2021-04-08に投稿

DX進出ガイドライン

企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の手引きとして、経済産業省が「DX推進ガイドライン(デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン)を発表しています。しかし、「DX推進ガイドライン」の存在を知らない、目を通したがいまいち理解できない、という方は多いのではないでしょうか。そこで、この「DX推進ガイドライン」とはどういったもので、どう活用していけばいいのか、解説していきます。今回紹介するガイドラインは、DX推進のために企業が行うべきアクションプランをまとめたものです。まずはガイドラインの内容の大枠をご説明します。
DX推進ガイドラインは、これに先立って取りまとめられたレポート(「DXレポート~ITシステム『2025年の崖』の克服とDXの本格的な展開~」)に基づいて作られたものです。このレポートでは、DXが進まなかった場合に将来生じうる経済的な損失の大きさを「2025年の崖」と称し、早急なITシステムの刷新の必要性を主張した内容となっています。
ガイドラインは、「DX 推進のための経営のあり方、仕組み」および「DX を実現する上で基盤となる IT システムの構築」の2つのポイントから構成されています。
この構成からは、政府のDXに対する見方を読み取ることができます。単にITシステムを刷新したり新しいテクノロジー(AI、RPAなど)を導入したりすればDXを実現できるのではなく、経営戦略および経営層のコミット(本気で改革を推進するという意思表示)が必要だということです。
DX推進ガイドラインは、資料のボリュームとしては決して膨大な内容を盛り込んだものではありませんが、DX推進のために必要な作業やシチュエーションをコンパクトにまとめています。IT基盤の刷新だけではなく、経営戦略の策定や経営層のコミットメントの必要性に言及している点が極めて重要です。「DXをやろう」ではなく、「DXで”何を”変えたいのか、”どう”変えたいのか」を経営者が示さなければいけません。
ガイドラインの内容はについてはこの記事が参考になりますので、別途ご参照いただければと思います。

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hanhnh

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