■静的(固定)
・IPが変化すると困るものに用いる(サーバ、ネットワーク)。
・管理者がプロパティで手動で行う。
■動的(自動)
・変化しても困らないクライアント機器に用いる(PC、スマートフォン)。
・DHCPサーバと連携して自動で設定を行う。
1. DHCP Discover
・ネットワーク全体に「IPアドレス」の要求を周知するもの
・ソミテッドブロードキャストで通信する。
2. DHCP Offer
・Discoverから要求を受け取ったDHCPサーバは全員、「IPアドレス」をクライアントに提案する。
3. DHCP Request
・クライアントは最初に受け取ったIPアドレスを使用する旨を全体に周知する。
4. DHCP Ack
・DHCPサーバはアドレス利用の承認をクライアントへ通知する。
このやりとりは「Wireshark」にて可視化することができる。
1. IPアドレス
・台数により範囲を決める。192.168.1.1 - 192.168.1.100迄等
・ただし基本的に1-100は固定割当機器用であり、使用するのは101-254迄
2. サブネットマスク
3. デフォルトゲートウェイ
4. DNSサーバ
=・ソースの有効期限を超えて停止すると、クライアントPCのIPが解放され、正常に他の機器と通信ができなくなる。
・また急に動作が停止してしまった場合、以下のことを確認する必要がある。
1. サーバの電源が抜けていないか
2. OSが起動しているか
3. DHCPサーバが起動しているか
4. 対象スコープのリースが枯渇していないか
1. 一般的な家庭
・ネットワークは1つ、クライアントは1-64台を想定
・プロバイダから提供されたルータに搭載のDHCPサーバを使用
2. 小規模のオフィス
・ネットワークは1つ、クライアントは10-250台を想定
・DHCPサーバを1台から2台構築して使用(WindowsServer・Linux等の法人向けルータ、ファイアウォールを使用する場合もある)
3. 中規模以上のオフィス
・ネットワークは2つ以上、クライアントは100台以上を想定
・DHCPサーバは2台
・リミテッドブロードキャストのDHCPDiscoverは異なるネットワークに到達しないのでL3SWのDHCPリレーエージェントを設定する必要がある。
(WindowsServer・Linux・Netattes tD3等の高性能(DHCPサーバアプライアンス)の高性能を使う場合もある)。
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