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「RAID」の記事 - Crieit
Crieitでタグ「RAID」に投稿された最近の記事
2021-05-19T14:51:10+09:00
https://crieit.net/tags/RAID/feed
tag:crieit.net,2005:PublicArticle/17194
2021-05-19T14:51:10+09:00
2021-05-19T14:51:10+09:00
https://crieit.net/posts/RAID-60a4a74e1c8f2
サーバハードウェア(RAID)ざっくりまとめ
<h1 id="RAIDとは"><a href="#RAID%E3%81%A8%E3%81%AF">RAIDとは</a></h1>
<p>複数の物理ディスクをまるで一つのディスクとして扱い(←このことを<strong>論理ドライブ</strong>という)耐障害性や処理速度を上げる技術<br />
RAIDにはレベルがあり今現在で0から6の七種類。だが、メーカーによってはRAID0とRAID1を組み合わせたRAID10なんてものもあるので実際には七種類以上ある。<br />
ここではRAID0、1、5、10をまとめておく。</p>
<h1 id="RAID0(ストライピング)"><a href="#RAID0%EF%BC%88%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%B0%EF%BC%89">RAID0(ストライピング)</a></h1>
<p>一つのデータを複数のディスクに分割して格納して並列にアクセスする。(処理速度向上)</p>
<h3 id="物理ディスクの数が多いほど処理速度が早くなる。"><a href="#%E7%89%A9%E7%90%86%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%81%AE%E6%95%B0%E3%81%8C%E5%A4%9A%E3%81%84%E3%81%BB%E3%81%A9%E5%87%A6%E7%90%86%E9%80%9F%E5%BA%A6%E3%81%8C%E6%97%A9%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%80%82">物理ディスクの数が多いほど処理速度が早くなる。</a></h3>
<h3 id="物理ディスクが故障したら論理ドライブの中身は消失する"><a href="#%E7%89%A9%E7%90%86%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%81%8C%E6%95%85%E9%9A%9C%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%89%E8%AB%96%E7%90%86%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%81%AE%E4%B8%AD%E8%BA%AB%E3%81%AF%E6%B6%88%E5%A4%B1%E3%81%99%E3%82%8B">物理ディスクが故障したら論理ドライブの中身は消失する</a></h3>
<h1 id="RAID1(ミラーリング)"><a href="#RAID1%28%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%29">RAID1(ミラーリング)</a></h1>
<p>複数のディスクに同じデータを格納(信頼性向上)</p>
<h3 id="論理ドライブの容量は物理ディスクの合計の半分になる"><a href="#%E8%AB%96%E7%90%86%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%81%AE%E5%AE%B9%E9%87%8F%E3%81%AF%E7%89%A9%E7%90%86%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%81%AE%E5%90%88%E8%A8%88%E3%81%AE%E5%8D%8A%E5%88%86%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B">論理ドライブの容量は物理ディスクの合計の半分になる</a></h3>
<h3 id="物理ディスクが一本壊れても論理ドライブのデータは消えない"><a href="#%E7%89%A9%E7%90%86%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%81%8C%E4%B8%80%E6%9C%AC%E5%A3%8A%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%82%82%E8%AB%96%E7%90%86%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%81%AE%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%81%AF%E6%B6%88%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%84">物理ディスクが一本壊れても論理ドライブのデータは消えない</a></h3>
<h1 id="RAID5"><a href="#RAID5">RAID5</a></h1>
<p>一つのデータを複数のディスクに分割してデータを書き込むと同時に、誤り検出符号(パリティ)も複数のディスクに分割して記録する。<br />
書き込むデータが増えるのでやや<strong>遅い</strong></p>
<h3 id="論理ドライブの容量は全物理ディスク数-1本分の容量"><a href="#%E8%AB%96%E7%90%86%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%81%AE%E5%AE%B9%E9%87%8F%E3%81%AF%E5%85%A8%E7%89%A9%E7%90%86%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AF%E6%95%B0-1%E6%9C%AC%E5%88%86%E3%81%AE%E5%AE%B9%E9%87%8F">論理ドライブの容量は全物理ディスク数-1本分の容量</a></h3>
<h3 id="論理ディスクが一本壊れてもパリティで復元できるので論理ドライブのデータは消失しない"><a href="#%E8%AB%96%E7%90%86%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%81%8C%E4%B8%80%E6%9C%AC%E5%A3%8A%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%82%82%E3%83%91%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%81%A7%E5%BE%A9%E5%85%83%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%A7%E8%AB%96%E7%90%86%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%81%AE%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%81%AF%E6%B6%88%E5%A4%B1%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84">論理ディスクが一本壊れてもパリティで復元できるので論理ドライブのデータは消失しない</a></h3>
<h1 id="RAID10(1+0)"><a href="#RAID10%EF%BC%881%2B0%EF%BC%89">RAID10(1+0)</a></h1>
<p>RAID1の論理ドライブ同士をRAID0で構成してメリットを共有している</p>
<h3 id="論理ドライブの容量は合計容量の半分になる"><a href="#%E8%AB%96%E7%90%86%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%81%AE%E5%AE%B9%E9%87%8F%E3%81%AF%E5%90%88%E8%A8%88%E5%AE%B9%E9%87%8F%E3%81%AE%E5%8D%8A%E5%88%86%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B">論理ドライブの容量は合計容量の半分になる</a></h3>
<h3 id="物理ディスクが一本壊れても論理ドライブのデータは消失しない。"><a href="#%E7%89%A9%E7%90%86%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%81%8C%E4%B8%80%E6%9C%AC%E5%A3%8A%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%82%82%E8%AB%96%E7%90%86%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%81%AE%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%81%AF%E6%B6%88%E5%A4%B1%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%82">物理ディスクが一本壊れても論理ドライブのデータは消失しない。</a></h3>
<h3 id="四本だった場合条件次第では二本壊れても大丈夫といった可能性もある"><a href="#%E5%9B%9B%E6%9C%AC%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E5%A0%B4%E5%90%88%E6%9D%A1%E4%BB%B6%E6%AC%A1%E7%AC%AC%E3%81%A7%E3%81%AF%E4%BA%8C%E6%9C%AC%E5%A3%8A%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%82%82%E5%A4%A7%E4%B8%88%E5%A4%AB%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%A3%E3%81%9F%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%80%A7%E3%82%82%E3%81%82%E3%82%8B">四本だった場合条件次第では二本壊れても大丈夫といった可能性もある</a></h3>
tobara
tag:crieit.net,2005:PublicArticle/17142
2021-05-17T11:42:22+09:00
2021-05-17T11:42:22+09:00
https://crieit.net/posts/server-raidlevel
【サーバ基礎】RAIDレベルについて
<h1 id="RAIDのレベル分け"><a href="#RAID%E3%81%AE%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB%E5%88%86%E3%81%91">RAIDのレベル分け</a></h1>
<p>RAIDは、それぞれの機能によってレベル分けがされています。<br />
サーバの要件によって、構築するRAIDレベルを<br />
<strong>一度決定したレベルはサービス稼働後に変更することは困難</strong>なので、設計には注意が必要です</p>
<p>ここでは一般的に使われるRAIDレベルをそれぞれ解説しておきます。</p>
<h2 id="RAID0"><a href="#RAID0">RAID0</a></h2>
<p>RAID0では</p>
<ol>
<li>データを分散して並行処理することで高速化</li>
<li>物理ディスクが増えるほど高速化する</li>
<li>論理ドライブの容量が高い</li>
<li>物理ディスクが故障したら論理ドライブのデータは消失する</li>
</ol>
<p>という特徴があります。</p>
<ol>
<li>データを分散して並行処理することで高速化<br />
というのは、2台以上のディスクを組み合わせて、データの読み書きを複数のディスクに行うことで、速度を向上させています。</li>
</ol>
<p>たとえば、ディスクが3つの場合、</p>
<div class="table-responsive"><table>
<thead>
<tr>
<th>ディスク1</th>
<th>ディスク2</th>
<th>ディスク3</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>データ1</td>
<td>データ2</td>
<td>データ3</td>
</tr>
<tr>
<td>データ4</td>
<td>データ5</td>
<td>データ6</td>
</tr>
<tr>
<td>データ7</td>
<td>データ8</td>
<td>データ9</td>
</tr>
<tr>
<td>---</td>
<td>---</td>
<td>---</td>
</tr>
</tbody>
</table></div>
<p>のようにデータを分散させて記録しています。</p>
<p>そして<br />
2. 物理ディスクが増えるほど高速化する<br />
というのも、同時に読み書きするためのディスクが増えるため、可能になります。</p>
<p>また、物理ディスクの数が多いので、3. 論理ドライブの容量が高くなります。</p>
<p>しかし、RAID0では冗長性がなく、どれか1つのディスクが破損した場合データが消失します。よって、対障害性は低くなります</p>
<ol start="4">
<li>物理ディスクが故障したら論理ドライブのデータは消失する<br />
というデメリットがあるため、データが消失してもいい要件でない限りは一般的には使用しません。</li>
</ol>
<h2 id="RAID1"><a href="#RAID1">RAID1</a></h2>
<p>RAID1は、</p>
<ol>
<li>同じデータを核物理ディスクに書き込みすることで冗長性を確保している</li>
<li>論理ドライブの容量は物理ディスクの合計容量の半分以下</li>
<li>物理ディスクが一本故障しても、論理ドライブのデータは消失しない</li>
</ol>
<p>という特徴があります。</p>
<ol>
<li>同じデータを核物理ディスクに書き込みすることで冗長性を確保している<br />
ので、</li>
<li>物理ディスクが一本故障しても、論理ドライブのデータは消失しない<br />
を実現させています。<br />
よって、ミラーリングと呼ばれることもあります。</li>
</ol>
<div class="table-responsive"><table>
<thead>
<tr>
<th>ディスク1</th>
<th>ディスク2</th>
<th>ディスク3</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>データ1</td>
<td>データ1</td>
<td>データ1</td>
</tr>
<tr>
<td>データ2</td>
<td>データ2</td>
<td>データ2</td>
</tr>
<tr>
<td>データ3</td>
<td>データ3</td>
<td>データ3</td>
</tr>
<tr>
<td>---</td>
<td>---</td>
<td>---</td>
</tr>
</tbody>
</table></div>
<p>しかし、デメリットとしては、<br />
2. 論理ドライブの容量は物理ディスクの合計容量の半分以下<br />
となります。<br />
同じ内容を2重に書き込んでいるため、オーバーヘッドが大きいです。</p>
<h2 id="RAID5"><a href="#RAID5">RAID5</a></h2>
<p>RAID5では、</p>
<ol>
<li>物理ディスクへデータを分散して書き込むが、同時に<strong>パリティ</strong>も追加して書き込む</li>
<li>書き込むデータが増えるため、やや遅くなる</li>
<li>論理ドライブの容量は物理ディスクの合計容量から1本分の容量を引いたもの</li>
<li>物理ディスクが1本故障しても、パリティにより消失したデータを復元できる</li>
</ol>
<p>という特徴があります。</p>
<div class="table-responsive"><table>
<thead>
<tr>
<th>ディスク1</th>
<th>ディスク2</th>
<th>ディスク3</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>データ1</td>
<td>データ2</td>
<td>パリティ</td>
</tr>
<tr>
<td>データ3</td>
<td>パリティ</td>
<td>データ4</td>
</tr>
<tr>
<td>パリティ</td>
<td>データ5</td>
<td>データ6</td>
</tr>
<tr>
<td>---</td>
<td>---</td>
<td>---</td>
</tr>
</tbody>
</table></div>
<p>RAID0のような作りになっていますが、パリティがあることによって冗長化を可能にしていることがわかります。<br />
パリティに使用してる容量は、物理ディスク1本分だけです。<br />
RAID0よりも安全で、RAID1よりも効率がよくなっています。</p>
<h2 id="RAID10"><a href="#RAID10">RAID10</a></h2>
<p>RAID10は、RAID1と0を掛け合わせた構成になっています。</p>
<ol>
<li>RAID1の論理ドライブ同士をRAID0で構成して高速化と冗長性の両立を実現している</li>
<li>論理ドライブの容量は、物理ディスクの合計容量の<strong>半分</strong></li>
<li>物理ディスクが1本故障しても論理ドライブのデータは消失しない</li>
<li>4本構成なら、条件によっては2本故障しても論理ドライブのデータは消失しない</li>
</ol>
<div class="table-responsive"><table>
<thead>
<tr>
<th>ディスク1</th>
<th>ディスク2</th>
<th>ディスク3</th>
<th>ディスク4</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>データ1</td>
<td>データ1</td>
<td>データ2</td>
<td>データ2</td>
</tr>
<tr>
<td>データ3</td>
<td>データ3</td>
<td>データ4</td>
<td>データ4</td>
</tr>
<tr>
<td>データ5</td>
<td>データ5</td>
<td>データ6</td>
<td>データ6</td>
</tr>
<tr>
<td>---</td>
<td>---</td>
<td>---</td>
<td>---</td>
</tr>
</tbody>
</table></div>
<hr />
<p>ほかにもRAIDレベルはいろいろあるようです。サーバによって使い分けが重要になります。</p>
skyms
tag:crieit.net,2005:PublicArticle/17117
2021-05-13T22:00:56+09:00
2021-05-13T22:00:56+09:00
https://crieit.net/posts/server-raid
【サーバ基礎】RAIDとはなにか
<h2 id="RAIDとは?"><a href="#RAID%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F">RAIDとは?</a></h2>
<p><strong>RAID</strong>というのは、<strong>Redundant Arrays of Inexpensive Disks</strong>の略。</p>
<p>この英語を読み解くと、Redundant(冗長)Arrays(配列)Inexpensive(安価な)Disks(ディスク)</p>
<p>というわけで、そのまんまですけど、</p>
<h5><strong>冗長性があり、かつ安価であるディスクの配列</strong></h5>
<p>という意味。</p>
<h4 id="んじゃ、どういうしくみなのか?"><a href="#%E3%82%93%E3%81%98%E3%82%83%E3%80%81%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%97%E3%81%8F%E3%81%BF%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%9F">んじゃ、どういうしくみなのか?</a></h4>
<p>RAIDでは、複数あるハードディスクを1つのドライブにまとめた状態でPCに認識させています。</p>
<p>ドライブ名としては1つだけど、HDDとしては複数あるので、<br />
同じデータを保存しておいて、壊れたら復旧可能にする、といったことができるようですね!</p>
<h2 id="なぜRAIDが必要?"><a href="#%E3%81%AA%E3%81%9CRAID%E3%81%8C%E5%BF%85%E8%A6%81%EF%BC%9F">なぜRAIDが必要?</a></h2>
<p>例えば、あなたのPCのHDDを想像してみてください。</p>
<p>ハードディスクにはいろいろなデータが含まれています。</p>
<p>そのデータが破損した、物理的に故障した、といった場合のデータ損失を防ぐために、バックアップを取りたいとします。</p>
<h5 id="しかし、新しいHDDが必要...."><a href="#%E3%81%97%E3%81%8B%E3%81%97%E3%80%81%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84HDD%E3%81%8C%E5%BF%85%E8%A6%81....">しかし、新しいHDDが必要....</a></h5>
<p>新たに買うにはもったいない...<br />
しかも、バックアップのHDDと現在使っているHDDの両方が故障したら、データ損失はしてしまう...</p>
<p>などなど、少し不便ですよね。</p>
<p>そこで役立つのがRAIDです。</p>
<p>RAIDを利用することによって、</p>
<ol>
<li>冗長化を行うことができ</li>
<li>容量を無駄にすることがなく</li>
<li>複数台のディスクが一つになっているので高速化</li>
</ol>
<p>というメリットがあります。</p>
<p>とはいえ、RAIDが使われる1番の理由は<br />
<strong>ディスクの冗長性を確保するため</strong>のようです。</p>
<p>安全性が、一番重要ですもんね(笑</p>
<h2 id="RAIDコントローラについて"><a href="#RAID%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6">RAIDコントローラについて</a></h2>
<p>RAIDを制御している、<strong>RAIDコントローラ</strong>と呼ばれるものがあります。(別名、ディスクコントローラとも言われます)</p>
<p>ストレージの状態や、RAIDの構成を記録していたり、データの読み書きで間違いがないかを確認(誤り訂正符号)を行ったりしています。</p>
<p>つまり、RAIDの制御やディスク管理を行ってくれているものです。</p>
<p>ハードウェアRAIDが有名ですが、ソフトウェアで行うものもあるそう<br />
マザーボードにコントローラ機能があるものもあります。</p>
skyms
tag:crieit.net,2005:PublicArticle/16629
2021-01-19T14:48:00+09:00
2021-02-03T11:02:37+09:00
https://crieit.net/posts/RAID-60067290ae692
RAIDとは
<h1 id="RAIDとは"><a href="#RAID%E3%81%A8%E3%81%AF">RAIDとは</a></h1>
<p>RAIDとは、2台以上のHDDを仮想的に1つのドライブであるようにPCに認識させる技術のことです。<br />
RAIDにはいくつかモードがあり、データの安全性を高めたり処理速度をこうじょうさせることができる。</p>
<h1 id="RAIDのモード"><a href="#RAID%E3%81%AE%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%89">RAIDのモード</a></h1>
<ul>
<li><p>RAID1<br />
RAID1はミラーリングと呼ばれる方法であり、2つあるHDDに全く同じデータをいれてどちらか故障した場合でももう一台が代わりとなる。</p></li>
<li><p>RAID0<br />
ストライピングでと呼ばれる方法で、2台以上のHDDにデータを分散して書き込んでい方法。<br />
分割して書き込んでいくため、処理速度の向上が見込める。ただし1台でも機能を停止してしまうと、データが読み込まれなくなってしまう。</p></li>
<li><p>RAID5<br />
データ復旧するためにパリティと呼ばれる符号を生成しながらデータを書き込む。<br />
障害耐性が高い。<br />
パリティを保存する都合上、HDDを3台使う。</p></li>
<li><p>RAID10<br />
RAID1とRAID0の組み合わせ。<br />
複数のHDDにミラーリングによりデータを書き込み、さらにストライピングを使って書き込みデータを分散する。<br />
RAIDモードの中でも高速化と完全性が高い。<br />
最低でもHDDを4台使うため費用が掛かる。</p></li>
</ul>
kamakiri01234
tag:crieit.net,2005:PublicArticle/16559
2021-01-07T13:00:52+09:00
2021-01-07T13:00:52+09:00
https://crieit.net/posts/RAID-5ff687746c675
RAID(レイド)って??
<h1 id="RAIDとは "><a href="#RAID%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%80">RAIDとは </a></h1>
<h5 id="「Redundant Array of Inexpensive Disks(リダンダント・アレイ・オブ・インエクスペンシブ・ディスクズ)」の略で「RAID」"><a href="#%E3%80%8CRedundant+Array+of+Inexpensive+Disks%EF%BC%88%E3%83%AA%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%96%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%82%BA%EF%BC%89%E3%80%8D%E3%81%AE%E7%95%A5%E3%81%A7%E3%80%8CRAID%E3%80%8D">「Redundant Array of Inexpensive Disks(リダンダント・アレイ・オブ・インエクスペンシブ・ディスクズ)」の略で「RAID」</a></h5>
<p>RAIDコントローラーを使って、複数の物理ディスクをまるで1つのディスクのように扱い(論理ドライブと呼ぶ)、耐障害性や処理速度を向上させる技術</p>
<p>性能を良くしたり一部が壊れても大丈夫なようにしておく技術のこと。</p>
<h5 id="簡単に説明すると"><a href="#%E7%B0%A1%E5%8D%98%E3%81%AB%E8%AA%AC%E6%98%8E%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%A8">簡単に説明すると</a></h5>
<p>複数台のハードディスク(HDD)を合体させて1つのハードディスクっぽく扱う技術</p>
<h5 id="RAIDにする主な目的は"><a href="#RAID%E3%81%AB%E3%81%99%E3%82%8B%E4%B8%BB%E3%81%AA%E7%9B%AE%E7%9A%84%E3%81%AF">RAIDにする主な目的は</a></h5>
<p>1.複数台のHDD使用による容量の拡大<br />
2.負荷分散による処理速度の向上<br />
3.冗長化による信頼性の確保</p>
<p>複数のハードディスクを1つのハードディスクっぽく扱う技術が「RAID」</p>
<p>つまり</p>
<p>複数のハードディスクを扱うことで記録できる量が増える。<br />
複数のハードディスクに違う内容を同時に書けば、処理速度が上がる。<br />
複数のハードディスクに同じ内容を同時に書けば、信頼性が上がる。</p>
<h1 id="RAIDレベル"><a href="#RAID%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB">RAIDレベル</a></h1>
<p>RAIDには、レベルと呼ばれる数種類の構成パターンがあり、そのレベルに応じて、<br />
論理ドライブの実容量、耐障害性、読み書き速度の特性が変化する。</p>
<hr />
<h3 id="RAID0"><a href="#RAID0">RAID0</a></h3>
<ul>
<li>データを分散して平⾏処理する<br />
ことで⾼速化</li>
<li>物理ディスク数が増えるほど⾼速化する</li>
<li>論理ドライブの容量が⾼い<br />
(1TBx2なら2TBの論理ドライブになる)</li>
<li>物理ディスクが故障したら、<br />
論理ドライブのデータは消失する</li>
<li>重要なデータの保存には向かない</li>
</ul>
<hr />
<h3 id="RAID1"><a href="#RAID1">RAID1</a></h3>
<ul>
<li>同じデータを各物理ディスクに<br />
書き込みすることで、<br />
冗⻑性を確保している</li>
<li>論理ドライブの容量は、物理<br />
ディスクの合計容量の半分になる<br />
⇒ 1TBx2なら1TB</li>
<li>物理ディスクが1本故障しても、<br />
論理ドライブのデータは消失しない</li>
</ul>
<hr />
<h3 id="RAID5"><a href="#RAID5">RAID5</a></h3>
<ul>
<li>RAID0同様に物理ディスクへデータを<br />
分散して書き込むが、同時にパリティ(※)も<br />
追加して書き込む。※要はデータが<br />
おかしくなっても、なんとかする的なデータ</li>
<li>上記により書き込み速度はやや遅くなる</li>
<li>論理ドライブの容量は、物理ディスクの<br />
合計容量から1本分の容量を引いたもの<br />
⇒ 1TBx4の構成なら(1x4)-1=3(TB)</li>
<li>物理ディスクが1本故障しても、パリティを<br />
使って⽋損データの復元ができる</li>
</ul>
<hr />
<h3 id="RAID10(1+0)"><a href="#RAID10%281%2B0%29">RAID10(1+0)</a></h3>
<ul>
<li>RAID1の論理ドライブ同⼠を<br />
RAID0で構成して⾼速化と冗⻑性の<br />
両⽴を実現している</li>
<li>論理ドライブの容量は、物理ディスクの<br />
合計容量の半分になる<br />
⇒ 1TBx4の構成なら(1x4)÷2=2(TB)</li>
<li>物理ディスクが1本故障しても、<br />
論理ドライブのデータは消失しない。<br />
4本構成なら条件によっては、2本故障<br />
してもデータは消失しない。<br />
(以下例 Disk1とDisk3が故障した場合)</li>
</ul>
Ususuke