tag:crieit.net,2005:https://crieit.net/tags/NAT/feed 「NAT」の記事 - Crieit Crieitでタグ「NAT」に投稿された最近の記事 2021-09-05T02:30:12+09:00 https://crieit.net/tags/NAT/feed tag:crieit.net,2005:PublicArticle/17634 2021-09-05T02:24:22+09:00 2021-09-05T02:30:12+09:00 https://crieit.net/posts/NAT-NAT 【双方向NATについて】沼地を避けてNATを成功させる布陣の手引き書 <p>おつかれちゃ~ん!!<br /> ども!私だにゃ~ん。<br /> 友達たちに「<strong>心霊スポットにドライブ行こう!</strong>」と提案したのですが、NGもらいました…<br /> お化けが怖いのか、それとも私の運転が怖いのか…</p> <p>さて、今回は理解に躓く<strong>双方向NAT</strong>につい<strong>て自分なりにキャッチーに分かりやすく</strong>した(つもり)ので、いつか私が未来の新卒さんたちに教えるときに楽できるように、ここで載せっちゃうぴょん♪</p> <hr /> <h4 id="v目次にゃv"><a href="#v%E7%9B%AE%E6%AC%A1%E3%81%AB%E3%82%83v">v目次にゃv</a></h4> <p>1.NATについての感想<br /> 2.躓きやすいポイントと原因<br /> 3.対策<br /> 4.NAT攻略~勝利のカギは地形選択にあり編~<br /> 5.NAT攻略~双方向NATとは男のプライドを守るためにあるのだ編~<br /> 6.まとめ</p> <hr /> <h4 id="NATについての感想"><a href="#NAT%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%AE%E6%84%9F%E6%83%B3">NATについての感想</a></h4> <p><strong>NATってややこしい</strong>!というのが始めてNATを行った際の感想うさ~。<br /> NAT単体でもそう感じるのに、適用するインターフェース、インサイド、アウトサイド、<br /> さらには、+HSRP(VRRP)に+BGPと難しくなるばかり…<br /> ということで、NATを攻略法を記述してきますぎょぴ~。</p> <hr /> <h4 id="躓きやすいポイントと原因"><a href="#%E8%BA%93%E3%81%8D%E3%82%84%E3%81%99%E3%81%84%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%A8%E5%8E%9F%E5%9B%A0">躓きやすいポイントと原因</a></h4> <p>せっかくなので、<strong>どこをなぜ躓くのか</strong>挙げたいとおもうきんぎょ~。<br /> 分からい時に、その時の考えや躓きを残すことは大事ねこ~。理解したときには、分からなかった自分には戻れないので…</p> <p><strong>躓きポイント</strong><br /> ・結局何がしたいのか不明<br /> ・インサイド側送信元IP、宛先IPーーアウトサイド側送信元IP、宛先IPとどれがなんだが…<br /> ・双方向NATする意味は?<br /> ・そもそも何故、NATでIPを書き換えるの??</p> <p><strong>原因</strong><br /> ・グローバルIPとプライベートIPの理解が足りていない<br /> ・でてくるアドレスが区別できていない<br /> ・頭だけで考えている</p> <p>書いていて、思ったより資料が必要そうで苦笑しているうさ~。<br /> と筆者のボヤキはさておき、対策を考えるぴょん!</p> <hr /> <h4 id="対策"><a href="#%E5%AF%BE%E7%AD%96">対策</a></h4> <p>あがった問題点からザックリと対策を書き出してみるキツネ。<br /> <strong>対策</strong><br /> ・NATの必要性を考える!(グローバルアドレスとプライベートアドレスについて)<br /> ・どのアドレスをどうしたいのか区別をつける!<br /> ・頭だけで演算せず、書き出す!<br /> ・イメージをつかむ!</p> <hr /> <h4 id="NAT攻略~勝利のカギは地形選択にあり編~"><a href="#NAT%E6%94%BB%E7%95%A5%EF%BD%9E%E5%8B%9D%E5%88%A9%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%82%AE%E3%81%AF%E5%9C%B0%E5%BD%A2%E9%81%B8%E6%8A%9E%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8A%E7%B7%A8%EF%BD%9E">NAT攻略~勝利のカギは地形選択にあり編~</a></h4> <p>古代中国のすごい人は<br /> 「<strong>勝つためには、兵力や課金だけでなく、有利な地形を選ぶべし</strong>!」<br /> とおっしゃっていましたきんぎょ~。(ソースは動画サイトのゲーム広告です)<br /> NATも、まずは地盤を固めていくのが勝利(?)の秘訣ですぞ~こうめいこうめい~。</p> <p>まずはNATの必要性についてねこ~。<br /> 下の図はPCでどこかのサーバにアクセスできる図だぴょん!<br /> <a href="https://crieit.now.sh/upload_images/c8e3813e38831a16492d64162853d8f0613395fec458f.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/c8e3813e38831a16492d64162853d8f0613395fec458f.png?mw=700" alt="image.png" /></a></p> <p>ここでは<strong>LANにあるPCがインターネットを介してサーバにアクセスする</strong>ことだけを汲み取ってくださいぎょぴ~。<br /> 特に細かいIPアドレスは覚えなくてOK<br /> (IPアドレスは適当に振っています)</p> <hr /> <p>次にインターネット側から見た同じ図ですキツネ!<br /> <a href="https://crieit.now.sh/upload_images/c8e3813e38831a16492d64162853d8f061338e96dc1a0.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/c8e3813e38831a16492d64162853d8f061338e96dc1a0.png?mw=700" alt="image.png" /></a></p> <p><strong>インターネットから見るとLAN側の複数あるPCは見えていませんね?</strong><br /> 基本的に<strong>1つのローカルエリアに1つのグローバルアドレス</strong>があるイメージです。(厳密には違いますが、今回はそのていで進めます)<br /> つまり、<strong>あるエリアからあるエリアまで通信するためにはグローバルアドレスを使いま</strong>すうさ~。</p> <p>しかし、実際には青いエリアにはPCは2台以上ありますよね?<br /> ということは、PCにグローバルアドレス200.10.0.20を振ってあげると<strong>1台しか通信できない</strong>ことになります。<br /> これでは困りますうさぎね。自宅で考えるとPCかスマホのどちらかでしかインターネットにアクセス出来ない状況です。(IPv4アドレスは数に限りがあるので端末1台1台にグローバルアドレスを振ることはできません)<br /> これを<strong>解決できるのがNATという技術</strong>ですねこ~!</p> <p>ここで重要なのは<strong>LAN内のPCやスマホに振ってあるプライベートアドレスをグローバルアドレスに変換</strong>するという事です!<br /> いいかい。深く考えるな?ここではインターネットに出るためには<strong>端末のプライベートアドレスをグローバルアドレスに変換しなきゃいけない</strong>ことだけを頭に入れるんだ。<br /> (もし、ここでどうしても頭を抱えるようならば、グローバルアドレス、プライベートアドレスの理解が必要です。その場合は各自で調べてください)</p> <p>ちなみに複数の端末で通信をさせたいときはNAPT、PATというNATの技術を使いますぎょぴ。</p> <hr /> <h4 id="NAT攻略~双方向NATとは男のプライドを守るためにあるのだ編~"><a href="#NAT%E6%94%BB%E7%95%A5%EF%BD%9E%E5%8F%8C%E6%96%B9%E5%90%91NAT%E3%81%A8%E3%81%AF%E7%94%B7%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%89%E3%82%92%E5%AE%88%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%A0%E7%B7%A8%EF%BD%9E">NAT攻略~双方向NATとは男のプライドを守るためにあるのだ編~</a></h4> <p>お次は具体的にNATが何をするのかですうさぎ~。<br /> この記事をご覧の方は、NATの基本的なことは調べ済みだと思うので、必要な部分だけ掻い摘みます。</p> <p>NATは<strong>アドレスを書き換える</strong>ことが出来ます!<br /> 今回は<strong>双方向NAT</strong>ということなので、<strong>送信元IPと宛先IPの両方を書き換えます</strong>。<br /> 双方向NATをする意味ですが、<br /> <strong>お客さんにサーバの本当のアドレスを知られない、<br /> サーバ側もお客さんの本当のアドレスを知ることができない</strong><br /> という側面があります。<br /> <a href="https://crieit.now.sh/upload_images/c8e3813e38831a16492d64162853d8f061339c02e2d33.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/c8e3813e38831a16492d64162853d8f061339c02e2d33.png?mw=700" alt="image.png" /></a><br /> イメージで言うと、<strong>TwitterのDM</strong>だぴょんぴょん。<br /> お互いに本人のことは分からないけど、届けたい人に届けたいメッセージは届きますうさ~。<br /> ニャン子さん宛のメッセージは届けることが出来るけど、ニャン子さんは実はおじさんだなんて知る由もありませんね。</p> <hr /> <p>先程はTwitterでイメージしましたが、もっと実践によった見方をしていきますきんぎょ。</p> <h5 id="送信元NAT"><a href="#%E9%80%81%E4%BF%A1%E5%85%83NAT">送信元NAT</a></h5> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/c8e3813e38831a16492d64162853d8f061339e9640163.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/c8e3813e38831a16492d64162853d8f061339e9640163.png?mw=700" alt="image.png" /></a><br /> 送るデータをお父さんとして考えてみます。<br /> 男というのは見栄を張る生き物です。ちゃんねぇにはカッコイイところを見せたい。その気持ちわかります。<br /> この気持ちを心の片隅にご覧いただければと思いますおじ~。</p> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/c8e3813e38831a16492d64162853d8f061339ebc09645.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/c8e3813e38831a16492d64162853d8f061339ebc09645.png?mw=700" alt="image.png" /></a><br /> 父は本当は35年ローンの家から夜の街へ通っていますが、<br /> 夜の街のおねーちゃんには高級なお城から通っていると来た場所を偽ります。<br /> <strong>家→高級お城</strong><br /> これが<strong>送信元NAT</strong>ですっぽ!</p> <hr /> <h5 id="宛先NAT"><a href="#%E5%AE%9B%E5%85%88NAT">宛先NAT</a></h5> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/c8e3813e38831a16492d64162853d8f06133a1d33ddb4.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/c8e3813e38831a16492d64162853d8f06133a1d33ddb4.png?mw=700" alt="image.png" /></a><br /> 男というのは家族には知られたくない秘密を1つや2つ持っている生き物です。<br /> 秘密は共に死線をくぐり抜けてきた同志にだけ打ち明けます。<br /> ということをご理解の程、続きをご覧ください。</p> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/c8e3813e38831a16492d64162853d8f06133a26f14a30.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/c8e3813e38831a16492d64162853d8f06133a26f14a30.png?mw=700" alt="image.png" /></a><br /> 父は本当は家から夜の街へ通いますが、大切な家族にはそのことを知られたくありません。<br /> そこで、行き先を会社だと偽ります。<br /> <strong>夜の街→会社</strong><br /> これが<strong>宛先NAT</strong>っぽ!</p> <p>いいですか。ここまでで大事なことは<strong>変換しているのは送信元同士、宛先同士</strong>ですよ。<br /> 決して送信元を宛先へ変換しているわけではありません。<br /> 実際に機器でNATを行うとこの辺りがごちゃ混ぜになりますハト~。</p> <hr /> <h5 id="双方向NAT"><a href="#%E5%8F%8C%E6%96%B9%E5%90%91NAT">双方向NAT</a></h5> <p><strong>双方向NATとは送信元NATと宛先NATの両方をすること</strong>です。<br /> つまり、おねーさんには家を高級お城と偽り、家族には夜の街を会社と偽ります。<br /> <a href="https://crieit.now.sh/upload_images/c8e3813e38831a16492d64162853d8f06133a4034676b.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/c8e3813e38831a16492d64162853d8f06133a4034676b.png?mw=700" alt="image.png" /></a><br /> これが<strong>双方向NAT</strong>っぽ!</p> <p>NATをかけるイメージは下図の通りですハトー。<br /> <a href="https://crieit.now.sh/upload_images/c8e3813e38831a16492d64162853d8f06133a47e0b8c4.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/c8e3813e38831a16492d64162853d8f06133a47e0b8c4.png?mw=700" alt="image.png" /></a><br /> この図をみて違和感を得た方。おそらく、現場でのNATでも違和感をえるでしょう。<br /> そう、この図だと<br /> <strong>NAT前 → NAT後</strong><br /> となっています。ですが、実際には<br /> <strong>NAT前送信元 → NAT後送信元<br /> NAT前宛先  → NAT後宛先</strong><br /> となります。IPアドレスは数字だけの情報のため、現場だと脳が混乱します。<br /> どのIPアドレスをどのIPアドレスへ変換すべきなのか、<strong>ここを書き出して整理しておくことを推奨</strong>しますねこ~。マジで。</p> <p>NAT前とNAT後をまとめたものが下図です。<br /> <a href="https://crieit.now.sh/upload_images/c8e3813e38831a16492d64162853d8f06133a5ad2523a.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/c8e3813e38831a16492d64162853d8f06133a5ad2523a.png?mw=700" alt="image.png" /></a><br /> ちなみにですが、ふつうは送信元、宛先共に、NATする際は同一セグメントにしないので悪しからず。ここはケースバイケースですかにゃー。</p> <hr /> <h4 id="まとめ"><a href="#%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81">まとめ</a></h4> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/c8e3813e38831a16492d64162853d8f06133a6477c4a2.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/c8e3813e38831a16492d64162853d8f06133a6477c4a2.png?mw=700" alt="image.png" /></a></p> <hr /> <h4 id="エンドタイトル"><a href="#%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AB">エンドタイトル</a></h4> <p>今回は筆者のミスで、この記事を書いている途中で誤って記事を消してしまいました…<br /> さすがに力尽きてしまい、少々雑な記事になったいます。ごめんなさい。<br /> また、世の中の男性、お父様方、この記事で風評被害をうけてしまうかもしれません。<br /> この場を借りて謝罪申し上げます。<br /> 陳謝👏&Good Luck👍<br /> 家庭円満のためにも、自身へ双方向NATは適用しない事を推奨します。ちゃんねぇーも正直な男のほうが好きだと思いますよ!()</p> <p>文末になってしまいましたが、NATの適用インターフェースについては、また後日。反響があればという事で…</p> <p>今回はここまで🐾<br /> 自宅にて、終わりを迎えつつある夏を感じながら…。</p> <p>次回も頑張るきんぎょー…</p> keito_woood tag:crieit.net,2005:PublicArticle/17432 2021-06-22T17:24:23+09:00 2021-06-22T17:24:23+09:00 https://crieit.net/posts/NAT-60d19e37706c6 双方向NATざっくりメモ(コマンド集) <h1 id="双方向NATとは"><a href="#%E5%8F%8C%E6%96%B9%E5%90%91NAT%E3%81%A8%E3%81%AF">双方向NATとは</a></h1> <h4 id="「内部送信元IPアドレス変換」と「外部送信元IPアドレス変換」を同時に行うNAT"><a href="#%E3%80%8C%E5%86%85%E9%83%A8%E9%80%81%E4%BF%A1%E5%85%83IP%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9%E5%A4%89%E6%8F%9B%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8C%E5%A4%96%E9%83%A8%E9%80%81%E4%BF%A1%E5%85%83IP%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9%E5%A4%89%E6%8F%9B%E3%80%8D%E3%82%92%E5%90%8C%E6%99%82%E3%81%AB%E8%A1%8C%E3%81%86NAT">「内部送信元IPアドレス変換」と「外部送信元IPアドレス変換」を同時に行うNAT</a></h4> <p>のことで、お互いのホストのIPアドレスを知らなくても通信できる</p> <h1 id="双方向NAT(スタティック)の設定(コマンド)"><a href="#%E5%8F%8C%E6%96%B9%E5%90%91NAT%EF%BC%88%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%EF%BC%89%E3%81%AE%E8%A8%AD%E5%AE%9A%28%E3%82%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%89%29">双方向NAT(スタティック)の設定(コマンド)</a></h1> <pre><code>– Router(config)#ip˽nat˽inside˽source ˽ static˽<内部ローカルアドレス>˽<内部グローバルアドレス> – Router(config)#ip˽nat˽outside˽source ˽ static˽<外部グローバルアドレス>˽<外部ローカルアドレス>˽add-route ※ 「add-route」オプションを付けずに、別途スタティックルートの設定でも可 Router(config)#ip˽route˽<外部ローカルアドレス> ˽<出力インターフェース(outside)> </code></pre> tobara tag:crieit.net,2005:PublicArticle/17431 2021-06-22T17:08:28+09:00 2021-06-22T17:09:12+09:00 https://crieit.net/posts/NAT-60d19a7c516e9 NATの外部から内部の設定まとめ(コマンド集) <h1 id="初めに"><a href="#%E5%88%9D%E3%82%81%E3%81%AB">初めに</a></h1> <p>NATとはプライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを変換してくれる機能<br /> 詳しくは<a href="https://crieit.net/posts/NAT-60d15984acbda">NATざっくりメモ</a><br /> ここでは外部ネットワークから内部ネットワークにデータが送信されるための設定を書いていく。</p> <h1>なんで外部から内部で<del>めんどくさい</del>設定をする必要があるのか</h1> <p>NATの処理順序では</p> <h5 id="内部ネットワークから外部ネットワークの場合はルーティングをしてからNATを行う"><a href="#%E5%86%85%E9%83%A8%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%81%8B%E3%82%89%E5%A4%96%E9%83%A8%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%81%AE%E5%A0%B4%E5%90%88%E3%81%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%8B%E3%82%89NAT%E3%82%92%E8%A1%8C%E3%81%86">内部ネットワークから外部ネットワークの場合はルーティングをしてからNATを行う</a></h5> <p>逆に</p> <h5 id="外部ネットワークから内部ネットワークの場合はルーティングをしてからNATを行う"><a href="#%E5%A4%96%E9%83%A8%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%81%8B%E3%82%89%E5%86%85%E9%83%A8%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%81%AE%E5%A0%B4%E5%90%88%E3%81%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%8B%E3%82%89NAT%E3%82%92%E8%A1%8C%E3%81%86">外部ネットワークから内部ネットワークの場合はルーティングをしてからNATを行う</a></h5> <p>なので</p> <h3 id="ルーティング情報を登録していないとうまく通信が成立しない"><a href="#%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%82%92%E7%99%BB%E9%8C%B2%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%86%E3%81%BE%E3%81%8F%E9%80%9A%E4%BF%A1%E3%81%8C%E6%88%90%E7%AB%8B%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84">ルーティング情報を登録していないとうまく通信が成立しない</a></h3> <p>から行うのである<br /> もっと詳しく言うと<br /> <strong>受信側インターフェース(inside)が送信側インターフェース(outside)として使用されてしまうため送信側インターフェースへの道しるべを作ってあげる必要がある</strong><br /> ということ</p> <h1 id="コマンド集"><a href="#%E3%82%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%89%E9%9B%86">コマンド集</a></h1> <p>少しわかりやすくここでは内部(inside)側のインターフェースをGigabitethernet 0/0<br /> 外側(outside)側のインターフェースをGigabitethernet 0/1とする<br /> ◆スタティックNATの設定</p> <pre><code>– Router(config)#ip˽nat˽outside˽source ˽ static˽<外部グローバルアドレス>˽<外部ローカルアドレス> ※設定後にNATテーブルを確認 Router#show˽ip˽nat˽translations – Router(config)#ip route <外部ローカルアドレス> <サブネットマスク> Gigabitethernet 0/1 ↑ここで送信側インターフェースへの道しるべを作ってあげてる </code></pre> <p>機器によっては add-routeオプションを使って簡単に書くことができる※自動的にスタティックルートを追加してくれる</p> <pre><code>– Router(config)#ip˽nat˽outside˽source ˽ static˽<外部グローバルアドレス>˽<外部ローカルアドレス>˽add-route ※自動的にスタティックルートを追加 </code></pre> tobara tag:crieit.net,2005:PublicArticle/17428 2021-06-22T12:31:16+09:00 2021-06-22T12:31:16+09:00 https://crieit.net/posts/NAT-60d15984acbda NATざっくりメモ <h1 id="NAT(Network Address Translation)とは"><a href="#NAT%28Network+Address+Translation%29%E3%81%A8%E3%81%AF">NAT(Network Address Translation)とは</a></h1> <p>2つのTCP/IPネットワークの境界にあるルーターやゲートウェイにおいて、双方のIPアドレスを変換してデータを転送する技術。<br /> ざっくりいうとプライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換してくれる。<br /> プライベートは企業側、グローバルはインターネット側。</p> <h1 id="NATをやるうえで覚えておきたい単語"><a href="#NAT%E3%82%92%E3%82%84%E3%82%8B%E3%81%86%E3%81%88%E3%81%A7%E8%A6%9A%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%8A%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%84%E5%8D%98%E8%AA%9E">NATをやるうえで覚えておきたい単語</a></h1> <div class="table-responsive"><table> <thead> <tr> <th>NAT用語</th> <th>Cisco上での出力</th> <th>内容</th> </tr> </thead> <tbody> <tr> <td>内部ローカルアドレス</td> <td>Inside local</td> <td>内部ネットワークで扱われる、内部ネットワークのホストのIPアドレス</td> </tr> <tr> <td>内部グローバルアドレス</td> <td>Inside global</td> <td>外部ネットワークで扱われる、内部ネットワークのホストのIPアドレス</td> </tr> <tr> <td>外部ローカルアドレス</td> <td>Outside local</td> <td>内部ネットワークで扱われる、外部ネットワークのホストのIPアドレス</td> </tr> <tr> <td>外部グローバルアドレス</td> <td>Outside global</td> <td>外部ネットワークで扱われる、外部ネットワークのホストIPアドレス</td> </tr> </tbody> </table></div> <p>Inside or Outside→どこのネットワークのホストを扱うか<br /> global or local→ どこのネットワークで扱うか</p> <h1 id="インターフェースで設定する(コマンド集)"><a href="#%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%81%A7%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%99%E3%82%8B%EF%BC%88%E3%82%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%89%E9%9B%86%EF%BC%89">インターフェースで設定する(コマンド集)</a></h1> <p>かさばるから別ページへ<br /> <a href="https://crieit.net/posts/NAT-60d15946c0598">NATコマンド集</a></p> <h1 id="NATの設定方法の種類"><a href="#NAT%E3%81%AE%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%81%AE%E7%A8%AE%E9%A1%9E">NATの設定方法の種類</a></h1> <p>スタティックNATとダイナミックNATの2種類がある。<br /> ◆スタティックNAT<br /> – あらかじめNATテーブルに1対1の変換エントリを設定しておく</p> <p>◆ダイナミックNAT<br /> – NAT変換で使用するIPアドレスの範囲を設定しておくことで、内部から外部へ、もしくは外部から内部への通信が発生した時にその範囲内のIPアドレスを1つ使用して変換する</p> <p>– 範囲内の小さい値のIPアドレスから順に割り当てる。</p> <p>※1つのルータでスタティックNATとダイナミックNATの両方が設定されている場合、スタティックNATの設定を優先</p> tobara tag:crieit.net,2005:PublicArticle/17427 2021-06-22T12:30:14+09:00 2021-06-22T17:08:55+09:00 https://crieit.net/posts/NAT-60d15946c0598 NATコマンド集(手順書) <h1 id="初めに"><a href="#%E5%88%9D%E3%82%81%E3%81%AB">初めに</a></h1> <p>NATとはプライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスの変換を行ってくれる機能である。</p> <h1 id="コマンド集"><a href="#%E3%82%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%89%E9%9B%86">コマンド集</a></h1> <p>◆インターフェースで設定する</p> <pre><code>– 内部ネットワーク(inside network)の設定 Router(config-if)#ip˽nat˽inside ※一般的には企業LAN側のインターフェースに設定 – 外部ネットワーク(outside network)の設定 Router(config-if)#ip˽nat˽outside ※一般的にはインターネット側のインターフェースに設定 </code></pre> <p>◆スタティックNATの設定</p> <pre><code>– Router(config)#ip˽nat˽inside˽source ˽ static˽<内部ローカルアドレス>˽<内部グローバルアドレス> ※設定後にNATテーブルを確認 Router#show˽ip˽nat˽translations </code></pre> <p>↑ここまでで内部ネットワークから外部ネットワークまでの設定が終わった</p> <p>↓外部ネットワークから内部ネットワークまでの設定はこっちで<br /> <a href="https://crieit.net/posts/NAT-60d19a7c516e9">NATの外部から内部の設定まとめ</a><br /> ◆ダイナミックNATの設定①</p> <pre><code>【STEP1】内部グローバルアドレスのIPアドレスプールを定義 Router (config)#ip˽nat˽pool˽<IPアドレスプールの名前>˽<先頭のIPアドレス>˽<最後のIPアドレス>˽ netmask˽<サブネットマスク> 【STEP2】変換対象となる送信元IPアドレスを標準ACLで定義 Router (config)#access-list˽<リスト番号>˽permit˽<送信元IPアドレス>˽<ワイルドカードマスク> 【STEP3】ACLとIPアドレスプールをひもづける Router (config)#ip˽nat˽inside˽source˽list˽<アクセスリスト番号>˽pool˽<IPアドレスプール名> </code></pre> tobara tag:crieit.net,2005:PublicArticle/17379 2021-06-09T23:14:10+09:00 2021-06-10T19:56:03+09:00 https://crieit.net/posts/NAT-60c0ccb204d6a 【メモ】NAT(ナット)とは。 <h4 id="IPアドレスを変換する技術というか仕組み(Network Address Translation)"><a href="#IP%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%82%92%E5%A4%89%E6%8F%9B%E3%81%99%E3%82%8B%E6%8A%80%E8%A1%93%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%8B%E4%BB%95%E7%B5%84%E3%81%BF%EF%BC%88Network+Address+Translation%EF%BC%89">IPアドレスを変換する技術というか仕組み(Network Address Translation)</a></h4> <hr /> <ol> <li>社内サーバー(プライベートアドレス:192.1681.1)</li> <li>プライベートアドレスをグローバルアドレスに変換して社外サーバーへ<br /> (例:192.1681.1 → 50.1.1.2)※SNAT</li> <li>社外サーバー(グローバルアドレス:50.1.1.1)</li> <li>グローバルアドレスをプライベートアドレスに変換して社内サーバーへ<br /> (例:192.1681.1 ← 50.1.1.2)※DNAT</li> </ol> <hr /> <p>ちなみにNAPT(ナプト)は、ポート番号を変換できる仕組み。</p> しんじ。