ノーツ/ドミノ(Notes/ Domino)で使用する主要な言語にはロータススクリプト(Lotus Script)とロータス式言語(Lotus 式言語、アットマーク関数)があります。ロータススクリプトは VBScript に似たところがある言語です。
Windows上でノーツ/ドミノ サーバーを動かしていると、管理用のプログラムを VBScript や C# で書くことがあります。
ここではこれらの言語をとりあげます。
注意
ノーツ/ドミノ サーバーに配置したアプリは、再コンパイルなしで複数のプラットフォームで動作します
注意
Variant型変数を Empty に戻すには、未使用の Variant型変数を利用します
例: Variant型変数 = 宣言したまま使用していない Variant型変数
注意
Variant型変数を Empty に戻すには、Empty を使用します
例: Variant型変数 = Empty
注意
& は両辺が null のときに null を返します
+ は片方が null のときに null を返します
+ は数値とあわせて使うと、数値に変換できる文字値を数値へ変換して加算することがあります演算子ではないところで使用される&記号
変数名や値の末尾に&を付けると、Long型ですよという意味になります(接尾辞)
&B、&O、&H は、それぞれ2進数、8進数、16進数ですよという意味になります(接頭辞)
演算子として&記号を書くときは、コンピューターが困惑しないように、&の前後に空白をはさむとよいでしょう
注意
& は両辺が null のときに null を返します演算子ではないところで使用される&記号
&O、&H は、それぞれ8進数、16進数ですよという意味になります
演算子として&記号を書くときは、コンピューターが困惑しないように、&の後に空白をはさむとよいでしょう
エラーになる例
ArrayAppend (単数値, 単数値または配列)
動的配列とは
Lotus Script の配列は2種類あります
ひとつは Redim で値の数を変更できる動的配列、もうひとつは値の数を変えられない静的配列です
既存の配列に値を追加する方法
動的配列に入る値の数を変更するには Redim Preserve 配列名 (上限値) を使用します
初期値では下限値が 0 となっているため、上限値を 1 にすると配列の値の数は (0) と (1) の2つになります
Preserve キーワードを忘れると、配列の値が初期化されます
新しく増やした部分に値を入れるには 配列名 (Ubound (配列名)) = 値 とします
Lotus Script 言語の既存の配列に値を追加する方法でおこないます
%REM
複数行コメント
%END REM
注意
%REM と %END REM は行の先頭から記載します
注意
論理型を数値に置き換えると紛らわしいです
True や False を数値に置き換えることはできますが控えたほうが無難です
等しい
=
等しくない
<>, ><
等しい
=
等しくない
<>
反転(Not, !, ~しない, ~ではない)
重ねて使うと、否定の否定って何!?って、何だかわからなくなりそうです
等しい
=
等しくない
<>, ><, !=, =!
エラーになる例
Asc (長さがゼロの文字値)
Asc (Null値)
UString (1, -1)
UString (1, 65536)
注意
@Ascii は Asc とは異なります
@Ascii はロータスマルチバイト文字セット (LMBCS) を ASCII文字にする関数です
エラーになる例
Abs (複数値)
Abs (文字値)