L2スイッチにはどうあがいても設定することはできません。
(config)#int [設定したいインターフェースの名前] または (config)#intetface [設定したいインターフェースの名前]
※設定したいインターフェースの名前が分からない場合には、
#sh ip int brief または #show ip interface brief で確認してみましょう。
(config-if)#ip address [インターフェースに追加したいIPアドレス] [そのIPアドレスのサブネットマスク]
※初期ではシャットダウンされているため、以下も入力
(config-if)#no shut または (config-if)#no shutdown
VLANにIPアドレスを設定します。インターフェースにIPアドレスを直接指定することはできません。
(config)#int vlan [設定したいvlanの番号] または (config)#intetface vlan [設定したいvlanの番号]
※vlanを作った後に設定します。設定したいvlanの番号を忘れてしまったら#show vlan または #sh vlan で確認してみましょう。
(config-if)#ip address [vlanに追加したいIPアドレス] [そのIPアドレスのサブネットマスク]
#sh ip ro または #show ip route
※ ex. C:192...と表示されていれば成功しています。
#sh ip int brief または #show ip interface brief
インターフェースに設定されているIPアドレス、通電の状態を確認できます。
#sh run または #show running-config
※現在設定されている全ての情報が表示されます。
その中にインターフェースに設定されているIPアドレスや
サブネットマスクも確認できます。
隣がルータ、L3スイッチの場合には以下を入力する必要があります。
(config)#ip route [最終目的地] [最終目的地のサブネットマスク] [渡したい先の次のIPアドレス]
※注意点として、最後に入力するIPアドレスは自分自身ではないことです。
次のルータ/L3スイッチのインターフェース/VLANに設定された
IPアドレスを入力しましょう。
※正しく設定出来ていればルーティングテーブルに登録されます。
#sh ip ro または #show ip routeで確認しましょう。(ex. S:192...と表示されているもの)
ダイナミックルーティング(OSPF)を設定したい場合です。
(config)#route ospf 1
※"1"の部分はプロセス番号ですが、特に意味はないそうです。テキトーな番号でも良いらしいです。
(config-router)#network [隣接するネットワークアドレス] [そのワイルドガードマスク] area [エリア番号]
※ワイルドガードマスクとは、簡単に言えば、サブネットマスクの逆です。
※エリア番号が隣と一致すれば、通信が可能となります。
(config-router)#router-id 〇.〇.〇.〇
※任意のルータidを設定したい場合はこれを入力します。〇は0~255の任意の値です。
ただし、デフォルトのルータidでやり取りしているため、新たなルータidで
通信したい場合は、一旦クリアする必要があります。以下を入力しましょう。
#clear ip ospf process
#show ip ospf
※OSPFに関する情報が表示されます。
#show ip protocols
※ルーティングプロトコルに関する情報が表示されます。
#show ip ospf neighbor
※ネイバーテーブルの確認ができます。
ダイナミックルーティング(RIP)を設定したい場合です。
(config)#router rip
(config-router)#network [隣接するネットワークアドレス]
全ての機器、経路でサブネットマスクが同一である場合は以上で十分です。だたし、サブネットマスクがバラバラの場合は以下の方を入力してください。
(config)#router rip
(config-router)#version˽2
(config-router)#no˽auto-summary ※自動集約無効
(config-router)#network [隣接するネットワークアドレス]
#sh ip ro または #show ip route
※ex. R:192....と表示されているものがあれば、それが得られた経路情報
伝達は30秒に1回です。しばらく待つと反映されます。
ルータにはどうあがいても設定できません。
(config)#vlan <VLAN番号>
※まずはVLAN番号を作ります。VLAN番号は1~4094の間で指定してください。
(config-vlan)#name˽<VLAN名>
※VLANに名前を付けたい場合は入力しましょう。
(config)#interface <設定したいインターフェース名>
アクセスポートとして設定したい場合は以下を入力
(config-if)#switchport mode access
(config-if)#switchport access vlan <所属させたいVLAN番号>
トランクポート(全てのVLANに所属させる)として設定したい場合は以下を入力
(config-if)#switchport trunk encapsulation dot1q ※プロトコルの指定
(config-if)#switchport mode trunk
ルーテッドポートとして設定したい場合は以下を入力
(config-if)#no switchport
※(config)#ip routingも入力しましょう。
IPアドレスやルーティングの設定も忘れずに。
#show vlan
※全てのVLANと所属しているインターフェースを表示します。
#show interface trunk
※トランクポートを設定しているインターフェースを表示します。
#show ip route
※ルーテッドポートに設定したIPアドレスとサブネットマスクが表示されます。
#show ip interfaces brief
※ルーテッドポートに設定したIPアドレスが表示されます。こちらの方が見やすいかも。
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