tag:crieit.net,2005:https://crieit.net/tags/%E5%82%99%E5%BF%98%E9%8C%B2/feed 「備忘録」の記事 - Crieit Crieitでタグ「備忘録」に投稿された最近の記事 2021-05-18T11:28:05+09:00 https://crieit.net/tags/%E5%82%99%E5%BF%98%E9%8C%B2/feed tag:crieit.net,2005:PublicArticle/17113 2021-05-13T17:26:50+09:00 2021-05-18T11:28:05+09:00 https://crieit.net/posts/NW-Cisco 【NW研修】~備忘録 Cisco製スイッチの余計な設定の消し方~ <h1 id="Cisco製スイッチの余計な設定の消し方"><a href="#Cisco%E8%A3%BD%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%81%E3%81%AE%E4%BD%99%E8%A8%88%E3%81%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E6%B6%88%E3%81%97%E6%96%B9">Cisco製スイッチの余計な設定の消し方</a></h1> <h2 id="余計な設定があるかの確認"><a href="#%E4%BD%99%E8%A8%88%E3%81%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%8B%E3%81%AE%E7%A2%BA%E8%AA%8D">余計な設定があるかの確認</a></h2> <pre><code>Switch# show startup-config </code></pre> <p>と入力し</p> <pre><code>startup-config is not present </code></pre> <p>と表示されれば残っていない。</p> <p>もしもズラズラと出てきた場合は</p> <pre><code>Switch# erase startup-config </code></pre> <p>と入力すると</p> <pre><code>Erasing the nvram filesystem will remove all configuration files! Continue? [confirm] </code></pre> <p>と出るのでEnterキーを押し実行する。キャンセルするときはEscを押す。</p> <pre><code>Erase of nvram: complete </code></pre> <p>と出れば完了。</p> <h2 id="vlan設定の削除"><a href="#vlan%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E5%89%8A%E9%99%A4">vlan設定の削除</a></h2> <pre><code>Switch# show flash </code></pre> <p>と入力すると</p> <pre><code>Directory of flash:/ 2 -rwx 796 Mar 1 1993 01:17:34 +00:00 vlan.dat 3 -rwx 1048 Mar 1 1993 01:08:56 +00:00 multiple-fs 4 drwx 192 Mar 1 1993 00:21:19 +00:00 c3750-ipservicesk9-mz.122-55.SE12 ``` と表示される。(機器によって微妙に差異があるがだいたいこんな感じ) vlan.datにはVLANの設定が残っているので次のコマンドで削除する。 ``` Switch# delete flash:vlan.dat </code></pre> <p>Enterキーを押すと</p> <pre><code>Delete filename [vlan.dat]? </code></pre> <p>とでるのでもう1回Enterキーをおすと</p> <pre><code>Delete flash:vlan.dat? [confirm] </code></pre> <p>とでるのでまたEnterキーを押すと削除が完了する。</p> MSK tag:crieit.net,2005:PublicArticle/16331 2020-12-10T18:46:32+09:00 2020-12-22T15:16:41+09:00 https://crieit.net/posts/e61b5563eb1246819cf43ca835610123 ネットワーク基礎~ルーティング~ <h3 id="ルーティング基礎"><a href="#%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E5%9F%BA%E7%A4%8E">ルーティング基礎</a></h3> <p>複数ホップのルーティングでハマったので、まとめ。</p> <p><strong>下記の例から、端末間のルーティングを考える</strong><br /> <a href="https://crieit.now.sh/upload_images/ff93e27b2aeb8e52c22203b0383e36c95fd1eafa05647.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/ff93e27b2aeb8e52c22203b0383e36c95fd1eafa05647.png?mw=700" alt="image" /></a><br /> 実機情報<br /> ・Cisco 800 series他</p> <h5 id="ルーティングとは"><a href="#%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%A8%E3%81%AF">ルーティングとは</a></h5> <p>異なるネットワーク間で通信が行えるようにする事</p> <h5 id="接続の種類"><a href="#%E6%8E%A5%E7%B6%9A%E3%81%AE%E7%A8%AE%E9%A1%9E">接続の種類</a></h5> <p>ルータの接続には3種類ある。<br /> 直接接続された端末・ネットワークに対してはルータ自身が相手の住所情報を知っているため、<br /> 別途ルーティング設定を行わなくとも接続できる。<br /> 以下はルータの接続方式</p> <ol> <li>直接接続・・・端末、ネットワークを直接WANポートに接続する。<strong>最も信頼性の高い接続。</strong></li> <li>スタティックルーティング・・・管理者が手動で接続先のネットワークへの経路を決定する。<strong>二番目に信頼性の高い接続</strong></li> <li>ダイナミックルーティング・・・ルータが同じネットワーク内のルータと情報交換を行い、自動で接続先のネットワークへの経路を決定する。<strong>信頼性は3つの中では最低。</strong></li> </ol> <p>接続の信頼性はダイナミックルーティングで用いられる。<br /> 今回はスタティックルーティングで考える。</p> <h5 id="ルーティングテーブルとは"><a href="#%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB%E3%81%A8%E3%81%AF">ルーティングテーブルとは</a></h5> <p>ルータが持っているネットワークの接続情報。<br /> ルーティングを行う際には、このテーブルに情報が載っているかどうかをチェックする。<br /> 以下のコマンドで現在の接続情報を確認できる</p> <pre><code>Router#show ip route ///略/// C 192.168.1.0/24 is directly connected, FastEthernet0 </code></pre> <p>[C]=直接接続でパソコンが接続している。</p> <p><del>クライアントPC1にデフォルトゲートウェイ</del>「<del>192.168.1.254</del>」<del>を設定して直接通信できるのは</del>、<del>RT2のポート</del>「<del>192.168.11.2</del>」<del>までである。</del><br /> 今回、RT1インターフェース「192.168.11.1」の先に直接接続されている機器はルータのみなので、<br /> ルーティング設定をしないで接続できるインターフェースは存在しない。<br /> <strong>RT2の代わりに同じIPアドレス(192.168.11.2)を設定されたPCが繋がっている場合は通信可能。</strong><br /> ルータはネットワークを分割する為の機材なので、そのインターフェースは直接接続のネットワークとは判定されない。</p> <h5 id="ネクストホップアドレスとは"><a href="#%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%9B%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%81%A8%E3%81%AF">ネクストホップアドレスとは</a></h5> <p>接続したいネットワークが自身のルーティングテーブルにない時、<br /> ルータが問い合わせをかけるネットワークのこと</p> <pre><code>#RT1の設定 RT1(config)# ip route 192.168.100.0 255.255.255.0 192.168.11.2 </code></pre> <p>上記の例だと、クライアントからの要求がネットワーク「192.168.100.0」宛だった場合、<br /> 「192.168.11.2」に要求を転送する。<br /> <strong>その先の経路については関与しない。</strong><br /> 要求を受け取ったRT2は、自身のルーティングテーブルを検証し、「192.168.100.0」が登録されていればクライアントからの要求を届けるが、今回は存在しない。<br /> その為、RT2にも「192.168.100.0」の問い合わせ先を登録しなければならない。</p> <pre><code>#RT2の設定 RT2(config)# ip route 192.168.100.0 255.255.255.0 192.168.12.2 </code></pre> <p>これにより、クライアントPC1からの要求はRT3に届けられる。<br /> RT3は「192.168.100.0/24」がルーティングテーブルにある為、クライアントPC1の要求はPC2へ届けられる。</p> <h5 id="ネットワークは双方向"><a href="#%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%81%AF%E5%8F%8C%E6%96%B9%E5%90%91">ネットワークは双方向</a></h5> <p>この時注意しなければいけないのは、ネットワーク通信は要求→返答で1セットになっていることだ。<br /> 今のままだと、PC1からの要求だけが届けられ、PC2からの返答が返ってこない。<br /> また、PC2からPC1への通信も当然ながら失敗する。<br /> なので、先ほど作ったのとは反対方向に経路を作成する必要がある。</p> <pre><code>#RT3の設定 RT3(config)# ip route 192.168.1.0 255.255.255.0 192.168.12.1 #RT2の設定 RT2(config)# ip route 192.168.1.0 255.255.255.0 192.168.11.1 </code></pre> <p>これでようやくPC1とPC2が通信可能となる。</p> Nata