tag:crieit.net,2005:https://crieit.net/tags/%E5%A4%A7%E9%98%AA/feed 「大阪」の記事 - Crieit Crieitでタグ「大阪」に投稿された最近の記事 2018-10-29T18:11:58+09:00 https://crieit.net/tags/%E5%A4%A7%E9%98%AA/feed tag:crieit.net,2005:PublicArticle/14544 2018-09-18T06:29:07+09:00 2018-10-29T18:11:58+09:00 https://crieit.net/posts/Osaka-Mix-Leap-Study-CTO-Night-KANSAI Osaka Mix Leap Study 特別編 - CTO Night KANSAIに行ってきた <p>ヤフー株式会社さんの大阪オフィスで開催された、CTO Nightという、エンジニアがワクワクするようなイベントが開催されたため行ってきました。今回は、株式会社はてな、株式会社ハカルス、ヤフー株式会社のCTOが集まり、色々な話を聞くことができました。</p> <p>下記はイベントのページと概要です。</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://yahoo-osaka.connpass.com/event/98286/">Osaka Mix Leap Study 特別編 - CTO Night KANSAI</a></p> <blockquote> <p>関西に拠点のあるテクノロジー企業のCTOを迎えて各企業のエンジニアのトップがどういった役割を担っているか、CTOのこれまで、今、そしてこれからについてトークやディスカッションを行います。<br /> また、イベントの序盤には各社のエンジニアが登壇するプレゼンテーションブースを設け、「ブレイクアウトセッション」を同時開催します。</p> </blockquote> <h2 id="ブレイクアウトセッション"><a href="#%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E3%82%BB%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3">ブレイクアウトセッション</a></h2> <p>5人のエンジニアが各部屋で同時に登壇するため、どれか一つを選ぶセッションです。全部見たかったです。(懇親会で「あっちの部屋どうだった?」みたいな切り口で各々話がしやすくなるため、もしかするとそのあたりの狙いもあったのかもしれません。もしそうだとするとかなり良いアイデアでした)</p> <p>僕は丁度大阪でひどい台風が来たばかりだったというところもあり、梶原 章弘(ヤフー株式会社)さんの「1日1億PVを支えるYahoo!天気バックエンド」を選択しました。</p> <h3 id="Yahoo!天気について"><a href="#Yahoo%21%E5%A4%A9%E6%B0%97%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6">Yahoo!天気について</a></h3> <ul> <li>Web、アプリ、あとはAlexa、ペッパーとかでも展開している</li> <li>天気だけでなく、PM2.5、花粉、服装指数、紫外線等様々</li> <li>雨雲レーダー → ユーザーに新しい体験を提供<br /> 地図上で雨雲の様子を見ることができる。現在地点の雨雲の様子や、数十分後の様子も確認ができるサービス。</li> </ul> <h3 id="歴史"><a href="#%E6%AD%B4%E5%8F%B2">歴史</a></h3> <p>1996年 サービス開始<br /> 2004年 災害モジュール掲載開始。新潟県中越地震を教訓として。<br />    全てのサービスの上部に災害情報を一斉表示する。<br /> 2005年 災害情報ページ<br /> 2010年 スマホ対応(iOSは2012年)</p> <p>2014年 大阪へ。現在は全て大阪に移行している。<br /> 2015年 アプリ全面リニューアル<br /> 2017年 3000万ダウンロードを達成。現在も成長し続けている。</p> <h3 id="サービスを支える自社プラットフォーム"><a href="#%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E3%82%92%E6%94%AF%E3%81%88%E3%82%8B%E8%87%AA%E7%A4%BE%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0">サービスを支える自社プラットフォーム</a></h3> <h4 id="全国に配置されている自社データセンター"><a href="#%E5%85%A8%E5%9B%BD%E3%81%AB%E9%85%8D%E7%BD%AE%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E8%87%AA%E7%A4%BE%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC">全国に配置されている自社データセンター</a></h4> <ul> <li>自社専用棟</li> <li>東西に冗長化</li> <li>低レイテンシ</li> </ul> <h4 id="プライベートクラウド"><a href="#%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%89">プライベートクラウド</a></h4> <ul> <li>クラウド基盤はOpenStack</li> <li>クラスタ数60以上</li> <li>HV数 7,000以上</li> <li>VM数 100,000以上</li> </ul> <p>日本でこの規模のものはない</p> <p>(たまたま関連する資料を見つけました)<br /> <a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.okinawaopenlabs.com/ood/2017/wp-content/uploads/sites/4/2018/01/OOD-OpenStackonKubernetesZoku.pdf">Yahoo! JAPANにおけるOpenStack on Kubernetes導入までの道のり<br /> </a></p> <h4 id="100以上の社内プラットフォーム"><a href="#100%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E3%81%AE%E7%A4%BE%E5%86%85%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0">100以上の社内プラットフォーム</a></h4> <p>AWSやGCPのようなクラウドプラットフォームを社内で運用しているとのことです。そのため各サービスのプロジェクトではサービス開発に集中できる環境が整っているとのこと。すごい…。</p> <ul> <li>各プラットフォームを専門部隊が運用</li> <li>Paas Caas等様々多数</li> <li>S3互換のDragonなど(自社開発)</li> <li>(MQ)Pulsar</li> <li>何かあったら専門部隊にチャットで気軽に聞ける</li> </ul> <h3 id="Yahoo!天気のシステム"><a href="#Yahoo%21%E5%A4%A9%E6%B0%97%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0">Yahoo!天気のシステム</a></h3> <ul> <li>台風、豪雨の時には1日1億PVを超える</li> <li>地震発生時のスパイクは1秒あたり1万リクエストを超える</li> </ul> <h4 id="アーキテクチャ"><a href="#%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3">アーキテクチャ</a></h4> <ul> <li>オーソドックスな3層構造<br /> Web(数百台)、API(数十台)、Data層<br /> ラウンドロビンで東西分散。GSLBで振り分ける(ヘルスチェック付きDNS)</li> <li>シンプルで開発しやすい</li> <li>災害時も安定して情報を提供する(BCP)</li> </ul> <h4 id="コンテンツ特性に応じた対策"><a href="#%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%84%E7%89%B9%E6%80%A7%E3%81%AB%E5%BF%9C%E3%81%98%E3%81%9F%E5%AF%BE%E7%AD%96">コンテンツ特性に応じた対策</a></h4> <h5 id="キャッシュ"><a href="#%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5">キャッシュ</a></h5> <p>CDN。帯域コストが掛かるものはローカルキャッシュ。</p> <h5 id="ジェネレータ"><a href="#%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8D%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF">ジェネレータ</a></h5> <p>生成にコストがかかるもの(数値データからグラフをびょうがするとか)は予めジェネレータで生成しておく。</p> <p>並列APIリクエスト。1画面で複数API実行。<br /> 1画面100~200msec。災害関連ページは50msecとか。</p> <p>Redisはシンプルに保ちたいため使わない。障害箇所を増やすかのトレードオフで検討する。API Aggregationもシンプルに保ちたいので使わない。</p> <h3 id="今後"><a href="#%E4%BB%8A%E5%BE%8C">今後</a></h3> <p>新コンテンツ向けに新たなアーキテクチャ採用はありえる。<br /> API Gateway、BFFとか。</p> <p>エンジニアなので食わず嫌いじゃない。色々試してみたいけど、安定しての提供が第一なので色々慎重に要検討。</p> <h3 id="まとめ"><a href="#%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81">まとめ</a></h3> <p>サービスを落とさない</p> <h3 id="質問"><a href="#%E8%B3%AA%E5%95%8F">質問</a></h3> <p>ちょっと時間が余ったため質問タイムがありました。</p> <h4 id="先日の台風など、夜も総動員?"><a href="#%E5%85%88%E6%97%A5%E3%81%AE%E5%8F%B0%E9%A2%A8%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%80%81%E5%A4%9C%E3%82%82%E7%B7%8F%E5%8B%95%E5%93%A1%EF%BC%9F">先日の台風など、夜も総動員?</a></h4> <p>夜は別途他のチームがやっている。ただ、先日の台風等は気になったので夜に台風のアラートは気にしたりしていた。</p> <h4 id="チームの構成は?"><a href="#%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%AE%E6%A7%8B%E6%88%90%E3%81%AF%EF%BC%9F">チームの構成は?</a></h4> <ul> <li>メインエンジニア2人</li> <li>サポートエンジニア2名</li> <li>業務委託3名</li> </ul> <p>の7人体制等</p> <h4 id="新たなアーキテクチャを作る際のチーム等は?"><a href="#%E6%96%B0%E3%81%9F%E3%81%AA%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%92%E4%BD%9C%E3%82%8B%E9%9A%9B%E3%81%AE%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E7%AD%89%E3%81%AF%EF%BC%9F">新たなアーキテクチャを作る際のチーム等は?</a></h4> <p>新しく何か作る時とかは一人がそれぞれ一つ担当する。</p> <h3 id="その他"><a href="#%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BB%96">その他</a></h3> <p>以上になりますが、たまたま他のセッションをまとめられている記事を見つけたためリンクしておきます。「死の谷の先へ 〜 Yahoo!路線 混雑予測リリースまでの道程 〜」についてのようです。</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/MHirata0729/status/1040793574999121921">Osaka Mix Leap Study 特別編 - CTO Night KANSAI - エンジニアぽい人の備忘録</a></p> <h2 id="パネルディスカッション登壇者紹介"><a href="#%E3%83%91%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E7%99%BB%E5%A3%87%E8%80%85%E7%B4%B9%E4%BB%8B">パネルディスカッション登壇者紹介</a></h2> <p>登壇者である株式会社はてな、株式会社ハカルス、ヤフー株式会社、モデレータである株式会社シナジーマーケティングの計4名のCTOでのパネルセッションでした。写真も撮っていなかったため会場の様子のツイートを貼っておきます。</p> <blockquote class="twitter-tweet" data-conversation="none" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">そして後半はお待ちかね、CTOディスカッションです! モデレーターはシナジーマーケティングのCTO 伊藤さんが担当。エンジニアとしての魅力や覚悟、CTOになったきっかけ、今後のキャリア…など様々なテーマに答えて頂きました。CTOの皆さん、参加者の皆さん、本日はありがとうございました! <a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/hashtag/mixleap?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#mixleap</a> <a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://t.co/8sa8L4XGpn">pic.twitter.com/8sa8L4XGpn</a></p>— ヤフー大阪 (@yahoo_osaka_jp) <a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/yahoo_osaka_jp/status/1040625269193633792?ref_src=twsrc%5Etfw">2018年9月14日</a></blockquote> <h3 id="大坪 弘尚さん(株式会社はてな CTO)"><a href="#%E5%A4%A7%E5%9D%AA+%E5%BC%98%E5%B0%9A%E3%81%95%E3%82%93%EF%BC%88%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%81%AF%E3%81%A6%E3%81%AA+CTO%EF%BC%89">大坪 弘尚さん(株式会社はてな CTO)</a></h3> <h4 id="会社の紹介"><a href="#%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%81%AE%E7%B4%B9%E4%BB%8B">会社の紹介</a></h4> <ul> <li>2001年に京都で設立</li> <li>従業員117名、半数がエンジニア</li> <li>従業員の比率は東京:京都=3:7</li> </ul> <p>知る、繋がる、表現する、で新しい体験を提供し人の生活を豊にする</p> <p>運営サービス</p> <ul> <li>はてなブログ</li> <li>はてなダイアリー(はてなブログの元祖)</li> <li>はてなブックマーク</li> <li>企業向けの直感的サーバー監視サービスMackerel(マカレル)</li> </ul> <p>受託、共同開発</p> <ul> <li>カクヨム(株式会社KADOKAWAと)</li> <li>ジャンプルーキー! Webやスマホアプリ(株式会社集英社)</li> <li>イカリング2 スマホ連動アプリ(任天堂株式会社)</li> </ul> <h4 id="大坪さんについて"><a href="#%E5%A4%A7%E5%9D%AA%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6">大坪さんについて</a></h4> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/motemen">@motemen</a><br /> 2008年 新卒<br /> 2016年 CTO(3代目)</p> <p>高校の時インターネットマガジンのはてな人力検索の記事を読んだのが最初の出会い。大学の時にはてなダイアリーでブログを書いていた。</p> <p>アプリケーションエンジニアとして下記に携わった。<br /> * うごメモはてな<br /> * はてなブログ<br /> * Mackerel</p> <p>その他色々</p> <h4 id="やっていること"><a href="#%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8">やっていること</a></h4> <ul> <li>技術部門の生産性向上 <ul> <li>評価、育成</li> <li>技術情報の横展開</li> </ul></li> <li>古めのサービスの後方支援</li> </ul> <h3 id="染田 貴志さん(株式会社ハカルス CTO)"><a href="#%E6%9F%93%E7%94%B0+%E8%B2%B4%E5%BF%97%E3%81%95%E3%82%93%EF%BC%88%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%83%8F%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%B9+CTO%EF%BC%89">染田 貴志さん(株式会社ハカルス CTO)</a></h3> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/tksmd">@tksmd</a></p> <h4 id="経歴"><a href="#%E7%B5%8C%E6%AD%B4">経歴</a></h4> <p>サン・マイクロシステムズ(あまり開発できずグレた)<br /> →未踏ソフトウェア(プロダクトを作るのが面白いという気持ちが膨らむ)<br /> →シナジーマーケティング<br /> →起業(CTO1回目)(色々と難しく2年くらいで退任)<br /> →ヌーラボ(バっクログとかの会社。京都支店立ち上げから6,7年ほど働く)<br /> →ハカルス(CTO2回目)</p> <h4 id="会社について"><a href="#%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6">会社について</a></h4> <ul> <li>機械学習を活用した診断、治療支援</li> <li>組み込み機器、FPGA上への機械学習の実装</li> <li>開発チーム<br /> 日本、フィリピン、パートタイム含め16人程(人が足りないので募集中!)</li> <li>技術スタック <ul> <li>Python, AWS</li> <li>アプリ - Python, Vue.js, React, Swift, Kotlin</li> <li>組み込み - C、C++</li> </ul></li> </ul> <h4 id="Machine Learning Meetup KANSAI"><a href="#Machine+Learning+Meetup+KANSAI">Machine Learning Meetup KANSAI</a></h4> <p>関西の機械学習エンジニアのためのコミュニティではてな、LINE、ヤフー、ハカルス等で共済しているそうです。色々泥臭いところまで含め、幅広くやっているそうですのでご興味のある方は是非参加してみてください。</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://mlm-kansai.connpass.com/">Machine Learning Meetup KANSAI</a></p> <h3 id="藤門 千明さん(ヤフー株式会社 CTO)"><a href="#%E8%97%A4%E9%96%80+%E5%8D%83%E6%98%8E%E3%81%95%E3%82%93%EF%BC%88%E3%83%A4%E3%83%95%E3%83%BC%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE+CTO%EF%BC%89">藤門 千明さん(ヤフー株式会社 CTO)</a></h3> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/mikanmarusan">@mikanmarusan</a><br /> 常務執行役員CTO<br /> エンジニア歴14年程</p> <h4 id="会社について"><a href="#%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6">会社について</a></h4> <ul> <li>Mission: 課題解決エンジン</li> <li>Vision: Update Japan</li> <li>サービス数100以上</li> <li>大阪は200名以上</li> <li>福岡、大阪、東京、名古屋、アメリカ西海岸、ホーチミンにオフィスがある</li> <li>リモートワーク有り</li> <li>フリーアドレス</li> <li>子育て、介護支援。週休3日等も有り</li> </ul> <h4 id="サービス概要"><a href="#%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E6%A6%82%E8%A6%81">サービス概要</a></h4> <ul> <li>マンスリーアクティブユーザー4,400万人</li> <li>秒間250万リクエスト</li> </ul> <h4 id="CTOの仕事"><a href="#CTO%E3%81%AE%E4%BB%95%E4%BA%8B">CTOの仕事</a></h4> <ul> <li>どちらかというと経営者寄り</li> <li>技術戦略の立案・実行</li> <li>技術やアーキテクチャに関する意思決定</li> <li>技術戦略をステークホルダーに伝える</li> <li>経営陣に技術的な事などを説明する</li> </ul> <p>決断すること、伝えることが難しく大変。</p> <h3 id="モデレーター: 伊藤 純一さん(株式会社シナジーマーケティング CTO)"><a href="#%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%EF%BC%9A+%E4%BC%8A%E8%97%A4+%E7%B4%94%E4%B8%80%E3%81%95%E3%82%93%EF%BC%88%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%82%B7%E3%83%8A%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0+CTO%EF%BC%89">モデレーター: 伊藤 純一さん(株式会社シナジーマーケティング CTO)</a></h3> <p>シナジーマーケティングが2014年ヤフーグループに参加した。ヤフー株式会社 システム統括本部 大阪開発本部 部長として働きつつ、シナジーマーケティングのCTOを兼任している。</p> <h2 id="パネルディスカッション"><a href="#%E3%83%91%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3">パネルディスカッション</a></h2> <p>各社のCTO毎に特色があり、そのあたりで色々と違う話が聞けて面白かったです。</p> <ul> <li>はてな:エンジニアの比率が高い中でのCTO</li> <li>ハカルス:少ない人数の中、新しいことをどんどんやっていくCTO</li> <li>ヤフー:大きな組織の中で多くの重要なことを抱えながら試行錯誤するCTO</li> </ul> <p>(時間の関係で巻きも多く4社全ての話が揃っていない部分などもあります)</p> <h3 id="エンジニアというキャリアの魅力と必要な覚悟はなんですか?"><a href="#%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%AE%E9%AD%85%E5%8A%9B%E3%81%A8%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%AA%E8%A6%9A%E6%82%9F%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B%EF%BC%9F">エンジニアというキャリアの魅力と必要な覚悟はなんですか?</a></h3> <p>たまたま4社ともほぼ同じという感じになったようです。</p> <h4 id="はてな"><a href="#%E3%81%AF%E3%81%A6%E3%81%AA">はてな</a></h4> <ul> <li>魅力:生み出すことと学ぶこと。何かを作りそれが小さなものでも多くの人に影響を与えることができること。</li> <li>覚悟:周囲も変化し続ける状況に身を置くことが大切。</li> </ul> <h4 id="ハカルス"><a href="#%E3%83%8F%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%B9">ハカルス</a></h4> <ul> <li>魅力:直接的に何かを生み出し、それによって困っていた事を解決したり、それまではなかった体験を生み出せること。<br /> 最初はコードが動くの面白いとかだった。でも仕事で作っていく場合、例えばプロジェクトマネージメントツールの機能で誰かの5分を節約できるようになったとすると、最終的に日本の何千人に使われることでとてつもない時間を短縮できる、ということを考えるとすごいインパクトがあると感じた。</li> <li>覚悟:常に学び続けることが必要。環境や技術が変わるのが早い。</li> </ul> <h4 id="ヤフー"><a href="#%E3%83%A4%E3%83%95%E3%83%BC">ヤフー</a></h4> <ul> <li>魅力:自分の手がけた製品やサービスをユーザーが使ってくれるのを実際に外で見かけることがある。フィードバックを生で見れて参考になる。</li> <li>覚悟:ユーザーに残念な思いをさせてしまうことが悲しい。<br /> 昔のヤフーはC言語で開発をしていた。ちょっとの修正でWebの再起動が必要になるためなかなか直せない。<br /> PHP→Node.js→Goと徐々に環境も変わっていく。そういった変化に追いつかないと良いサービスが作れない。学び続けることが極めて大事。</li> </ul> <h4 id="シナジーマーケティング"><a href="#%E3%82%B7%E3%83%8A%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0">シナジーマーケティング</a></h4> <ul> <li>魅力:自分の力で大きな物を生み出す</li> <li>覚悟:常に知識が必要</li> </ul> <h3 id="どんなエンジニアを雇いたい?"><a href="#%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%82%92%E9%9B%87%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%84%EF%BC%9F">どんなエンジニアを雇いたい?</a></h3> <h4 id="ハカルス"><a href="#%E3%83%8F%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%B9">ハカルス</a></h4> <ul> <li>ものを作るのが好きな人→届ける、使ってもらうところまで情熱をもてる人</li> <li>どういう価値をエンジニアリングで発揮できるか共感して自分を磨ける人</li> <li>どんどん新しいもの(技術サービス等)を使える人 → 新しいものを取り入れていくことで更に学習の場ができ色々な輪が広がる</li> </ul> <h3 id="CTOの考える、CTOとはどういった役割ですか?"><a href="#CTO%E3%81%AE%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B%E3%80%81CTO%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%84%E3%81%A3%E3%81%9F%E5%BD%B9%E5%89%B2%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B%EF%BC%9F">CTOの考える、CTOとはどういった役割ですか?</a></h3> <h4 id="はてな"><a href="#%E3%81%AF%E3%81%A6%E3%81%AA">はてな</a></h4> <ul> <li>技術部門の長として全体の生産性と個々人の幸福に責任を持つこと</li> <li>技術のプロフェッショナルとしてイノベーションを起こし続ける技術組織を作ること</li> <li>技術でどういう新しい事をみんなでやっていけるかを考えること</li> </ul> <h4 id="ハカルス"><a href="#%E3%83%8F%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%B9">ハカルス</a></h4> <p>重要視している事というのは3ヶ月毎くらいで違ってくる。現在は…</p> <ul> <li>エンジニアリング組織を作り機能させること(社内向け)</li> <li>AI技術のポートフォリオを考え言語化すること(社内、社外向け両方)</li> <li>社外に対してどういう会社でどういう事をしようとしてるか知っていただかなきゃいけない。エバンジェリストの側面。</li> <li>機械学習をどう使っていけるか模索しているので、現在どういった立ち位置にいるのか、というのを考え、テクノロジー業界のエコシステムにおける会社の立ち位置を築くこと(社外向け)</li> </ul> <h4 id="ヤフー"><a href="#%E3%83%A4%E3%83%95%E3%83%BC">ヤフー</a></h4> <ul> <li>経営戦略を達成するための技術戦略を立案実行。お金も時間もかかるので株主、投資家に説明しないとお金を使うことができない。正しく伝えることが重要。</li> <li>大きなプロジェクトを従業員に任せるのは色々と不安も出てくるため、正しく伝えること。</li> <li>エンジニアを全員集めて話をする機会を継続的にとっている。</li> <li>一番の苦労 → 技術者でない経営者に説明する(技術関係なく自由なことを言ってくるため)。一対一できっちり説明するしかない。 <ul> <li>ハカルス:お客さんと同じような事ある</li> <li>はてな:社長も事業責任者もエンジニア出身のためその点は結構楽かも。(ただし開発から離れていると認識のずれは生じてきたりする)</li> <li>シナジーマーケティング:経営会議で技術の話はちゃんとしないといけない(どうせ上に上げてもわからないからしなくていいだろうという雰囲気が出てしまう)</li> </ul></li> </ul> <h3 id="それぞれのCTOの次のキャリアは?"><a href="#%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%9E%E3%82%8C%E3%81%AECTO%E3%81%AE%E6%AC%A1%E3%81%AE%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%AF%EF%BC%9F">それぞれのCTOの次のキャリアは?</a></h3> <h4 id="はてな"><a href="#%E3%81%AF%E3%81%A6%E3%81%AA">はてな</a></h4> <p>より大きな事をしたい。インターネットに対して。<br /> 経営に関わっていく。</p> <h4 id="ハカルス"><a href="#%E3%83%8F%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%B9">ハカルス</a></h4> <p>今40代くらいの世代だと多分80くらいまで働かなきゃいけない。</p> <p>50くらいで学生に戻りたい。<br /> 機械学習はいろんな業界が興味を持つ。色々な現場に行くが、医療、工場等を見てみると、自分の知らない事がたくさん見つかる。そのため別の領域の知識を得てから色々作れたらもっと可能性やできることが広がるのでは。そのために一旦勉強してみたいという気持ちがある。新しい知識を得て再始動したい。技術を使える場所を増やしたい。</p> <p>→ 娘と一緒に大学!? 50歳と20歳でワンチャンあるかも。</p> <h5 id="教育というか、育成について、若いエンジニアに対して何かやってることある?"><a href="#%E6%95%99%E8%82%B2%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%8B%E3%80%81%E8%82%B2%E6%88%90%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%81%E8%8B%A5%E3%81%84%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%97%E3%81%A6%E4%BD%95%E3%81%8B%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%82%E3%82%8B%EF%BC%9F">教育というか、育成について、若いエンジニアに対して何かやってることある?</a></h5> <ul> <li>はてな:成長したい気持ちにキャップをしないで場を設けてあげる。面白いことに対して手助け。会社の利益にも結びつけていく。</li> <li>ヤフー:組織的にそれをやってる。<br /> 大きいと新しいサービスってできなくなってくる。ちょっとしたことでサービスがすぐ死ぬため。そのため大きいサービス、大規模アーキテクチャできる人を育成する必要がある。<br />  → アーキテクト合宿。数十名で1泊2日山ごもりをして考える。元CTOとかがレビューしてボコボコにして帰る。価値観の共有、一緒にボコボコになる中で仲良くなり、次のヤフーを支える人になってくれる。(参加したい! → 有料かなぁ…)</li> <li>ハカルス:いい感じに失敗する(致命傷を追わない)こと大事なのでそういう環境を整えてあげたいと思いつつ。</li> </ul> <h5 id="失敗に対する考えは?"><a href="#%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E8%80%83%E3%81%88%E3%81%AF%EF%BC%9F">失敗に対する考えは?</a></h5> <ul> <li>ヤフー:天気、防災等、人命に関わることもある。あとお金が関わる系のサービス等、重要なものも多いため、怒られる人が明確になっているようにする。若いエンジニア等があまり怒られないように。<br /> とはいえ失敗は怖い。情報漏洩とかもあったため。命取りになることもあるので慎重に考えていく必要がある。</li> <li>はてな:Mackerelで毎週リリースをしている。俺たちイケてる感をいかに出すか。他のチームと競争したり。技術もプロダクトも面白いよね、ということを意識的に共有していく。 <ul> <li>ヤフー:Mackerel使ってる。お試しで登録してみたらMackerelからメールで「どうすか?」って連絡来た。返答したらすぐ実装された。スピード感すごかった。組織的にちゃんとやってる。なんか違うんだろうなあ。<br /> → はてな:開発者もフィードバック見てる。やる気が出る。</li> <li>ハカルス:僕もMackerel同じ経験あった。話を聞きに行きたいと来た。ベータからずっとやっててすごい。</li> </ul></li> </ul> <h4 id="ヤフー"><a href="#%E3%83%A4%E3%83%95%E3%83%BC">ヤフー</a></h4> <p>たくさんのサービスがあり、子供からお年寄りまでに利用されている。CTOとして自分より若い世代にCTOとしての役割とヤフーの将来を繋いでいく。</p> <p>自分がやりたいのは新しい25年を作るため、違う技術や何かで新しい事をしたい。→ たしかに80までやらなきゃ…</p> <h4 id="シナジーマーケティング"><a href="#%E3%82%B7%E3%83%8A%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0">シナジーマーケティング</a></h4> <ul> <li>エンジニア面白いのでまだまだやっていきたい。最終的に色々終わったらまたエンジニアしたい。</li> <li>子どもは母親好きすぎ → 寝かしつけはおとうさんこわくて泣き叫ぶ(世界で一番かわいい)</li> </ul> <h2 id="質問"><a href="#%E8%B3%AA%E5%95%8F">質問</a></h2> <h3 id="給料は?"><a href="#%E7%B5%A6%E6%96%99%E3%81%AF%EF%BC%9F">給料は?</a></h3> <p>CTOは公開されているのでそれ見て</p> <h3 id="CTOなんですが、部下の方が知識があって自信なくなった。どうしたらいい?"><a href="#CTO%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8C%E3%80%81%E9%83%A8%E4%B8%8B%E3%81%AE%E6%96%B9%E3%81%8C%E7%9F%A5%E8%AD%98%E3%81%8C%E3%81%82%E3%81%A3%E3%81%A6%E8%87%AA%E4%BF%A1%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%82%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%89%E3%81%84%E3%81%84%EF%BC%9F">CTOなんですが、部下の方が知識があって自信なくなった。どうしたらいい?</a></h3> <ul> <li>はてな:そういうもんかも。知識でマウンティングじゃなく、別の役割と価値を意識する。自信なくすな。</li> <li>ハカルス:自信なくなる。でもこの業界は自分は常に上じゃないといけないってことはありえない。</li> <li>ヤフー:おめでたいこと。部下が成長した。むしろ良い組織づくりできてる。僕は負けたくないからやるけど。<br /> 成長した人がまた活躍するために別のこと勉強したり、一般のエンジニアができないことを勉強する。</li> </ul> <h2 id="総括"><a href="#%E7%B7%8F%E6%8B%AC">総括</a></h2> <ul> <li>はてな:CTOになって3年目、CTOって何? と悩んでる途中。今日僕自身が一番勉強になったと思う。</li> <li>ハカルス:CTOってみんな違うことやってる。会社の組織の文化や規模で役割違う。技術から関わる役割ということでは共通。</li> <li>ヤフー:それぞれ人と役割が違うし、皆色々活躍して話してほしい。他のCTOにメンターになってもらったり等もあるし、常に1番ってことはない。吸収し続ける意識でやってる。</li> </ul> <h2 id="まとめ"><a href="#%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81">まとめ</a></h2> <p>時間が足りずいくつかの議題がスキップされたりしましたが、かなり色々と参考になる話を聞くことができました。</p> <p>やはりCTOは単に高い技術力を持っていれば良いだけではなく、会社のこと、仲間のこと、世の中の新しいことに対して目を光らせ、より良い会社にしていく力が必要であると感じました。</p> <p>しかし何より大阪でこのような豪華なイベントが開催されたのは非常に良かったです。(イベントや勉強会についてはいつも東京にマウンティングされ気味のため…)</p> <p>Osaka Mix Leapでは月6回もイベントを行っているそうですので、関西圏の方はぜひチェックしてみてください!</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://yahoo-osaka.connpass.com/">Yahoo! JAPAN Osaka - connpass</a></p> だら@Crieit開発者 tag:crieit.net,2005:PublicArticle/14523 2018-09-05T23:00:24+09:00 2018-10-31T19:46:34+09:00 https://crieit.net/posts/Osaka-Mix-Leap-OpenDay-3 Osaka Mix Leap OpenDay #3 に行ってきた <blockquote> <p>「Osaka Mix Leap OpenDay」とは、ヤフー大阪オフィスでお仕事や勉強をしながら、そこに集まった参加者同士が交流するイベントです。</p> </blockquote> <p>今日はこの <a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://yahoo-osaka.connpass.com/event/98330/">Osaka Mix Leap OpenDay #3 - 富国KokageDAY!</a> に行ってきました。東京ではYahoo! ロッジが常時無料開放を行っていますが、大阪にはありません。Osaka Mix LeapのOpenDayは数少ない大阪でのYahoo! オフィス開放の日ですので、行ってみました。</p> <p>僕は恐らく第1回目の開催も行っているので、これで2回目の参加となります。せっかくなので1回目と今回の第3回を比較してみました。</p> <h2 id="概要"><a href="#%E6%A6%82%E8%A6%81">概要</a></h2> <h3 id="開催時間"><a href="#%E9%96%8B%E5%82%AC%E6%99%82%E9%96%93">開催時間</a></h3> <p>13:30~18:30</p> <p>お昼からです。</p> <h3 id="料金"><a href="#%E6%96%99%E9%87%91">料金</a></h3> <p>無料です。</p> <h3 id="その他詳細"><a href="#%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BB%96%E8%A9%B3%E7%B4%B0">その他詳細</a></h3> <p>イベントページからの引用です。</p> <blockquote> <p>電源+Wi-Fiに加え、ソフトドリンク、お菓子などをご用意していますので、ぜひお気軽にご参加ください。</p> <p>・弊社のコミュニケーターが話しかけたり、他の参加者とのマッチングなどを行うことがあります。<br /> ・学生の方も参加可能ですが、イヤホンを着用しての自習などはご遠慮ください。<br /> ・より多くの人に交流していただく為、グループ参加の方はなるべく分かれてご着席ください。</p> </blockquote> <h2 id="作業環境"><a href="#%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E7%92%B0%E5%A2%83">作業環境</a></h2> <p>回によって建物が違うようで、今回は前回とは違うところでした。</p> <p>どちらも広々としており、座席も余裕があり自由に選べゆったりできるため、作業環境としては全く問題ないです。一応人数制限があるため混んでいて席がない、みたいな事はなさそうです。</p> <h2 id="飲食物"><a href="#%E9%A3%B2%E9%A3%9F%E7%89%A9">飲食物</a></h2> <p>ありがたいことにお菓子と飲み物が用意されています。前回行った時はペットボトルのみでしたが、今回はMt.RAINIER等もたくさん用意されており興奮しました。(節度を持っていただきましょう)</p> <h2 id="説明"><a href="#%E8%AA%AC%E6%98%8E">説明</a></h2> <p>前回は受付した後さほど説明もなく部屋に放り込まれて「どうしたらいいんだ…? お菓子も食べていいの…?」みたいになったのですが、今回は詳しく色々最初に説明をしていただけ、分かりやすくなっていました。</p> <p>ある程度人が集まったら全員に向け色々と説明もしていただけたので、安心感も増していました。</p> <p>(そういえば前回のイベントの後分かりにくかった旨を伝えていたので改善してくれていたのかもしれません)</p> <h2 id="交流"><a href="#%E4%BA%A4%E6%B5%81">交流</a></h2> <p>自由に作業をできる場所の提供ではあるのですが、説明にあるように参加者同士の交流もメインの目的となっています。</p> <p>ただ、単に放置だとなかなかお互い話しかけにくいというのが現実です。実際、前回参加した時には誰とも交流することなく終わりました。しかし、今回は何人かの方とお話させていただくことができました。ある程度話しやすい環境ができつつあるため前回と比較しつつ説明します。</p> <h3 id="交流が可能かの目印"><a href="#%E4%BA%A4%E6%B5%81%E3%81%8C%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%81%8B%E3%81%AE%E7%9B%AE%E5%8D%B0">交流が可能かの目印</a></h3> <p>参加すると最初に青と赤の色のついた三角のオブジェを渡されます。青色で置いておくと話しかけても良い、赤色はちょっと忙しい、ということを簡単に見分けることができるためのものとのことです。(これも前回案を出したので検討していただけたのかもしれません…仕事が早くてすごいです)</p> <h3 id="運営の方が話をしに来てくれる"><a href="#%E9%81%8B%E5%96%B6%E3%81%AE%E6%96%B9%E3%81%8C%E8%A9%B1%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%AB%E6%9D%A5%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%82%8C%E3%82%8B">運営の方が話をしに来てくれる</a></h3> <p>前回もでしたが、運営の方が各参加者に話をしに来てくれます。前回はそれだけで終わってしまったのですが、今回は色々交流のための施策も増えていたのでそのあたりにつなげる説明や誘導なども増えており、交流しやすい環境をある程度構築される意味もあったように思います。</p> <h3 id="プロフィールボード"><a href="#%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89">プロフィールボード</a></h3> <p>恐らく今回の目玉だと思うのですが、入室する際に皆それぞれ自分の自己紹介的なものを書かされます。名前(もしくは名刺を貼る)、興味のあること、職業等。それを全員分ボードに張っておく、というものです。</p> <p>各々それを見て、気になった人がいた場合には運営に伝えれば話をする場を作ってくれるのです。(もちろんそれ見て自分で話してもOKです)</p> <p>これが画期的だな、と思うのは、普段イベントで色々な方に挨拶する際、正直全ての方が話があうわけではない、というところがあります。例えば僕であればWEBサービスを作っているエンジニアのため、デザインメインの方だとあまり話せることも無いですし、全く関係ない業種の方だとなおさらです。恐らく自分だけでなく、相手も同様に感じているはずです。しかも大体のイベントは懇親会的なものは非常に時間が短く、全員と話していると全く時間も足りず深い話などもできません。</p> <p>ところが、このプロフィールボードがあると、本当に自分が話したい人と優先的に話すことができます。今回もエンジニアの方や色々コンサルしている方とお話させていただくことができました。</p> <p>あと一箇所に貼る、というのがかなり良いです。参加者のそばをウロウロしてプロフィールを探らなくて良いのはとても合理的です。</p> <p>非常にUXの高いサービスでした。これは東京のロッジでも導入すると良いかもしれませんし(導入してるのかも知れませんが)、他のイベントでも欲しいくらいです。</p> <h2 id="まとめ"><a href="#%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81">まとめ</a></h2> <p>とにかく今回は前回と比べてだいぶ改善されており、有益な時間を過ごすことができました。</p> <p>とはいえやはり用意されているものを自分から利用していくことは必要となるので、完全に他人まかせだと何もやりとりできない場合もあるかもしれません。せっかくやりとりしやすい環境に徐々になっているようですので、どんどん活用していくことがおすすめです。</p> <p>ただ、やりとりできなくてもその作業スペースを提供してもらえているだけで本当にありがたいことですので、プラスに考えれば感謝しかありません。</p> <p>Osaka Mix LeapはOpenDayだけでなく、他にも色々LTや勉強会など、趣旨の違うたくさんのイベントが行われています。connpass等で色々見てみると楽しいと思います。</p> だら@Crieit開発者