宛先までフラグメントさせずに転送できる、パケットの最大サイズ(MTU)を調べたい時に便利なpingコマンドのオプションです。
例えば、通信キャリア区間等の途中経路でMTUサイズが小さい機器があるなどして、BGPやOSPF等の通信が確立しない時の調査や、エンドツーエンドのジャンボフレームが疎通するかどうかの確認にもよく利用します。
IPヘッダ:20bytes、ICMPヘッダ:8bytesを差し引いた1472bytesのサイズを指定します
$ ping -D -s パケットサイズ IPアドレス
-D
DFビットをONするオプション-s
パケットサイズの指定オプション$ ping -D -s 1472 192.168.0.1
> ping -l 1472 -f 192.168.0.1
$ ping -M do -s 1472 192.168.0.1
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