準備</a></h3> <div class="table-responsive"><table> <thead> <tr> <th>準備物</th> <th>用途</th> </tr> </thead> <tbody> <tr> <td>redditアカウント</td> <td>まずredditのアカウントを作成します。redditにはコメントやスレッドに紐づく投票機能であるupvoteやdownvoteの仕組みとは別に、Karmaというアカウントに紐づくポイントの仕組みがあります(Hacker Newsも似たようなものですが)。コメントを投稿したり、自分の投稿に他のユーザーがupvoteするとKarmaを獲得でき、Reddit PremiumかReddit Coinsという仕組みでKarmaを購入することもできるようです。</td> </tr> <tr> <td>投稿先のサブレディット</td> <td>特定のジャンルの話が集まる、URLが/r/*** となっているページです。自分のプロダクトの属性に近いサブレディットを予め選んでおきます。今回の実験でわかったのですが、サブレディットに参加できる条件、サブレディット内で新しくスレッドを立ち上げる条件に上記のKarmaが関わってきます。自分のKarmaが充分か事前に確認しておきましょう。</td> </tr> <tr> <td>投稿コンテンツ</td> <td>複数の投稿形式があります。</td> </tr> </tbody> </table></div> <p>サブレディットを選ぶ注意点として下記があります。</p> <ol> <li>サブレディット内に充分なメンバーがいるか確認する。</li> <li>サブレディット毎に定められたコミュニティルールに従う。</li> <li>自分のKarmaがサブレディットに参加する条件、サブレディット内でCreate Postする条件を満たしているか確認。</li> </ol> <p>1に関しては、サブレディットのTOPページに下記のような表示があるのでここで確認しましょう。<br /> <a href="https://crieit.now.sh/upload_images/f52cac1a6c3087b11218725928dc677e5d21f6b437702.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/f52cac1a6c3087b11218725928dc677e5d21f6b437702.png?mw=700" alt="reddit" /></a></p> <p>2に関しては、1と同様に下記のような表示があるのでここで確認しましょう。<br /> <a href="https://crieit.now.sh/upload_images/b3b383238eb0d9e8fb943a1569021fe35d21f7f0eb0d7.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/b3b383238eb0d9e8fb943a1569021fe35d21f7f0eb0d7.png?mw=700" alt="reddit" /></a></p> <p>3に関しては、どこに書いてあるか見つけられなかったのですが、試しに一度なにかCreate Postしてみるとわかります。条件を満たしてなかったらbotが自動削除し、その通知がアカウント宛に届きます。</p> <p>今回は下記のようなサブレディットに投稿しよう、、、と思っていたのですが、実は投稿の条件を満たすほどKarmaがなかったので投稿できませんでした(詳しくは後述)。また、コミュニティガイドラインにコンペティション系の投稿はダメだと書いてあったので、結局投稿できなくてよかったのかもしれません。<br /> <a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.reddit.com/r/cats/">https://www.reddit.com/r/cats/</a><br /> <a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.reddit.com/r/chrome_extensions/">https://www.reddit.com/r/chrome_extensions/</a></p> <p>とはいえ、実際にreddit上でProduct HuntのURLをどのように宣伝しているか見たいのであれば、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.google.com/search?rlz=1C5CHFA_enJP781JP781&ei=wP4hXeaHAoH3hwPVp66IDw&q=site%3Awww.reddit.com+producthunt.com&oq=site%3Awww.reddit.com+producthunt.com&gs_l=psy-ab.3...2889.2889..3214...0.0..0.77.77.1......0....1..gws-wiz.yHHbF5_4Lgw">こうやって探して</a>みるといろいろと参考になると思います。</p> <p>投稿の際、下記のようなタグを指定することができます。<br /> <a href="https://crieit.now.sh/upload_images/3fb9f6adab2a1fe759241e669dd63f8d5d21ff76cd96f.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/3fb9f6adab2a1fe759241e669dd63f8d5d21ff76cd96f.png?mw=700" alt="reddit" /></a><br /> これはそれぞれ</p> <ul> <li>OC…オリジナルコンテンツ</li> <li>SPOILER…ネタバレ注意</li> <li>NSFW…職場で見るのに適さない</li> <li>FLAIR…分類タグのようなもの?詳しくは、他の用語の意味も含めて<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.reddit.com/r/Reddit_Beginners/wiki/faq">こちら</a>をご覧ください。</li> </ul> <p>という意味になります。</p> <h2 id="当日の行動計画"><a href="#%E5%BD%93%E6%97%A5%E3%81%AE%E8%A1%8C%E5%8B%95%E8%A8%88%E7%94%BB">当日の行動計画</a></h2> <p>準備が整ったらProduct Huntのランキングレースにあわせて行動します。ランキングの仕組みは<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://note.mu/__shinji__/n/nce6f04fed9d2">先述のnote</a>に詳しくまとめているのでこちらをご覧ください。太平洋時間00:01(日本時間16:01)からレースが始まるので、それ以降の時間に投稿することになりますが、投稿後そのまま放置してはいけません。他のユーザーからプロダクトに関するコメントが入ったときはすぐに返信をして盛り上げていきましょう。そのためにもできる限りパソコンの前で待機しておく必要があります。<br /> まとめると下記になります。タイムテーブルを予め作っておいた方がいいと思います。</p> <ol> <li>Product Huntに投稿 。 <ul> <li>太平洋時間0:01(日本時間16:01)からその日のランキングレース開始。</li> <li>1時間くらい様子をみて、GoogleやFacebookからのプロダクトなどのビッグサービスが投稿されていないのを確認してから投稿。</li> </ul></li> <li>TwitterでProduct Huntへの投稿を英語でアナウンス。</li> <li>Product Hunt上の紹介ページURLが取得できるので、それを基にProduct Hunt Card作成(Mediumの場合はURLを貼り付けるだけでOK)し、Medium投稿。</li> <li>Mediumの記事を、Product Hunt上のプロダクト紹介ページに関連記事として貼り付け。</li> <li>Mediumの記事を、Hacker Newsに投稿。</li> <li>redditに投稿。</li> <li>コメントが入ったらそれに返信していく。</li> </ol> <p>分かりづらいところがあるかもしれませんが、このあと補足説明をいれながら実行していきます。</p> <h2 id="実行・結果"><a href="#%E5%AE%9F%E8%A1%8C%E3%83%BB%E7%B5%90%E6%9E%9C">実行・結果</a></h2> <h4 id="計画を実行"><a href="#%E8%A8%88%E7%94%BB%E3%82%92%E5%AE%9F%E8%A1%8C">計画を実行</a></h4> <p>計画のステップ1に関して、実際に投稿したページが<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.producthunt.com/posts/catcatcatcaaaaaaaaaaaaat">こちら</a>になります。</p> <p>2に関しては、英文になりますが、ほぼ定型表現のようなものなので I'm really excited…とかI just launched my first product!とかなんとか言ったらいいと思います。併せて文の途中に@ProductHunt を入れることを忘れないように。Product Hunt公式がいいねを押してくれたりします。<br /> 実際の投稿は<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/__shinji__/status/1143068305177006085">こちら</a>。<br /> <a href="https://crieit.now.sh/upload_images/403f6abbde3eaa1b902a9ffd03e64d755d2206f64b027.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/403f6abbde3eaa1b902a9ffd03e64d755d2206f64b027.png?mw=700" alt="tweet" /></a></p> <p>3に関して、実際に投稿したものが<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://medium.com/@shinjiyamaguchi/simulate-the-life-with-cats-using-my-programming-skills-1f2d60878777">こちら</a>。記事の最後の方にProduct Hunt Cardを表示させています。</p> <p>4に関しては、Product Huntの紹介ページ内の中部あたりにMediumの記事が関連付けられていると思いますがそのことです。</p> <p>5に関して、実際に投稿したものが<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://news.ycombinator.com/item?id=20261540">こちら</a>。</p> <p>6に関しては、少し先に述べましたが、投稿までできたものの、Karmaが足りずにすぐにBotに削除されてしまいました・・・。<br /> <a href="https://crieit.now.sh/upload_images/bfef6aafe6b679b6ac228a3c08de93945d2208adb145f.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/bfef6aafe6b679b6ac228a3c08de93945d2208adb145f.png?mw=700" alt="reddit" /></a></p> <h4 id="結果(あまりよくなかったこと)"><a href="#%E7%B5%90%E6%9E%9C%EF%BC%88%E3%81%82%E3%81%BE%E3%82%8A%E3%82%88%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%A8%EF%BC%89">結果(あまりよくなかったこと)</a></h4> <ul> <li>Product Huntが謎の挙動をしまして、なぜか投稿した当日のランキングに参加できず、次の日のランキングレースに回されてしまいました。実は同じ日に日本から<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.producthunt.com/posts/biscuit-2">Biscuit</a>というブラウザがローンチされており、これを作った方からも同様の謎の挙動があったと聞きまして、Product Hunt内でなんらかの不具合が発生したのではないかと考えています。</li> <li>Hacker NewsにMediumの記事を投稿しましたが、まったくといっていいほど反応がありませんでした。残念でしたね。</li> <li>redditは先ほど述べたように、Karmaが足りずにすぐにBotに削除されてしまいました。</li> </ul> <h4 id="結果(よかったこと)"><a href="#%E7%B5%90%E6%9E%9C%EF%BC%88%E3%82%88%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%A8%EF%BC%89">結果(よかったこと)</a></h4> <ul> <li>Product HuntでPopular入りし、一瞬3位にランクインしながら、結果的に7位になりました。たくさんのコメントもいただきました。<br /> <a href="https://crieit.now.sh/upload_images/4c777f4b751ca463d8086be9875f784f5d1cc76e34772.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/4c777f4b751ca463d8086be9875f784f5d1cc76e34772.png?mw=700" alt="Product Hunt ランキング" /></a></li> <li>Product Hunt創業者とProduct Hunt公式アカウントからTwitterでシェアしてもらえました。公式アカウントからはなぜか3回もいただきました。Twitter上で合計50万フォロワーのアカウントからシェアしてもらえるのは大きかったのではないかと思います。<br /> <a href="https://crieit.now.sh/upload_images/93603552daa6fd8ab7eb63a0c215a3595d22222c8e18d.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/93603552daa6fd8ab7eb63a0c215a3595d22222c8e18d.png?mw=700" alt="ryan" /></a><br /> <a href="https://crieit.now.sh/upload_images/ac532b968f78d6b70ce5e6bbe258354e5d22225dd965c.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/ac532b968f78d6b70ce5e6bbe258354e5d22225dd965c.png?mw=700" alt="official" /></a></li> </ul> <h2 id="反省"><a href="#%E5%8F%8D%E7%9C%81">反省</a></h2> <p>redditへの投稿は完全に失敗だったので、次回はきちんと条件を満たして投稿しようと思います。<br /> Hacker Newsに投稿したMediumの記事は、結果的に失敗でしたが成功例も多いので、やはりビジネス的に、あるいは技術的に面白そうなストーリーがある場合は次回もまた書いてみたいと思います。最近だとFlutterやRustで作ったネタであれば、その作り方を英語でまとめるだけでもある程度うけるかもしれません。<br /> 結局、サイト間の導線を作る戦略は失敗しましたが、プロダクトの魅力のみでいい結果を得れたのでやったかいがありました。</p> <p>今回やりませんでしたが次回は必ずやりたいこととして、Product Huntの<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.producthunt.com/upcoming">Upcomingページ</a>を使ってみようと思っています。これはいわゆるProduct Hunt上にリリース前のプロダクトのティザーサイトを設けるような仕組みです。例えば<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.producthunt.com/upcoming/monolyth">こういうページ</a>が簡単に作成できます。これを使うメリットとしては、Product Huntにログイン済みのユーザーであれば、ワンクリックであなたのリリース前のプロダクトのファンになることができる点です。ティザーサイトを自前で作ってメールアドレスを入力してもらうよりも、ファンになってもらうハードルがかなり低いのではないかと思います。また、リリースするまでの公開ToDoリスト管理機能などもあるので、そういった機能を駆使してファンと対話しながら進めるといいかもしれません。このあたりはまだ調査中の段階なのでまた実際に使ってみてtwitterなどで発信していこうと思います。</p> <p>その他、いくつか僕が書いた英文がでてきましたが、おかしなところがあれば指摘していただけるとありがたいですm( _ _ )m</p> <h2 id="最後に"><a href="#%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AB">最後に</a></h2> <p>開発者の立場だとついマーケティングを軽視しがちですが、リリース後に一定の規模のユーザーに見てもらえる機会を作ると、その分フィードバックもたくさん得ることができますし、誰にも見てもらえないよりはいいと思います。Twitterのフォロワーが少なくても、お金をかけなくても、こういったルートがあるとわかっていれば、うまくいけばその日1日が、あなたのスタートアップのための日になるかもしれません。<br /> 念の為もう一度書いておくと、「upvoteしてください」と呼びかけすぎたり、不自然な組織票をするとペナルティが発生する可能性があるので、あくまで自分のプロダクトの良さを全力で伝えるという姿勢でご利用ください。</p> <p>今回の実験のためにアプリを提供していただいた<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/ampersand_xyz">@ampersand_xyz</a>さん本当にありがとうございました。<br /> <strong>日本発のプロダクトに関してはガンガンupvoteしていくので、もしこの記事を読んでProduct Huntなどに投稿した方はぜひ<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/shinji">僕のtwitterアカウント</a>宛にURLを送ってみてください!</strong><br /> 最後まで読んでいただきありがとうございました!</p> <h2 id="追記1"><a href="#%E8%BF%BD%E8%A8%981">追記1</a></h2> <p>本記事で<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/craftzdog">TAKUYA</a>さんの施策を参考に戦略をたてていますが、TAKUYAさんからフィードバックが届きました。<br /> フィードバックtweetは<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.dropbox.com/s/zcaw55yyudt90b9/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202019-07-08%2014.50.34.png?dl=0">こちら</a>。画像でもみれるようにしておきます。</p> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/98b41612be1f0401629cad3c479226ba5d22f5ed7fb8c.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/98b41612be1f0401629cad3c479226ba5d22f5ed7fb8c.png?mw=700" alt="スクリーンショット 2019-07-08 14.50.27.png" /></a><br /> <a href="https://crieit.now.sh/upload_images/d3bb91dab1bfa2ffe670ec1ae1e957145d22f60a3f9c6.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/d3bb91dab1bfa2ffe670ec1ae1e957145d22f60a3f9c6.png?mw=700" alt="スクリーンショット 2019-07-08 14.50.34.png" /></a></p> <p>作る過程からオーディエンスを巻き込むというのが大事そうですね。tweet内で言及している記事は下記になります。<br /> <a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://blog.craftz.dog/new-version-launch-9a59137989ac">アプリの新バージョンのローンチをどうやって成功させたか</a></p> <h2 id="追記2"><a href="#%E8%BF%BD%E8%A8%982">追記2</a></h2> <p>肝心のネコはどこやねんという声が多いので改めてはりつけると下記からインストールできます。Google Chromeの拡張機能です。インストールして、新しいページを開いたらネコが暴れだします。ストップするときは拡張機能をアンインストールする必要があります。</p> <p>激しいバージョン<br /> <a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://chrome.google.com/webstore/detail/catcatcatcaaaaaaaaaaaaat/pljdeblcblhdngbkhadobblaelhgfgim">https://chrome.google.com/webstore/detail/catcatcatcaaaaaaaaaaaaat/pljdeblcblhdngbkhadobblaelhgfgim</a><br /> マイルドバージョン<br /> <a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://chrome.google.com/webstore/detail/catcatcatcaaaaaaaaaaaaatm/jhdljcdadbppoiebnbjjlmmoblnjpahk/">https://chrome.google.com/webstore/detail/catcatcatcaaaaaaaaaaaaatm/jhdljcdadbppoiebnbjjlmmoblnjpahk/</a></p> <h2 id="追記3"><a href="#%E8%BF%BD%E8%A8%983">追記3</a></h2> <p>どのくらい効果はあったかも書き忘れてましたが、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/ampersand_xyz">@ampersand_xyz</a>さんに結果をシェアしていただきました。グラフをみるとおよそ500インストールぐらい増えたことがわかります。ただし、ネコの動きを止めるにはアンインストールするしかないのでアンインストール数もその分増えてますね。<br /> <a href="https://crieit.now.sh/upload_images/c2da1291c2878f307a3d8803622b9e7b5d2321f2ca21f.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/c2da1291c2878f307a3d8803622b9e7b5d2321f2ca21f.png?mw=700" alt="スクリーンショット 2019-07-08 17.51.03.png" /></a></p> Shinji 爆速でアプリとかwebサービス作りたい人 tag:crieit.net,2005:PublicArticle/15017 2019-05-24T00:24:00+09:00 2019-05-24T00:24:00+09:00 https://crieit.net/posts/228b9fde6628230ced1a8064de8cabee 大学生スマホゲーム制作者がお金をかけないマーケティングを考える <p>おはようございます。</p> <p>外食では選ぶ時間がもったいなくて、メニューの左上か左の人と同じものを注文する大学生ゲーム制作者の村人Uです。</p> <p>最近は、ゲームの<strong>マーケティング</strong>というか集客みたいな事ばかり考えていて、それが決まらないと先に進めないので大変です。</p> <p>僕らの作っているスマホゲーム「<strong>Play The Fox</strong>」は<strong>複数人</strong>で遊ぶオンラインゲームなのですが、そもそも<strong>人がいないと遊ぶことが出来ません</strong>。</p> <p>という事で、プレイをする"<strong>人</strong>"を集めなくてはいけないわけですが、当然そんな事をやった経験はないのでなかなか苦労しております。(コードが書きたい!)</p> <h1 id="マーケティングの王道"><a href="#%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AE%E7%8E%8B%E9%81%93">マーケティングの王道</a></h1> <p>まずは、一般的な<strong>スマホゲームのマーケティング</strong>を書いておきます。</p> <p>一口にマーケティングと言っても種類があるわけですが、ここでは<strong>初期プレイヤーの獲得</strong>を目的にしたマーケティングに関して考えます。</p> <ul> <li>広告</li> <li>Twitter</li> <li>YouTube</li> <li>TV CM</li> <li>ウェブサイト</li> </ul> <p>1番多いのは<strong>Twitter</strong>です。</p> <p><strong>Twitter</strong>は<strong>拡散力</strong>がずば抜けている為、いわゆる<strong>バズ</strong>を起こしやすいです。</p> <p>基本的な使い方としては、<strong>事前登録</strong>のキャンペーンを実施したり<strong>情報解禁</strong>をしたりします。</p> <p>例えば、3000リツイートでアイテムがもらえるとか、プレゼントキャンペーンみたいなことをします。</p> <p>次が、広告です。</p> <p><strong>Twitter、YouTube、ウェブサイト、アプリ内</strong>などありますが、人の目に付く場所に広告を載せる事で<strong>世間に認知させる</strong>ことが出来ます。</p> <p><strong>YouTube</strong>などもありますが、多くの場合この2つが大きいと思われます。</p> <h1 id="個人開発者のマーケティングの限界"><a href="#%E5%80%8B%E4%BA%BA%E9%96%8B%E7%99%BA%E8%80%85%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AE%E9%99%90%E7%95%8C">個人開発者のマーケティングの限界</a></h1> <p>個人開発者が上記の方法をそのまま使おうとすると<strong>問題</strong>が起きます。</p> <p>それは、元手となる<strong>お金と名前</strong>が無いという事です。</p> <p><strong>Twitter</strong>の場合、事前登録をしてもらうには<strong>リツイート</strong>をしてもらう必要があります。</p> <p>そして<strong>Twitter</strong>で伝えられる情報は<strong>めちゃくちゃ少ない</strong>です。</p> <p>その中で事前登録をしてもらうには、リツイートしたくなるような<strong>面白そうな動画、企画</strong>などを行う必要が出てきます。</p> <p>この時、既に実績のあるゲーム会社であれば<strong>前作からの期待</strong>で事前登録する人が一定層います。</p> <p>対して個人の場合そのような人はおらず、最初のリツイート者が出ずに終わってしまうパターンがありえます。</p> <p>また、予算の差と人手の差から<strong>企業ほどの企画</strong>も出来ないでしょう。</p> <p><strong>広告</strong>に関してはさらに無理があります。</p> <p><strong>広告</strong>を出すには<strong>お金</strong>がかかります。</p> <p>これは割と馬鹿にならないくらいかかるので、<strong>お金に余裕があるか、回収できる相当の自信作でないと厳しくなります</strong>。</p> <h1 id="僕が仕掛けたい策「Line」"><a href="#%E5%83%95%E3%81%8C%E4%BB%95%E6%8E%9B%E3%81%91%E3%81%9F%E3%81%84%E7%AD%96%E3%80%8CLine%E3%80%8D">僕が仕掛けたい策「Line」</a></h1> <p>まだ詰め切れていないのですが、今考えている策があります。</p> <p>それが<strong>Line連携</strong>です。</p> <p><strong>ゲーム内からLineで招待を送る機能</strong>を作ります。</p> <p>本来、<strong>Line</strong>はそこまで<strong>拡散力は高くない</strong>ですが今回はあえてLineを使おうと思います。</p> <p>そもそも、僕ら個人開発者が作ったゲームがストレスなく他のプレイヤーとマッチング出来るほどの人を集める事は<strong>ほぼ不可能</strong>です。(相当Twitterでバズった場合はあり得ます)</p> <p>結果、「<strong>面白そうだけど人がいないからつまらない(プレイできない)</strong>」現象が発生してこのゲームは一生報われません。</p> <p>それではお客さんにもゲームにも申し訳ないので、せめてインストールしてくれた人だけは良い思いをさせてあげたいです。</p> <p>ではどうするか。</p> <p>そもそも、ゲームをプレイするだけならプレイできる<strong>最小人数さえ集まれば良い</strong>はずです。</p> <p>その人数は大抵の場合、<strong>「身内」</strong>だけで事足ります。</p> <p>そして今、<strong>身内</strong>に声をかける最強のツールが「<strong>Line</strong>」です。</p> <p><strong>Line</strong>で連絡が来たら皆見ますよね。</p> <p>ただし、<strong>Line</strong>の懸念点は「<strong>誘いづらい</strong>」と「<strong>面倒くさい</strong>」です。</p> <p><strong>Twitter</strong>などの<strong>不特定多数</strong>に向けての発信と違って、<strong>Line</strong>の場合<strong>相手の顔が分かっています</strong>。</p> <p>その人と一緒にゲームをする事への抵抗だったり、申し訳なさから<strong>連絡しづらい</strong>可能性があります。</p> <p>また、<strong>Line</strong>の場合、</p> <p>ゲーム内からログイン→誘う相手を選択→送信ボタンを押す</p> <p>の3ステップが必要になり単純に<strong>面倒くさい</strong>ので、避ける可能性があります。</p> <h1 id="ひとこと"><a href="#%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%81%93%E3%81%A8">ひとこと</a></h1> <p><strong>一般的なマーケティング</strong>についてはあまり詳しく触れられなかったので、また別の記事にまとめようかと思います。</p> <p><strong>個人制作者</strong>がどうしても<strong>マルチプレイ</strong>のゲームに手を出しづらい現状をどうにかしたいです。</p> <p>ひとまず、僕らの「<strong>Play The Fox</strong>」は「<strong>身内で遊べる最強のゲーム</strong>」を目指してみようと思います。</p> <p>こちらからは以上でーす。</p> QuestGames