tag:crieit.net,2005:https://crieit.net/tags/PC/feed 「PC」の記事 - Crieit Crieitでタグ「PC」に投稿された最近の記事 2020-04-20T08:31:04+09:00 https://crieit.net/tags/PC/feed tag:crieit.net,2005:PublicArticle/15855 2020-04-20T08:14:13+09:00 2020-04-20T08:31:04+09:00 https://crieit.net/posts/MacBook-Air-2020 MacBook Airを買ったのでレビューを書いてみた2020 <p>2020年3月に新しいMacBook Airが発売されました。僕は購入したため、せっかくですので買って使ってみたレビューを書いてみたいと思います。</p> <h2 id="買ったもののスペック"><a href="#%E8%B2%B7%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%83%E3%82%AF">買ったもののスペック</a></h2> <p>下記のスペックを選択しました。CPUとメモリはMAXにしています。</p> <ul> <li>CPU…第10世代の1.2GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.8GHz)</li> <li>メモリ…16GB</li> <li>ストレージ…512GB SSD</li> </ul> <h2 id="買ってどうだったか"><a href="#%E8%B2%B7%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%8B">買ってどうだったか</a></h2> <p>今のところ僕の利用する用途としては何一つ申し分なく使えています。おすすめです。</p> <p>ただ、人や用途によっては変わってくると思いますので、どういうふうに良かったのかも色々と書いてみたいと思います。元々持っていたmacが古い機種のため、最近の機種との比較はありません。</p> <h2 id="そもそもなぜ買ったのか"><a href="#%E3%81%9D%E3%82%82%E3%81%9D%E3%82%82%E3%81%AA%E3%81%9C%E8%B2%B7%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B">そもそもなぜ買ったのか</a></h2> <p>僕はメインPCはWindowsや、時期によってはLinuxを使っていたりします。メインでmacを使うことはありません。macを使うのは、XcodeでiOSアプリの開発を行う時だけです。</p> <p>もともと僕が持っていたのは5年くらい前に購入した、同じくMacBook Airです。Early 2015というタイプで、一番安いものを選んだためスペックとしては11インチディスプレイ、メモリ4GB、ディスク容量128GBというとにかく最低の貧弱スペックです。</p> <p>最近たまたま仕事でも趣味でもiPhone向けアプリを開発する機会が増えたのですが、とにかく重く、普通に実機デバッグするためにビルドするだけでも数分かかったりします。Archiveするのもipaを作成するまでに20〜30分とかいつもかかっていました。さすがに待ってられないため、もう完全に放置して別のPCで他のことをしていました。</p> <p>当然エミュレータも重く、使用するとほとんど存在しない容量が更に削られるため利用できません。最後の方は容量がいつも10GB以下になっていてカツカツで、Xcodeのアップデートも不可能でした。</p> <p>画面サイズも非常に小さく、Storyboardを使っていたりすると正直使えるというレベルと言っていいのかも怪しい状態でした。</p> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/95153deda5d1d59870f96ebbe3597d155e986181d9502.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/95153deda5d1d59870f96ebbe3597d155e986181d9502.png?mw=700" alt="" /></a></p> <p>とにかく、使い続けるという選択肢は無いな、という状況で使い続けていたため、あとはいつ何に買い換えるかと見計らっているタイミングで登場したのが今回のMacBook Airでした。</p> <h2 id="悩んだこと"><a href="#%E6%82%A9%E3%82%93%E3%81%A0%E3%81%93%E3%81%A8">悩んだこと</a></h2> <p>持っていたMacBook Airの影響で、今後Airを買うことは無いな、と思っていました。しかしMacBook Proとなると、スペックは十分ですがやはりちょっと高いです。メインで使うわけでもないためそこまでお金をかけるくらいなら他に使ったほうがいいかな……と思ったり、でも主な用途がビルドということでスペックを要求する作業のため、やはりMacBook Airじゃ心細いのかな……と思ったりを繰り返してひたすら悩んでいました。</p> <p>あきらかに今回のAirが貧弱だったら悩むことはなかったのですが、もしかしたらこれでも行けるんじゃないかと思わせてくれたことが悩みのタネとなりました。</p> <p>結局、あらゆる面でもともとのmacよりはスペックが高いですし、他の方の話を聞く限りわりとこれくらいのスペックでも十分なのではないかと思うようになりMacBook Airを購入することに決めました。</p> <h2 id="買ってどうだったかの詳細"><a href="#%E8%B2%B7%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%AE%E8%A9%B3%E7%B4%B0">買ってどうだったかの詳細</a></h2> <h3 id="重さと容量"><a href="#%E9%87%8D%E3%81%95%E3%81%A8%E5%AE%B9%E9%87%8F">重さと容量</a></h3> <p>Xcodeでのビルド時間はあきらかに速くなりました。だいぶストレスもなくなりました。何より思考停止でエミュレータを使えるのがありがたいです。Archiveもわりとすぐ終わるためちょっとしたアップデートも気軽にやろうと思えるようになった気がします。</p> <p>というか、とにかく重かったため、並行していろんなアプリケーションを開くのも辛かったですし、ブラウザも使うのが億劫でどうしようもない状態でした。今はもう何も気にせずTwitterを見たり検索したりできるようになりました。</p> <p>サブ機ですし容量は多分512GBも使い切ることはないでしょう。Xcodeをアップデートする前に、わざわざ必要なものまで削って準備する必要もなくなりました。</p> <h3 id="画面"><a href="#%E7%94%BB%E9%9D%A2">画面</a></h3> <p>ぶっちゃけ、最初はちょっと狭くてきついかな、と思いました。ただ、よくよく見るとディスプレイの環境設定で解像度をさらに上げることのできる設定がありました。</p> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/66b61d20110e53169ca738ea91eabe505e986bec74ee2.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/66b61d20110e53169ca738ea91eabe505e986bec74ee2.png?mw=700" alt="" /></a></p> <p>これを試してみたところ十分いい感じになりました。文字はちょっと小さいため年をとると厳しくなっていくかもしれませんが。</p> <p>まあ、前述のスクリーンショットの通り、Xcodeであれこれ全部表示しっぱなしで画面分割は元々見やすいものではないみたいですね。分割画面はさほど変わりませんでしたが、ひとまず普通のコーディング画面はわりと安心感が出るようになりました。Rxを使っているプロジェクトがあり、インデントされまくりで折り返しまくりだったので見づらくてしかたがありませんでした。</p> <h3 id="USB"><a href="#USB">USB</a></h3> <p>MacBook AirにはThunderbolt3のポートが2つしかありません。別途充電用の接続があるわけではなく、これで充電もまかないます(これは知りませんでした)。つまり、充電をしつつiPhoneの実機で開発を行っていると他に何も接続することが出来ません。なかなか厳しいです。</p> <p>ということで僕は別途USB3とUSB Type-Cを2つずつ接続できるハブを買いました。4千円くらいのやつです。これならまあ十分です。というか僕はマウスかトラックボールをも使うので無いと無理ですね。</p> <h2 id="まとめ"><a href="#%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81">まとめ</a></h2> <p>ということで、サブ機だけど開発用にちょっとスペックも必要だけどどうしよう、と悩んで買った場合にMacBook Airを買って使ってみた所感でした。使い勝手としては十分ですし費用も抑えられたためとても良い買い物だったと思います。</p> <p>同様の用途でこれ未満のスペックは個人的には考えられないため、一番安いパターンなどであれば購入する選択肢はなかったです。逆にこれ以上のスペックを求めていてメイン開発PCとして使いたいのであればMacBook Proの16インチか、次に出るPro 14インチ(という噂)を待つのが良いでしょう。</p> だら@Crieit開発者 tag:crieit.net,2005:PublicArticle/15554 2019-11-18T08:12:26+09:00 2020-02-17T10:13:36+09:00 https://crieit.net/posts/PC-Windows-mac-Linux エンジニアのPCはWindowsとmacとLinuxのどれがいいのか <p>エンジニアのPCはどれがいいのか、駆け出しの場合は特に悩む人も多そうなので一度主観でまとめてみました。ちなみに僕は2, 3年ほどLinux(Linux Mintというやつ)、時々mac、あとはほとんどWindowsですので一応一通り多少は使ったことがあるエンジニアの視点からです。仕事で決まっているから、という話は今回は含めません。個人で選択する場合です。</p> <h2 id="ゲームがしたい場合"><a href="#%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%8C%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%84%E5%A0%B4%E5%90%88">ゲームがしたい場合</a></h2> <p>Windows必須です。ゲームだけがしたい人はここで記事は終わりです。同じ理由でゲーム開発をメインにしたい方も同様かと思います。</p> <p>他の開発を行う場合、Windowsだけでやるのか、macも購入するのか、引き続き検討が必要です。ゲームを作る場合もiPhoneアプリ用のゲームも同時に作りたい、という場合はmacと両方、もしくはmacだけで問題ないゲームを作るか、などの検討が必要でしょう。</p> <h2 id="iOSアプリ作る人"><a href="#iOS%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E4%BD%9C%E3%82%8B%E4%BA%BA">iOSアプリ作る人</a></h2> <p>mac一択です。せっかくなのでいいmacを買って何でもかんでも全部それでできるといいと思います。</p> <h2 id="Web開発とかやりたい駆け出しの人"><a href="#Web%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%81%A8%E3%81%8B%E3%82%84%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E9%A7%86%E3%81%91%E5%87%BA%E3%81%97%E3%81%AE%E4%BA%BA">Web開発とかやりたい駆け出しの人</a></h2> <p>mac一択だと思います。</p> <p>とにかくRubyとか、Node.jsとか、ナウいものをやろうと思ったらmacの場合環境構築がやりやすいし、情報も多いのでスムーズに進みます。Windows上の直火でやろうと思ったらむっちゃっくっちゃ! 大変です。結構知識が無いと厳しいしあったとしても厳しいと思います。というか無理ゲーに近いです。PHPとかだとまだマシですが。というかわざわざ時間をかけて解決する意味もあまりないと思います。</p> <p>そのため大変な環境構築を避けて簡単に行おうとするとWSL、Docker、Vagrant、VirtualBoxなど、Windows上で別途Linuxを動かすための環境で行ったほうが楽なのですが、結局そのための知識も必要になってきます。分かる人であればそれで容易に開発できるのですが、駆け出しでそれはまずそこを勉強しなければならなくなり遠回りなので、おすすめできません。</p> <p>しかも環境によってはこれらも使えないものがあったりしますし、どれを使うかによってその後発生するトラブルも違ってきます。そうなってくると問題が発生した時にプログラムが問題なのか環境が問題なのか、環境だとするとどの部分の設定がおかしいのかなど、とにかく原因を確定させるだけでも大変になりますので、そのエンジニア本人も大変ですし、周りでヘルプを受けた人もめちゃくちゃ大変です。</p> <p>とにかくよくわからない場合はmacがおすすめです。その方が世界は平和です。無理であればせめてWSLは導入しておきたいところです。</p> <h2 id="開発慣れしてる人"><a href="#%E9%96%8B%E7%99%BA%E6%85%A3%E3%82%8C%E3%81%97%E3%81%A6%E3%82%8B%E4%BA%BA">開発慣れしてる人</a></h2> <p>慣れて色々使えるようになったら、WindowsでもWSLとかDockerを使えばいいので何も問題はありません。WindowsだろうがmacだろうがLinuxだろうが好きなものを使えば良いと思います(もちろん必要なソフトや何をやるかによっても違ってくることはあると思います)。</p> <p>一昔前はWSLもDockerも無かったり、まだ未発達だったりしたので、それより前の時代はmac最強だったはずです。でも今は前述の通りWSLとDockerさえ使えばとてもいい感じに何でも開発できるのでWindowsもmacもファッション感覚で選べるくらいにはなりつつあると思います。</p> <p>まあそれでも僕もWindowsを使っていて不満はありますが、ただどのOSでも不満はある程度出てしまうと思うので、妥協するという点では差はないのかなと思います。</p> <p>ちなみに下記はLinuxからWindowsに戻ってきてから試行錯誤した時の記事です。</p> <p><a href="https://crieit.net/posts/Windows-Web">Windowsで快適なWebシステム開発を行えるか検証中</a></p> <h2 id="まとめ"><a href="#%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81">まとめ</a></h2> <p>WindowsとmacとLinuxそれぞれのハイスペックPCがほしいです。</p> だら@Crieit開発者 tag:crieit.net,2005:PublicArticle/14492 2018-07-30T06:37:43+09:00 2018-12-11T10:28:14+09:00 https://crieit.net/posts/Windows-Web Windowsで快適なWebシステム開発を行えるか検証中 <p>僕はここ数年Linux MintというUbuntuベースのOSでWebシステム開発と日常の趣味活動の全てをまかなっていました。</p> <p>PCの劣化に伴い新しいPCを購入したのですが、せっかくなのでWindows10 Proそのままでどこまで不便なくやっていけるか試してみました。</p> <h2 id="特に気になっていたところ"><a href="#%E7%89%B9%E3%81%AB%E6%B0%97%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%81%93%E3%82%8D">特に気になっていたところ</a></h2> <ul> <li>快適なシェル生活が可能か</li> <li>Dockerは問題なく使えるか</li> <li>ファイルの改行コードや属性など</li> </ul> <h2 id="シェル"><a href="#%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB">シェル</a></h2> <p>Linuxの場合シェルはデフォルトでBashのため、あらゆることを何も深く考えずにスムーズに使うことができました。Windowsでもなるべく快適に使っていきたいところです。</p> <h3 id="シェルを使い分ける"><a href="#%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%81%84%E5%88%86%E3%81%91%E3%82%8B">シェルを使い分ける</a></h3> <p>Windows10の場合は下記のシェルが利用できます。</p> <ul> <li>デフォルトのPowerShell</li> <li>Git Bash(Gitインストール時にインストールされる)</li> <li>Windows Subsystem for LinuxのBash</li> </ul> <h3 id="PowerShell"><a href="#PowerShell">PowerShell</a></h3> <p>PowerShellは現在はWindowsのデフォルトのシェルになっています。使い方を見てみると、何やらよく分からない長い名前のコマンドがたくさん用意されているようです。例えばフォルダの移動は<code>Set-Location</code>など。</p> <p>ただ、様々なコマンドにエイリアスが用意されていて、Linuxと同じコマンドも結構あります。例えば<code>ls</code>, <code>cd</code>, <code>cat</code>等は普通に使えます。</p> <p>他にもTabキーでパスを保管できたり、<code>Ctrl+r</code>でBashのようにコマンド履歴から検索したりすることができ、わりと使い勝手は悪くないです。あとは下記のURLにもあるように、設定を行えばGitの補完などもできるようになったりするようです。</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://git-scm.com/book/ja/v2/Appendix-A:-その他の環境でのGit-PowershellでGitを使う">Git - PowershellでGitを使う</a></p> <p>僕も入れてみましたが、多分公式のGitHubの説明どおりに入れた方が良いと思います。色々変なやり方をするとエラーが出まくります。</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://github.com/dahlbyk/posh-git">dahlbyk/posh-git: A PowerShell environment for Git</a></p> <p>インストールしてうまく動かなかったらPSModulePathという環境変数に、インストールされた自分のドキュメントフォルダ以下の<code>WindowsPowerShell\Modules</code>のパスを入れておきましょう。</p> <h3 id="Windows Subsystem for Linux"><a href="#Windows+Subsystem+for+Linux">Windows Subsystem for Linux</a></h3> <p>通称WSLです。WindowsでUbuntu等のLinux環境を動作させることができます。Ubuntuを入れればUbuntuと全く同じコマンドを使うことができます。apt等も使用できます。</p> <p>PowerShell上で<code>wsl</code>と実行すれば開くことができますし、レジストリの設定をすればエクスプローラでォルダを右クリックして実行することなどもできます。WindowsにあるソフトウェアよりLinuxのソフトウェアを直で使った方が使い勝手が良い、という場合にかなり便利です。</p> <h3 id="Git Bash"><a href="#Git+Bash">Git Bash</a></h3> <p>Git BashはWindowsでGitをインストールすると同時にインストールされているものです。Windows上で気軽にBashを使うことができ非常に便利です。</p> <p>Bashなら前述したWSLのBashを使えばいいのでは? と思うかもしれませんが、WSLの方は完全に環境が独立してしまっているため、使いづらいところがあったりします。Git BashはWindowsの環境を共有していますので、Windowsのプログラムも実行できますし、パスや設定等もWindowsのものを共有していますし、何気に結構便利です。</p> <p>このようにPowerShell, WSL, Git Bashを適切に使い分けていくとなかなか快適なシェル生活を過ごすことができます。</p> <h2 id="ソフトウェアなど"><a href="#%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%81%AA%E3%81%A9">ソフトウェアなど</a></h2> <h3 id="Windowsで使えるソフトウェア"><a href="#Windows%E3%81%A7%E4%BD%BF%E3%81%88%E3%82%8B%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2">Windowsで使えるソフトウェア</a></h3> <p>Windowsだとやはりソフトウェアが充実しているので、何も考えずに色々使えるので安心です。Linux Mintの時はGitを操作する時はGitとTigとVisual Studio CodeのGit操作をそれぞれ使い分けていましたが、Windowsだと普通にSourceTreeが使えるので安心です。(ただ、何気にLinux MIntの時もその組み合わせだとむちゃくちゃ快適ではあったため特にSourceTreeを使う必要性は感じませんでした)</p> <p>あとはWeb開発に関係ないですがちょっとしたゲームやソフトウェアをあまり深く考えずインストールできるというのはやはり安心できるところです。</p> <h3 id="Docker"><a href="#Docker">Docker</a></h3> <p>Windows10もPro版であればDockerが使えます。時々うまく動かなくなったり回線が繋がらなくなったりする時があるのでLinuxの時ほど安定しているとは言い難いですが、特に不便はなく使えています。</p> <p>以前Nortonを数年分買っていてまだ使えたためとりあえず入れていますが、DockerへのSamba接続を許可しないとvolumeが共有できなかったり、というところはあるのでちょっと気をつける必要があります。</p> <p>Pro版でない人も、最近だとWSLの方でDockerが使える、といった情報があるようです。</p> <h3 id="言語env系"><a href="#%E8%A8%80%E8%AA%9Eenv%E7%B3%BB">言語env系</a></h3> <p>rbenvとかpyenvとかはWSLに入れました。Windowsだと対応していなかったりするため、直でUbuntu側に入れて使った方が良さそうでした。</p> <p>あとはnvmなども入れています。一度Windowsに入れていたのですが、インストールするパッケージによってはビルド時にVisual Studioをインストールしていないとビルドできないものなどがあり、そんな重いものはインストールしたくなかったのでWSL側に入れました。</p> <p>ただ、WSLに入れてしまうとエディタ連携などができないため、サーバーサイド系の言語はとりあえずWindows側にも最新のバージョンのものを入れておく、等が必要だったりします。そのため容量には少し気をつけなければなりません。Dockerだけでなんとかするよ、という人は何もインストールしなくて良いのかもしれませんが、ちょっとあれこれ全部満たすには面倒そうな気がしました。</p> <h3 id="Visual Studio Code"><a href="#Visual+Studio+Code">Visual Studio Code</a></h3> <p>VSCodeはOS関係なく使えるので別に何も問題はないのですが、Windowsだとデフォルトの改行コードの設定がCRLFになっています。LFに設定を変えておきましょう。</p> <h3 id="Git"><a href="#Git">Git</a></h3> <p>Gitも属性周りがちょっと怖いので、下記などを設定しておきましょう。</p> <pre><code class="sh">git config core.filemode false </code></pre> <h3 id="Windowsメニューのランチャー"><a href="#Windows%E3%83%A1%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC">Windowsメニューのランチャー</a></h3> <p>Windowsキーを押すとWindowsメニューが出てきますが、そこでそのまま文字入力をはじめると、実行したいアプリケーション等を適当に検索してそのまま実行すること等ができます。デフォルトでここまでできるとはあまりにも快適でびっくりしました。これはかなりプラス評価でした。</p> <h2 id="まとめ"><a href="#%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81">まとめ</a></h2> <p>色々書きましたが、とにかくシェルをいかに使っていくかがWindowsでの快適なWeb開発生活をおくれるかどうかの鍵になってくると思います。PowerShellだけだったら多分Windowsを使うという選択肢はなかったと思います。今のところLinuxの時とさほど変わらない快適度は保っていると思います(まだ新しいPCの方が高速なのでそれだけでも非常に快適)。</p> <p>とはいえこれからもまた色々問題は出てくるかもしれません。実際に使い始めて数日はnpmでビルド失敗エラーが出たりDockerのvolumeが連携されなかったりで挫けそうになっていました。また色々と試していきます。</p> だら@Crieit開発者 tag:crieit.net,2005:PublicArticle/14486 2018-07-21T06:54:52+09:00 2022-01-05T10:02:28+09:00 https://crieit.net/posts/Web-PC WebエンジニアがPCを買った時に考えたことをまとめてみた <p>5年ほど使っていたPCが何をするにも重くなってしまい、そろそろ限界が近づいてきていたような気がしたので新しいPCを購入しました。Webエンジニアとして仕事で使うので、そのあたりも含めてその際に色々考えたパソコンの選び方を適当にまとめてみました。</p> <p>2018/7購入の記事です。</p> <p>PCでやること</p> <ul> <li>ブラウザ操作</li> <li>プログラミング</li> <li>開発環境構築</li> </ul> <p>など</p> <h2 id="重視したところは?"><a href="#%E9%87%8D%E8%A6%96%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%81%93%E3%82%8D%E3%81%AF%EF%BC%9F">重視したところは?</a></h2> <p>これはもう当たり前の部分なのですが、価格の安さとスペックの高さです。2つなのですがこれセットで一番大事です。どちらが欠けることは許されません。</p> <p>あとはノートPCであることです。外に持ち運んだりはしませんが、PCを置く位置を簡単に動かせないのは厳しいので必須です。サブディスプレイも使わないので、15インチであることも必須でした。</p> <h3 id="スペックの高さ"><a href="#%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AE%E9%AB%98%E3%81%95">スペックの高さ</a></h3> <p>元々使っていたPCは、Galleriaというゲーム用PCです。ゲームをしなくなったのですが、そこそこスペックが良かったのでそのまま仕事用に使っていました。それ以前はマウスコンピュータのデスクトップPCや、Thinkpadの激安なものを買っていました。</p> <p>昔はWeb開発といえばサクラエディタ等を使ってWinSCPでファイルをアップする、みたいな感じではっきり言って性能などどうでもよかったため、ひたすら安さのみを考えていました。</p> <p>ただ、現在のWeb開発だとChromeがそもそも重いしそこでSlackをいくつかとTwitterや時にはGoogle Analyticsを常時ひらっきっぱなしにし、プログラミングのためVSCodeもいくつか開いてdocker-composeでDockerコンテナをいくつか立ち上げ、Webpackでホットリロードしたりという感じで、作業中は結構CPUとメモリの稼働率が高いので、性能なんてどうでもいいとは言えなくなってきました。総合して重くなっていくので、何をするにも重い状態になってしまいます。</p> <p>とにかく最低限のスペックの高さは必要です。</p> <h3 id="安さ"><a href="#%E5%AE%89%E3%81%95">安さ</a></h3> <p>ソロとはいえ一応経営者なので、お金の節約にはこだわります。本当はケチなだけです。そのため安さは重要です。</p> <p>あと出費がそのまま家庭にも反映してしまうので、今後子ども達や家族のために使う大切なお金であることを考えると、適当に無駄遣いはできません。スペックが良く、それでいて安い、最善のバランスを考える必要があります。</p> <h2 id="実際に検討した部分"><a href="#%E5%AE%9F%E9%9A%9B%E3%81%AB%E6%A4%9C%E8%A8%8E%E3%81%97%E3%81%9F%E9%83%A8%E5%88%86">実際に検討した部分</a></h2> <h3 id="SSD"><a href="#SSD">SSD</a></h3> <p>SSDは必須でした。そもそもだいたいいつもPCが劣化して遅くなる原因というのがHDDの劣化によるものです。ものにもよると思いますが、今のSSDは性能が劣化しにくいという情報をどこかで見ました。本当かどうかは知りません。ただ、HDDしか使ったことがないので今回はじめて試してみています。さすがにHDDより劣化がひどい、ということはないのではないかと思います。ヘッダを動かしてデータを読み取ったりするとか正直よくよく想像すると信じられないことです。数年後どうなるか楽しみです。</p> <p>容量は256GBにしました。512GBのものもありましたが、元々使っていたPCが128GBも使い切っていなかったので、おそらく256GBで大丈夫だろうと思います。(ただしスマホアプリやゲーム、デザインの開発環境などを入れると以前も限界近くにいっていたので厳しいかもしれません)</p> <p>足りなくなった分は外付けのSSDを買えばいいか、と思っています。(追記:この判断は間違いでした。256GBはすぐなくなるので512GBにしておけばよかったです。ちなみに今は1TBに付け替えました。付け替えた方が安い場合もある?)</p> <p>余談として、最近はSSDとHDDが両方入っているハイブリッドのPCもあるようです。見つけた時はいいかもと思いましたが、よくよく考えると劣化で遅くなるのが嫌だったのと、PCの大きさに影響したり熱の発生率の高さでファンが劣化したりと、色々と面倒なことが考えられる気がしたのでやめました。一時的なリースとかの用途であればそれでも良いのかもしれませんが。</p> <h3 id="メモリ"><a href="#%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%83%AA">メモリ</a></h3> <p>4GBは低すぎるし16GBは高すぎるし8GBくらい? 適当です。</p> <p>追記)Twitterで8GBは少ないので16GBが良いという情報を見かけました。</p> <p>追記)32GBのものを買って付け替えました。16GBでも良いのかもしれません。Chromeのタブのメモリ解放機能をストップすることができなくなったため、メモリが低すぎると作業に支障が出るようになりました。(付け替えた方が安い場合がある?)</p> <h3 id="CPU"><a href="#CPU">CPU</a></h3> <p>よくわかりませんが良さそうなのを買いました。というか、SSDとメモリなどのバランスを考えると良さそうなのにするしかなさそうでした。</p> <h3 id="グラフィックボード"><a href="#%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89">グラフィックボード</a></h3> <p>一応ちゃんとしたのが入っているものを買いました。全部CPUに任せるのはつらそうですし、もしまたゲームとかを作る気になったら必要だと思いますので余裕があったらつけておくとメリットがありそうです。</p> <h2 id="買ったもの"><a href="#%E8%B2%B7%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%82%E3%81%AE">買ったもの</a></h2> <p>結局下記を買いました。</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.dell.com/ja-jp/shop/デルのノートパソコン/new-xps-15プラチナ/spd/xps-15-9570-laptop/cax1610spbcs08on3ojp">InfinityEdgeディスプレイを採用したXPS 15インチ9570ハイパフォーマンス4Kノートパソコン | Dell 日本<br /> </a></p> <p>Dockerを使うためWindowsをPROにし、あとは保証をちょこちょこつけてだいたい20万円弱になりました。</p> <p>決して安くないというか高い! と思いましたが、LenovoとかMacBook Proに比べるとむちゃくちゃ安いです。買う気が失せていましたが、そのあたりの価格を見たら急に買う気が蘇りました。Dellはとりあえずラインナップを見てみるのはおすすめです。</p> <p>そして今回は法人PCとして購入しました。余分なものも入っていないし、WebエンジニアがPCを購入するならどのメーカーにしろ法人PCが良さそうでおすすめです。</p> <h2 id="実際に使ってみてどうか"><a href="#%E5%AE%9F%E9%9A%9B%E3%81%AB%E4%BD%BF%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%A6%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%8B">実際に使ってみてどうか</a></h2> <p>この記事を書いている前日に来たので、正直まだ良くわかりません。ただ、どのサイトを見てもスムーズですし明らかに早いです。前のPCはTwitterのタイムラインの上にあるformで投稿しようとするとキーボードを叩く度にカクカクなっていたほどです。Gmailも新しくなって異常なほど開くのに時間がかかっていましたし、Google Analyticsも同様でした。今はどれもぱぱっと開きます。そもそも回線のスピードチェックすら新しいPCの方が速いです。</p> <p>これがどれくらいの期間維持できるのか、非常に楽しみです。</p> <p>ちなみに前のPCはLinux MintというUbuntuベースのOSで、多分数年ほどそれだけで使えていました。が、今回はそのままWindowsを使ってみようと思います。</p> <p>元々別にWindowsが嫌いというわけではなかったし、結局今はDockerも動くしあとはシェルがいい感じに使えればそれで不満はないので、意外といい感じに使っていけるのではないかと思っています。Git Bashが入っているので一応SubsystemのUbuntuを入れなくてもbashも使えますし、そもそも現在はWindows10のデフォルトになっているPowerShellが意外とすごそうなのでちょっと色々試していきたいと思います。</p> <h2 id="追記"><a href="#%E8%BF%BD%E8%A8%98">追記</a></h2> <p>開発の検証記事も書きました。<br /> <a href="https://crieit.net/posts/Windows-Web">Windowsで快適なWebシステム開発を行えるか検証中</a></p> だら@Crieit開発者