tag:crieit.net,2005:https://crieit.net/tags/%E6%A5%AD%E5%8B%99%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%BB%E3%82%B9/feed 「業務プロセス」の記事 - Crieit Crieitでタグ「業務プロセス」に投稿された最近の記事 2019-04-23T22:50:57+09:00 https://crieit.net/tags/%E6%A5%AD%E5%8B%99%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%BB%E3%82%B9/feed tag:crieit.net,2005:PublicArticle/14946 2019-04-23T22:48:47+09:00 2019-04-23T22:50:57+09:00 https://crieit.net/posts/3-2 システム開発プロセス改革を3年間かけて行った結果 (2) <p>こんばんは、コンサルタント兼ITエンジニアの R & K です。<br /> <a href="https://crieit.net/posts/3-1">前回</a>に続いて、システム開発プロセス改革に取り組んだ内容を書いていきます。</p> <h2 id="背景"><a href="#%E8%83%8C%E6%99%AF">背景</a></h2> <p>前回の要求定義の改革に続いて、要件定義フェーズで要件定義書の見直しに取り組んでいくのですが、私がチームに加わった時は、要件定義も外部設計も、まともな仕様書がそもそも存在しない、あってもメンテされていないという悲惨な状況でした。</p> <p>当然、要件定義で何書くの?という状況だったわけですが、その前にドキュメントの形を作り上げていくことから始めていきました。</p> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/ac1cce36b8f8afd0ef384e4567576c175cbf165607910.jpg" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/ac1cce36b8f8afd0ef384e4567576c175cbf165607910.jpg?mw=700" alt="ancient-manuscripts-2319469_640.jpg" /></a></p> <h2 id="システム仕様書&quot;標準仕様&quot; (笑)"><a href="#%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E4%BB%95%E6%A7%98%E6%9B%B8%26quot%3B%E6%A8%99%E6%BA%96%E4%BB%95%E6%A7%98%26quot%3B+%28%E7%AC%91%29">システム仕様書"標準仕様" (笑)</a></h2> <p>ドキュメントに何を書くべきか、文書の体裁はどうするか、どうすれば作成がしやすいか、何のために作成するのかなるかなど、色々と検討事項が出てくるので以下の内容で標準化しました。</p> <ol> <li>ドキュメントのフォーマットを新たに作成し、「システム仕様書」として標準化とする</li> <li>ファイルは Microsoft Word で作成し、ファイル形式は .docx とする</li> <li>必ず目次と改訂履歴を入れる</li> <li>「システム仕様書」に、章立てで要件定義・外部設計・内部設計の内容を盛り込む</li> <li><p>システムの納品時に、印刷してファインリングし、成果物のひとつとしてお客様に納品する</p> <h4 id="補足"><a href="#%E8%A3%9C%E8%B6%B3">補足</a></h4> <ol> <li>昭和の香りがするデザインとはおさらばして、それなりに見栄えする体裁・表紙にしました</li> <li>Excelの方が良いとの声もありましたが、方眼紙も含めて捨てました。Word がベストではないものの、正しく操作を覚えれば十分使えます。Excel のように表がずれないし、何より印刷がしやすい。</li> <li>しっかりした文書の体裁にこだわっています。</li> <li>それぞれを別の文書にするにもムダなので、ひとまとめにしました。</li> <li>設計と文書化をしっかりやっていることを説明して、設計単価を上げるのが狙いです。</li> </ol></li> </ol> <h2 id="何のためにドキュメントを作成するのか"><a href="#%E4%BD%95%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%92%E4%BD%9C%E6%88%90%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B">何のためにドキュメントを作成するのか</a></h2> <p>これを理解していないと、めんどくさいといった意見に負けてしまいます。<br /> 私の場合は確固たる意志を持って、次のように目的を定義しました。</p> <ol> <li>エンジニアの頭の中にある設計を文書にアウトプットし、お客様と共に設計レビューを実施する。これにより仕様漏れを軽減できる。</li> <li>外注エンジニアにプログラミング工程を依頼する場合、ドキュメントをもって説明することで納品物の完成度を上げる。</li> <li><p>保守フェーズで、担当エンジニアが変わることを想定し、引継ぎの資料としてドキュメントを利用する。</p> <h4 id="補足"><a href="#%E8%A3%9C%E8%B6%B3">補足</a></h4> <ol> <li>ソフトウェア品質の作りこみは、上流工程から。</li> <li>今まではドキュメント作成ができなかった為、必ず内製で、口頭で仕様が伝えられるプログラマーに負担が掛かっていた。</li> <li>大抵の場合、担当者の変更や、退職の度に大慌てしていた。</li> </ol></li> </ol> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/0886923513508738eef8af8d808f10b95cbf1766aa28d.jpg" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/0886923513508738eef8af8d808f10b95cbf1766aa28d.jpg?mw=700" alt="joy-1804593_640.jpg" /></a></p> <p>これらの取り組みにより、ようやくドキュメント(システム仕様書)を作成する下地ができました。次回は要件定義のドキュメント化について書いていきたいと思います。</p> R & K🌈あなたの存在価値、高めます🌈 tag:crieit.net,2005:PublicArticle/14901 2019-04-02T22:36:19+09:00 2019-04-29T17:47:48+09:00 https://crieit.net/posts/3-1 システム開発プロセス改革を3年間かけて行った結果 (1) <p>こんばんは、コンサルタント兼ITエンジニアの R & K です。</p> <p>私はとある業種のとある企業で、ひとり社内SEとしてシステムの企画から開発、運用など行いながら、コンサルタントの方の指導の下、社内の業務改革を行ってきました。</p> <p>現在は別の企業のシステム開発部門で受託開発とパッケージの開発を行っていますが、入社3か月程で、ここが相当なレガシーさで問題点が沢山あることが分かりました。</p> <p>そこでシステム開発プロセス改革を行っていき、3年間続けた結果、効果が出てきましたのでここに書き留めます。</p> <hr /> <p>今回は、要求定義フェーズについて。<br /> ポイントはたったひとつ。</p> <h4 id="「 業務フロー図をお客様と共に作成する」"><a href="#%E3%80%8C+%E6%A5%AD%E5%8B%99%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E5%9B%B3%E3%82%92%E3%81%8A%E5%AE%A2%E6%A7%98%E3%81%A8%E5%85%B1%E3%81%AB%E4%BD%9C%E6%88%90%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%8D">「 業務フロー図をお客様と共に作成する」</a></h4> <p>この効果は絶大です。<br /> そもそもお客様の方が自社の業務プロセスの全貌が分かっていないことが多いのです。</p> <p>お客様に理解してもらう必要があるので、業務フローは専門的なものを書く必要はありません。<br /> 私は業務改革の経験から、産能大方式や、SOX法対応のフロー、マニアックなところではインダストリアルエンジニアリング手法のフローなんかもやってきましたが、<br /> 規格にこだわる必要は全くないので、必要な情報を網羅しつつ誰が見てもわかるものがベストだと思っています。</p> <p>この作業を行えば、次フェーズの要件定義を間違いないものにできます。</p> <p>システムが完成したあとも、しっかりメンテナンスしていきましょう。<br /> お客様に作成方法を説明して、自社で維持管理してもらうのが最も良いです。<br /> これを基に次のシステム化計画を立てていくことでまたビジネスにつながります。</p> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/481e24eb2331ca6bf3fee0403668d7385ca3647b07009.jpg" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/481e24eb2331ca6bf3fee0403668d7385ca3647b07009.jpg?mw=700" alt="mark-516278_640.jpg" /></a></p> <p>是非、皆さんもチャレンジしてみてください。<br /> 私はこの分野では20年の経験があるので、一番楽しい作業です。</p> <p>もしやってみてうまく行かないようであれば、業務フロー作成の目的・作成方法・作成のポイント、業務フローの効果について詳しくフォローいたしますよ。</p> <p>ご相談は下記のホームページから。<br /> <a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://rk151a.weebly.com/">https://rk151a.weebly.com/</a></p> R & K🌈あなたの存在価値、高めます🌈