ButTaiwan氏が配布している源ノ角ゴシック・源ノ明朝派生フォントに、以下のようなものがあります。
これらは機械生成ながらかなり「いいかんじ」で、個人的に好きなフォント群です。
ただ、これらのフォントは ver. 1.5 以降では日本語のかなや括弧の類がデフォルトでプロポーショナル(等幅ではなく、文字が詰められる)になるようになっています。用途によってはプロポーショナルでよいのですが、等幅で使いたい場合もあると思います(私はエディタの本文フォントとして等幅で使いたくなりました)。
本記事では、等幅で使う方法を簡単に紹介します。
上に「ver. 1.5 以降では」と書いたように、その前はデフォルトで等幅なフォントファイルとして配布されていました。従って、古いバージョンをダウンロードするのが最も簡単な解決策です。
GitHub の Releases には ver 1.5 以降しかないので、過去のコミットのうち ver 1.5 より前のものを探して、そこから Download zip します。例えば、源流明朝であればhttps://github.com/ButTaiwan/genryu-font/tree/f35ab0de3a84210b2d6aff8127b0cee0203e6dbeです。
仮名、かぎ括弧は等幅がデフォルトの方が使いやすいです #26 というIssueで作者さんから案内されているのですが、OpenTypeの fwid, salt, ss01 のフィーチャータグを指定すると全角になるようです。なので、使いたいソフトごとのフォント設定で、このようなタグの指定を行えばよいです。
例えば、CSSの場合は、以下で等幅になりました。
body {
font-family: "源流明朝";
font-feature-settings: "ss01" 1;
}
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