– 1つのIPアドレスを複数のコンピュータで共有する技術のことで一般的にはNAPT(Network Address Port Translation)、またはIPマスカレードとも呼ばれる。PATはCisco独自の言葉。
– スタティックNATでもダイナミックNATでも、IPアドレスを1対1で変換するので、例えば複数のコンピュータが同時にインターネット接続したいということであれば、グローバルIPアドレスが接続したいコンピュータの台数分必要
– PATではIPアドレスの他にポート番号も動的に変換することでそれぞれのコンピュータの通信をポート番号で識別し、1つのグローバルIPアドレスを共有しながら同時接続することを可能にしている。
まとめると1個のIPアドレスを複数のコンピュータに割り当てられる。ポート番号で識別してる。
大体ダイナミックNATの設定と一緒。大きく違うところはアドレスプールの最初と最後を一緒にする点。
【STEP1】内部グローバルアドレスのIPアドレスプールを定義
Router (config)#ip˽nat˽pool˽<IPアドレスプールの名前>˽<先頭のIPアドレス>˽<最後のIPアドレス>˽netmask˽<サブネットマスク>
↑最初と最後のIPアドレスを一緒にする
【STEP2】変換対象となる送信元IPアドレスを標準ACLで定義
Router (config)#access-list˽<リスト番号>˽permit˽<送信元IPアドレス>˽<ワイルドカードマスク>
【STEP3】ACLとIPアドレスプールをひもづける
Router (config)#ip˽nat˽inside˽source˽list˽<アクセスリスト番号>˽pool˽<IPアドレスプール名>˽overload
↑「overload」はもともと過負荷をかけるという意味
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