世界中で最も多く使われているOSSのWebサーバソフトウェア
・信頼性が高い、Webで情報を入手しやすいといった特徴がある。
※Apacheは仕組み上Clok(クライアント1万台問題)を抱えているので、万単位のリクエストを処理するようなWebサーバでは、nginxが使われる。
$su - → #yum -y install httpd(CentOSではhttpdというパッケージを指定)
Windowsと異なり、インストールしてもApache HTTP Serverは起動していない。
#systemctl start httpd(インストールしただけでは起動していない)
#systemctl status httpd(本当に起動したのか状態を確認する)
※ステータスがactiveになっていれば、httpdは起動している。
OSを起動(再起動)したときに自動でApache HTTP Serverを起動させたい場合。
#systemctl enable httpd
#systemctl is-enabled httpd(自動起動が有効か確認)
※is-enabledの結果がenabledになっていれば、httpdは自動起動する。disabledの場合は、自動起動しないことを意味する。
Linuxの起動処理や、システム管理をコントロールするためのコマンド。サービスの起動や停止の操作する際に欠かせない。
#systemctl [サブコマンド] [サービス名(ユニット名)]
サブコマンド | 効果 |
---|---|
start | 開始する |
restart | 再起動する |
stop | 停止する |
status | 状態を確認する |
enable | 自動起動を有効にする |
disable | 自動起動を無効にする |
is-enabled | 自動起動の状態を確認する |
list-unit-files | インストールされているユニットを表示する |
etc...
以下のコマンドを入力し、外部からサーバへHTTP通信を許可にする。
#firewall-cmd --permanent --add-service=http
#firewall-cmd --reload
#firewall-cmd --list-services
「--list-srvices」でHTTPがリストに追加されたことを確認する。
CentOS7では、ファイアーウォールにfirewalldが採用されている。fairewalldをコマンドで操作できるのが「firewall-cmd」
#firewall-cmd [オプション]
※オプション「--permanent」を加えない場合は設定が即時反映されるが、fairealldを起動すると設定が元に戻る。
オプション | 効果 |
---|---|
--add-service=サービス | 指定サービスの通信を許可にする |
--remove-service=サービス | 指定サービスの通信を許可しない |
--permanent | 永続化を指定※即時反映には--reloadが必須 |
--reload | 設定をリロードする |
--list-services | 許可されたサービスを確認する |
--list-all | ゾーンの状態を確認する |
--get-services | --add-srviceで指定できるサービス名を確認する |
etc...
・・・LinuxOS用のファイアーウォール管理ツール
・Webサーバにはドキュメントルートと呼ばれる、公開するコンテンツを配置するディレクトリがある。httpdの場合「/var/www/html/」
・Webサーバにファイル名を指定せずにアクセスした場合「index.html」という名前のファイルが表示される。
パッケージのインストール(yum)
↓
(設定ファイルの編集)(vim)※場合によっては設定しない
↓
サービス起動と確認(systemctl)
↓
サービス自動起動設定と確認(systemctl)
↓
ファイアーウォールの設定(firewall-cmd)
↓
動作確認
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