tag:crieit.net,2005:https://crieit.net/users/svfreerider/feed FREERIDERの投稿 - Crieit CrieitでユーザーFREERIDERによる最近の投稿 2019-10-10T16:28:53+09:00 https://crieit.net/users/svfreerider/feed tag:crieit.net,2005:PublicArticle/15472 2019-10-10T16:28:53+09:00 2019-10-10T16:28:53+09:00 https://crieit.net/posts/Product-Hunt-6 【個人開発】直近一ヶ月でProduct Huntに出したプロダクト6選 <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/2cbe7e1b3d0506192f4012db8d72b8df5d9ebdbd47435.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/2cbe7e1b3d0506192f4012db8d72b8df5d9ebdbd47435.png?mw=700" alt="crieit.png" /></a></p> <p>スタートアップや、個人開発に取り組んでて最も辛いのは何だったかと聞かれれば、「プロダクトが信じられなくなった」瞬間と答えます。これが世の中を沸かせるんだ、人生を賭けて打ち込んでいくんだと決意を固め進めてきたけど、余儀なく諦めなければならない時が沢山ありました。誰に咎められるわけではないけど、繰り返していくうちに、自分自身も信じられなくなります。全世界から否定されたくらいの悲壮感に陥るものです。</p> <p>しかし、起業家である以上は解決されるべき問題に取り組むべきであるし、であるからこそ、顧客はお金を払うし、チームは付いてきてくれる、メディアは取り上げる、投資家は出資するエコシステムが周り始めるのです。プロダクトを閉じるのは辛い、慣れるものではありません。それから、次のプロダクトが見つかるまでの期間、精神的にすごく追いやられれます。</p> <h2 id="課題がないのが課題"><a href="#%E8%AA%B2%E9%A1%8C%E3%81%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8C%E8%AA%B2%E9%A1%8C">課題がないのが課題</a></h2> <p>正しいプロダクトのアイデアを持たない起業家にとって、課題がないことこそ課題という状況が生まれます。巷の起業家仲間たちの間では、これを「ライダープロブレム」と呼んでいます。これは、私自身(フリーライダー)がアイデアを探す際に、ひたすら周りの人たちに「最近、困っていることはないか?」と聞いて回ったことに由来しています。(笑)</p> <p>課題がないのが課題、これは決して珍しいことではなく、起業を考えている人たちを10人集めれば5,6人は、このサイクルに悩んでいるような気がします。課題を探すために、近くにいる人たちに困っていることがないか聞く、メッセンジャーで何か助けようかと押しかける、こうしたアプローチの方法は間違いで、返ってくる答えに期待できるものはないと言えるでしょう。</p> <p>その理由は、スタートアップが解くべき課題は大抵、顕在化されたものでなく、まだ表象化されていない場合がほとんどであるからです。Paul Grahamは、「課題を探すのではなく、課題を見つけられる人間になれ」と<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="http://www.paulgraham.com/startupideas.html">エッセイ</a>で説いています。じゃあ、どうやったら課題を見つけられるような人間になれるのか、同エッセイの後半で「未来に生きて欠けているものを作る」と続けられています。</p> <p>「未来に生きて欠けているものを作る」。しっくりくるパワーワードであるものの、例えばどんな未来が思い描かれるべきなのでしょうか。ロボットが人間の代わりに接客をする、ARで町中の風景がデジタルになる、ブロックチェーンで基軸通貨の概念が変わる。パッと思い浮かべる未来はあるものの、自分が取り組めるべきアイデアになりうるかの判断は難しいです。</p> <h2 id="自分が生きる未来に必要なもの"><a href="#%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%8C%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%82%8B%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%81%AB%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%AA%E3%82%82%E3%81%AE">自分が生きる未来に必要なもの</a></h2> <p>スタートアップのアイデアを考える上で過小評価されがちなのが、創業者自身の存在です。なぜ、自分がやるべきなのか?もっと言えば、そのアイデアを実行する上で、世界で一番相応しい人物は自分であるかどうか?これを何度も自問していくと、アイデアの価値を唯一無二のものに仕上げていくことができるはずです。</p> <p>これまで、アメリカでスタートアップを立ち上げたくて、全てのリソースをそれに捧げてきました。たくさん失敗もしてきたけど、自分なりに考えて夢へ近づける方向を選んできました。だけど、ここにきて初めて、「スタートアップ」という概念を一切、自分の中から取り払った時に残るものは何だろうかと考えることにしました。起業家ではなく、私個人が欲している未来、生き方とは一体何なのだろうかと。</p> <p>こうして、微かに見えた2つの未来がありました。一つめが、全人類がリモートワークになること。10ヶ月前に生活の拠点を、日本からアメリカに完全に移しました。その前から、数ヶ月単位でアメリカを行ったり来たりしてるものの、何の不自由もなく、リモートで働くことに成功しています。私のようなフリーランスに限らず、これから先、どんな会社においてもリモートが導入されていくことは遠くない将来、必ず起こることです。</p> <p>次に、全人類がクリエイターになりうる未来です。Webの開発に限って言えば、オンラインでは無料のプログラミング教材が揃い、安価で通えるスクールも多く、一方で、No Codeと呼ばれるプログラミング不要でプロダクトを作れるツールも登場しています。何か作りたい!と思った時に、低コストで、何でも作れる環境をすぐに用意できます。全人類と言わずとも、今よりも格段に作り手の人口は増えていくでしょう。</p> <p>じゃあ、この未来に生きてみよう!ここから半年の間は、自分の好きなように生きてみるのが最高だ!と、改めてみました。2つの未来を見据えた上で、何かしらやってみることにしたのです。アメリカ中を転々としながらリモートワークして暮らしてみようか、それとも、ひたすら作ることに集中してみようかと、どう過ごそうかを考えてみました。両方やってみるのも良いのですが、とりあえず、選んだのは後者でした。理由はシンプルに、旅をするよりも、プロダクトづくりに夢中になっている時間の方が好きだったからです。</p> <h2 id="20週で20のプロダクトを出す"><a href="#20%E9%80%B1%E3%81%A720%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%80%E3%82%AF%E3%83%88%E3%82%92%E5%87%BA%E3%81%99">20週で20のプロダクトを出す</a></h2> <p>そう結論が出たのは、9月1日。アメリカで作りかけていたオンラインサロンっぽいサービスは閉じて、開発会議、個人開発のフリマたちの売却締結もほぼ終わったタイミングでした。それから、一ヶ月のニューヨーク滞在も控えていたので、何というか「自由」を感じました!</p> <p>どうせ取り組むならルールや、企画を立ててみようと思い、「<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://shyamady.dev/">20 PRODUCTS IN 20 WEEKS</a>」と名付けたプロダクトをスタートしました。これは、タイトル通り、20週で20のプロダクトを出し続ける決意表明になりました。プロダクトを出すスピードには自信がある私でしたが、さすがに20週連続には未知を感じました。</p> <p>20と決めた理由は、ちょうど半年を考えた時にキリの良い数字だなと思ったからです。それ以外に強い理由はないのですが、30だと多すぎて深く考えずに行きあったりばったりのアイデアを出してしまい、こなすことが仕事になってしまいそうで、逆に10だと既に思いついてるアイデアだけで終わっちゃう気がしたからです。</p> <h2 id="どんなプロダクトを作ってきたのか"><a href="#%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%AA%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%80%E3%82%AF%E3%83%88%E3%82%92%E4%BD%9C%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B">どんなプロダクトを作ってきたのか</a></h2> <p>9月1週からスタートした企画なので、今日までに6つのサービスを出してみました。振り返りの意味合いも込めて、一つずつここで紹介していきたいと思います。</p> <h3 id="Profiler"><a href="#Profiler">Profiler</a></h3> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/d21ae2b47983257e3420a948109610ef5d9eba8b3232d.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/d21ae2b47983257e3420a948109610ef5d9eba8b3232d.png?mw=700" alt="profiler.png" /></a></p> <p>Twitterアカウントのレビューサイト。Twitter認証でログインすると、自動でアカウント専用のレビューを受け付けるページが作成され、自分自身へのレビューを募集できます。人脈を広めたり、最新の情報を取得する上で欠かせないTwitter。でも、どのアカウントをフォローすると有益なのか、結構悩みもあります。Airbnbや、Yelpがあれば、利用する前に口コミで判断できるのに、どうしてTwitterにはそれがないんだろうと思い、作ることにしました。</p> <p>余談ですが、これと似たサービスで<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="http://pomeru.me/">pomeru</a>があります。mixiの紹介文をTwitterで焼き増ししたコンセプトで、なかなかバズった思い出があります。ローンチする前に、一緒に作った<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/kenta_crape">ケンタさん</a>と、紹介文に「星評価をつけるべきかどうか」を議論しました。最終的に、作ろうとするプロダクトの思想から外れるので不採用となり、その判断こそ正しいと今でも思うのですが、星評価があってもリアリスティックで面白いのではないかという発想も捨て切れませんでした。それもあって、第一弾はこれに決めました!</p> <p>関連リンク:<br /> ・<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://showprofiler.com">Profiler</a><br /> ・<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.producthunt.com/posts/profiler">Product Hunt</a></p> <h3 id="Seat Surfing"><a href="#Seat+Surfing">Seat Surfing</a></h3> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/5cecc2410aec9ebc0da1d9925b4233cf5d9ebb4a8de30.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/5cecc2410aec9ebc0da1d9925b4233cf5d9ebb4a8de30.png?mw=700" alt="seatsurfing.png" /></a></p> <p>カウチサーフィンの相席版。カウチサーフィンは、Airbnb以前に、旅行先で現地の家に宿泊できるコミュニティを提供していたサービス。金銭のやり取りはなく、完全無料のホスピタリティサービスでした。学生時代には、小さいマンションの一室に、多い時で月50人とか泊める程にヘビーユーザーでした。逆に、泊まりにいった体験もありました。</p> <p>その体験を、宿泊ではなくコワーキングで代用できないかと考えたのが、SeatSurfingです。よく使っているカフェや、家で仕事してるならリビングの写真を撮影して、一緒に作業しませんかと募集できるページを簡単に作れる機能を提供しています。予約や、実際にコワーキングに至るまでのやり取りをサイトで行えます。</p> <p>関連リンク:<br /> ・<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://seatsurfing.co">Seat Surfing</a><br /> ・<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.producthunt.com/posts/seat-surfing">Product Hunt</a></p> <h3 id="Tutorial List"><a href="#Tutorial+List">Tutorial List</a></h3> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/f66be399cd106a306857d42034ecf5cf5d9ebbba23746.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/f66be399cd106a306857d42034ecf5cf5d9ebbba23746.png?mw=700" alt="tutoriallist.png" /></a></p> <p>プログラミング学習用のチュートリアルを揃えたサイト。私は元々エンジニアではなくて、今でも技術力に自信はありません。それでも、プロダクト開発を今日まで続けられているのは、何かをゼロから作る技術力ではなく、模倣できるサンプルコードを探す調べる力に長けていたからだと思っています。</p> <p>ある程度の基礎があれば、チュートリアルや、ベストプラクティスに当てはまる記事を写経すれば、動くものが出来上がります。ですが、こうした参考文献を探すのって案外大変だったりします。これを解決するために、チュートリアルまとめサイトを作った感じです。</p> <p>関連リンク:<br /> ・<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://tutoriallist.co">Tutorial List</a><br /> ・<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.producthunt.com/posts/tutorial-list">Product Hunt</a></p> <h3 id="Comakers Match"><a href="#Comakers+Match">Comakers Match</a></h3> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/aaf9d253f301b106a8ce6e910ade5b255d9ebbd8f0e70.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/aaf9d253f301b106a8ce6e910ade5b255d9ebbd8f0e70.png?mw=700" alt="comakersmatch.png" /></a><br /> 最近、誰かと何かを作るというのをやっていません。いずれはチームを作って、プロダクトを育てていきたいと考えているのに、もはや個人が癖になりつつあります。これではいけないと思い、準備でもないですが、現地の人たちと一緒にプロダクトを作りたくなりました。</p> <p>でも、なかなかパートナーを見つけるのって大変です。それに適したサイトがないからです。そこで、「自分がどういう人間で」、「どういうプロダクトを作ろうとしていて」、「どういう人と組んでみたいのか」を入力すると、募集ページが生成されるサービスを作ってみました。</p> <p>関連リンク:<br /> ・<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://comakersmatch.com">Comakers Match</a><br /> ・<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.producthunt.com/posts/comakers-match">Product Hunt</a></p> <h3 id="Visa Stories"><a href="#Visa+Stories">Visa Stories</a></h3> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/6989f6918d28a435a4e6c67a38ad1e3c5d9ebccfc09d7.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/6989f6918d28a435a4e6c67a38ad1e3c5d9ebccfc09d7.png?mw=700" alt="visastories.png" /></a></p> <p>海外に移住したいと思い立って、まずビザの壁とぶつかります。これは日本人に限ったことでなく、現地で出会う外国人全員が共通して抱えている大きな悩みの一つです。「どんな種類のビザで滞在しているのか。」、「どういう経緯で取得できたのか。」の情報交換しているのをよく耳にしてきました。</p> <p>これをもっとインターネットで情報を蓄積していくことはできないものか、と作ってみたのがVisa Storiesです。どのビザをどうやって取得したのかについて、それぞれ匿名で投稿できるサイトになっています。久しぶりに、Railsでなく、ReduxとFirebaseで作ってみました。</p> <p>関連リンク:<br /> ・<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://visa-stories.com">Visa Stories</a><br /> ・<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.producthunt.com/posts/visa-stories">Product Hunt</a></p> <h3 id="Highprofile alert"><a href="#Highprofile+alert">Highprofile alert</a></h3> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/68168d9b984e2d577d15a610dbee353a5d9ebd1fdde26.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/68168d9b984e2d577d15a610dbee353a5d9ebd1fdde26.png?mw=700" alt="highprofile.png" /></a></p> <p>キーワードを入力すると、個人のタイムラインでそれを含むツイートが投稿された時に通知してくれるツール。よく海外で有名な起業家が「東京に向かいます!」とか、「日本のイベント参加します!」とかツイートしてるのを見かけるとテンションが上がり、よくリプライを飛ばして、「お茶でもしませんか!」と提案してました。実際に、これ経由で出会って、今でも仲良くしてくれる創業者の方もいたりします。</p> <p>ただ、ずっとTwitterに在住してるわけでもないし、フォロー数が多くなると、本当にキャッチアップしたいツイートは埋もれたりしてしまいます。そこで、個人のタイムライン限定でリアルタイム検索するツールのアイデアを思いつきました。</p> <p>Twitter全体でキーワード検索するのはZapier、IFTTTでもレシピの用意があるのですが、全然知らない人の東京旅行ツイートは要らない情報だし、すごい通知量になりそう。探してもこのニーズに合致するものがなかったため作るに至りました。</p> <p><strong>Highprofile Alertは、本日(10/10付)でレースに参加しているので、それぞれ投票のご協力お願いします🙏🙏</strong></p> <p>Product Hunt:<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.producthunt.com/posts/highprofile-alert">https://www.producthunt.com/posts/highprofile-alert</a><br /> Reddit:<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.reddit.com/r/SideProject/comments/dfufys/highprofile_alert_notify_you_when_people_you_want/">https://www.reddit.com/r/SideProject/comments/dfufys/highprofile_alert_notify_you_when_people_you_want/</a><br /> Hacker News:<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://news.ycombinator.com/item?id=21211818">https://news.ycombinator.com/item?id=21211818</a></p> <h2 id="おそらく、20はやらない"><a href="#%E3%81%8A%E3%81%9D%E3%82%89%E3%81%8F%E3%80%8120%E3%81%AF%E3%82%84%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84">おそらく、20はやらない</a></h2> <p>週一でリリースし始めて一ヶ月が経つのですが、想像以上にシンドイです。終わったら休む間もなく、次のプロダクトを作り始めなければなりません。なんというか、無理をしている状態になってきたようにも感じています。</p> <p>20というルールは自分で決めたましたが、おそらく来週にでも破ることになるはずです。それか、週一というペースを崩したり、20まで作らずに途中で別のことに取り組み始めるかもしれません。「20週で20のサービスを出しました!」みたいな、読者受けの良さそうな記事を書くためにやっているわけでもないし、自己満足のためにやっているわけでもありません。</p> <p>何より、ここ一ヶ月取り組んできた結果、気持ちの良いサービスを出し切れているとは思えません。出すこと自体が目的になってしまっている反省もあります。だからこそ、もっとより良いプロダクト開発をできるような環境に設定を変えていく必要性があると思っています。</p> <h2 id="10年以上続けられるか"><a href="#10%E5%B9%B4%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E7%B6%9A%E3%81%91%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%8B">10年以上続けられるか</a></h2> <p>最近よく思うのは、目の前にあるこのプロダクトは10年以上生き延びられるかどうかです。一つのプロダクトが未来を作るために、少なくとも10年はかかる必要になります。Airbnb、Dropbox、その他ユニコーンと呼ばれる企業たちは、近年急成長をしたように見えますが、実際には10年近くの月日を経ています。それを前提に考えれば、10年かそれ以上続けられるようなプロダクトに出会わなければなりません。</p> <p>10年後も人々が変わらず抱えているような課題は何なのか、また、10年以上自分自身が愚直に続けられるような課題は何であるのか、そういうフィルターをかけることによって、本当に取り組むべきプロダクトが見えてくるような気がしています。</p> <h2 id="その他のことも20%くらいはやる"><a href="#%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BB%96%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%8220%25%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%84%E3%81%AF%E3%82%84%E3%82%8B">その他のことも20%くらいはやる</a></h2> <p>これまで、ヒト、モノ、カネのうち、モノだけに全リソースを割いてきました。モノが全てだと思っていたし、モノの成長こそがヒトとカネを引き寄せてくれるものだと信じて、今日までやってきました。今でも、その考えは変わっていません。</p> <p>しかし、これからは全体の20%くらいは、その他のことにも少しずつ費やしていきたいなと考えています。現地で知り合った起業家仲間も増えてきたので、彼らのアクティビティにも積極的に参加するようにして、モノが成長し始めた時にすぐに相談できるような、信頼できるヒト(チーム)や、カネ(投資家)との関係もゆっくりと築いていきたいなと考えるようになりました。</p> <h2 id="応援してください🙇‍♂️"><a href="#%E5%BF%9C%E6%8F%B4%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84%F0%9F%99%87%E2%80%8D%E2%99%82%EF%B8%8F">応援してください🙇‍♂️</a></h2> <p>正直なところ、技術力も大したことないし、英語もままならない代物に過ぎません。多方面において、もっと努力と工夫が必要であることも重々承知しています。でも、自分なりに頑張ってきたし、おそらく今後どんなハードシングスが待ち受けていようとも絶対に諦めるつもりはないです。</p> <p>でも、頑張ったから、諦めなかったから上手くいくほど、世の中、特に世界を狙うとなると合理的でもないと思っています。だから、もし「あ、プロダクト出してんじゃん。頑張ってるな。」と少しでも気づいてくれた人がいたら、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.producthunt.com/posts/highprofile-alert">Product Huntで投票してくれたり</a>、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/svfreerider">Twitter</a>でリプしてくれたりすると、すごく嬉しかったりします!</p> <p>せっかく、世界にプロダクトを届けるという、壮大なチャレンジをしているので、応援という形で、これを読んでくれている一人でも多くの方が参加してくれるとありがたいです。力になります。そして、ちゃんと結果を出すまでプロダクト出し続けます!</p> FREERIDER tag:crieit.net,2005:PublicArticle/15374 2019-09-03T20:20:26+09:00 2019-09-03T20:20:26+09:00 https://crieit.net/posts/Open-Startup 海外で話題のOpen Startupって? <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/15fded2f455e8ab0df2e88b9df01c0c95d6e4c6aa1f4e.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/15fded2f455e8ab0df2e88b9df01c0c95d6e4c6aa1f4e.png?mw=700" alt="openstartup.png" /></a></p> <p>海外のスタートアップや、個人開発の界隈で「オープンスタートアップ(Open Startup)」というムーブメントが起こり始めています。これは、各スタートアップが運営しているプロダクトの収益、ページビュー数、ユーザー数、あるいはサーバーの状況までも、すべからく誰もがアクセスできるように公開している状態を指します。</p> <p>歴史的には、SNSマネージメントのBufferがやり始めて、ブログプラットフォームで有名なGhostやBarematricsが続き、最近だと、個人開発業界で最も影響力のある人物、Pieter LevelsがNomadListの全貌を晒したことでも話題になってきています。サービスに訪れれば、一目瞭然ですが、まるでWeb担当者かというくらいに全部見ることができます。</p> <h2 id="Open Startupするにあたって"><a href="#Open+Startup%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AB%E3%81%82%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%A6">Open Startupするにあたって</a></h2> <p>サービスの全データを晒してしまうとなれば、やっぱり躊躇いはあります。Open Startupを個人のサービスに埋め込みたいと考えている方々向けに、Open Startupすることによって考えられるメリットと、デメリットをそれぞれ紹介していきたいと思います。</p> <h3 id="Open Startupのメリット"><a href="#Open+Startup%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88">Open Startupのメリット</a></h3> <h4 id="信頼を得る"><a href="#%E4%BF%A1%E9%A0%BC%E3%82%92%E5%BE%97%E3%82%8B">信頼を得る</a></h4> <p>データを全て公開することでユーザーから高い信頼を獲得できます。幾ら稼いでいるのか、どれくらいユーザー数がいるのか、こうした情報から信頼を得てサービスを活用し始めてくれる層も少なくありません。また、顧客にとって必要なデータではなかったとしても、「私たちはオープンです!」という印象を訪れてくるユーザーに与えることができます。</p> <h4 id="プロモーション"><a href="#%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3">プロモーション</a></h4> <p>特に開発者をターゲットとしているサービスであれば、そのサービスにどれだけのアクセスがあるのかは気になりますし、参考になります。そういうデータが見たいという理由で訪れるケースも考えられます。まだ、日本ではOpen Startupというスタイルで展開しているサービスは多くありませんので、そういう動きをしているだけで注目を集められるようになるかもしれません。</p> <h3 id="Open Startupのデメリット"><a href="#Open+Startup%E3%81%AE%E3%83%87%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88">Open Startupのデメリット</a></h3> <h4 id="進捗がバレる"><a href="#%E9%80%B2%E6%8D%97%E3%81%8C%E3%83%90%E3%83%AC%E3%82%8B">進捗がバレる</a></h4> <p>人間やっぱり上手くいっていると公開したいですけど、Open Startup方式を取ると、例え上手くいってなかったとしても報告しなくちゃいけませんし、データが露呈されます。それだけでなく、ユーザー数が少ないから使うのやめようと思われてしまう可能性もあります。<br /> ただ、逆に公開しているからこそ、恥ずかしいデータ見せられない!と自分を追い込むキッカケにもなるかもしれませんね。</p> <h2 id="Open Startupの作り方"><a href="#Open+Startup%E3%81%AE%E4%BD%9C%E3%82%8A%E6%96%B9">Open Startupの作り方</a></h2> <h3 id="ブログで報告する"><a href="#%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%81%A7%E5%A0%B1%E5%91%8A%E3%81%99%E3%82%8B">ブログで報告する</a></h3> <p>個人開発者の中には、運営しているプロダクトに関するブログを運営している人も少なくないと思います。毎週、毎月、決めた日にちにブログに、各データのスクリーンショットを貼り付けて報告するやり方です。リアルタイムではない分、更新が止まった時点でOpen Startupではなくなってしまいますが。</p> <p>決めた日付でデータをまとめて報告することによって、定期的にサービスの調子を振り返る機会を得ることができます。現在、自分も運営している開発会議、個人開発のフリマ、BotcampにつきましてはPVと各レコードの推移を月次で報告するようにしています。</p> <h3 id="Twitterスレッドで報告する"><a href="#Twitter%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%81%A7%E5%A0%B1%E5%91%8A%E3%81%99%E3%82%8B">Twitterスレッドで報告する</a></h3> <p>個人開発者のアカウントを幾つかフォローしているのですが、Twitterにスレッドを立てて報告している方がいます。ツイートできる文字数が決まっているので、ブログのように細かい情報を書くことはできませんが、データのスクリーンショットを添付して、感想を添えたりするだけで完了するので気軽にすぐに始められます。<br /> Twitterでフォローしている人たちがそのまま見てくれるので、拡散効果もブログでやるよりも強いかもしれません。</p> <h3 id="サービス内にページを設置する"><a href="#%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E5%86%85%E3%81%AB%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%92%E8%A8%AD%E7%BD%AE%E3%81%99%E3%82%8B">サービス内にページを設置する</a></h3> <p>本格的にやるのであれば、サービス内に一つページを設置してみるのが良さそうです!こだわってやろうとするならば、Google アナリティクスのAPIを使ってデータを取得したり、データベースの中身を装飾したりしなければなりません。しかし、Google データスタジオに登録しておけば指定したデータをエンベッドするだけで案外簡単にページを作成することができそうです!</p> <h3 id="開発会議に登録する"><a href="#%E9%96%8B%E7%99%BA%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E3%81%AB%E7%99%BB%E9%8C%B2%E3%81%99%E3%82%8B">開発会議に登録する</a></h3> <p>開発会議でもある意味での、Open Startupの環境を提供できていると思います。いずれは、Google アナリティクスと連携して定期的なデータ分析を取得できるような仕組みも設けたいと思っていますが、現在だと「どんなインフラでサービスを作っているか」、「どんなチームでサービスを作っているか」といった情報をここで公開することができます。</p> <h2 id="ちなみに海外の事例"><a href="#%E3%81%A1%E3%81%AA%E3%81%BF%E3%81%AB%E6%B5%B7%E5%A4%96%E3%81%AE%E4%BA%8B%E4%BE%8B">ちなみに海外の事例</a></h2> <p>海外では代表的なOpen Startupに下記のようなものたちがあります。</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://nomadlist.com/open">Nomad List</a></p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://ghost.org/about/#metrics">ghost</a></p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://buffer.baremetrics.com/">Buffer</a></p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://leavemealone.app/open/">Leave Me Alone</a></p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.youtube.com/watch?v=DvhM_Npm3Bk&feature=youtu.be">Gumroad</a></p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://demo.baremetrics.com/">Baremetrics</a></p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://convertkit.baremetrics.com/">Convert Kit</a></p> <p>Open Startupムーブメントに参加することで、ユーザーに透明感のある印象を与え、一方で「ここをこうしたらいいんじゃない?」というアドバイスやフィードバックを受けられる可能性も膨らみます。あとは、開発者界隈でOpen Startupが広まると、純粋にお互いがサービスを進捗していく上での知見が溜まっていくんじゃないかなとも思ったります!</p> FREERIDER tag:crieit.net,2005:PublicArticle/15362 2019-08-29T14:33:28+09:00 2019-08-29T14:35:21+09:00 https://crieit.net/posts/7-5d6763a886d52 【個人開発】7月の活動報告 <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/86c2b48cd7a693635c3cf801bf73ac1e5d67639616854.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/86c2b48cd7a693635c3cf801bf73ac1e5d67639616854.png?mw=700" alt="report.png" /></a></p> <p>どーも!FREERIDER(<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/svfreerider">@svfreerider</a>)です!!<br /> サンフランシスコ、全然暑くなくて、長袖のまま夏が終わりそうです🏝️</p> <p>ここ数週間は仕事が忙しくなったり、移住生活が充実しつつあったので、気づいたら月末になっていました。今更感は否めませんが、先月(7月)の活動報告をしていきたいと思います!開発会議もリリースしてから、来月で半年になるので(まじで早い)方向性を見極めて、よりプロダクト開発全般に関わる人たちに対して体制づくりをしていければと考えています!</p> <h2 id="開発会議"><a href="#%E9%96%8B%E7%99%BA%E4%BC%9A%E8%AD%B0">開発会議</a></h2> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/db7389963bc2d39d1bc8a0accdf5c19c5d675b495e7c7.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/db7389963bc2d39d1bc8a0accdf5c19c5d675b495e7c7.png?mw=700" alt="devtalk_bar.png" /></a></p> <h3 id="Google Analytics"><a href="#Google+Analytics">Google Analytics</a></h3> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/e374bc0d75b214c71b016a2042f841195d675b6e21c7a.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/e374bc0d75b214c71b016a2042f841195d675b6e21c7a.png?mw=700" alt="スクリーンショット 2019-08-28 21.54.34.png" /></a></p> <p>ほぼ放置状態になってしまったという反省もあって、だいぶ落ち込んでしまいました。放置していても時間が経つと伸びてくれる流入が「オーガニック検索」で全体が減ったというのもありますが、44.1%が検索から入ってきてくれています。個人開発と検索した時も<strong>5位</strong>まで入り込むことができています。</p> <p>ということもあって、8月になると少しプロダクト数や、アップデート数がまた上向きになりつつあります。いつも利用していただいている個人開発者の方々にはありがたい限りです!もっと、良いプロダクトにアップデートしていけるように精進しますので、要望や修正事項があればお問い合わせください!</p> <h2 id="個人開発のフリマ"><a href="#%E5%80%8B%E4%BA%BA%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%81%AE%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%9E">個人開発のフリマ</a></h2> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/0158ae521e1fb4d7defc374b330d16cd5d67641151ca5.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/0158ae521e1fb4d7defc374b330d16cd5d67641151ca5.png?mw=700" alt="devmart_bar.png" /></a></p> <h3 id="Google Analytics"><a href="#Google+Analytics">Google Analytics</a></h3> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/9914009c74e37b64076525f7eb579f205d6763fe62f78.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/9914009c74e37b64076525f7eb579f205d6763fe62f78.png?mw=700" alt="スクリーンショット 2019-08-28 22.34.40.png" /></a></p> <p>こちらも見られている数でいうと減少傾向にはあるのですが、取引自体はぼちぼち増えてきたように思います。一方で、直取引に移行されてしまったのかなと懸念される案件もいくつかあるので、そのあたりの対策はこれから検討していかなければならないなと思っています。</p> <p>来月からは大きい金額の取引でも耐えられるような体制にこちらも変更していく予定です。検索機能あたりも改善したりしていて、今後売主さんと、買主さんが安心して取引できるようなサービスづくりを徹底していきます!</p> <h2 id="Botcamp"><a href="#Botcamp">Botcamp</a></h2> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/cdae0c266e5efb07a67be593feded7fc5d675f2d7ae9b.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/cdae0c266e5efb07a67be593feded7fc5d675f2d7ae9b.png?mw=700" alt="botcamp_bar.png" /></a></p> <h3 id="Google Analytics"><a href="#Google+Analytics">Google Analytics</a></h3> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/eda6b5f3df38fb5f713e73c870831d125d675f3a04f9b.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/eda6b5f3df38fb5f713e73c870831d125d675f3a04f9b.png?mw=700" alt="スクリーンショット 2019-08-28 22.08.59.png" /></a></p> <p>リリースした時は見てくれた方もいましたが、ユーザー登録が必須のサービスでもないのでなかなか継続的に誘客するのが難しいなと思っています。開発会議も、フリマも、BotcampもそれぞれSEOが勝負になってくるサービスではあるので、ちゃんとこのあたりを対策したサイトづくりを学んでいかなければいけないなとつくづく感じました。</p> <h2 id="今後について"><a href="#%E4%BB%8A%E5%BE%8C%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6">今後について</a></h2> <p>こういう伸び悩んでいる時こそ、ちゃんと実態を報告して自分の中で叱責を起こして進めていかなきゃなと思います。反省。<br /> それでも、開発会議など毎度活用していただいている方々がいるので、もっと見てもらえるようなサイトになるように工夫していきます!</p> <p>ちなみに毎月サービスを出していたのですが、今月は<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.producthunt.com/posts/mvp-list">Product Huntで出してみました</a>。結果は大敗でしたが、サロンの関係で毎日チェックしているのですが、だんだんサイトの傾向なども掴めてきました。次はもっと上位狙います!</p> <p>そして、半年間毎月1サービス出してきたので、それについてまとめた記事も来月どこかで発信しようと思ってます!できれば、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/svfreerider">Twitter</a>フォローしてお待ちください!</p> FREERIDER tag:crieit.net,2005:PublicArticle/15286 2019-07-29T13:17:34+09:00 2019-07-29T15:16:01+09:00 https://crieit.net/posts/100-5d3e735ee060d スキルゼロからフリーランスで月100万円稼ぐまで <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/bda8b7a4ca4d85798e7db048bd7fe3d75d3e71caf240c.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/bda8b7a4ca4d85798e7db048bd7fe3d75d3e71caf240c.png?mw=700" alt="freelance.png" /></a></p> <p>どーも!FREERIDER(<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/svfreerider">@svfreerider</a>)です!</p> <p>振り返ってみると、フリーランスで生計を立てるようになってから4年以上の月日が経っていました。これまで「プロダクト開発」系のネタは散々共有してきましたが、実は「フリーランス」業でも学んだことが沢山ありました。いずれ独立したいと考えてる方や、開業したけど悩んでる方にとって少しでも参考になれば嬉しいです。</p> <p>と言っても、ロールモデルとしては適切ではないかもしれません。前提として、「スキルがないまま、フリーランスになった」、「ちゃんと生計を立てられるようになるまで2年以上かかった」んですね。この数年間一度も会社に属した期間はありませんでしたが、職種を変えるという意味での転職は何回も繰り返してきました。その分、遠回りもしましたし、しなくても良かった苦労も経験してきてしまったように思います。</p> <p>おそらく、理想なフリーランスの始め方は、<strong>「本業がありながらも、空いた時間で副業(アフィリエイト、受託事業)を始める。そして、副業で一定の稼ぎがあるようになってから、独立する。」</strong>です。自分の場合は、スキルもお客さんもいないゼロから独立してしまったため、収入もゼロでした。収入ゼロは、精神的にすこぶる良くないです。よほど、覚悟があるか、バカか、あるいはその両方でないと、その期間をずっと耐えることはできません...。</p> <p>ロールモデルにはなりえませんが、「ここは参考になりそう」とメモできる箇所はあるかと。もしくは、現在はスキルや経験がない方でお、こういうことから始めてみようかなというのが見つかるキッカケにもなるかもしれません。まずは、1) 今日までどんな仕事に携わってきたのかを紹介した後に、2) どんな風に仕事を見つけて、3) どんな失敗があったのか、4) どんなことにお金を消費してきたのかについて共有していければと思っています。</p> <h2 id="職種を転々としたフリーランス生活"><a href="#%E8%81%B7%E7%A8%AE%E3%82%92%E8%BB%A2%E3%80%85%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%9F%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E7%94%9F%E6%B4%BB">職種を転々としたフリーランス生活</a></h2> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/1578166ef37923e76f6254bbf78f119c5d3e71f1c550b.jpeg" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/1578166ef37923e76f6254bbf78f119c5d3e71f1c550b.jpeg?mw=700" alt="freelance.001.jpeg" /></a></p> <p>途中、被っている時期もありましたが、ライター => リサーチャー => エンジニア => ディレクターの順番でメインの職種を更新してきました。現在は、エンジニアリングと、ディレクションの仕事が主になっています。どの職種も極めるには至ってないので、何より何が良いというのは決してないのですが、<strong>だんだん自分に見合った職種に近づけてきたのかな</strong>と振り返ると思えます。</p> <p>月別収入は大体グラフのような感じです。2016年8月まではデータが残っていなかったので、うろ覚えのデータですが、直近2年は正しいです。フリーランスなので、売上=利益が殆どでしたが知り合いエンジニアと組んで仕事をするようなこともありました。この収入は経費を差し引いたものになります。</p> <h3 id="ライター時代(2015年5月〜)"><a href="#%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BC%E6%99%82%E4%BB%A3%EF%BC%882015%E5%B9%B45%E6%9C%88%E3%80%9C%EF%BC%89">ライター時代(2015年5月〜)</a></h3> <p>会社を辞めてすぐにシリコンバレーへ一年ほど滞在しました。その間、特にやることがなかったので、その日参加したイベントや、出会った人たちとの会話をブログでひたすら配信してました。当時は、日本に入ってくるシリコンバレーの情報の大半が翻訳(二次情報)で、現地から発信される一次情報に価値がありました。</p> <p>それまで、ブログを書いたことはなかったので文体は最悪だったのですが、取り上げている内容そのものに価値があったため、TwitterやFacebook経由で読んでくれる人が増えました。そんな中で、知り合い経由で「ウチのメディアに書いてみないか?」とお誘いいただくようになりました。一時帰国の際に、複数のメディアの方々と執筆の契約を交わして、ライターとしてのキャリアがスタートしました。最初は新米でしたが、だんだん記事単価が上がっていき、スタートして半年ほどで月10万円くらいまで稼げるうようになりました。とはいえ、依頼を受ける本数も決まっていたため、貯金を切り崩しながらの生活が続きました。</p> <p><当時書いていた記事を紹介!></p> <p>・<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://time-space.kddi.com/digicul-column/world/20160617/">【オフィス探訪】インターネットの冒険家「Pinterest」のオフィスを冒険!</a><br /> ・<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.gizmodo.jp/2015/12/runcible.html">“便利じゃない”ポストスマートフォン「Runcible」ってなに?</a><br /> ・<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://liginc.co.jp/260424">細胞をスキャンして3Dデータにし、病気の究明に役立てる「3Scan」インタビュー</a></p> <h3 id="リサーチャー時代(2017年1月〜)"><a href="#%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E6%99%82%E4%BB%A3%EF%BC%882017%E5%B9%B41%E6%9C%88%E3%80%9C%EF%BC%89">リサーチャー時代(2017年1月〜)</a></h3> <p>2016年8月〜2017年3月までは、友人とスタートアップにフルコミットしてました。サービスは失敗して、友人は去ったタイミングで受託(フリーランス)を再開しました。「スタートアップに集中するため、受託は辞めます!」と啖呵を切ってそれまでのお客さんに別れを告げていたのですが、「すみません、食っていけないので仕事ください...。」と謝罪して、お仕事のお願いしまくったのを覚えています。</p> <p>幾つかの会社さんが再び、お仕事をくれるようになりギリギリな生活ができるようになってきました。その中で、お世話になっていたクライアントから調査の仕事があり、未経験でもやらせてもらえるとのことで二つ返事で受注しました。</p> <p>具体的には、指定されたサイトのベンチマークを定量的・定性的に調べ上げ、資料化する。また出来上がった資料に関する、考察を添えて提出していました。前半の過程では、ライターの時に培った調べてインプット、まとめてアウトプットするスキルも生きて、取っつきやすい仕事ではありました。Webサイトを取り扱う関係で、SEOや広告関連の基礎も学ぶことになりました。</p> <h3 id="エンジニア時代(2017年8月〜)"><a href="#%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%82%A2%E6%99%82%E4%BB%A3%EF%BC%882017%E5%B9%B48%E6%9C%88%E3%80%9C%EF%BC%89">エンジニア時代(2017年8月〜)</a></h3> <p>受託をやっている傍らで、何とか時間を繕い、自社サービスを作っていました。その際に、プログラミングのスキルを習得して、仕事でも開発の案件を担当するようになりました。簡単なHTML/CSSのコーディングも受けつつ、やったことのないスマホ案件とかも受注してました。</p> <p>ここで学んだのは「問題解決」する力でした。例え、自分のスキルで解決できなかったとしても、周りのエンジニア友達に頼れば納品できました。<strong>スキルだけが仕事ではなく、自分が使えるリソースで仕事をすると幅が一気に広がることを実感しました。</strong>なので、自分はコードを書かずに、要件と設計だけを詰めて、知り合いのエンジニアにコーディングを依頼するようなスタイルの仕事も増え始めました。</p> <h3 id="ディレクター時代(2017年10月〜)"><a href="#%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC%E6%99%82%E4%BB%A3%EF%BC%882017%E5%B9%B410%E6%9C%88%E3%80%9C%EF%BC%89">ディレクター時代(2017年10月〜)</a></h3> <p>個人開発で何度もサービスをリリースしてるうちに、ディレクションの仕事依頼がくるようになりました。サービスをゼロから着想して、どういう構成で開発し、運用をしてくまでの流れを丸っと調整するお仕事です。リサーチャーで培ったスキルで、仕様書、要件資料を作成し、エンジニアで習得したプロラグミングスキルを頭に踏まえながら指示を出しました。</p> <p>個人開発をしていたからこそ、開発に必要な情報の整理と、運用を無理なく行なうスケジュール感覚を身につけられたのだと思います。だから、全エンジニアには個人開発をやってほしいです!フリーランス界隈では、エンジニアよりもディレクター不足が深刻のように感じることもあります。また、プログラミングスキルがあるディレクターは重宝されやすかったりもします。</p> <h3 id="最高月収達した時の内訳"><a href="#%E6%9C%80%E9%AB%98%E6%9C%88%E5%8F%8E%E9%81%94%E3%81%97%E3%81%9F%E6%99%82%E3%81%AE%E5%86%85%E8%A8%B3">最高月収達した時の内訳</a></h3> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/29df9fa0b522d2c90a3b2545038c2ced5d3e72b89fe07.jpeg" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/29df9fa0b522d2c90a3b2545038c2ced5d3e72b89fe07.jpeg?mw=700" alt="freelance.002.jpeg" /></a></p> <p>2017年は100万円前後の収益がありましたが、最高は2018年4月の1,365,800円でした。</p> <p>・仕様書作成(108,000円)<br /> ・調査案件(108,000円)<br /> ・ディレクション(216,000円)<br /> ・ライティング(81,600円)<br /> ・サイト制作 × 2(852,200円)</p> <p>これに加えて、React Nativeで個人開発スマホアプリを作っていました。ちょっと友人にも開発の一部を外注していたのですが、ほぼ自分で作っていました。当時は、半蔵門でルームシェアしていたのですが、赤坂のジョイフルが24時間で朝方まで仕事して、仮眠取ってまた働くみたいな生活してました。忙しいだけに楽しかったのもありますが、もっと仕事の調整ができる技量を身につけてもよかったなと思います。おそらく、個人のスキルではここまでが限界だなと実感しました。</p> <h3 id="今は生活費±ゼロ"><a href="#%E4%BB%8A%E3%81%AF%E7%94%9F%E6%B4%BB%E8%B2%BB%C2%B1%E3%82%BC%E3%83%AD">今は生活費±ゼロ</a></h3> <p>今の収入は、月2000ドル前後です。海外移住したこともあって、お客さんが仕事を依頼しづらくなったのもありますが、月に使う分だけお仕事できれば十分です。お金なんてあっても使わないし、稼いだ分だけ税金も払わなくちゃいけません。収入ゼロで厳しい時期もあったので、お金の枯渇には今でも怯えていますが、それ以上に大切なには時間です。</p> <p>忙しかったからこそ、時間をもっと大切に使っていきたいと思えたし、一度フリーランスである程度稼げた経験があると、本当にやばくなったらこうすれば良いという筋道が立てられます。現在は、手がけているサービスで生活してくことに挑戦中ですし、それにはお金よりも時間が必要になります。</p> <h2 id="どうやって案件を受注したのか"><a href="#%E3%81%A9%E3%81%86%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E6%A1%88%E4%BB%B6%E3%82%92%E5%8F%97%E6%B3%A8%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B">どうやって案件を受注したのか</a></h2> <p>受注するにしても、外注するにしても、クラウドソーシングサービスは一度も使わないまま今日まできました。正確に言うと、登録して受注したいと試みたことは何度もあるけど、スキルセット的に誰も雇ってくれませんでした...。今ある仕事も含めて、仕事を取ってくるよりも、入ってくるような環境に身を置けたのが生き残れた理由なのかなと思っています。</p> <h3 id="人の繋がり"><a href="#%E4%BA%BA%E3%81%AE%E7%B9%8B%E3%81%8C%E3%82%8A">人の繋がり</a></h3> <p>フリーランスしてる人の殆どが、そう答える気がします。でも、実際に人の繋がりからが圧倒的に多いです。知り合いの紹介や、同じクライアントを持ち案件を一緒にした人がそのまま仕事をくれるようになったり、イベントで出会った人だったり、元を辿れば共通性がないような繋がりから仕事をいただくに至ってきました。</p> <h3 id="自社サービス経由"><a href="#%E8%87%AA%E7%A4%BE%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E7%B5%8C%E7%94%B1">自社サービス経由</a></h3> <p>元を辿るという意味では、自社サービス経由で知り合った人が圧倒的に多いのかなと思っています。例えば、シェアハウスの検索サイトを運営している時には、都内中のシェアハウス業者に連絡し、数十件以上と打ち合わせをしてきました。そんな中で知り合う方々から、「サイト作ってよ!」、「社内システム作ってよ!」と依頼されるようなことがありました。やたらめったら営業に行くよりも、「こういうサイトを作っていて、力になりたい」と投げかける方が、会ってもらえる確率も高いです。</p> <h3 id="コワーキングスペース"><a href="#%E3%82%B3%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9">コワーキングスペース</a></h3> <p>コワーキングスペースで知り合う方々の紹介や、直接依頼されることも多かったです。同じ環境で長く時間を接していると、途中で蒸発してしまう危険性もないし、きちんと仕事してくれるような人となりも見えてくるようになります。逆に、自身がコワーキングスペースで知り合った友人に仕事を依頼するようなことも少なくありませんでした。</p> <h3 id="押すより引く方がうまくいく"><a href="#%E6%8A%BC%E3%81%99%E3%82%88%E3%82%8A%E5%BC%95%E3%81%8F%E6%96%B9%E3%81%8C%E3%81%86%E3%81%BE%E3%81%8F%E3%81%84%E3%81%8F">押すより引く方がうまくいく</a></h3> <p>そして、「仕事ください!」と回るよりも、仕事を依頼したくなるような雰囲気を出すのが大事であるような気がします。自分の場合は、個人開発で作ったサービスをSNSに投稿したりしていました。後は、Qiitaで学んだ内容を記事化することでお仕事の依頼を受けるケースもありました。自分から行くと足元を見られがちになるので、頼みたくなるようにスキルを磨き、そのスキルをきちんと露出していくのが大切であるように思います。</p> <h2 id="稼いだお金の使い道"><a href="#%E7%A8%BC%E3%81%84%E3%81%A0%E3%81%8A%E9%87%91%E3%81%AE%E4%BD%BF%E3%81%84%E9%81%93">稼いだお金の使い道</a></h2> <p>生活費を稼ぐのもままならないような時期が続いたものですが、余るくらいに稼げることもありました。とはいえ、入ってくるお金が増えても、あんまり生活は変わりませんでした。食事には一回あたり700円以上はかけたくないし、できれば500円以内に収めたいとずっと思ってきましたが、とはいえ幾らスキルがあっても体が使えなくなったらどうしようもなくなるので、健康だけは気にかけるようになりましたが。住む場所も、なるべく安いところが良かったです。欲しいものも特にありませんでした。</p> <p>といって、貯金しててもしょうがないなと思っていて、あまりお金自体は残りませんでした。どんなことに使ってきたのか振り返ってみました。</p> <h3 id="接待交際費"><a href="#%E6%8E%A5%E5%BE%85%E4%BA%A4%E9%9A%9B%E8%B2%BB">接待交際費</a></h3> <p>飲みに行く機会も増えました。それから、クライアントやビジネスパートナーと行く際には基本的に自分持ちでした。お金がない頃は、奢ってもらってばかりだったので、なるべく余裕があるうちは出せるようにありたいというのもありましたが、基本的にGiveできるタイミングで徹底的にGiveするスタンスを作るようにしていました。</p> <p>何か頼みごとをしたい時だけ、露骨に食事に誘ったりすると嫌らしく感じ取られます。自分自身も「こういう時ばっかり。」と思ってしまうことありました。普段から、いろんな人にGiveするようなスタンスを築いておくと、頼みごとがある時も「いつもお世話になっている」が通ります。</p> <p>飲み会代を支払うだけが、Giveする対象とは思いませんが、普段Giveできるタイミングってそんなに見つからないんですよね。誕生日でもないのに、なんかプレゼントとか渡したら不自然ですし。自然なGiveができる時はGiveしておくのは意識していたことですね。賛否両論はありそうですが!</p> <h3 id="外注費"><a href="#%E5%A4%96%E6%B3%A8%E8%B2%BB">外注費</a></h3> <p>自分のプロダクトを開発するにあたって、どうしても技術的に工数がかかってしまいそうな部分は知り合いに外注していました。これも上記のGiveに似ていますが、相手が希望している単価以上を支払うように意識していました。</p> <p>外注費をケチられたり、値下げされた経験はあって、今でも思い出すと悔しいです。自分の落ち度もあってのことですが、そういう経験もあって外注する際はその人に敬意を支払って、かつ今後も一緒に仕事してくれるような待遇でお願いするようにしてきました。</p> <h3 id="旅費交通費"><a href="#%E6%97%85%E8%B2%BB%E4%BA%A4%E9%80%9A%E8%B2%BB">旅費交通費</a></h3> <p>自社サービスはアメリカでやりたいと思っていたので、アメリカには何度か渡っていました。行き先も、サンフランシスコやニューヨークなど、物価が高めだったので滞在にはそれなりにお金がかかった記憶があります。</p> <h2 id="思い出せるくらい重度な失敗"><a href="#%E6%80%9D%E3%81%84%E5%87%BA%E3%81%9B%E3%82%8B%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%84%E9%87%8D%E5%BA%A6%E3%81%AA%E5%A4%B1%E6%95%97">思い出せるくらい重度な失敗</a></h2> <p>仕事とビジネスパートナーに恵まれたというのもあって、本当に辛かった経験はあまりないです。やっている当時は焦ったことも沢山ありましたが、その場その場で切り抜けられるレベルのことばかりでした。パッと思い出せるレベルの失敗を2つだけ紹介します。</p> <h3 id="割りに合わない仕事"><a href="#%E5%89%B2%E3%82%8A%E3%81%AB%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%AA%E3%81%84%E4%BB%95%E4%BA%8B">割りに合わない仕事</a></h3> <p>「ちょっとしたWebサイトのコーディング」と1週間程度で終わると聞いて、軽い気持ちで受けた案件が泥沼になったことがあります。数ページと聞いていたのが、20ページに膨れ上がり、コーディングしてる最中にデザインが変わったり、要件が増えたりすることがありました。</p> <p>仲介会社を挟んでの案件だったので、こちらの不満を直接聞いてもらうことができないまま、期間的に自分が行なうことができなくなって、知り合いのコーダーに受注した金額そのままで外注したら、そのコーダーも途中で断念してしまい、結局自分が寝ないで納品することがありました。また、先方からの文句がひどく、最終的に値下げまでされて赤字で終わるような仕事がありました。</p> <p>これで学んだのは、やはりお客さんが<strong>どんな人なのかは事前にしっかり調査しておくべき</strong>だし、要件や仕様に関する指定の契約もきちんと交わしておくべきだったなと思います。そういうお客さんと縁を切るのは簡単ですが、そういう過ちを二度と繰り返さないような準備はちゃんとするようにしました。</p> <h3 id="タスク管理の煩雑化"><a href="#%E3%82%BF%E3%82%B9%E3%82%AF%E7%AE%A1%E7%90%86%E3%81%AE%E7%85%A9%E9%9B%91%E5%8C%96">タスク管理の煩雑化</a></h3> <p>一度、代理で運用しているアプリのミスがあって、窓口を担当されているお客さんが謝りに行くことがありました。その時は、海外に滞在していて、自分が出迎えることもできなくて、かつ時差がある中での緊急ミーティングもあって、辛い日々が続いたのを覚えています。</p> <p>お客さんから直接叱られるようなことはなかったのですが、余計にそれが辛かったです。しかし、その時、<strong>ミスが発覚した時点ですぐに報告するようにしていたので最悪の自体は免れたのかなと思います。</strong>フリーランスをしていると、一度に多数の仕事を引き受けるケースも多いので、タスク管理が非常に肝となります。なるべくツールを使用して、自動化することがおすすめです。Zapierとかですね!</p> <h2 id="スキルゼロから学んだこと"><a href="#%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%AB%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%81%8B%E3%82%89%E5%AD%A6%E3%82%93%E3%81%A0%E3%81%93%E3%81%A8">スキルゼロから学んだこと</a></h2> <p>フリーランスではなく、ランスフリーだった自分でも今は生き残れています。だから、フリーランスとして生きていくことが難しいかと聞かれれば言葉には困りますが、こんなゼロからでもなれる職種なんだなと思っていただければ嬉しいです。</p> <p>最後に、スキルゼロから生き残る上で「フリーランス的」に意識しておくと良いなと思ったことを整理していきます。</p> <h3 id="固定した顧客と、案件"><a href="#%E5%9B%BA%E5%AE%9A%E3%81%97%E3%81%9F%E9%A1%A7%E5%AE%A2%E3%81%A8%E3%80%81%E6%A1%88%E4%BB%B6">固定した顧客と、案件</a></h3> <p>フリーランスには、ストック型の案件と、フロー型のものがあります。ストックは、人月で契約したり、運営保守という形で、契約が切れるまでは定められた仕事と報酬が支払われるものです。フリーは、単発案件で、Webサイト制作一式とかですね。フリーランスの生活が安定するのは、いかにストック型の仕事を作れるかどうかだと思います。</p> <p>自分の場合も、人月単価で契約してもらってるお客様が一社いる状態で、たまに単発の案件を受けたりするようにしています。自分の収入のポートフォリオを形成するのは、フリーランスが一番初めにやるべきことになるかと思います。</p> <h3 id="客観性について"><a href="#%E5%AE%A2%E8%A6%B3%E6%80%A7%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6">客観性について</a></h3> <p>この4年間で一番変わったのは、「自分がどうしたいか」以上に「相手がどうしたいか」を深く考えられるようになった点です。フリーランスは「自分」が商品であって、相手に価値を感じてもらう必要があります。そのために、なるべく自分が相手のために何ができるのかを考えて、提案するようにしていました。「自分にできることがあれば、言ってください!」では、誰も言ってきてはくれません。話した上で、「あなたはこういうことがしたくて、自分にはこれができるからやりませんか。」と持っていかなければならないのです。</p> <h3 id="惨めだった期間が長かった"><a href="#%E6%83%A8%E3%82%81%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E6%9C%9F%E9%96%93%E3%81%8C%E9%95%B7%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F">惨めだった期間が長かった</a></h3> <p>告白をすると、ずっと惨めでした。収入がない時期は、神奈川の実家から活動して、両親からも「大学まで行かせたのに、うちの子はニートだ。。」としっかり言われました。お金がなくなると、友人の誘いも断るようになり、周りは見事に離れていきました。惨めすぎて、大親友の結婚式をドタキャンしてしまったのは今でも悔やんでます。</p> <h3 id="フリーランスになりたいわけではなかった、今でも"><a href="#%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E3%82%8F%E3%81%91%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%81%E4%BB%8A%E3%81%A7%E3%82%82">フリーランスになりたいわけではなかった、今でも</a></h3> <p>お金がないのは惨めでした。でも、夢がないのは感情すら湧いてきません。自分の場合は、フリーランスになりたくてなったのではなく、気づいたらフリーランスになってたパターンです。会社で働いてる時は夢がなくて、毎日何のために生きてるのかも分かりませんでした。</p> <p>シリコンバレーへ来てみて、こっちで世界中で使われるプロダクトを作ってみたいという夢ができました。その夢だけに集中するだけの環境を整える力はありませんでしたが、4年経った今もなお追いかけています。なので、惨めな気持ちは今でも存分に味わっています。</p> <p>フリーランスは自分にとって、手段に過ぎません。夢に向かって集中する環境を作るための手段です。そう考えた時に、<strong>「フリーランスになるのが目標」ではなく、「こういうことがしたいからフリーランスになる」という風にした方が物事はうまくいく気がしています。</strong></p> <p>人生は長くても短くても、一回しかありません。それが、明日終わるかも分かりません。そんな一回の人生に対して、自分が掛けられるテーマは何なのでしょうか。「世界中で使われるプロダクトを作る」は、それに値するだけのテーマだと信じて、今日もコードを書きます!</p> <h2 id="追記"><a href="#%E8%BF%BD%E8%A8%98">追記</a></h2> <p>この記事を読んで、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/svfreerider">FREERIDER</a>にフリーランスについての質問があったり、悩んでいることがある方が万が一いらっしゃったら、「<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="http://easthackers.com">East Hackers</a>」に入会してみてください!入会してくださっている間は、なるべくリアルタイムでDMに答えて、フルコミットでお力になれればと考えています。</p> FREERIDER tag:crieit.net,2005:PublicArticle/15279 2019-07-27T06:11:24+09:00 2019-07-27T06:11:24+09:00 https://crieit.net/posts/Indie-Hackers 世界最大の個人開発コミュニティ「Indie Hackers」の公式イベント行ってきた! <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/9ddec7376ef9c0a1fcf4888875031b345d3b6c6eefd14.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/9ddec7376ef9c0a1fcf4888875031b345d3b6c6eefd14.png?mw=700" alt="ih_thumba.png" /></a></p> <p>Indie Hackersのオフィシャルミートアップに行ってきました。これまで、サンフランシスコで行われている有志のIHイベントには何回か参加したことはあって、もくもく会チックな感じだったのは覚えているのですが、公式は初めてでした。参加予定者も70名超えとなっていました!</p> <p>ここ最近は、家から一歩も出ずにひたすらコーディングに打ち込んでいたのですが、Indie Hackers大好き人間としては行かないわけにはいかない!と、イベントが開催されるAppAcademyの本社まではるばる向かいました。主催者に聞いてみたところ、どうやら毎月、最終週の木曜夜にそこで開かれているそうです!だから、もしシリコンバレーにどこかで行く予定がある方は、月末に合わせてみると良いかもですね。</p> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/eaf17b3e93d4bbcafbb75cd5936557125d3b5bf2b261e.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/eaf17b3e93d4bbcafbb75cd5936557125d3b5bf2b261e.png?mw=700" alt="スクリーンショット 2019-07-26 13.00.38.png" /></a></p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://indiehackers.com">Indie Hackers</a>は、直訳すると「個人開発者」。Indie(インディ)は、Independentの略称で、どこにも所属していない、という意味を指します。インディ音楽とか、インディ映画で使われているのと同じ意味合いです。このサイトでは、副業やフルコミットでプロダクトに取り組んでいる開発者たちが、どうやってプロダクトを作るのか、そのプロダクトをどうやって成功させるのかについて議論を交わします。</p> <p>その一番の特徴は、実際のデータに基づいている点です。売上がどのように伸びていったのか、PVはどうか、ユーザー数はどうか、定量的な視点を大前提にしてプロダクウトが分析されているため、どの考察にも説得力うがあるし、「参考になる」という言葉に尽きます。主には、開発者たちが「最初の顧客をどのように見つけたのか?」、「どのようにPMFまで持ち込めたのか?」に答えるインタビューがコンテンツになりますが、著名な起業家を招いてのポッドキャストも生きた情報に他なりません。</p> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/c07564bc602ebccaa1c22eb1eebf09675d3b5c0996a39.jpg" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/c07564bc602ebccaa1c22eb1eebf09675d3b5c0996a39.jpg?mw=700" alt="67402618_673388903072940_5966188742170378240_n.jpg" /></a></p> <p>AppAcademyは、受講自体は無料で就職後に年収の15%を支払う、新しいスタイルのプログラミングスクールを最初に始めました。ダウンタウンから少し離れた閑静なエリアに、ひっそりとオフィスを構えていました。</p> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/9abbfe86c326ce78c208c13db5fe1ece5d3b5c383b009.jpg" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/9abbfe86c326ce78c208c13db5fe1ece5d3b5c383b009.jpg?mw=700" alt="67795715_369645197299378_8584302902032465920_n.jpg" /></a></p> <p>タイムテーブルは、最初の30分は「個人開発で意識するべき点」を主催者からプレゼンされて、残りの時間はネットワーキングでした。プレゼンの内容を抜粋&翻訳して紹介していきたいと思います。</p> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/ea228c9e925ce2439a4f1c07170be6115d3b699e19d19.jpeg" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/ea228c9e925ce2439a4f1c07170be6115d3b699e19d19.jpeg?mw=700" alt="ihmeetup.001.jpeg" /></a></p> <p>個人開発を進める上での課題を集約すると、リソースが不足しているに尽きます。そのため、大企業がやるような複数人をアサインした開発・運営体制を築くこともできなければ、満足のいくクオリティを保つこともできないことになります。</p> <p>その一方で、個人だからこそできる強みもあります。まず、1) 意思決定が迅速 です。一人で開発をする分は何を作っても、何を選んでも自由だし、誰の許可も要りません。これが、チームでやっていれば合意プロセスを踏んだ上で前に進むことになります。一人でやるとスピードが早い分、決断における思慮が浅はかになってしまう問題もありますので、決断によく考える必要も出てきます。</p> <p>次に、2) 友だちや知り合いレベルが参考 になります。プロダクトをリリースする前も、相談するのは専門家ではなく知り合いになり、リリースした後の広告塔もテレビのCMではなく、周りの友だちによる口コミになります。個人がやるからこそ、その人となりを評価され口コミの質が高まります。</p> <p>リソース不足を解決するためには、優先度や、どこまでのクオリティまで達したらリリースするかなどの目安を予め設定して進めることが大切になります。サイドプロジェクトだからといって、ダラダラやらずに、個人だからこそ決まりごとを守る仕組みづくりが必要ですね。</p> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/0d8a36f2fbe84dd5721f07a0c53731d85d3b69d2ac370.jpeg" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/0d8a36f2fbe84dd5721f07a0c53731d85d3b69d2ac370.jpeg?mw=700" alt="ihmeetup.002.jpeg" /></a></p> <p>プロダクトをリリースする前に最低限、想定しておくべき4つの段階があります。どこの誰かも分からない人が作ったプロダクトであっても使いたいと思うプロダクトとして設計されているかです。せっかくなので、今ほど運営している<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://easthackers.com/">East Hackers</a>を例に挙げて説明していければと思います!</p> <p>まず、価値。プロダクトを使うべき理由はそこにあるのかを考えます。East Hackersであれば、シリコンバレーの情報や、ネットワークが価値になります。自分自身が何年もの間、シリコンバレーへ滞在したくても滞在できなかった経験があります。だからこそ、かつての自分と同じような境遇の人たちへ「まるでシリコンバレーに滞在しているかのような体験」を提供するのが、価値と位置付けています。</p> <p>次に、使い心地。提供しているのは、Slackワークスペースです。ここ最近、IT系の会社では社内コミュニケーションとしてSlackを利用するのは一般的になったし、利用にも違和感がありません。また、個人的には、一般的なオンラインサロンとは違うものにしていきたいと思っていますが、分かりやすいのオンラインサロンという言葉は使うようにしています。</p> <p>そして、実行。ランディングページと、Slackがあれば初期開発は問題ないので、工数は1日で出来上がりました。HTMLとCSSを少し書いたぐらいで、プログラミングは皆無でリリースできました。</p> <p>最後に、生存。現在、月20ドルのビジネスモデルがあります。Stripeに実装したのですが、リリースした初日から売上が発生しています。最初から最後まで、このビジネスモデルで頑張っていきたいと考えています。目標は、月800ドルのビジネスで、40名の有料会員を募るのは年内に達成したいです!</p> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/3b5c06e710a33e02dae0956cd1d552f45d3b69e581d50.jpeg" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/3b5c06e710a33e02dae0956cd1d552f45d3b69e581d50.jpeg?mw=700" alt="ihmeetup.003.jpeg" /></a></p> <p>イベントに参加している大半の人たちが、まだプロダクトを作ったことがない人でアイデアを探しているって感じでした。(意外ではあったのですが)アイデアの出し方として、SCAMPERを提唱していました。初めて聞いたのですが、解決したい問題や、やりたい領域が決まっているけど、それに対するアイデアが見つからないという方は参考にしてみても良いかもしれません。</p> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/0a0da63f0e73f634cde760e3417a04cc5d3b6a092c6d7.jpg" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/0a0da63f0e73f634cde760e3417a04cc5d3b6a092c6d7.jpg?mw=700" alt="67264198_2516455208404970_5825505512136900608_n.jpg" /></a></p> <p>ネットワーキングでは、様々な個人開発者たちと出会うことができました。出会ったほとんどの人が、大手IT企業に働きながらも、サイドプロジェクトとしてIndie Hackersをやっている人ばかりで、フルコミットでやっている人は殆どいませんでした。</p> <p>開発者としてのスタートだけでなく、ダンスが好きすぎて、ダンサーとそのパフォーマンスができる会場をマッチングするマーケットプレイスを作っている人もいました。その人はそのために、プログラミングを学び、サービスをリリースしたりしてるそうです。</p> <p>コードが書けるから個人開発をするのではなく、やりたいことがあるからコードを書くと動機が明確で普段の何倍も習得が早そうですね。実際も、最初にコードを書いたのはどうしてもリリースしたいサービスのアイデアがあったからであったような気がします。</p> <p>そして、創業者のCourtland Allenと出会うこともできました。彼は誰とでも満遍なく話すようにしていて、好印象な方でした。特に、プレゼンテーションの最中もノートでもメモを取っている姿勢は常に勉強熱心なんだなと感じました。ポッドキャストを聞いていても、それに関する書籍や、エッセイのタイトルがすぐ出てきて、多読家の印象がすごくありました。</p> <p>おそらく、生活に欠かせないサービスの殆どはシリコンバレーエリア一帯から生まれているでしょう。そして、中の人とも結構気軽に会うことができるのが、この土地のすごいところなのかなと。開発者なら、一度は来てみる価値というのがあると!</p> FREERIDER tag:crieit.net,2005:PublicArticle/15270 2019-07-22T14:20:26+09:00 2019-07-22T14:33:45+09:00 https://crieit.net/posts/8f39148e21738857729d081de499dd20 まだフリーミアムで消耗してるの? <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/299c0ac77cc0a944353d3a895dcc83205d3547893a934.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/299c0ac77cc0a944353d3a895dcc83205d3547893a934.png?mw=700" alt="freemium.png" /></a></p> <p>個人開発のゴールに、「プロダクト開発だけで生活する」があります。いずれ会社化して事業を大きくしたい、こういうビジョンを成し遂げたい、人それぞれ違うスタートから走り出しているものの、それだけに集中できる環境を作ることはマストの条件になるんじゃないでしょうか。</p> <p>置かれている環境にもよりますが、月々30〜50万円くらい収益化に成功すれば、それ以外の仕事は辞めても問題ない状態になりそうですかね。プロダクト開発で収益化すると、会社みたいにボーナスをもらえることはないですが、リソースをそこに注ぎ込める分だけ右肩上がりに成長していくはずです。何より、誰からも指示されずに、すべての決裁権を持てる自由な運営ができます。</p> <p>自戒も込めて、好きなことで食べていくには、好きなものだけ作っているだけでは遠回りになってしまう話をしていければなと思っています。ただ、ここで紹介することは、あくまで自身の経験や、様々なサイトから学んだことであって、全て正しいわけではありません。強いて言うならば、「<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/svfreerider">FREERIDER流</a>」のプロダクト開発ってことになります。プロダクト開発で成功するスタイルは幾らでもあるだろうし、だからこそ色んな型を知るべきだなと。</p> <h2 id="マーケットサイズ < ビジネスモデル"><a href="#%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA+%EF%BC%9C+%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB">マーケットサイズ < ビジネスモデル</a></h2> <p>個人開発をやるか、スタートアップ(エクイティ型)をやるかで、やや戦い方に違いが出てきます。スタートアップは顧客と向き合う上に、市場の可能性と出会う必要もあります。利益自体が足りていなかったとしても、ここ数年の間に市場が伸びていくことを証明できれば、投資家からそれまで事業を育てられる資金が提供される、選択肢があります。しかし、個人開発はそれがないため、Day1からお金を稼ぐ必要があります。</p> <p>だから、ビジネスモデルが第一にあって、マーケットサイズは二の次となります。例えば、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://levels.io">Pieter Levels</a>は<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://nomadlist.com">Nomad List</a>という、ノマドしている人たちが行く土地土地で、情報交換をしたり、アクティビティを楽しむためのコミュニティを作りました。ノマドは多くなってきていますが、世界中を転々としているノマドはまだそこまで多くはありません。彼ら向けのメディアを作りGoogle Adsenseで稼ぐのでは不十分でも、一人一人に年間60ドル支払ってもらえるビジネスモデルであれば、100人の会社を養えなくても、個人がちょっと豪華に暮らすサイズとしては十分です。</p> <p>つまり、市場がめちゃくちゃニッチでも、ちゃんと一人あたりの顧客単価に適正な値付けができれば、ビジネスモデルは成立します。そういう観点から考えれば、100万人に使ってもらおうなんて考える必要はなくて、誰も分かってくれないけど、自分はこれがすごく好きなんだ!っていうくらいのものがアイデアとしては丁度良いんだと思います。</p> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/6e2556fe277660cd4cc319ff425de3f05d3545967bef5.jpeg" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/6e2556fe277660cd4cc319ff425de3f05d3545967bef5.jpeg?mw=700" alt="thumbnail.007.jpeg" /></a></p> <p>世界最大の個人開発コミュニティ、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://indiehackers.com">Indie Hackers</a>ではSubscription-based(購読型)が圧倒的に多く、全体の約45%です。ついで、ECやマーケットプレイスの仲介手数料が得られるTransactionalとなっています。主にはソフトウェアや、Nomad Listのようなコミュニティを月額で提供するビジネスモデルを好んでいる傾向にあるということになります。</p> <p>マーケットプレイス型をやろうとすると、まず、第一に鶏と卵の問題にぶつかり、同タイミングで両サイドの需要供給を満たしていくのはリソースが限られれている、個人開発ではハードです。<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://devmart.jp">個人開発のフリマ</a>なんかは、まさにその問題にぶち当たっていて、売り手を増やさなければサイト価値が上がらない一方で、買い手も探さなければ収益は上がらない。どっちも手付かず!みたいな状態になりがちです。</p> <p>一方で、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://devtalk.jp">開発会議</a>、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://botcamp.jp">Botcamp</a>のようなコミュニティサイトをスタートすると、SEOやコンテンツ勝負になってくるので中長期戦になることが確定します。マネタイズもそれだけ後に入ってくるため、それまでやり続ける必要があります。よほど、これに対して強い想いをもって、やらない他ありません。マネタイズする前に心折れることもあるでしょう。</p> <p>例に出した、フリマと会議も、少しずつアップデートして、ユーザーにとって唯一無二の場所になれるように頑張ってはいるものの、投資的なサービスになりつつあります。すぐに結果を見るというよりは、じっくり気づいたところを反映するみたいに進める予定。</p> <p>「プロダクト開発だけで生活する」ゴールに一番近いのは、やはりSubscription-basedです。今、フリマ、会議、East Hackers、Botcampと、4つサービスを運営していて、おそらく、フリマが一番認知度は高いと思います。売上も確かに一番あります。ですが、平均的な月の利益を生み出してるのは、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://easthackers.com">East Hackers</a>なんです。East Hackersは、シリコンバレーを拠点にしている起業家や、開発者たちと一緒に、プロダクト開発を進められる月額20ドルのオンラインコミュニティです。まだ、試行錯誤してますが、有料購読されてる方はいます!</p> <p>Subscription-basedを個人開発者がやるべき理由は下記です。<br /> 1) 同じリソースで倍稼げる<br /> 1つのプロダクトで、1人使う人がいれば10ドル、10人いれば100ドル、100人は1000ドル。でも、ランニングコスト自体はそこまで変わりません。なので、ユーザーが増えるほど収益も増える、それでいて、コストはそこまで変わらないので、リソースが限られている個人には向いています。</p> <p>2) マネタイズで悩まない<br /> 一度購読したユーザーが購読停止する率を下げる、新規ユーザーを増やす、この2点を守れれば堅調に伸びていきます。マーケットプレイスだと、鶏と卵問題を解決したり、メディアだと広告の配信方法と、頭を悩ますことばかりです。</p> <p>個人開発をしてる方の中には、いずれ会社化を見てる人も少ないと思います。正直、僕もスタートアップしたいです!個人開発者のビジネスは、ゆくゆくスタートアップになりうるのかということなんですけど、答えはYESです。スタートアップにしかできないアイデア(最初、お金にならないアイデア)は、個人開発のアイデアにはなりえないですが、逆は全然ありえます。先程、挙げたNomad Listを例にあげるとしたら、横展開か、縦展開すればいけると思います。具体的には、ノマドだけでなく海外を出張してるビジネスマンまで対象を広げる、もしくはノマド向けの居住地/オフィスを貸し出すサービスをやるなどです。要するに、スタートアップをやるにしても、個人開発するにしても、Day1から収益化を目指すのは正解のはず。</p> <h2 id="とにかくリリースする"><a href="#%E3%81%A8%E3%81%AB%E3%81%8B%E3%81%8F%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%81%99%E3%82%8B">とにかくリリースする</a></h2> <p>「◯ヶ月に1回はサービスを出す!」、個人開発を始める人がいればこのルールを決めてからスタートすると良いです。Pieter Levelsの<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.techinasia.com/12-startups-in-12-months-how-this-digital-nomad-doing-it">12ヶ月で12のサービスをリリースする</a>は、刺激的です!多く出せば良いというわけではない、という批判の声が聞こえてきそうですが、個人開発にいたっては、多く出せば出すだけ成功確度が上がる気がします。そして、そのPDCAは短期間に多く回せれば回せるほど良いですね。1回や、2回サービスをリリースして、ユーザーがつかなくて、「個人開発向いていないな。」と思って止めちゃう人が多いと思うので、最初から具体的なルールがある方が良い気がします。</p> <p>そして、出す度に何が上手くいったのか、上手くいかなかったのかを記載しておくと良い気がします。できれば、ブログ、<a href="https://crieit.net">Crieit</a>とかオススメです。誰かに伝えなきゃいけないと思った分、学んだことを整理する機会になるし、他の方から「こうした方がいいんじゃない?」と意見をもらえたりもします。何なら、個人開発者はコードと、ブログを書くのだけを最初はやっておけばコツが掴めるようになるんじゃないかなとかも思ったり。</p> <p>こんな状態でリリースしたら、バグが起こって迷惑かかるんじゃないか...。少し恥ずかしいくらいがリリースのタイミングです!一つのサービスが上手くいかなかったからって落ち込む必要も、恥じる必要も全くなくて、自分も毎回、派手に転んで、そのサービスを軌道修正して再リリースしたり、全く新しいサービス作ったり、とにかく前のめりにやってきています(笑)</p> <h2 id="アイデアの拾い方"><a href="#%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A2%E3%81%AE%E6%8B%BE%E3%81%84%E6%96%B9">アイデアの拾い方</a></h2> <h3 id="アイデア大会は失敗する"><a href="#%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A2%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E3%81%AF%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%81%99%E3%82%8B">アイデア大会は失敗する</a></h3> <p>頭の中だけで考えたアイデアは、ほぼ確実に失敗します。アイデア以上に大切なのは、アイデアと開発者との相性です。<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://mranking.net/">みんなの総選挙</a>は、誰もが簡単にランキングを作成することができるTwitterカードベースのアプリですが、思ったより伸びませんでした。その理由は、頭の中で「これ良さそうじゃない?」と考えたアイデアで、おそらく自分との相性が良くなかったからです。</p> <p>結局、総選挙はフリマで売却され、自分よりも相性の良い方の手に渡ったと考えています。年齢層若めで、エンタメ、旅行とかが好きな層に受けそうだなと思ったのですが、そういうタイプの方々は自分とは真逆で、とても自分がやり続けていくには限界を感じました。購入した方はそういう層への知見が深く、アフィリエイトが得意で、これからの戦略を聞いた時、上手くいきそうだなとつくづく感じました。</p> <p>いわゆる「アイデアマン」的な人たちは、ビジネスのゼロイチ場面では空回りしがちです。キャンペーンや、プロモーションで使うには良いのかもしれませんが、頭から出るアイデアには全く価値がありません。</p> <h3 id="アイデア=コミュニティ"><a href="#%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A2%EF%BC%9D%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%83%86%E3%82%A3">アイデア=コミュニティ</a></h3> <p>個人開発は作るのではなく、探すことから始めましょう。就職活動中の大学生じゃないですが、自分探しに似ているかもしれません。自分が何なのかを調べる上で、一番簡単な方法は周りを検索することです。いつもLINEやメッセンジャー、Twitterでやり取りしてる人たちがどんな人なのか考えればいいだけです。</p> <p>自己分析をするよりも、周りの人がどんな人なのか調べる方が簡単だし、よほど浮き彫りになってきます。自分の場合は、圧倒的に開発者が多かったんです。だから、おそらく当分は開発者、あるいは何かに挑戦しようと思っている人たち、特に海外で、こういう人たち向けにしかプロダクトを作ることはできないんだと思います。そして、プロダクトを作れば、ちゃんとその人たちは評価してくれるはずだと信じています。</p> <h3 id="自分にしかできないこと"><a href="#%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%8B%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%A8">自分にしかできないこと</a></h3> <p>とはいえ、世の中には沢山のプロダクトで溢れていて、ほとんどの問題というのは既に解決されているものです。まさに、便利な世の中ってやつです!そういう市場の中で、キラーになってくるのが「自分にしかできないこと」は何かということ。</p> <p>これから<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://easthackers.com">East Hackers</a>を盛り上げていきたいと思っているのが、まさにその理由でして、たまたま去年グリーンカードが当たって、会社に勤めず、シリコンバレーでフラフラしてる日本人なんて、おそらく自分くらいなんですね。一方で、何年もシリコンバレーに滞在したくても、滞在できずに悔しい経験をしたことを考えると、日本にいながらシリコンバレー的な環境にアクセスできるプロダクトを作れるのって、自分にしかできないことなんじゃないかなと思うわけです。</p> <h2 id="胸を張ってサービスを出そう"><a href="#%E8%83%B8%E3%82%92%E5%BC%B5%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E3%82%92%E5%87%BA%E3%81%9D%E3%81%86">胸を張ってサービスを出そう</a></h2> <h3 id="ノルマに縛られない"><a href="#%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%81%AB%E7%B8%9B%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84">ノルマに縛られない</a></h3> <p>ノルマを作っても、ノルマに縛られないのが、上手く続けるコツです。毎日コードを書く、毎日コンテンツを更新するってのは響きはすごく良いんですけど、プロダクト開発を成功させるのが毎日それを続けることだとは限らないじゃないですか。</p> <p>毎日、愚直に打ち込んで続けるよりも、大切なのは「何が成功に効果的なのか」を考えてやり続けることです。時間には限りがあります。ノルマばかりに集中してしまって、考えることをなくし、やって得られるのは満足感です。もちろん、続けることは大前提で大切、でも、考えながら時にはそれを止める決断ができることは、もっと大切なんですね。</p> <h3 id="100人に愛されるサービス"><a href="#100%E4%BA%BA%E3%81%AB%E6%84%9B%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9">100人に愛されるサービス</a></h3> <p>Airbnb創業者の言葉に、100万人にサインアップされるのでなく、100人に愛されるサービスを作ろうとあります。サービスを開発し始めると、これもつけたい、あの人にも使って欲しいとアイデアが沢山浮かんでくるかと思います。でも、大切なのは、最初の100人が「こんなサービスに出会えて生きてて良かった」と、Twitterにツイートしたくなる、ブログで紹介したくなる機能を作ることです。</p> <h3 id="胸を張ろう"><a href="#%E8%83%B8%E3%82%92%E5%BC%B5%E3%82%8D%E3%81%86">胸を張ろう</a></h3> <p>「プロダクト開発全然上手くいかない。」、「もうやめようかな。」という、ツイートをたまに見かけます。止めようと思ったことはありませんが、悔しかったり、恥ずかしいと今でもたくさん感じて、プロダクトをリリースし続けています。</p> <p>例え、プロダクト使われなかったとしても、何か新しいものを生み出したり、他の人が飲み会したり、Youtube見ている時間を削って、プロダクトを作るために一生懸命取り組んだって、それだけで胸を張って良いことなんじゃないかなと思ってます。</p> <p>いまだ、旅の序盤にも関わらず、偉そうに綴ってしまいました。個人開発なんて、いろんなやり方、考え方あるし、成功パターンも沢山あるはずです。だから、一つのスタイルとして、この記事を流し読みして、参考になりそうなところだけ、引用してくれればなと!</p> FREERIDER tag:crieit.net,2005:PublicArticle/15263 2019-07-19T17:37:04+09:00 2019-07-19T17:50:27+09:00 https://crieit.net/posts/bc4b75b7d69f2300465c0c349509de5f 開発者が支援し合う文化を作りたい <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/8ce39dcfa5d1f87e02a677f53986f9ce5d318022e6866.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/8ce39dcfa5d1f87e02a677f53986f9ce5d318022e6866.png?mw=700" alt="patron.png" /></a></p> <p>このごろ、開発者が支援し合う文化を作りたいなと思い始めています。例えば、「こんなサービス作りました!」、「ぜひ使ってみてください!」とツイートを発見すると、登録して使ってみるとします。個人開発を体験して、サービスを出して苦しんだ経験のある人であれば、興味のないサービスだったとしても、使ってフィードバックをリプしたりするかもしれません。もしくは、サインアップしなくても、リツイートや、引用リツイートくらいはするかもしれません。</p> <p>開発者コミュニティの中では、応援し合う文化は出来上がっていると思います。ただ、まだ「支援し合う」文化は生まれていないんじゃないかなと。ここでいう、支援という言葉には、お金によるコミットを含んでいます。個人開発者のサービスに課金したり、パトロンサービス経由で月額で資金を提供する感じです。</p> <h2 id="Levels Fund"><a href="#Levels+Fund">Levels Fund</a></h2> <blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="en" dir="ltr">💖 My goal is to support 100+ independent creators this year through <a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/Patreon?ref_src=twsrc%5Etfw">@Patreon</a>, if you know anyone doing interesting projects, tweet me! <a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://t.co/HtoV3cwMQH">pic.twitter.com/HtoV3cwMQH</a></p>— Pieter Levels ✨ (@levelsio) <a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/levelsio/status/1131797489818882049?ref_src=twsrc%5Etfw">2019年5月24日</a></blockquote> <p>世界で最も影響力のある個人開発者の一人、Pieter Levels氏は5月に「今年は100人以上の開発者を支援する!」とTwitterで宣言しています。添付している画像をみていると、MakerLogを作っているSergio Mattei氏や、昨年ProductHuntでMaker of the Yearに選ばれたAndrey Azimov氏など、海外の開発者界隈で有名な顔ぶれが並んでいます。</p> <p>ゆくゆくは、年間約1,500〜3,000万円を支援するために、1億円は稼がなきゃなと続けています。もはや、VCレベルの資金提供ですが、個人開発はスタートアップと違って、Exitがあるわけでもなく、リターンも彼らが提供できる範囲に限られるので、儲かるわけではありません。</p> <p>Pieterが個人開発者を支援するために、使っているプラットフォームは「<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://patreon.com">Patreon</a>」です。Patreonは、仕組みは「クラウドファンディングの月額版」なのですが、コンセプトはまるで異なっています。クラウドファンディングの場合、期限内に巨額のお金を集めるキャンペーンに近く、資金提供者はリターンや、プロジェクト自体に魅力を感じてファンドします。しかし、Patreonの場合は、リターンのシステムはあるのですが、どちらかというと、中長期的に支援者と繋がっていくのが目的にあります。だから、<strong>プロジェクトよりも資金提供を受ける人に魅力があるかどうか</strong>が、資金を集められるかどうかのキーファクターです。</p> <p>Patreonは、アーティストや研究者をはじめ、全うに続けてもお金を稼ぐのが難しい、もしくは時間がかかってしまう人たちがパトロンを受けるために始まりました。しかし、最近では個人開発者が仕事をやめて、自分のサービスだけで食べていけるまで支援してもらうようなやり方でも使われ始めています。</p> <p>会社自体も、ちょうど2日前にSeries Dラウンドで60億円を調達していました。スタートアップ的にも、イケイケな会社の一つです。</p> <h2 id="支援を受けた体験"><a href="#%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%82%92%E5%8F%97%E3%81%91%E3%81%9F%E4%BD%93%E9%A8%93">支援を受けた体験</a></h2> <p>支援し合う文化がくるについては、「<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="http://devtalk.jp">開発会議</a>」を運営しているなかでも感じることがありました。サービスを開始して早い段階から、投げ銭の機能を追加して欲しいとフィードバックを受けていました。また、その要望はサービスを登録している開発者からではなく、登録しているサービスを使ってみた利用者の方々からでした。</p> <p>サービス内で実装するには重たいと感じたため、投げ銭機能を提供している<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://marshmallow-qa.com/">マシュマロ</a>と、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://poiit.me">poiit</a>のURLをプロダクトの登録ページに設置できるようにしました。試しに、自分も開発会議にpoiitのURLを追加すると、1週間くらいのうちに、6名の方から計3000円も支援していただくことになりました。</p> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/1b0bf09bd3d3223cbc2643b4670a1b445d318074ae55c.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/1b0bf09bd3d3223cbc2643b4670a1b445d318074ae55c.png?mw=700" alt="スクリーンショット 2019-07-19 16.42.13.png" /></a></p> <p>本当にご支援いただけると思ってはいなかったので、まず受け取っていいものかと悩んだりもしたのですが、メッセージと共にありがたくいただくことにしました。戸惑いはあるものの、サービスを通して生まれたお金、これほど嬉しいものはありません。続けていこうという励みにもなります。</p> <h2 id="誰でもできるよ!100ドルファンド"><a href="#%E8%AA%B0%E3%81%A7%E3%82%82%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%82%88%EF%BC%81100%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%89">誰でもできるよ!100ドルファンド</a></h2> <p>先日、Patreonを始めました。きっかけは、アメリカ向けに作っているサービスがあって、それをリリースするにあたって、Woman Makeを作っているMarieと連絡を取りたいと思っていて、一方的なのも忍びないと思って、Patreonで2ドルほど支援してみました。</p> <p>翌日には、「Thanks for becoming of supporter!」とTwitterにDMが届いていて、自分が作っているサービスについても話を聞いてもらうことができました。Woman Makeや、Marieの話を聞いているうちに、めっちゃサービス作ってるな、もっとか関わりたいと思って、プランを変えて10ドルを購読することにしました。</p> <p>10ドルのプランに変更したので、またお礼を言われて、彼女のサポーターページに名前を入れてもらうことになりました。たまたま、彼女が女性だったので、この流れを見るとガールズバーのお気に入りに貢いでいるみたいだけど、別にそういう感覚はなくて、もっと海外の個人開発者と仲良くなりたいと思っていたので、良い機会になったって感じです。</p> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/ebea25f607a5e06a65599b0f445517885d3180a830576.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/ebea25f607a5e06a65599b0f445517885d3180a830576.png?mw=700" alt="スクリーンショット 2019-07-19 15.49.02.png" /></a></p> <p>現在は、Marieと、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://quorie.com/">Quorie</a>を作っている<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/taishikat0_Ja">Taishi</a>くんのパトロンやっています。といっても、計15ドルですが。まだ全然稼ぎがないので、Pieterみたいにガンガン支援することはできませんが、<strong>がんばって月100ドルくらい</strong>までは支援する予定です。もし、良い開発者の方いたら、支援させていただきたいので、URL貼ってリプください。関わりたいと思ったら、支援させていただきます!</p> <p>一ヶ月100ドルくらいだったら、普通に稼ぎある人なら結構いけるんじゃないですかね。まず、個人開発者の人はPatreonに登録して(ステマではない!)、お金ある人は支援していきましょう!Patreonに手数料取られるの嫌な人は、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://stripe.com/jp/payments/checkout">Stripeのチェックアウト</a>で自前で作るのもありでないですかね。一瞬だと思います。</p> <p>ちなみに、Quorieはクローズドで有名個人開発者にQAできるサービスになる予定です。日本に背を向けて、がんばっている開発者ってまだ少ないから、みんなで応援しましょう!僕はPatreonページを作っていないので、支援してくれる方がいれば<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="http://easthackers.com">East Hackersに入会してくれる</a>と嬉しいかもです(笑)</p> <h2 id="パトロンで食っていくでいいのか?"><a href="#%E3%83%91%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%81%A7%E9%A3%9F%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%8F%E3%81%A7%E3%81%84%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%9F">パトロンで食っていくでいいのか?</a></h2> <p>大前提でパトロンで受け取るお金は、プロダクトに直接は関係ありません。パトロンサービス経由ではなくても、課金サービスをやっている人がいれば、使わないけど支援するという意味合いで着金をするケースもあるかもしれません。これは、プロダクトが受け入れられてるわけでないので、「やった!着金してるぞ!このプロダクトいけるかも!!」と感じてしまうのは、大きな勘違いでしょう。</p> <p>パトロンで受け取るお金には限りがあるし、こればっかり頼るのは良くないと思います。でも、最初ってそんなもんじゃないか?って開き直っているところもあります。このプロダクトは今全然ダメダメだけど、てか壊れてるじゃん、でも、この人が作ろうとしてるものって未来にあった方がいいよね、なんかこの人のツイートみてると応援したくなるんだよね、って、それで着金するのも悪くないスタートである気がするんですよね。</p> <p>そして、それって、プロダクトそのもので収益を出すよりも比較的ハードルが下がる気がします。支援してくれる人が増えていくたびに、そう簡単にサービスを辞められなくなるし、開発者としてサービスを作り続けなきゃというプレッシャーがかかります。</p> <p>開発者同士がお金を支援し合っていたら、経済がそこでしか回らないと卑下する人もいるかもしれません。でも、文化ってそういうものなんじゃないかなと思います。お金(支援)を通して、<strong>もっと開発者同士が深く関わり合えるような文化ができていくといいな</strong>という話でした!</p> FREERIDER tag:crieit.net,2005:PublicArticle/15249 2019-07-16T13:05:01+09:00 2019-07-16T13:05:01+09:00 https://crieit.net/posts/6-5d2d4cedce7e3 【個人開発】6月の活動報告 <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/ff00dc1713c4c68ba688155411205fa65d2d4ce638182.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/ff00dc1713c4c68ba688155411205fa65d2d4ce638182.png?mw=700" alt="reo.png" /></a></p> <p>どーも!FREERIDER(<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/svfreerider">@svfreerider</a>)です!<br /> 2019年も折り返し地点にきてしまいましたね。</p> <blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="und" dir="ltr">▓▓▓▓▓▓▓▓░░░░░░░ 53%</p>— Year Progress (@year_progress) <a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/year_progress/status/1149996897656066048?ref_src=twsrc%5Etfw">2019年7月13日</a></blockquote> <p>というわけで、少し遅れてしまいましたが、6月の個人開発活動を報告していきたいと思います!あまり口外はできないものの、サービス中にトラブルがあったり、手を広げすぎて中途半端になったりと失敗による学びが多い一ヶ月だったなと振り返ります。</p> <h1><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://devtalk.jp">開発会議</a></h1> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/d87d8e3dd5629f0dd70b5ca8509c6de85d2d290ade014.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/d87d8e3dd5629f0dd70b5ca8509c6de85d2d290ade014.png?mw=700" alt="devtalk.png" /></a></p> <h2 id="各指標推移"><a href="#%E5%90%84%E6%8C%87%E6%A8%99%E6%8E%A8%E7%A7%BB">各指標推移</a></h2> <h3 id="Google Analytics"><a href="#Google+Analytics">Google Analytics</a></h3> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://devtalk.jp"><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/182ff9b08aec76541031c5b30eb306175d2d295f39433.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/182ff9b08aec76541031c5b30eb306175d2d295f39433.png?mw=700" alt="スクリーンショット 2019-07-15 18.29.57.png" /></a></a></p> <p>PVは激減してしまいました。30%くらい減ってしまったのは、Twitterによる集客を怠ってしまったためです。未だソーシャル流入に頼ってしまうのは、労働集約的になってしまうため、なんとか自動的に訪問していただける魅力を作っていかなければなりません。</p> <p>ただ、個人開発のフリマへの集客には成功しており、開発会議でプロダクト登録した人たちが、そのままフリマに登録してくれるケースが多いです。ただ、会議への集客を怠ると、フリマの力も弱まるため、初心に戻ってTwitterによる集客を隙間時間で必ず行なうようにします。その中で出てきたアイデアを実装に反映します。</p> <h3 id="各レコード数"><a href="#%E5%90%84%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E6%95%B0">各レコード数</a></h3> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/373c4092b36224d322cf6694f0c13bf45d2d2a2ed9215.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/373c4092b36224d322cf6694f0c13bf45d2d2a2ed9215.png?mw=700" alt="devtalk_02.png" /></a></p> <p>PVの減少に伴い、こちらもなかなか伸び悩んでいる時期に入りました。インタビューコンテンツを増やしていくのも考えましたが、なかなかインタビュアーも見つからない状況なので、全体的なブランディングを一新していきたいと思います。</p> <h1><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://devmart.jp">個人開発のフリマ</a></h1> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://devmart.jp"><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/6852a28940f482163ac2ddbd0de451a25d2d44fee1afe.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/6852a28940f482163ac2ddbd0de451a25d2d44fee1afe.png?mw=700" alt="devmartlogo.png" /></a></a></p> <h2 id="各指標推移"><a href="#%E5%90%84%E6%8C%87%E6%A8%99%E6%8E%A8%E7%A7%BB">各指標推移</a></h2> <h3 id="Google Analytics"><a href="#Google+Analytics">Google Analytics</a></h3> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/abbca32089f7c3d34228c60483c087cd5d2d453e2766f.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/abbca32089f7c3d34228c60483c087cd5d2d453e2766f.png?mw=700" alt="スクリーンショット 2019-07-15 20.31.47.png" /></a></p> <p>6月ははてぶのバズが入ったので、PV自体は初月で盛り上がりました。リリースした時、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://qiita.com/svfreerider/items/a5b7ffed53f2a1b2b1ef">個人開発のサービスを売買できる「個人開発のフリマ」を作りました</a>は、全然話題にすらならなかったのに、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://qiita.com/svfreerider/items/d749fea1655de71d1dfd">6日で作ったRailsアプリを譲渡するまで</a>がヒットしました。ステマとか散々叩かれましたが(笑)全然ステルスしたつもりはなかったのですが。見せ方一つ変えるだけで、結構話題になり方って変わるんだなと思いました。</p> <p>平均的には1日100前後のユーザーの方にご利用いただいています。ただ、競合を調べてみたんですが、2016年にリリースしたサイト売買の横断サイトが、「サイト売買」、「サイトM&A」で上位の検索結果に食い込んでいるのを見て、案外SEO頑張ればこれらのキーワードでも戦えるのではないか!と安直に感じてしまいました。</p> <h3 id="各レコード数"><a href="#%E5%90%84%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E6%95%B0">各レコード数</a></h3> <p>フリマの方は、公開しすぎると後から困ることが多そうなのでPVまでしか載せられません(涙)だいたい、出品数が60程度でそのうち、4が売れて、10くらいが交渉中って状態です。交渉の途中で、しばらく音信不通になるあたり、「あ、直交渉なったかな。」とか思うこともあります。<br /> 出品数は同時期に出していた競合と同じくらいで、ちょっと勝ってるくらいでした。今後もぜひ、出品お願いしたいです!</p> <p>買い手に対してのアプローチとして、400社近くにDMを送りました。いくつか返事をもらえたり、購読してもらえたりもしたのですが、リソースに対するコスパはよくないですね。やっぱり、SEOをゴリゴリ進めるべきかなと。</p> <h1><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://botcamp.jp">Botcamp</a></h1> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://botcamp.jp"><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/6383e1c280fa1cafe8d438364f3cc0535d2d47f73e259.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/6383e1c280fa1cafe8d438364f3cc0535d2d47f73e259.png?mw=700" alt="botcamp.png" /></a></a></p> <p>こちらは一昨日、リリース完了しました。アメリカに<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://botlist.co/">Botlist</a>っていう、全く同じサイトがあったので、コピペしました(笑)ただ、音声や、チャットボットって自分も使ってるものは使ってるんですけど、結構何が便利なのとか分からなくて困っていたんですよね。</p> <p>あと、横断的なサイトがないから、一つくらいそういうのが日本にあってもいいじゃん!っていう思いと、最近プログラム書かなさすぎて、何か新しいの作りたい!ってなって、一週間くらいでリリースしてみました。</p> <p>まだまだこれからって感じで、今は毎日5〜10くらいボットを追加するのと、Twitterで普及活動やっていこうかなと。このあたりも、開発絡みには近いので、別のサイトとも連携はしながら進めていければなと思っています。</p> <h1 id="今後の施策"><a href="#%E4%BB%8A%E5%BE%8C%E3%81%AE%E6%96%BD%E7%AD%96">今後の施策</a></h1> <p>どのサイトもコンテンツ量が勝負になるにもかかわらず、コンテンツ量が全然少ないし、増える仕組みを整えられていないなと思います。あらためて、ユーザーヒアリングのような地道なことをして進めていきたいです!</p> <p>おそらく、この記事を読んでくれている方はどのサイトにも関わっていただけていると思うので、ぜひお話させていただきたいです!よかったら、FREERIDER(<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/svfreerider">@svfreerider</a>)までリプ or DMください!</p> FREERIDER tag:crieit.net,2005:PublicArticle/15199 2019-07-04T07:28:59+09:00 2019-07-04T15:18:29+09:00 https://crieit.net/posts/e3d217ff290e3a7132a6f96652274a9f 【個人開発のフリマ】ソースコードのライセンス販売を開始します! <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/2dbfe9a74c16eda69b7ac2fd3204a8105d1d2860e0371.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/2dbfe9a74c16eda69b7ac2fd3204a8105d1d2860e0371.png?mw=700" alt="sourcecode.png" /></a></p> <p>個人開発のフリマ(<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://devmart.jp">https://devmart.jp</a>)は、2019年7月3日より「ライセンスの販売」機能の提供を開始いたします。ソースコードの販売は、開発者が権利を持っているソースコードを有償で、ソースコードを必要としている人に提供することができます。</p> <p>これまで提供してきた、サービスの譲渡とは異なり、ドメインやサーバー、データを提供する必要はなく、機能のソースコードを必要としている方々向けに共有します。したがって、販売は同じ商品で何度でも可能となります。</p> <p><strong>ライセンスでの販売なので、何度でも販売できます!!!</strong></p> <h2 id="機能を実装した経緯"><a href="#%E6%A9%9F%E8%83%BD%E3%82%92%E5%AE%9F%E8%A3%85%E3%81%97%E3%81%9F%E7%B5%8C%E7%B7%AF">機能を実装した経緯</a></h2> <p>Qiitaで投稿していた記事を閲覧いただいた方より、サービスのソースコードのみ有償で共有してもらえないかという提案をいただきました。サービスを開発していると、オープンソースというわけにはいきませんが、もしそれ自体が商品になるのであれば、例え作ったサービスがうまくいかなくても、サービスが資産化できるということに気づきました。</p> <p>私自身も、React Native始めたての頃に、スターターキットを購入して勉強したことがあり、買い手・売り手ともに経験があったことから、マーケットプレイスとして展開する可能性があるのではないかという考えに至りました。</p> <h2 id="ソースコードの販売方法"><a href="#%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%AE%E8%B2%A9%E5%A3%B2%E6%96%B9%E6%B3%95">ソースコードの販売方法</a></h2> <p>基本的には、<a href="https://crieit.net/posts/2afc452d982a30ccf489401d2c633b11">個人開発のフリマで販売する時</a>と変わりません。</p> <h3 id="ソースコードを選択"><a href="#%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%92%E9%81%B8%E6%8A%9E">ソースコードを選択</a></h3> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/35e44993cb0556d198dc0e2c959c533f5d1d2b0ad2eb0.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/35e44993cb0556d198dc0e2c959c533f5d1d2b0ad2eb0.png?mw=700" alt="スクリーンショット 2019-07-03 14.57.33.png" /></a></p> <p>「サービス売却」をクリックすると、モーダルが表示されるので「ソースコード」を選択します。プロフィールメニューからは、「ソースコードを販売する」を選びます。</p> <h3 id="詳細を入力"><a href="#%E8%A9%B3%E7%B4%B0%E3%82%92%E5%85%A5%E5%8A%9B">詳細を入力</a></h3> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/917d4af38ddefa4d5117aad0deaa71975d1d2b94ea21a.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/917d4af38ddefa4d5117aad0deaa71975d1d2b94ea21a.png?mw=700" alt="スクリーンショット 2019-07-03 15.05.14.png" /></a></p> <p>ソースコード名、タグライン、販売価格、ソースコードのURL、言語、ソースコードについて、保守・条件についてを、それぞれ入力していきます。ソースコードのURLはDemoのサイトを作って貼り付けていただくのを推奨しております。</p> <h2 id="今後の展開"><a href="#%E4%BB%8A%E5%BE%8C%E3%81%AE%E5%B1%95%E9%96%8B">今後の展開</a></h2> <p>現在は、サービス譲渡の時と同じく、銀行振込による決済方法のみ可能となっていますが、今後はクレジットカード決済を採用していくことも検討しています。同時に実装を進めていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。</p> FREERIDER tag:crieit.net,2005:PublicArticle/15153 2019-06-23T07:08:50+09:00 2019-06-23T07:08:50+09:00 https://crieit.net/posts/77ac240e0c4b0d0f48ea6ae891149a4c 僕がプロダクト開発を続ける理由 <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/97bc8faa28e4b6dbc434fa8c0d605f7f5d0d6d25f3d54.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/97bc8faa28e4b6dbc434fa8c0d605f7f5d0d6d25f3d54.png?mw=700" alt="reason.png" /></a></p> <p>ちょうど一週間くらい前。「プロダクト開発について整理しよう!」と思い立って、はじめたブログですが、これで一旦、最終回とします。やっぱり、無理に書こうとすると、良いものってできない。。だから、また学んだことがあったときに綴っていければと!</p> <p>毎日ブログを更新するたびに、リツイートやいいね!、リプをくれた方々、読んでくれた人たち、すごく励みになりました。ありがとうございます!ちょっと、本気でブロガーもありかなって思いました。そんなブログにハマりつつあった僕がやっぱりプロダクトを開発し続ける理由をシメとして共有していきます。</p> <p>これまでのことを読んで、プロダクト開発をやってみたいという人が増えたり、最近やってなかったけど、またプロダクト開発を再開してみるかという人が一人でも増えたら。すごく嬉しいですね。</p> <p>今はプロダクトとして、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://devtalk.jp/">開発会議</a>と、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://devmart.jp/">個人開発のフリマ</a>を運営しています。そこに、明日からEast Hackersというオンラインサロンを追加します。どうしてこれらを始めるに至ったか、そして運営していて思ったことなど、赤裸々に綴っていきたいと思っています。</p> <h2 id="開発会議について"><a href="#%E9%96%8B%E7%99%BA%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6">開発会議について</a></h2> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://devtalk.jp/"><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/323e17384a22413c40aa3fb187947b535d0d6c9ad4dd2.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/323e17384a22413c40aa3fb187947b535d0d6c9ad4dd2.png?mw=700" alt="スクリーンショット 2019-06-21 16.46.56.png" /></a></a></p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://devtalk.jp/">開発会議</a>は、プロダクト開発のノウハウや知見を共有できるコミュニティサイトです。もともと、Indie Hackersというサイトが大好きで、これをローカライズするような形でリリースに至りました。本当に最初は同じようなものを作っていこうという気持ちでやってみたのですが、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://qiita.com/svfreerider/items/def03b636df78eeea0e6">Qiitaでトレンド入りしたり</a>、多くの開発者の方々に気にかけてもらうようになってから、気を取り直してリニューアルしたりもしました。</p> <p>なので、アイデアに散々書いてきた僕ですけど、開発会議に関しては、かなり趣味的に作ったのがキッカケでした。運営し始めてきてから、サイトに気付かされたことの方が大きいです。今では、日本のモノづくりや、個人開発をする人たちを全面的に応援できるサイトになれるよう日々、改善をしながら運用をしています。</p> <h2 id="個人開発のフリマについて"><a href="#%E5%80%8B%E4%BA%BA%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%81%AE%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%9E%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6">個人開発のフリマについて</a></h2> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://devmart.jp/"><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/27defec124e587f81c7c4d74fffcd94a5d0d6cc105e2c.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/27defec124e587f81c7c4d74fffcd94a5d0d6cc105e2c.png?mw=700" alt="スクリーンショット 2019-06-21 16.47.06.png" /></a></a></p> <p>開発会議でインタビューをしているうちに、「いつかサービスを売却してみたい!」という声もよく聞くようになってきました。サービス売却というと、数千万円、数億円のイメージがありますが、もっと小規模で売買をできるようになってもいいんじゃないか?という仮説のなかで、小規模M&Aサイト「<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://devmart.jp/">個人開発のフリマ</a>」を作りました。</p> <p>僕の中では、開発会議と個人開発のフリマに関しては変わらず、個人開発をメジャーなものにしていきたいという思いで続けています。それは、自身が一人で続けてきて失敗を共有できる場所がなかったり、評価される場所がなかったことに課題を感じていたことにありますし、僕は何よりもモノづくりが大好きなので、もっとモノづくりに加わる人たちが増えれば良いなと心から思っているのでやっています。</p> <p>大前提として、慈善活動してやるつもりはないので、ちゃんと自分がいなくても回るくらいの仕組みにするまでプロダクトを成長させていきたいと思っています!</p> <h2 id="プロダクト開発を続ける理由"><a href="#%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%80%E3%82%AF%E3%83%88%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%82%92%E7%B6%9A%E3%81%91%E3%82%8B%E7%90%86%E7%94%B1">プロダクト開発を続ける理由</a></h2> <h3 id="面白いから"><a href="#%E9%9D%A2%E7%99%BD%E3%81%84%E3%81%8B%E3%82%89">面白いから</a></h3> <p>プロダクト開発って、プログラミング、セールス、マーケティング、その他諸々なビジネスのエッセンスが詰まっています。その一つ一つを試行錯誤で学んで、実践に移していくのってすごく面白いです。そして、全てのアクションに対して結果がついて回ります。僕は何かを学びたいと思って、プロダクト開発をやっているわけではありませんが、プロダクト開発をやったことで次や他のことに生かせることはたくさんあります。</p> <h3 id="お金を稼げるから"><a href="#%E3%81%8A%E9%87%91%E3%82%92%E7%A8%BC%E3%81%92%E3%82%8B%E3%81%8B%E3%82%89">お金を稼げるから</a></h3> <p>モチベーション高く維持していくために必要な要素だと思います。まだまだプロダクト開発で食べていけるほどではないですが、ちゃんとビジネスモデルを仕込めば、お金を稼ぐこともできます。自分のプロダクトでキャッシュを生むって世の中に価値を出している感が半端ないし、当たれば額も大きくなっていくのを夢見てるのはありますね!</p> <h3 id="やりたいから"><a href="#%E3%82%84%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%8B%E3%82%89">やりたいから</a></h3> <p>僕がやりたいのは、スタートアップや開発者の方々のように何かを作ってみたいと思っている人たちのためにプロダクトを作ることです。何かを作ってみたいと一緒にいると勇気が湧いてきて、そういう気持ちがちゃんと世の中を良くしていくと信じています。だから、そういう人たちに価値を見出しているもらえる何かをこれからも作っていきたいです!</p> <p>そして、もう一つが日本のためにできることをやっていきたいです。移住し始めてから、自分が日本人として何ができるのかについてすごく考えるようになりました。このモノづくりの領域から、自分が貢献できることを考えやっていきたいです。</p> <h2 id="さいごに"><a href="#%E3%81%95%E3%81%84%E3%81%94%E3%81%AB">さいごに</a></h2> <p>そして、しつこいくらいに宣伝してきた、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="http://easthackers.com">East Hackers</a>です。これをなぜやるかについては、別の視点からお話する必要があると思ったので、珍しく長文を用意させていただきました!モノづくりに関わっていない人でも読み物として楽しめるかなと思い、noteで書いてみました。</p> <p>友人の少ない日本人がアメリカに移住して6ヶ月経った結果<br /> <a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://note.mu/svfreerider/n/n2f57ac648d54">https://note.mu/svfreerider/n/n2f57ac648d54</a></p> <p>アナザーストーリーとして楽しんでいただければ嬉しいですね!これからEast Hackersにはリソースを割いていくことになりますが、開発会議も個人開発のフリマも疎かにならないよう頑張っていきたいと思ってます!もう僕の人生でプロダクトを開発する、成長させる以外にやることないんですよね。そして、これをやってる時が一番幸せってことも分かってます。より良いプロダクトを生み出し、挑戦する人たちに勇気を与えられるよう頑張りましょう!</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="http://easthackers.com"><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/5244895fc48a7ddf0d45ea8d210cfab65d0d6cf6910e4.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/5244895fc48a7ddf0d45ea8d210cfab65d0d6cf6910e4.png?mw=700" alt="og.png" /></a></a></p> FREERIDER tag:crieit.net,2005:PublicArticle/15144 2019-06-22T05:47:53+09:00 2019-06-22T05:47:53+09:00 https://crieit.net/posts/FREERIDER FREERIDERのチートコード <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/b512ef0c2e34734aef723b50d7cc079c5d0c490c4ab02.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/b512ef0c2e34734aef723b50d7cc079c5d0c490c4ab02.png?mw=700" alt="cheatcode.png" /></a></p> <h2 id="はじめに"><a href="#%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%AB">はじめに</a></h2> <p>ちょっと番外編的な感じになってしまうかもしれないですが、今回はプロダクト開発や、それ以外の場面で個人的に意識しているコツとかを話していければと思っています!ちなみに、チートコード(Cheat Code)は、Kiipという会社を作ったBrian Wong氏の<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.amazon.com/Cheat-Code-Script-Shortcut-Success/dp/1101904968">書籍</a>のタイトルから取ってきました。</p> <p>まず、大前提として僕はプロダクト開発をやりながらも、幾つか日本のクライアントさんからお仕事をもらいながら、リモートワーク+フリーランス的に生計を立てています。あと、アメリカに在住しています。つまり、ちょっと特殊なバックグラウンドかもしれないので、これらのコツが合わないという方かもいるかもしれないので、参考程度にしていただければなと思っています!</p> <h2 id="チートコード紹介"><a href="#%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E7%B4%B9%E4%BB%8B">チートコード紹介</a></h2> <h3 id="やりたいことは先にやる!"><a href="#%E3%82%84%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AF%E5%85%88%E3%81%AB%E3%82%84%E3%82%8B%EF%BC%81">やりたいことは先にやる!</a></h3> <p>小さい頃にお母さんから、「宿題してから遊びなさい!」と教育された方も多いはず。ですが、フリーランスと個人開発を両立する上で僕は「遊んでから宿題する」ようなスタイルに変えました。大抵、フリーランスとか仕事が延々に続くことをやってると、忙しくて個人開発の時間を作れないと思うんですよね。僕もそうでした。で、全部仕事終わってから、よし個人開発するかと思うと、疲れてやらないなんて感じになるんですね。。</p> <p>だから、僕は先にやりたいことをやってから仕事するやり方に変更しました。好きなこと先にやった方が効率良いんですよね!じゃあ、仕事やれなくなったらどうするんだよ!ってなるじゃないですか。やるんですよね、仕事は。どんなに時間が足りなくなっても仕事は責任があるのでやります。でも、プロダクト開発は責任がないからやらなくなる。だったら、どうせやる方を後回しにするようにしました!</p> <p>ラッキーなことに、僕はいまアメリカにいるので、クライアントから連絡が来始めるのは夕方以降です。まさに理想なスタイルが築けています!</p> <h3 id="自己主張しない"><a href="#%E8%87%AA%E5%B7%B1%E4%B8%BB%E5%BC%B5%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84">自己主張しない</a></h3> <p>議論する時もそうですが、プロダクト開発の場面でもあまり自己主張をしないようにしています。これはPGの有名なエッセイ<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="http://www.paulgraham.com/identity.html">Keep Your Identity Small</a>にならっているんですけど、話し合いのなかで自分がどうのこうのって要素が入ると、毎回こじれてしまうんですよね。感情をなるべく出さずに、客観的にみてどうなのかという視点を常に磨くようにしています。この客観的視点というのは経験や知見を学べば学ぶほど育まれていくものなので、意識してみると良いと思います!</p> <h3 id="プルよりもプッシュする"><a href="#%E3%83%97%E3%83%AB%E3%82%88%E3%82%8A%E3%82%82%E3%83%97%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%81%99%E3%82%8B">プルよりもプッシュする</a></h3> <p>押してダメなら引いてみろ。だいたい、上手くいくケースって経験上プルの方が多いと思っています。仕事がない時に、いろんな求人サービスに登録したり、「仕事ください!」って言って回るよりも、プロダクト開発に専念したりして、それをSNSとかで発信したりしてる時の方が良い案件の相談がきたりすることが多いように思います!</p> <p>プッシュって、「お願いします」ベースになりがちなので、足元見られやすいんですよね。その分、案件の質も落ちるんですよね。だから、いろんな人にお願いメールを送るよりも、ブログ書いたり、SNSで発信したりして、向こうから来るのを待った方が良い結果になりがちだったりします。プロダクト開発の時もそうですね。</p> <h3 id="紹介よりもDM"><a href="#%E7%B4%B9%E4%BB%8B%E3%82%88%E3%82%8A%E3%82%82DM">紹介よりもDM</a></h3> <p>一方で、プッシュしなければ勝ち得ない場面もあります。相手と自分の接点がまるでない場合や、確実に伝えたい相手が決まっているときには、プルよりもプッシュの方が効率は良いです!例えば、どうしても会いたい相手がいるとして、その人と繋がるためにはプッシュするしかありません。</p> <p>その時に緩い繋がりを使って、やんわり紹介してもらうよりも、自分から直接DMした方がよほど効果的であるケースが多いです。実際に、日本にいるときは、海外の著名なIT起業家が訪日するたびに、TwitterでDMやリプを送って「会ってくれ!」と言ってました。</p> <p>実際に会ってくれて、今でも続いている仲の人もいます。彼らは日本のイベントとかに登壇しに来てたりもするんですけど、そういう場で会うよりも1対1で会えた方が絶対有意義です。あえて、イベントには行かず、いつもそういうやり方を取っていました。</p> <p>ここに補足すると、僕みたいに会ってくれとDMする人たちはたくさんいると思うんです。そうなるとライバルを出し抜いて会ってもらうために、自分がその人に提供できる価値を出すといいと思います。カフェをするのは、あまり相手に価値はないです。ですが、その人を空港まで迎えに行って、ホテルを案内して、観光地も案内するとかなら、カフェするよりよほど相手に価値があると思いませんか?そういうテクニックも織り交ぜていくと良いと思います!</p> <h2 id="さいごに"><a href="#%E3%81%95%E3%81%84%E3%81%94%E3%81%AB">さいごに</a></h2> <p>時間は平等ですが、時間の使い方って人それぞれだし、使い方によっては普通の何倍も価値を出せるようになってくると思います!だから、生産性については常に意識して行動してみるのが良いと思います。またどこかで紹介してみたいなと思いますが、結構いろんなツールを使ってなるべく生産的な働き方を意識するようにはしています。している方だと思います!</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://easthackers.com"><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/5244895fc48a7ddf0d45ea8d210cfab65d0c48632438e.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/5244895fc48a7ddf0d45ea8d210cfab65d0c48632438e.png?mw=700" alt="og.png" /></a></a></p> FREERIDER tag:crieit.net,2005:PublicArticle/15137 2019-06-21T09:19:22+09:00 2019-06-21T09:19:22+09:00 https://crieit.net/posts/edd895a564afd55b508a930f06637630 化けるアイデアを生み出すための仮説 <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/e907e0efb5d7f4980a6d19d0bc2714e55d0c2238c93c3.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/e907e0efb5d7f4980a6d19d0bc2714e55d0c2238c93c3.png?mw=700" alt="idea.png" /></a></p> <h2 id="はじめに"><a href="#%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%AB">はじめに</a></h2> <p>先日、<a href="https://crieit.net/posts/a79d49290e0b849d68cae28b74c1f285">公開しましたアイデアに関する記事</a>がけっこう好評だった?ので、もう少し僕なりにアイデアについて書くことがありそうだと思ったので、補足的に今日はやろうかなと思います。決して、ネタ切れとかではないです(笑)</p> <p>まあ、ざっくり言うと、プロダクト開発のアイデアは作り手、もしくは作り手の周りにいる人たちの抱える課題から生まれるのが正攻法だよね!という話をしました。もちろん、そうなんですけど、じゃあ抱えている課題に対する解決策であれば何でもアイデアとして正しいかどうかといえば、そうではない気がしていて。</p> <p>例えばですけど、僕は昔シェアハウスの検索サイトのようなものをしていました。具体的には、シェアハウス事業者と契約的なのを交わして、サイトから誘客して、入居が決まったらお金をシステム利用料として支払ってもらうものです。不動産屋っぽいですね。</p> <p>このアイデアは確かに、シェアハウスの事業者と、シェアハウスを探している人たちが抱えている課題を解決しているかもしれません。ですが、これから大きくスケールしていくような見込みはありません。年間数百万の規模まではすごく頑張れば望めるかもしれませんが、それ以上は厳しいと思ってしまいます。</p> <p>別の観点から考えてみると、普段受託の仕事をしています。外注先の企業の課題を解決しています。普段会社で働いている人たちは、自分を雇用している会社、また、会社のクライアントの課題を解決していると思います。課題を解決しているからといって、プロダクト開発のアイデアにはなり得ません。</p> <p>課題を解決する、あるいは人が欲しがるものを作るというのは、プロダクト開発のアイデアとしては不十分であって、本当に化けるアイデアを生み出すためには、既存のサービスの10倍以上優れたサービスもしくは、今までとはまったく違うサービスを作る必要があります。</p> <p>いま開発しているプロダクトは、Google 翻訳よりも、1%くらい精度が高く翻訳することができる。これからリリースしようと思っているシェアハウスの検索サイトは、他の検索サイトと違って、位置情報からも調べられるんだ。これらは本当に既存のサービスよりも10倍優れた製品でしょうか?その一機能が、キラーな要素で、ユーザーの体験をまるで変えてしまうものであれば別ですが。</p> <p>10倍を定義するのは難しいですが、具体的な事例をあげるとこんな感じです。Uberは普通のタクシーを捕まえるよりも10倍早く目的地にたどり着ける。Slackは既存の社内チャットの10倍自由に楽しくやり取りができるようになった。ICOは既存の10倍以上、資金調達を楽にしてくれました。</p> <p>じゃあ、こういうアイデアをどうやって生み出すのか。課題から始まるのは勿論ですが、化けるアイデアにはどんな特徴があるのでしょうか。これから紹介する仮説はアイデアを生み出す方法というよりは、アイデアの特徴を示しているに過ぎません。しかも、僕の仮説です。なんで、参考程度に「そうかも!」と思ってもられば良いなと思います。</p> <h2 id="マイノリティを見つける"><a href="#%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%81%A4%E3%81%91%E3%82%8B">マイノリティを見つける</a></h2> <p>アイデアの定説として、「未来に生きて欠けてるものを作る」があります。じゃあ未来のヒントはどこにあるのかというのを考えてみます。僕はマイノリティにあると思っています。</p> <p>電話はもともと、家庭や会社に一台とかしかありませんでした。マイノリティでした。ですが、今や電話を持ち歩いていない人はいないほどに普及しました。タクシーを日常的に使えるのはビジネスマンや、限られたケースだけでした。ですが、Uberがあることで、誰もが普通にタクシーのような体験を簡単にできるようになっています。</p> <p>マイノリティはただ人数が少ないということを指しているのではなくて、正しいことを知っていて、それを信じている人たちです。今でいう代表的なマイノリティは、フリーランスやリモートワーカーかなと思っています。フリーランスと、そうでない人にはどのような違いがあるのか、フリーランスになりたい人がいるとして、それができていないなら、何が足りていないのか、それを補完できるプロダクトはきっと化けるアイデアになると思います!</p> <h2 id="プライバシーを破壊する"><a href="#%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%90%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%92%E7%A0%B4%E5%A3%8A%E3%81%99%E3%82%8B">プライバシーを破壊する</a></h2> <p>インターネットの世界で成功したサービスの多くは、これまでプライバシーを破壊してきた傾向にあります。これは、Angel Listの創業者であるNaval Ravikantが提唱していたことなのですが。</p> <p>Flickrは、写真をデフォルトでカメラロールにしまい非公開にしている状態を破壊することで成功しました。<br /> LinkedInは、普通履歴書は誰にも公開しないのが普通だった状態を破壊することで成功しました。<br /> Foursquareは、位置情報、あなたがどこにいるかを非公開にしていた状態を破壊しました。<br /> Twitterは、心の中に閉まっておく、メモしておく個人的な気持ちが非公開になっている状態を破壊しました。</p> <p>こんな感じで、プライベートになっているものを公開にしてみることで爆発的に伸びたサービスというのがあったんですね。</p> <h2 id="さいごに"><a href="#%E3%81%95%E3%81%84%E3%81%94%E3%81%AB">さいごに</a></h2> <p>いろいろと仮説を書いてみましたが、なかなか後付け的な理論ばかりなので最終的にはやった後にしか、それが正しいかどうかなんて分からないのかもしれません。でも、いろいろと考えていくとプロダクト開発ってやっぱり奥が深い。。</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://easthackers.com"><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/5244895fc48a7ddf0d45ea8d210cfab65d0c227e02c65.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/5244895fc48a7ddf0d45ea8d210cfab65d0c227e02c65.png?mw=700" alt="og.png" /></a></a></p> FREERIDER tag:crieit.net,2005:PublicArticle/15132 2019-06-20T11:42:02+09:00 2019-06-20T11:42:02+09:00 https://crieit.net/posts/daa3bda358cd32be7c35e156b9d70431 チーム開発をやってみた気づきと反省 <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/663ae4f562314c209d4c8abc16fe39c15d0af1e1bbbfc.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/663ae4f562314c209d4c8abc16fe39c15d0af1e1bbbfc.png?mw=700" alt="team.png" /></a></p> <p>かれこれ何年も個人開発に打ち込んでいるわけですが、個人でなくてチームでやっていた時期も結構ありました。最初にプロダクトをリリースしていた頃、エンジニアでもなかったので、結果的にさまざまな立場でプロダクト開発に関わっていることになります。</p> <p>今は個人で開発をしていることに落ち着いているのですが、機会があればまた誰かと何かを作ってみたい!と思っていますし、自分の主要なプロダクトが市場の波に乗ってきたら会社化して体勢を整えていくことも視野に入れています。</p> <p>サービスの開発に関わる人を増やすって、会社で言えば採用なわけですが、売上も出ていない個人開発だとなかなか人を採用するまでの余裕って生まれないんですよね。僕も以前、受託で稼いだお金でプロダクトのマーケティングや、一部の開発を友人などに外注したこともあるのですが、やっぱり上手くいくかどうか分からないプロダクトで何十万円とかコストがかかってくるのは、精神的にも経済的にも好ましくないです。</p> <p>それでも、誰かと一緒にやるのであれば、レベニューシェアみたいなやり方があります。株式に似ていて、売上が出たり、売却できた時に報酬を山分けしようぜ!というやつです。お互い負担なくスタートできるので、より良いやり方ではあるものの、大抵のプロダクトは途中で上手くいかなかったりするので、その時が辛いです。</p> <p>だいたい、最初は開発者が労力をかけてサービスを作り始めるので、実際に出して上手くいかなかったら、開発者の方がコストが多大で終わってしまうのが多いのです。僕は、どちらの立ち位置でも関わったことがあるので、両方の辛みが分かります。頑張って開発してくれたけど振るわず、サービスを広められなかった自責もあれば、頑張って開発してるけど、この人は何をしてくれるんだろう・・と思ったことも正直あります。</p> <p>僕が関わったことのあるチーム開発での経験と、反省。それから、結局どういうやり方がいいのかなということを書いていきたいと思います。</p> <h2 id="チーム開発での経験"><a href="#%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%81%A7%E3%81%AE%E7%B5%8C%E9%A8%93">チーム開発での経験</a></h2> <h3 id="AI系サービス"><a href="#AI%E7%B3%BB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9">AI系サービス</a></h3> <p>学生時代に、10才年上のデザイナーさんと、さらに10才年上のエンジニアさんと、3人でプロダクトを開発することになりました。まず、それだけバラバラの世代がどこで知り合ったかといえば、確か何かのワークショップ?アイデアソン?みたいなので同じグループでした。その時に出したアイデアをイベント後も一緒にやろうということになりました。</p> <p>アイデアは、ボットの質問に答えながら自分の分身のようなAIを育てていくものだったのですが、毎月ミーティングや、開発を進めながら半年くらいやっていたと思います。僕はプロダクトそのものを作ることに関しては何もできなかったので、ユーザーとなりうる人のヒアリングや、サービスを広めるための施策を考えたりしてました。</p> <p>結局、チームは風化していきました。イベントで出会ったということもあって、多少関心の接点はあったものの、お互いの生活風景がまったく異なっていたので、何も分かり合えませんでした。でも、この時、初めてプロダクトを作るということを経験して、しかも組んだ2人が業界に長い方だったので、色々と1から教えてもらったのはラッキーでした!チーム開発では、誰かの仕事っぷりを直に感じることができるので、自分よりスキルが高いという人と組んだ方が絶対良いなとその時思いました。</p> <h3 id="インターンシップメディア"><a href="#%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2">インターンシップメディア</a></h3> <p>アメリカに滞在している時に、語学学校が一緒だった友人と、シリコンバレーで働きたいけどその機会を見つけられない人向けに、現地の情報や、インターンできるスタートアップを紹介するインターンシップメディアを作りました。二人で記事を作ったり、取材をしたりするのはとても楽しかったです。しかし、やっていくうちに、自分はここに優先度を高く、比重を置いていたのに対して、相手がそうでなかったことで熱量の違いを感じて、あまり良くない別れかたをしてしまいました。その時は相手の気持ちを汲み取れず、一方的に自分のやる気を押しつけてしまったことに反省していて、今後チームでやる時は絶対に険悪な形で終わらないようにしようと決意しました。</p> <h3 id="共同創業"><a href="#%E5%85%B1%E5%90%8C%E5%89%B5%E6%A5%AD">共同創業</a></h3> <p>アメリカでルームシェアをしていた友人と一緒に、日本で会社を立ち上げました。一年以上寝食を共にしてきた仲だったので、この人とならどんな苦難も乗り越えていくと信じ、さまざまなプロダクトを一緒に立ち上げてきました。この時も彼がエンジニアで、僕はコードを書いていなかったので、彼がコードを書いている間に集客用のオウンドメディアを作ったりと、少しでもプラスになることを探していて頑張っていました。</p> <p>結果、売上も見えないまま、余裕がない中でのスタートアップで関係も険悪になり、最終的に相手が会社を去りました。プライベートでは仲良くなれても、ビジネスでも良好で進められるとはまた別なんだなと思いました。会社を去った後も、彼とは連絡を取り合っていますし、飲みにいったりもしてます。一緒にプロダクトを作った仲間って、例え失敗しても、その期間一緒に夢を追った仲間なわけですから、最高ですよね。</p> <h3 id="Twitterカード系サービス"><a href="#Twitter%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89%E7%B3%BB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9">Twitterカード系サービス</a></h3> <p>前回と結構時間が空いて、1年半以上ぶりにチーム開発をしたのが、Twitterカードを使ったミニアプリです。一緒にやることになった人とは、コワーキングスペースで出会いました。文字通り、意気投合して、出会ってから3週間とかでサービスリリースしてました。この時こそ、僕がメイン開発で、相手がマーケティングを担当してくれました。サービスはリリース初日からバズって、すごいアクセスがある中で夜通し通話と繋いで、バグを直したり、どういう動きをするのか話し合うのは良き思い出ですね。結構、マーケ、開発と役割をきっちり分けてしまったがゆえに、お互いがその役割に干渉しづらい空気になったのが良くなかったですね。</p> <h3 id="予定調整アプリ"><a href="#%E4%BA%88%E5%AE%9A%E8%AA%BF%E6%95%B4%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA">予定調整アプリ</a></h3> <p>Googleカレンダーとシンクして、予定調整ができるサービスを作りました。一緒に作った人とは、共通の友人経由で出会って、一緒に仕事するよりも、どちらかといえば飲み友達でした。ですが、彼の腕前と仕事での評判は予々聞いていたので、なんか一緒にできないかなとタイミングを伺っていました。そこで、サービスのアイデアを考えて、一緒にやらないかと提案してみました。作り始めてからは、僕がバックエンド、彼がフロントエンドでやる予定だったのですが、結局、開発で自分が足を引っ張ってしまい、両方彼が実装することになりました。その時は、本当に申し訳なかったですが、二人でファミレスオールして開発したのは、プロダクト開発をしてきた人生で選り取りにエキサイティングな思い出です。サービスは上手くいきませんでしたが、今でもサービスの相談に乗ってもらっています。やっぱり、自分が非開発のポジションで入ってしまうと、リリースまで手薄になるし、リリースしてからも上手くいかなかったら自責が半端ないので、もっと、MVPから一緒にやっていった方がいいかもしれませんね。</p> <h2 id="チーム開発に対する見解"><a href="#%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E8%A6%8B%E8%A7%A3">チーム開発に対する見解</a></h2> <p>結果、一緒にプロダクト開発をしてくれた人たちにはすごく感謝しています。プロダクト開発にはビジネスのエッセンスが込められていて、他の人がどのような想いやモチベーションでやるのかから、自分には思いつかないマーケティング的視点まで、なかなか学ぶ点がたくさんあるのです!</p> <p>もちろん、そういう意味では誰と組むかが大事だったりもするのですが。結論的に、個人開発なら失敗も成功も全部自分のものになるわけですが、チーム開発だと失敗しても成功しても、その人と組んだことで得られるものがあると判断できた場合にのみやってみるのが良いんじゃないかなと思います!</p> <p>あとは持分ですよね、どういう条件でやるのかは最初のうちからちゃんと(できれば契約も混みで)決めておくのが良いと思います。必ずしも、均等が良いわけではないですし。でも、この人とビジネスやってみると面白そうだなって人に気軽に、なんかやりましょ!って声かけてみればよいと思います。</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://easthackers.com"><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/5244895fc48a7ddf0d45ea8d210cfab65d0af2621caee.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/5244895fc48a7ddf0d45ea8d210cfab65d0af2621caee.png?mw=700" alt="og.png" /></a></a></p> FREERIDER tag:crieit.net,2005:PublicArticle/15127 2019-06-19T10:56:53+09:00 2019-06-19T11:01:46+09:00 https://crieit.net/posts/d5ab9cccde272b3d40b8adc641c59048 プロダクトを閉じる時。ピボットで成功しよう <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/49e8d0999f611650ddf9ee75141fc60c5d09965da619d.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/49e8d0999f611650ddf9ee75141fc60c5d09965da619d.png?mw=700" alt="pivot.png" /></a></p> <h2 id="はじめに"><a href="#%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%AB">はじめに</a></h2> <p>プロダクトを閉じるときほど、開発者にとって辛いことはないかもしれませんね。よく、開発会議のインタビューで「最初に開発したプロダクトは何ですか?」と尋ねさせていただいてるのですが、おそらく個人開発者の多くが今日に至るまで一つ以上のプロダクトを作ってきたし、きっと閉じたり、運営を続けたりを繰り返していると思います。</p> <p>僕自身も<a href="https://crieit.net/posts/2-7">本当にたくさんのプロダクトを閉じてきた</a>し、たまに、あれってこういうやり方でやれば、もっと上手くできたんじゃないかなと思い起こしたりすることもあります。今も幾つかプロダクトを運営していますが、何らかの理由で閉じてしまう可能性もあるかもです。</p> <h2 id="なぜプロダクトは死ぬのか?"><a href="#%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%80%E3%82%AF%E3%83%88%E3%81%AF%E6%AD%BB%E3%81%AC%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%9F">なぜプロダクトは死ぬのか?</a></h2> <p>よく競合に食われたとか、法規制がどうのっていう問題も挙げられますが、だいたいのプロダクトは他殺ではなく、自殺です。だから、プロダクトを作っている時に、類似サービスが出てきてもそんなに気にする必要はないんじゃないかなと思いますね。</p> <p>要は、開発者がこのプロダクトはやりようがない、やっていても楽しくないってなった瞬間にプロダクトは閉じられていきます。あんまりユーザーがいるかいないかのような成績は関係なくても、ユーザーがついていても閉じる時は閉じるし、ユーザーがいなくてもやり続ける人はいます。</p> <p>続けるか、続けないかは開発者次第ですが、個人的にはどんなに続けたくても、無理だという理由に納得できるなら、キッパリ閉じた方が生産的かなと思っています。アイデアに盲信して、一年くらいのめり込んでしまい、お金も時間も無駄になってしまった経験があるので、あくまで成功することを前提にするなら、見極めはすごく大事です!</p> <p>一方で、Airbnbのように一年くらいしてからやっと芽が出てくるパターンもあるので、続けるか、続けないかの基準はここでは書き切れなさそうだなと思っています。ただ、プロダクトは死んでも、開発者が死ななければまだこれからめちゃくちゃ良いプロダクトを生み出せる可能性は残っています。</p> <h2 id="ピボット後に成功したプロダクトたち"><a href="#%E3%83%94%E3%83%9C%E3%83%83%E3%83%88%E5%BE%8C%E3%81%AB%E6%88%90%E5%8A%9F%E3%81%97%E3%81%9F%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%80%E3%82%AF%E3%83%88%E3%81%9F%E3%81%A1">ピボット後に成功したプロダクトたち</a></h2> <p>今では誰もが知っているプロダクトで方向転換して成功した事例を幾つか見ていきましょう!</p> <h3 id="Twitter"><a href="#Twitter">Twitter</a></h3> <p>みんな大好きTwitterも最初は、Twitterではありませんでした。もともと、Odeoというポッドキャストのプラットフォーム(iTunesのような)を作っていた会社の中における社内ベンチャー的にはじまりました。確かに、Twitterは創業者のジャックドーシーが5年前から温めていたアイデアとしても有名ですが、Odeoが上手くいっていないときにTwitterのプロジェクトをスタートし、今ではここまで大きくなったのです。</p> <h3 id="Youtube"><a href="#Youtube">Youtube</a></h3> <p>こちらも面白いのが、Youtubeって最初は出会い系サイトだったんです!ユーザーは自己紹介のビデオをアップロードして、理想の相手を探せる動画を使った出会い系だったのですが、ユーザーが理想の相手を探すことよりも動画をアップロードしておくことに価値を感じていたのを発見し、現在のYoutubeへとピボットを果たしました。</p> <h3 id="Slack"><a href="#Slack">Slack</a></h3> <p>Slackは、Slackを作る会社の社内ツールとして開発されてきました。表向きはゲーム会社でした。創業者のスチュワートバターフィールドは、その以前、写真共有サービスFlickrを立ち上げた起業家でもあります。ちなみに、その時も表向きはゲームを作っていたという。。</p> <h3 id="Pinterest"><a href="#Pinterest">Pinterest</a></h3> <p>Pinterestも何回も失敗しながら、今のサービスに着地していることを創業者本人が<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.youtube.com/watch?v=KYQHPHYs2Os">こちらの動画</a>で語っています。ちなみに、Pinterestの前はToteというショッピングアプリを作っていたそうです。ユーザーはそこそこついていたみたいですが、アプリ上でユーザーは購入せず、お気に入りをするだけだったそうです。そこから、お気に入りしておくことに特化したPinterestが生まれたんですね。</p> <h3 id="Instagram"><a href="#Instagram">Instagram</a></h3> <p>ティーンズに大人気のInstagramもリリース当初は、こんなにスタイリッシュではありませんでした。最初はBurbnという、位置情報や写真を共有できるソーシャルチェックインとして始まりました。確かにInstagramに似通った部分もあって、ユーザーの動きを見ながら、本当に大切な機能だと判断した写真投稿の機能だけが残り、今のInstagramになりました。</p> <h2 id="さいごに"><a href="#%E3%81%95%E3%81%84%E3%81%94%E3%81%AB">さいごに</a></h2> <p>もう世界中の知らない人がいないレベルのプロダクトを作る開発者でも、プロダクトを閉じて作り直すという経過を経て、それを作り上げているんです。そう考えると、プロダクトを閉じるなんて全然恥ずかしいことじゃないと思います。</p> <p>でも、プロダクトを閉じるためにプロダクトを作る人なんていないわけですから、閉じると決断するまでは、ずっと続けられるプロダクトを作ることに精一杯尽くしていかなきゃですね。</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://easthackers.com/"><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/5244895fc48a7ddf0d45ea8d210cfab65d0995c95393f.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/5244895fc48a7ddf0d45ea8d210cfab65d0995c95393f.png?mw=700" alt="og.png" /></a></a></p> FREERIDER tag:crieit.net,2005:PublicArticle/15123 2019-06-18T13:31:11+09:00 2019-06-18T13:31:11+09:00 https://crieit.net/posts/4006643be56ab8a75076facb12c28473 ユーザーヒアリングのすすめ <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/36beacce711c05863c9275ba71ac49975d0868de021a4.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/36beacce711c05863c9275ba71ac49975d0868de021a4.png?mw=700" alt="usehearing.png" /></a></p> <h2 id="はじめに"><a href="#%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%AB">はじめに</a></h2> <p>より良いプロダクトづくりをするために、ユーザーヒアリングはすごく大事だと言われています。ユーザーヒアリングをしていると思わぬ見落としに気づくことができたりして、例えば、Twitchは初期に相当数のユーザーにヒアリングをしたそうですが、その中でユーザーにとってもっとも深刻なことはTwitchが「Team Liquid Star Craft」のファンサイトで掲載されていないことだったとか。そんなコアなこと自分たちでやっていたら分かるはずもなくて、ユーザーにヒアリングして初めて理解できることもあるってわけです。</p> <p>じゃあ、ユーザーヒアリングってどうすれば良いのでしょうか?個人開発を初めてすぐの時は、ユーザーヒアリングが大事であるだけを鵜呑みにして、とにかく登録してくれたユーザーにアポイントを取って、できるだけ対面で会うようにしました。それを一年続けた結果、Facebookの友達数が増えただけで、代わりに生き残ったサービスは一つもありませんでした。</p> <p>実際のところ、周りの話を聞いてもまともなユーザーヒアリングをするのは大概難しいように思います。まず、プロダクトがない状態だったら、ユーザーがいないので(ユーザー)ヒアリングになります。もちろん、ユーザー、それもただ登録しているだけの人ではなく、ヘビーユーザーに意見を聞けることが一番理想です。しかし、プロダクトを作ったり、ユーザーがつく前からヒアリングってしておきたいものですよね。</p> <h2 id="どんな人がヒアリングの対象になりうるのか?"><a href="#%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%AA%E4%BA%BA%E3%81%8C%E3%83%92%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AE%E5%AF%BE%E8%B1%A1%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%86%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%9F">どんな人がヒアリングの対象になりうるのか?</a></h2> <p>ヘビーユーザーがいない場合のヒアリング対象は、3パターンあるかなと思ってます。分かりやすい例があるといいと思うので、Airbnbを取ってみましょ。一応説明すると、Airbnbは、自分の家で空いている部屋を宿泊施設に旅行客に貸し出すことができるシェアリングエコノミー です。</p> <h3 id="競合他社のプロダクトを使ってる"><a href="#%E7%AB%B6%E5%90%88%E4%BB%96%E7%A4%BE%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%80%E3%82%AF%E3%83%88%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%82%8B">競合他社のプロダクトを使ってる</a></h3> <p>Airbnbがスタートする4年前から、似たようなサービスでCouchSurfingというのがありました。CouchSurfingとAirbnbの違いは、取引に際して金銭のやり取りがあるかどうかだけで、基本的に空いている部屋を旅行者に明け渡すという意味ではほぼ同じユーザー体験を提供していたといえます。CouchSurfing人は、すでに知らない人の家に泊まる/知らない人を泊めるのハードルをクリアしていて、Airbnbのユーザーにもなる可能性が高いですよね。じゃあ、「どうやったら、乗り換えてくれますか」って聞けば良さそう。</p> <h3 id="すでに代替手段を用いて、行為を習慣化している"><a href="#%E3%81%99%E3%81%A7%E3%81%AB%E4%BB%A3%E6%9B%BF%E6%89%8B%E6%AE%B5%E3%82%92%E7%94%A8%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%81%E8%A1%8C%E7%82%BA%E3%82%92%E7%BF%92%E6%85%A3%E5%8C%96%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B">すでに代替手段を用いて、行為を習慣化している</a></h3> <p>少し競合の部分に被るところもあるかもしれませんが、Airbnbが始まる前からAirbnbぽいことをしている人たちはいました。Craiglistは、中古家具の売買や、部屋探しなど生活にいまつわる掲示板として有名なのですが、要するに人と人で自由に取引を行ってたのですね。そこで、Airbnbのように知らない人の家に数日間宿泊するようなことも行われていました。彼らは専用プラットフォームがないから、仕方なく、別のサイト(今回でいうCraiglist)や方法(代替手段)で補完していたわけですね。そういう人なら自分のサイトのユーザーにもなってくれそうですよね。</p> <h3 id="プロダクトによって解決される問題を抱えている"><a href="#%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%80%E3%82%AF%E3%83%88%E3%81%AB%E3%82%88%E3%81%A3%E3%81%A6%E8%A7%A3%E6%B1%BA%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%82%92%E6%8A%B1%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B">プロダクトによって解決される問題を抱えている</a></h3> <p>プロダクトがなぜ成立しているのかといえば、何かしらの問題を解決しているからです。Airbnbでいえば、住んでいる家にいらない空きスペースがあるけど、有効活用できないという問題(ホスト視点)を解決していることになります。こうした家に過剰スペースを持っていて、「どうするか・・・」と考えている人たちにヒアリングしても何か見えてくるものがありそうですね。</p> <h2 id="どんなことを聞けば良いのか?"><a href="#%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%92%E8%81%9E%E3%81%91%E3%81%B0%E8%89%AF%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%9F">どんなことを聞けば良いのか?</a></h2> <p>ユーザーと話すときに勘違いされがちになっているのが、アイデアを検証するために色々と用意してしまうことです。「これはしますよね?」、「あれはしますか?」とまるで誘導尋問のように質問をして、YESと答えれば、「よし、仮説は検証された!」と思ってはりきってしまうパターンです。ユーザーと話す最大の目的とは、そこからアイデアを得ることです。話していくなかで、もっと使ってもらえそう、改善した方が良いなと思うことを書き留めていくのです。</p> <p>実際に会う場合には、質問事項とかを用意しなきゃ失礼かと思うかもしれませんが、大事なのはユーザーがどんな人なのかを知ることだったりもして、雑談をしているくらいの方が良いアイデアを思い浮かぶかもしれません。ユーザーがどんな生活をしているか聞いて、この隙間の時間ならサービスを使ってもらえるかもしれないと、相手の話をヒントに組み立てていくんです。</p> <h2 id="もう普通の人ヒアリングはやめよ"><a href="#%E3%82%82%E3%81%86%E6%99%AE%E9%80%9A%E3%81%AE%E4%BA%BA%E3%83%92%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AF%E3%82%84%E3%82%81%E3%82%88">もう普通の人ヒアリングはやめよ</a></h2> <p>アンケート的なものと、ヒアリングは別物ですね。アンケートって、何万何十万の意見を集計して少しは説得力が出てくるかもですが、周りの友達数人に聞いたことってアンケートでも何でもなくて、もちろんヒアリングでもありません!</p> <p>一度、友人にペットのSNSを作るからヒアリングに乗ってくれと言われたのですが、ペットを飼っていない僕にそれを聞いても何にも参考にならないですよね。というか、むしろ雑音が反映されてしまうので、かえってマイナス効果が強いんだと思います。</p> <p>一般的な機能や、パッとした見た目について聞くぐらいは良いと思いますが、サービスの根幹に関わるところを普通の人に聞くのは危険です!万人受けするサービスを作るのは後で良いので、まずは最初の100人に愛されるサービスを作っていきましょ。</p> <h2 id="一番のユーザーはあなたであるべきかも"><a href="#%E4%B8%80%E7%95%AA%E3%81%AE%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%81%AF%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%B9%E3%81%8D%E3%81%8B%E3%82%82">一番のユーザーはあなたであるべきかも</a></h2> <p>Aribnbの例に戻ると、彼らはサンフランシスコという立地で高い家賃を払うことに苦しんでいました。だったら、「ロフトの空きスペースにマットレスを敷いて、お金を稼げるんじゃないか?」と思いつき、実際にそれで人を募集したところ、泊まる人が現れたことからサービスをスタートしました。</p> <p>まずは、自分が緊急性の高い問題を抱えていて、他のやり方で何とか補完しているけど、これでは不足だと感じていることがないか考えてみませんか。それを解決するプロダクトを作るなら、ユーザーヒアリングは最初のうちは自問自答すれば良いわけですからね。モチベーションも高まりながら、プロダクト開発を続けられるはず!</p> <h2 id="さいごに"><a href="#%E3%81%95%E3%81%84%E3%81%94%E3%81%AB">さいごに</a></h2> <p>ちょっと今日の記事は「こうすべき!」みたいな強調が多くなってしまったかもしれません。。僕自身がこれまでユーザーヒアリングに失敗してきたので、ちゃんと失敗から学ばなきゃなとずっと思ってきた分、そういう口調になってきたかもです。どのパターンが正解かどうかは、それぞれのケースにもよると思うので、参考程度にしていただければと思います!</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="http://easthackers.com"><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/5244895fc48a7ddf0d45ea8d210cfab65d08690390837.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/5244895fc48a7ddf0d45ea8d210cfab65d08690390837.png?mw=700" alt="og.png" /></a></a></p> FREERIDER tag:crieit.net,2005:PublicArticle/15115 2019-06-17T08:38:32+09:00 2019-06-17T08:45:58+09:00 https://crieit.net/posts/a25f333c2170dd797dfbfe0308335d9d 作って終わらない!スケールしないことをしよう! <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/cccef3be44c0107231dad681112a13d25d06d08d3664b.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/cccef3be44c0107231dad681112a13d25d06d08d3664b.png?mw=700" alt="scale.png" /></a></p> <h2 id="はじめに"><a href="#%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%AB">はじめに</a></h2> <p>プロダクトを作るのって楽しいですよね。で、いよいよリリースってなるとワクワクします!でも、リリースして1,2人がサインアップして使われない、みたいな状態になると、本当ショックでそのまま放置・・・。このサイクルを何巡もしちゃってませんか?そうならないためにも、確かに最初のアイデアはすごく大事なんですけど、出してすぐに使われなかったからといって、それがダメなアイデアであるとは限らないです。</p> <p>今や知らない人がいない民泊サービスのパイオニアAirbnbも、最初の一年は泣かず飛ばずで、クレジットカードで資金調達をしていたというエピソードもあるほどです。(笑)リリースしてまずやらなければいけないことって何でしょうか?それを考えないまま、リリースすると結局、「ダメだった。。」と気落ちしてしまうわけですね。</p> <p>リリースしてから(もしくは、リリース前でもOK)、僕たちがやることはズバリ「スケールしないこと」が良いとされています。Y Combinatorという、AirbnbやStripe、Dropboxを輩出したアクセラレーターでは、この「<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://postd.cc/do-things-that-dont-scale/">スケールしないことをしよう</a>」を第一のアドバイスとして起業家に伝えています。</p> <p>スケールしないことというのは、その言葉の通り、ユーザーが爆伸びするようなことを狙ってやるのではなく、その行為をしたことでユーザーが一気に増えることはないけど、プロダクトそのものを改善する一助になることを指してます。</p> <p>ユーザーヒアリングとかそうじゃないですかね。使っているユーザーに、なぜ使っているのか、どうすればお金を払ってくれるのかを聞くみたいな。ユーザーヒアリングについては、また次回とかに詳しく書こうかなと思っています!</p> <p>で、スケールしないことってどんなこと?って思いますよね。こういうのは具体例をいっぱい見た方が参考になると思うので、いくつかスケールしないことの事例を紹介していこうかなと思います!</p> <h2 id="スケールしないことの事例"><a href="#%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AE%E4%BA%8B%E4%BE%8B">スケールしないことの事例</a></h2> <h3 id="Stripe"><a href="#Stripe">Stripe</a></h3> <p>一番有名な事例から紹介します。Stripeといえば、決済のAPIを提供しているスタートアップですね。パトリックコリソンと、ジョンコリソンの双子が作ったんですけど、YCに伝わる有名な諺に「コリソンインストレーション」があります。これは、コリソンが実際に会って誰かにStripeの紹介をした時に、相手が「良いサービスだね、使ってみるよ!」と答えると、「ありがとうございます。では、パソコンを貸してください。」と言って、その場でパソコンにStripeをインストールしたやり方です。</p> <p>普通だったら、「ありがとうございます。じゃあリンク送っておきますね。」ですよね。その場でインストールしてもらうという一見強引だけど、確実にユーザーに使ってもらえる方法をやっていたわけです。</p> <h3 id="Airbnb"><a href="#Airbnb">Airbnb</a></h3> <p>Airbnbは典型的な「スケールしないこと」をして這い上がったスタートアップの一つです。リリースして当初、創業者たち自らがホストをしてる家に宿泊しに行き、写真を撮影して回っていったのです。一軒、一軒訪れて。YCではプログラムが行われている時に、週一で会食があったそうですが、いつも彼らはスーツケースをガラガラ引いて会合に参加していたそうです。また、ブライアンチェスキーはいつもヘッドセットを着用して自らがカスタマーサポートを担当していたそうです。素晴らしい。</p> <h3 id="Pinterest"><a href="#Pinterest">Pinterest</a></h3> <p>お気に入りの画像やアイデアをピンで保存しておけるサービス、Pinterest。彼らが最初にしたことは、デザイナーたちの会合に出かけて自分たちのサービスを広めることでした。また、自らが運営で写真のミートアップを開くなど、Webのサービスだけど、現実世界でユーザーを増やしていきました。特に好きなエピソードが、ベンシルバーマンが毎日Appleストアに赴いて、怒られるまで、置いてあるPCのスタート画面をPinterestに変え続けたことですw</p> <h3 id="Meraki"><a href="#Meraki">Meraki</a></h3> <p>Merakiはルーターの会社で、やがてCiscoに買収されました。彼らはルーターをいきなり外注で依頼することなく、最初は自分たちの手づくりでルーターを作って売っていました。また、これに続いてスマートウォッチのPebbleも最初の100台を自分たちで作って売っていたそうです。ハードウェアってビジネスにするの大変そうですが、最初は自分たちで作って売ればコストは抑えてスタートできそうですね!</p> <h3 id="Tinder"><a href="#Tinder">Tinder</a></h3> <p>ホットオアノットで、男女の出会いを実現してくれるTinderは、最初大学のサークル一つ一つずつ営業をかけて、アプリをダウンロードしてくれるように促進したそうです。使ってくれそうなユーザーに対して直談判して進んでいくやり方ですね。</p> <h3 id="Wufoo"><a href="#Wufoo">Wufoo</a></h3> <p>このエピソードがすごく好きです。Wufooは、Googleフォームのようなフォームを簡単に作成できるツールを作っていました。(Survey Monkeyが買収)彼らは最初に使ってくれたユーザーに対して一人一人手書きの感謝状を書いて送っていたのです。結構、USのサービスはこういうやり方をする企業が増えてますが、その先駆けがWufooでした!</p> <h2 id="スケールすることもしよう"><a href="#%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%97%E3%82%88%E3%81%86">スケールすることもしよう</a></h2> <p>スケールしないことをすることは、すごく大事ですが、同時並行もしくは、遅れてスケールをすることも仕込んでいくのが良いかなと思います。いわゆる、グロースハックというやつですね。多くのハックは、技術を伴うので、開発者には有利な戦法かなと!</p> <h3 id="Dropbox"><a href="#Dropbox">Dropbox</a></h3> <p>リファラルキャンペーンを大々的にやり始めた、最初の会社です。今や当たり前になったリファラルキャンペーン(友達を紹介するとクーポンがもらえる、無料になるみたいな)。Dropboxはこのやり方で、15ヶ月で400万人のユーザーを獲得しました。</p> <h3 id="Airbnb"><a href="#Airbnb">Airbnb</a></h3> <p>Airbnbは、民泊の物件を投稿する際にクラシファイドサイトのCraiglistにも同時投稿する機能を加えました。Craiglisthは、Airbnbが誕生するずっと前から存在する何でも屋のようなサイトで、実際にAirbnbと似たような掲示板(ホームスワッピング)のようなのがありました。後からこれがバレて、Craiglistにバンされたそうですが、工夫を凝らしたやり方ですよね!</p> <h3 id="Pinterest"><a href="#Pinterest">Pinterest</a></h3> <p>「Pin it Forward」キャンペーンを実施して、ユーザーを増やすことに成功しました。ピンタレストは、著名なブロガーとパートナーを組み、ブロガーコミュニティの中でピンタレストを紹介するような運動を扇動しました。</p> <h2 id="さいごに"><a href="#%E3%81%95%E3%81%84%E3%81%94%E3%81%AB">さいごに</a></h2> <p>サービスの育て方を知らない僕たちは作って終わりになりがちです、運が良ければバズって終わり。でも、僕たちがやれることってまだまだ残されているっていうのが、こうした事例を見ている勇気が湧いてきませんか?今や世界中のユーザーに使われているあんな企業や、こんな企業も最初はこんなにも地道に頑張ってたわけです。</p> <p>そして、マーケットハックはそれはそれで面白そうだし。熱中しているあいだに、新しいツールとかも思いつきそうですよね!そんなわけで、こういうマーケティング事例とか、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="easthackers.com">アイデアをお互いに密にシェアできるオンラインサロン</a>をやってくので、よろしくお願いします!(さりげなく宣伝するのムズイ!)</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="http://easthackers.com"><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/5244895fc48a7ddf0d45ea8d210cfab65d06d2caae42d.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/5244895fc48a7ddf0d45ea8d210cfab65d06d2caae42d.png?mw=700" alt="og.png" /></a></a></p> FREERIDER tag:crieit.net,2005:PublicArticle/15110 2019-06-16T08:21:10+09:00 2019-06-17T08:40:46+09:00 https://crieit.net/posts/MVP プロダクト開発におけるMVPをちゃんと考える <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/de08736b9fba0dce0cc8fe076e898b1b5d057d5d61810.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/de08736b9fba0dce0cc8fe076e898b1b5d057d5d61810.png?mw=700" alt="mvp.png" /></a></p> <h2 id="はじめに"><a href="#%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%AB">はじめに</a></h2> <p>MVPって知ってますか?バスケや野球で選手が表彰される方じゃなくて、スタートアップやプロダクト開発の場面でよく言われる方です。MVPは、Most Viable Productの略で、実用最低限に実装されたプロダクトのことを言います。2010年あたりに、エリックリースが「<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.amazon.co.jp/dp/B00F3UTIQY/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1">リーンスタートアップ!</a>」という本の中で、まずプロダクトの工数を見積もって開発を進める前に、このプロダクト本当にいけるんか?!っていうところをちゃんと検証してから、プロダクト開発に着手しようという理論です。</p> <p>分かりやすく言えば、プロダクトがいけるかどうかを確かめるために、コードなんて書く必要がないってことです。いけるならやればいいし、いけそうにないなら止める。普通、アプリ作ろうと思ったら、何ヶ月もかかるし、お金も時間も奪われますよね。それでダメだって分かったら、これまでのコスト(涙)ってなる。だから、これを最低限に抑えようぜっていうのが、MVP。スタートアップや個人開発のように、リソースが限られている僕らには知って損はないやり方なのかなって思います。</p> <h2 id="どんなのがMVPっていうのか?"><a href="#%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%8CMVP%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%9F">どんなのがMVPっていうのか?</a></h2> <p>主に海外の事例になりますが、「これぞ!MVP」というものを幾つか紹介していきますね。</p> <h3 id="Dropbox"><a href="#Dropbox">Dropbox</a></h3> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/9a62bbf803b9b3be5f218f044e83fbb65d057c19b0b2e.jpg" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/9a62bbf803b9b3be5f218f044e83fbb65d057c19b0b2e.jpg?mw=700" alt="dropbox.jpg" /></a><br /> MVPの事例を探したとき、一番初めにヒットするのがDropboxですね。Dropboxはプロダクト開発をしている最中に、デモンストレーションのビデオを作り、HackerNewsに投稿したことで75,000の事前登録者を獲得することに成功します。サービスを出す前にこれだけ登録者を得られるってすごいですよね。やる気上がりそう。</p> <h3 id="ProductHunt"><a href="#ProductHunt">ProductHunt</a></h3> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/76660b7f2f7c65a434411fe9143435d75d057c25c0058.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/76660b7f2f7c65a434411fe9143435d75d057c25c0058.png?mw=700" alt="producthunt.png" /></a><br /> 今や開発者コミュニティの代表的サイトとなった、ProductHunt。実は創業者のRyanは開発者でもなければ、共同創業者も持たないというバックグラウンド。彼が最初に始めたのはニュースレターでした。投資家や創業者に対して、自分が探したプロダクトの最新情報をメールで送っていたのですね。</p> <h3 id="Buffer"><a href="#Buffer">Buffer</a></h3> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/ed911ec77c7ec1332f5d1c89a1bb2fed5d057c3874f33.jpg" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/ed911ec77c7ec1332f5d1c89a1bb2fed5d057c3874f33.jpg?mw=700" alt="buffer.jpg" /></a><br /> Bufferは、SNS予約投稿ツールとして不動の地位を築いています。彼らはリリース前に、こういうサービスを作ろうと思っているよ!というランディングページを用意し、事前登録者を誘いました。登録者が増えるたびに、幾らだったら払うかみたいな検証も少しずつ加えていって、プロダクトの検証を進めました。(LPは会議のアイデア機能でも作れるのでぜひ!)</p> <h3 id="Zappos"><a href="#Zappos">Zappos</a></h3> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/23e3e9158a37f6454b69fdae7832fc185d057c621c7f3.jpg" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/23e3e9158a37f6454b69fdae7832fc185d057c621c7f3.jpg?mw=700" alt="zappos.jpg" /></a><br /> カスタマーサポートの神として崇められているオンライン靴ECのZapposも、最初はコストを欠けずに経営していました。彼らは、簡単なホームページを作成し、靴の写真を並べて、在庫は持ちませんでした。ページ上で靴が売れたら、経営者本人が靴を買いにいって配送するという仕組み。</p> <h3 id="Uber"><a href="#Uber">Uber</a></h3> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/879e801a7ad436c3dfd4606d7e76166a5d057c755286f.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/879e801a7ad436c3dfd4606d7e76166a5d057c755286f.png?mw=700" alt="uber.png" /></a><br /> 最近上場した白タクサービスのUberも、リリース時はあんなに立派な位置情報は用いておらず、SMSで近くの車を呼ぶ仕組みでサービスを成立させていました。また、最初は創業者たち自らが車を控えていて、運転手をやっていたそうです。</p> <p>MVPは、有名サイトのURLをアーカイブで検索して、リリース頃まで巻き戻れば見れるので結構勉強になりますよ〜。</p> <h2 id="ちゃんと考える"><a href="#%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%A8%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B">ちゃんと考える</a></h2> <p>Facebookのマークザッカーバーグも「完璧よりも、まず終わらせろ!」って言ってるし、Linkedinのリードホフマンも「v1.0は恥ずかしいくらいで良い」って言ってます。もうまさに世の中MVP万歳!みたいな空気になってるけど、果たしてそうなんでしょうか。</p> <p>これだけMVPの良さや事例を書いてきたのですが、僕個人としてはMVPの考えに対して半分賛成、半分懐疑的に受け止めています。どうしてかという理由は2つあって、1つはMVPでダメだったからといって諦めるべきなのかと、MVPでうまくいったら本当にうまくいくかどうか、です。</p> <p>MVPでダメだったからといって諦める理由になり得ないという点から話していきましょう。ランディングページを出した時点では、そんなに人を集められることができなくても、実際にアプリを出してみたら、バズって多くの人に使ってもらえることになったというのもなくはないのではないでしょうか。</p> <p>例えば、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://devmart.jp/">フリマ</a>もTwitterで事前登録を募集した際にはそんなに良き反応なかったんですけど、えいやで作ってみたら、出して初週から成約したり、多くの開発者の方々に出品をしていただけることになった。もちろん、まだまだ成功といえるには程遠いんですが、事前登録を出した時とは思いもよらぬ結果になったのは事実です。</p> <p>Bufferや、Dropboxの例は興味深いんですけど、LPのようなものを出す場合にはMVPよりもマーケティング的な要素が強いんじゃないかなとも思っています。ただ、そこから事前登録したユーザーの声とか聞いていくと、だんだん検証が取れていくのかもしれませんが。</p> <p>もう一つの点が、MVPでうまくいったら本当にうまくいくかどうかという点です。いいね!と、本当にお金払うは全然気持ちが違います。無料だったら使う人や、事前登録だったら登録する人はいても、実際にお金を払ってまで使うという人の属性とは違うと思うのです。1000いいね!をもらって誰もお金を払わないプロダクトよりも、0いいね!で10人の顧客がいる方がうまくいっているように思いませんか?</p> <p>つまり、この2点に対しての僕なりの答えは、MVPは完成品の延長線上にあるべきということです。もし、ECだったらMVPの段階からモノを売るべきだし、SaaSだったら最初からお金を払って使ってもらうべきだと思います。フリーミアムって考え方はあんまり好きじゃないんですよね。MVPのVは、顧客から実用(Viable)ですが、開発者からすると検証可能(Validatable)っていうことです。</p> <h2 id="もっとちゃんと考える"><a href="#%E3%82%82%E3%81%A3%E3%81%A8%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%A8%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B">もっとちゃんと考える</a></h2> <p>ここまでは理論の話でした。コストを最低限に抑えて、いけるかどうかの検証ができるのがMVPです。ですが、顧客からしたら「知らねーよ」って話ってわけです。自分が顧客だったら、不完全なものよりも完全なものを使いたがるだろうし、開発者側のテストに付き合うつもりは毛頭ないのです。だから、MVPの段階からちゃんと顧客の欲しいものを作る必要があります。<br /> <a href="https://crieit.now.sh/upload_images/b5c55578618abff087b601b2c7a418715d057d04a0349.jpg" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/b5c55578618abff087b601b2c7a418715d057d04a0349.jpg?mw=700" alt="how-to-build-a-minimum-viable-product.jpg" /></a><br /> ここでいうスケートボードを目指したいですよね。スケートボードを使えば、歩くよりも早く移動できるし、車よりも使い方もシンプルで分かりやすい。もちろん、作るにあたっても車よりずっとコストは削減できる。<br /> MVPは、ちゃんと顧客が使う一番の理由を抑えつつ、それをいかに最低コストで開発できるかを考えて開発することなんですね、多分。</p> <p>少し自分のことを補足すると、冒頭でコードを書かないってことを書いたのですが、そこは本質ではないので無視しても良いと思ってます。僕も開発者なので、むしろコードを書いた方が早い時の方がMVPを素早く作れたりすることの方が多いですし。だいたい、一週間で作れるかどうかをMVPになり得るかどうかで判断していますね。</p> <h2 id="おわりに"><a href="#%E3%81%8A%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%81%AB">おわりに</a></h2> <p>ちょっと最後無理やりまとめた感もありますが、結構海外には成功したスタートアップの創業者たちが、唸るレベルの記事をたくさん残してくれていて参考になるし、勇気が湧いてきます。そういう記事をたくさんシェアしていこうと思っているのが、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="http://easthackers.com">世界中のユーザーに愛されるプロダクトを作るオンラインサロン「East Hackers」</a>です。6/24にスタートするので、ぜひ事前登録お待ちしてます!(これはMVP!そして宣伝!!)</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://easthackers.com"><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/5244895fc48a7ddf0d45ea8d210cfab65d06d358cd934.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/5244895fc48a7ddf0d45ea8d210cfab65d06d358cd934.png?mw=700" alt="og.png" /></a></a></p> FREERIDER tag:crieit.net,2005:PublicArticle/15108 2019-06-15T10:56:51+09:00 2019-06-17T08:39:18+09:00 https://crieit.net/posts/a79d49290e0b849d68cae28b74c1f285 個人開発でアイデアを出す方法 <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/e907e0efb5d7f4980a6d19d0bc2714e55d044fa75e48e.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/e907e0efb5d7f4980a6d19d0bc2714e55d044fa75e48e.png?mw=700" alt="idea.png" /></a></p> <h2 id="はじめに"><a href="#%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%AB">はじめに</a></h2> <p>個人開発のアイデアを出すのって難しいですよね。厳密に言えば、正しいアイデアを出すのがすごく難しいと思います!「これは絶対イケる!」と思って、今まで散々プロダクトを出してきた人も、期待はずれの結果に苦しめられてきたかと。大丈夫です、僕もその一人です。</p> <p>デザインや、細かい機能部分については後からでも変えられますが、根っことなるアイデア部分って取り返しがつかないやつです。だからこそ、ヒットするプロダクトを作るためにはアイデア出しがすごく大切なんですよね。<br /> でも、無理やり出そうとすると、決して良いものは出てこないし、自然に出てきたアイデアがベターだと思うんです。</p> <p>Y CombinatorをつくったPGも「<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="http://www.paulgraham.com/startupideas.html">正しいアイデアを出そうとするんじゃなくて、正しいアイデアを出せる人物になれ</a>」とか無茶振りを言っています。(このエッセイはなんども読み返す価値ありです!)今回は、僕が失敗や、上手くいった人たちの経験談を読んで、「確かに。これは当たってそう!」と感じたアイデアを得る方法を紹介していければなと。</p> <h2 id="自分自身が望むモノを作る"><a href="#%E8%87%AA%E5%88%86%E8%87%AA%E8%BA%AB%E3%81%8C%E6%9C%9B%E3%82%80%E3%83%A2%E3%83%8E%E3%82%92%E4%BD%9C%E3%82%8B">自分自身が望むモノを作る</a></h2> <p>鉄板ですよね。自分が欲しいから作る理論。でも、気をつけなければならないのが殆どの開発者が「自分が作りたいものを作ってしまっている」点ですね。React Native使ってみたいからスマホアプリ!Solidity触ってみたいからブロックチェーンのサービス作ってみるぞ!これは、自分が欲しいからではなく、作りたいから作っているわけですね。</p> <p>別に作ること自体が悪いわけではないですし、勉強として個人開発をやるには凄く良いモチベーションかと思います!ただ、他の人に作ったサービスを提供しても、使う理由があまりないです。。だから、ちゃんと自分が欲しいものを作りましょう!</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://www.amazon.co.jp/dp/B07DXKCR83/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1">エンジェル投資家</a>のジェイソン氏は、欲しいものの例を分かりやすく「ビタミン」と、「鎮痛剤」と比喩してました。これは何かというと、ビタミンは毎日食べてると体が良くなるもの、アイデアのジャンルでいうと、メディアとか、ミニアプリ系がこれに当たりそう。Youtubeとかまさにじゃないですかね。なくて生活困るわけじゃないけど、あると毎日ハッピーになるみたいな!(Youtuberにとっては稼ぎ口なのでなくてはならないものかもしれませんが)鎮痛剤は、言葉通り、痛みに効くアイデアですね。何か困っていることがあって、これを解決するために作るようなイメージですね。Dropboxとか、Gmailとか始めツール系はその性質が強いぽいです。ちなみに、Dropboxは、創業者のドリューヒューストン宿題の論文をUSBに入れて大学でプリントアウトしようと思った時に、家にUSBを忘れたことに気づき、「ファイルはクラウド上にあるべきだ!」と痛みを感じて作り始めたそうです。彼は一人でDropboxの原型を作ったので個人開発の鏡です!</p> <p>つまりは、自分が困っていたり、あると良いなと思うものを、もっと言えば<strong>お金を払ってもよいかどうか</strong>を考えて、YES!というものを作る方法です。あんまり技術どうこうは考えなくても良いと思います。</p> <h2 id="身近な人が困っている課題を解決する"><a href="#%E8%BA%AB%E8%BF%91%E3%81%AA%E4%BA%BA%E3%81%8C%E5%9B%B0%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E8%AA%B2%E9%A1%8C%E3%82%92%E8%A7%A3%E6%B1%BA%E3%81%99%E3%82%8B">身近な人が困っている課題を解決する</a></h2> <p>ただ、課題!課題!ってなってると、課題って見つからないんですよね。世の中、特に日本ってすごく便利な国で、たいていのものは既に解決されてるんです。自分で課題が見つけられない場合は、身の回りの人が困っていることを解決しあげるというのはどうでしょうか?</p> <p>これの良いところは、1つめで話したような「欲しいものではなく、作りたいものを作ってしまう」症候群を避けることができる点です。身近な人は近ければ、近いほど良いと思っています。そして、もっと言えば専門的であればあるほど良いですよね。</p> <p>例えば、看護師をやっている友だちのスケジュール調整の問題を解決するとか、Youtubeで動画投稿をはじめた友だちがもっと簡単に動画編集できるソフトを作るとか。ただ、自分の問題ではない分、どこまで続けていくモチベーションを保てられるかが勝負になってくると思われます。。</p> <h2 id="誰かにやって欲しい面倒事に取り組む"><a href="#%E8%AA%B0%E3%81%8B%E3%81%AB%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E6%AC%B2%E3%81%97%E3%81%84%E9%9D%A2%E5%80%92%E4%BA%8B%E3%81%AB%E5%8F%96%E3%82%8A%E7%B5%84%E3%82%80">誰かにやって欲しい面倒事に取り組む</a></h2> <p>個人的には、これが一番好きです。これまた、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="http://www.paulgraham.com/schlep.html">PGのエッセイ</a>から引用したものなのですが。みんながやりたくないことを進んでやる、つまり自分はやりたくないから誰か他の人にやってもらいたいなというアイデアを選ぶ方法です。</p> <p>典型例が、Stripeです。Stripeは、開発者ならご存知な方も多いと思いますが、決済の仕組みをAPIで提供しているサービス。今でこそ、当たり前になっている決済サービスづくりですが、Stripeがなければ個人開発で決済導入なんて面倒な極みです。その面倒を買って出てくれたのが、Stripeだったわけです。実際、作るのは面倒臭かったらしく、いろんな金融とか決済の会社にアポ取って、赴いて許可もらって、APIを実装していくみたいに進めていったそうです。</p> <p>個人開発のレベルでそのようなリソースを多分に使うことは難しいかもですが、ヒントとしては頭に入れておいても良いような気がします。日常で生きていると、結構ありませんか?「あ、この問題誰か解決してくれないかなー。」とか思うことって。行列に並んだり、レシートの整理だったり。</p> <h2 id="別の目標を設定して足りないモノを補完する"><a href="#%E5%88%A5%E3%81%AE%E7%9B%AE%E6%A8%99%E3%82%92%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%97%E3%81%A6%E8%B6%B3%E3%82%8A%E3%81%AA%E3%81%84%E3%83%A2%E3%83%8E%E3%82%92%E8%A3%9C%E5%AE%8C%E3%81%99%E3%82%8B">別の目標を設定して足りないモノを補完する</a></h2> <p>問題がないなら、問題を作れば良いのです!今の自分に満足していなければ、それって理想に対して何かが問題で満足していないということですよね。月収100万円だの、ダイエットでマイナス10キロとか、なんでも良いので目標を設定してみましょう。そこに辿り着くために、一番最適な方法を取ってみて、それができないなら何かが問題になっているはずです!これで、問題が生まれるわけです。</p> <p>月収100万円とか、ダイエットでマイナス10キロとかの目標って、個人的な目標というよりは、広く一般的にも望んでいる人が多そうじゃないですか?もし、こうした目標に対して、それを実現できるサービスを作ることができれば、それを目標にしている多くの人が使ってくれるという理論になりますね!</p> <h2 id="他のサービスを試してみる"><a href="#%E4%BB%96%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E3%82%92%E8%A9%A6%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B">他のサービスを試してみる</a></h2> <p>僕は、いつもこのやり方を取るようにしてます。他のサービスを使っていて不足だなとか、もっとこうできるんじゃないかなという形で自分のプロダクトを作る方法です。この発想を幅広で考えていくと、極論インターネットを使ったことがない人がインターネットのサービスを作ることってできないですよね。スマホも然り。</p> <p>僕らが普段使っているサービス、失敗や脅威を乗り越えて愛されている答えなわけです。そして、次のサービスって今のサービスの補完や、改善から生まれているように感じています。今までホテルっていう便利なサービスを使ってたけど、安くて、楽しく過ごせるなら人の家でもいいじゃんっていうのがAirbnbで、Uberをタクシーに対して同じことを行ないました。</p> <p>だから、今自分たちが常日頃から使っているサービス(Webサービスやアプリだけでなく)を本当にこれが最適解なの?って疑問を呈してみることで、新しいアイデアが生まれるんじゃないかなと思っています。</p> <h2 id="さいごに"><a href="#%E3%81%95%E3%81%84%E3%81%94%E3%81%AB">さいごに</a></h2> <p>「これがアイデアを出す方法や!」と書きましたが、ぶっちゃけ自分も上手いアイデアを出せたことはありません。だから、自分が気づいたことまでを紹介したって感じです!開発会議のインタビューとかで、開発者の方がどんなところからアイデアを思いついたか聞いているのですが、やっぱり身近なところを解決しようとするケースが多いかなって思います。</p> <p>今日から、24日まで学んだことをガンガン共有していきたいと思います!こんな感じでプロダクト開発のノウハウをぶつけ合いたいという方や、お前のアイデア出す方法甘い!俺はこんな感じで出してるぜ!って方は、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="http://easthackers.com">世界中で愛されるプロダクトを作るためのオンラインサロン「East Hackers」</a>を始めるので、ぜひ覗きにいっていてくれると嬉しいですね!(これは宣伝!)</p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="easthackers.com"><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/5244895fc48a7ddf0d45ea8d210cfab65d06d31e75563.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/5244895fc48a7ddf0d45ea8d210cfab65d06d31e75563.png?mw=700" alt="og.png" /></a></a></p> FREERIDER tag:crieit.net,2005:PublicArticle/15103 2019-06-13T11:57:49+09:00 2019-06-14T05:02:04+09:00 https://crieit.net/posts/3-3-PV 【個人開発】3日で3万PV出した結果 <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/2d959809eabee67adaa7ccdde53052f85d01bb79e69f7.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/2d959809eabee67adaa7ccdde53052f85d01bb79e69f7.png?mw=700" alt="pv.png" /></a></p> <p>どーも!FREERIDER(@svfreerider)です!</p> <p>先週は「<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://qiita.com/svfreerider/items/d749fea1655de71d1dfd">6日で作ったRailsアプリを譲渡するまで</a>」がエンジニア界隈でバズって、3日で3万PVというサイトアクセスになりました。まだその余波は続いていて、アナリティクスをみると、常に誰かいる状態になっています。今回、個人的に初体験だったのが、<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://b.hatena.ne.jp/entry/s/devmart.jp/">はてブでバズった</a>というところです。記事だけでなく、サイトそのものが後からランクインして、途中からは荒らし的な人がサイトに現れる場面もありました。(笑)</p> <p>だいぶ落ち着いてきたので、今回のリリースについて振り返ってみたいと思います。</p> <h2 id="振り返り"><a href="#%E6%8C%AF%E3%82%8A%E8%BF%94%E3%82%8A">振り返り</a></h2> <h3 id="バズった結果"><a href="#%E3%83%90%E3%82%BA%E3%81%A3%E3%81%9F%E7%B5%90%E6%9E%9C">バズった結果</a></h3> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/ad70f3605a58b43c8c4a26c43c1a49c45d01bb5b6a638.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/ad70f3605a58b43c8c4a26c43c1a49c45d01bb5b6a638.png?mw=700" alt="スクリーンショット 2019-06-12 19.02.08.png" /></a></p> <p>多くの人に知ってもらったキッカケになったことは嬉しかったのですが、それ以上のものは得られなかったのではないかなと思っています。サイトに興味本位で訪問してくれるのはありがたいですが、ユーザー登録してくれたのはそのうち100名程度。出品数もバズる前と後で、10程度しか変わりませんでした。サイトのCVである売買成立は0件です。</p> <p>サイトに興味を持っていただいたことは非常にありがたいです。期待をかけてくださった方々にも、がんばって期待に応えようと思っています。ですが、マーケットプレイスという世界で存在するべきは「売り手」と「買い手」の二者のみです。そう思うと、より多くの人にリーチした方が良いというのは間違いで、少なくても理想の人たちにリーチできることの方が極めて価値があると思います。</p> <h3 id="記事を書くにあたって"><a href="#%E8%A8%98%E4%BA%8B%E3%82%92%E6%9B%B8%E3%81%8F%E3%81%AB%E3%81%82%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%A6">記事を書くにあたって</a></h3> <p>バズる記事を書けるかは、タイトルも含めの冒頭数行で魅了できるかどうかにかかっているように思います。今回に関しては、あまりにもタイトルが興味を引きやすく、分かりやすかったのでタイトルで押し切った感があります。</p> <p>あとは、PRって本質をいかに分かりやすく伝えるかが大事だなと思います。LPにも同じことが言えますが。。フォーマットにこだわると良いものは書けない気がしていて、よく言う「3つのメリット」フォーマットを踏襲するために、1つしかメリットしかないのに、強引に2つ付け足したり、もっと長く書かなきゃとダラダラ余計なこと書くのはマイナスだと思っていて、相手の読む時間考えても、分かりやすく簡潔に伝えてあげるのが最良かと。</p> <p>ステマとか言われたりもしましたが、インフルエンサーでも何でもない自分がそんな叩かれ方をするとは思いませんでした。(笑)別のQiita記事に、「<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://qiita.com/svfreerider/items/a5b7ffed53f2a1b2b1ef">個人開発のサービスを売買できる『個人開発のフリマ』を作りました</a>」とかも載せていたので、特に隠すつもりはなかったです。。でも、ステルスや!と思って不快な思いをされた方はすみません。</p> <h3 id="反省していること"><a href="#%E5%8F%8D%E7%9C%81%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8">反省していること</a></h3> <p>バズった後に、買い手向けの購読メルマガをTOPに配置したことです。ユーザーの中で買い手が誰なのか、またユーザー登録をしていなくても購読メルマガだけでも登録してくれた筈の人は少なからずいらっしゃったのではないかと切に反省しています。</p> <h2 id="今後について"><a href="#%E4%BB%8A%E5%BE%8C%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6">今後について</a></h2> <h3 id="売り手の獲得"><a href="#%E5%A3%B2%E3%82%8A%E6%89%8B%E3%81%AE%E7%8D%B2%E5%BE%97">売り手の獲得</a></h3> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/b9fb497e769b55aebf72d1abca6e13735d01bb49e3115.jpg" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/b9fb497e769b55aebf72d1abca6e13735d01bb49e3115.jpg?mw=700" alt="D8pTuRtU8AAAPb_.jpg" /></a></p> <p><a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://devtalk.jp">開発会議</a>にフォーカスします。先日のアップデートで、会議からフリマへの導線を至るところに張り巡らせました。もともと、開発会議経由で個人開発者さんと1対1のインタビューをしていくなかで、思いついたアイデアが「個人開発のフリマ」でした。</p> <p>とはいえ、集客メディアとしてはまだまだ未熟な部分もあるため、これを伸ばすための施策を考えながら、今後は親和性を強めていけたらと考えています。</p> <h3 id="買い手の獲得"><a href="#%E8%B2%B7%E3%81%84%E6%89%8B%E3%81%AE%E7%8D%B2%E5%BE%97">買い手の獲得</a></h3> <p>ここに頭を悩ましています。せっかく、出品していただいたからには交渉が入ってこなければ面白くないですよね。今まで買収をした方は、スタートアップの方々が自社サービスの親和性を見込んでくれて意思決定していただいていました。まだ答えは出せていませんが、SNS広告の運用や、SEOの対策は早い段階でマストな対応をしていく必要があるんじゃないかなと思っています。</p> <p>あんまりまとめずにダラダラ書いてしましたが、今後もちゃんと個人開発で学んだことを共有できるように随時更新していけるようにします!</p> FREERIDER tag:crieit.net,2005:PublicArticle/15063 2019-06-06T07:19:12+09:00 2019-06-06T09:17:29+09:00 https://crieit.net/posts/abac7c417bb0cef79792663d28f7ebdc 三ヶ月目の個人開発を報告します <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/38b1733dfa5abdc7ef429ec5756121e05cf83f863a928.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/38b1733dfa5abdc7ef429ec5756121e05cf83f863a928.png?mw=700" alt="3month.png" /></a></p> <p>どーも!FREERIDER(<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://twitter.com/svfreerider">@svfreerider</a>)です!</p> <p>5月は「個人開発のフリマ」が出して、ややバタバタしたまま月末を迎えていました。マーケットプレイスってワクワクしますが、お金や個人情報ガッツリ取り扱う分、信用商売になるのでいつも以上に慎重にならなきゃなと思いました!</p> <p>今月の報告からはフリマのことも含めていきます。いずれのサービスも、まだ軌道修正をしながら進めているのでフィードバックなどいただけると嬉しい限りです!</p> <h1 id="開発会議"><a href="#%E9%96%8B%E7%99%BA%E4%BC%9A%E8%AD%B0">開発会議</a></h1> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/d87d8e3dd5629f0dd70b5ca8509c6de85cf83f9a38dda.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/d87d8e3dd5629f0dd70b5ca8509c6de85cf83f9a38dda.png?mw=700" alt="devtalk.png" /></a></p> <h2 id="各指標推移"><a href="#%E5%90%84%E6%8C%87%E6%A8%99%E6%8E%A8%E7%A7%BB">各指標推移</a></h2> <h3 id="Google Analytics"><a href="#Google+Analytics">Google Analytics</a></h3> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/a36d70811381eb89b55f51b6b703b2ed5cf83fc3a2b76.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/a36d70811381eb89b55f51b6b703b2ed5cf83fc3a2b76.png?mw=700" alt="スクリーンショット 2019-06-05 14.34.17.png" /></a></p> <p>PVは先月とほぼ変わっていません。その他、指標もとりわけ変化なしです。先月と比べて大きく変わったのが、検索による流入が7%から14.3%まで増えたことです。サチコ(Google Search Console)によると、「開発会議」、「個人開発」、「hackaru(サービス名)」、「まちかどルート(サービス名)」などで流入があるみたいです。</p> <h3 id="各レコード数"><a href="#%E5%90%84%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E6%95%B0">各レコード数</a></h3> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/d1b9fd209cace3e6b4a5850e6b7634455cf83fa9e43c4.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/d1b9fd209cace3e6b4a5850e6b7634455cf83fa9e43c4.png?mw=700" alt="site.png" /></a></p> <p>ユーザー数は33%増、プロダクト数は43%増、そしてアップデート数は38%増になりました。先月がだいたい50%増だったので成長としては鈍化しているのかなという印象です。理由としては、先月は積極的に「サービス リリース」した人たちにTwitterでツイートしている人に参加を訴求していたのですが、今月はそれをほぼ行わなかったからです。</p> <p>まずは、知ってもらうことが大切なので今後も一日のうち隙間時間を使って呼びかけは癖づけていこうと思います。</p> <h2 id="課題と解決策について"><a href="#%E8%AA%B2%E9%A1%8C%E3%81%A8%E8%A7%A3%E6%B1%BA%E7%AD%96%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6">課題と解決策について</a></h2> <h3 id="PV"><a href="#PV">PV</a></h3> <p>メディアとしてやるからには、やはりPVをあげていきたいです。PVが上がれば、参加していただたプロダクトが目に触れられるのも増えていくので、ここはマストだと思います。年内に月間10万PVは目指したいです。そのためには、プロダクト数、イベント数、投稿数をそれぞれ増やしていかなければです。</p> <p>現在は特にインタビューに力を入れています。この三ヶ月で既に30人の方にインタビューをしました。サイトの目的である「個人開発の知見を集める」にも貢献できているパートなので、こちらはもっと回数を増やしていきたいです。今月は+15(2日1人ペース)をKPIに設定しています。</p> <h3 id="リピート"><a href="#%E3%83%AA%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%88">リピート</a></h3> <p>登録しっぱなしになってしまうのは、勿体無いので定期的に開発会議へ訪れる導線をこれから作っていかなければならないなと思っています。具体的にはウィークリーニュースをスタートしようと思っています。先週一番貢献したユーザーや、プロダクトの紹介や、インタビューをダイジェストにお送りしていければと思っています。フォーマットを策定し、テストを今月中旬から始めていければと思っています。</p> <h1 id="個人開発のフリマ"><a href="#%E5%80%8B%E4%BA%BA%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%81%AE%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%9E">個人開発のフリマ</a></h1> <p><a href="https://crieit.now.sh/upload_images/b5d0064ec05a448b5fa66fe5a1af70765cf83fd532c9d.png" target="_blank" rel="nofollow noopener"><img src="https://crieit.now.sh/upload_images/b5d0064ec05a448b5fa66fe5a1af70765cf83fd532c9d.png?mw=700" alt="devmart.png" /></a></p> <h2 id="各指標推移"><a href="#%E5%90%84%E6%8C%87%E6%A8%99%E6%8E%A8%E7%A7%BB">各指標推移</a></h2> <p>まだリリースして、1週間なので省きます。<br /> ダイジェスト的には、登録ユーザー100名、出品数20ちょっと、交渉数13です。<br /> 実際に、契約まで成約したのが3件です。(1件は不正だった為、返金済み)</p> <p>売上は60,000円です。</p> <h2 id="今後の施策"><a href="#%E4%BB%8A%E5%BE%8C%E3%81%AE%E6%96%BD%E7%AD%96">今後の施策</a></h2> <h3 id="売り手を増やす"><a href="#%E5%A3%B2%E3%82%8A%E6%89%8B%E3%82%92%E5%A2%97%E3%82%84%E3%81%99">売り手を増やす</a></h3> <p>売り手を増やしていくためには、「開発会議」を活性化させていくのが一番かなと思っています。また、売れたり、アップデートをしていくたびに、CrieitさんやQiitaに大袈裟に報告していくことも今後やります。<a target="_blank" rel="nofollow noopener" href="https://qiita.com/svfreerider/items/d749fea1655de71d1dfd">こんな感じの記事</a>をいろんなメディアに量産します。</p> <h3 id="相場を定義する"><a href="#%E7%9B%B8%E5%A0%B4%E3%82%92%E5%AE%9A%E7%BE%A9%E3%81%99%E3%82%8B">相場を定義する</a></h3> <p>早めにやらなければならないのが、これだと思っています。フリマとはいえ、今数万円〜5,000万円が立ち並んでいる市場となっています。自分の希望としては、数万円からMAX500万円までに抑えたいです。ゆくゆくは上限、下限の価格は設定するべきなのかなとも思っています。</p> <p>理由は、現状売れているのが数万円のレベルであること、1000万円クラスになってくると、売却に税金のこともシリアスに取り組まなければならないので、個人開発のリソースでやるには不適切だと思っています。あと、その規模は僕じゃなくて、大手がやるべきかなとポジション的なところも気にしています。でも、出品していただいたのは嬉しいので、精一杯できるだけ頑張ってみます!</p> <h3 id="買い手を増やす"><a href="#%E8%B2%B7%E3%81%84%E6%89%8B%E3%82%92%E5%A2%97%E3%82%84%E3%81%99">買い手を増やす</a></h3> <p>まだ、どんな人が買い手になるか見えていません。中小企業、スタートアップの方でお持ちの自社サービスに親和性が高いなどが購入理由かなと思います。あと、数万円ならソースコードを勉強のため購入するというのもあると見込んでいます。言語やフレームワークも目立つところに記せるようにUIを変更していきたいと思います。</p> <h1 id="おわりに"><a href="#%E3%81%8A%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%81%AB">おわりに</a></h1> <p>マーケットプレイスってやっぱロマンを感じます。新しい需要と供給が存在する、金脈を発見して、そこを掘っていくみたいなゴールデンラッシュ的な空気があります。市場を作るって、ある意味で雇用を生み出し、今までになかった価値を定義できて、なんともダイナミズムがあるなとつくづく思いました。SaaSや、メディア、ミニアプリなどに挑戦したこともありましたが、自分はマーケットプレイスをやってみたい人間なんだなとちょっと思いました。<br /> 頑張ります!</p> FREERIDER