「 👆 先手くん というのが居るとしよう。
対局しようとすると、必ず 先手番を引いてしまうんだぜ」
「 👆 後手くん というのも居るとしよう。
対局しようとすると、必ず 後手番を引いてしまうんだぜ」
「 👆 将棋盤 があるぜ。 駒のイラストは描くのが めんどくさいから省くぜ」
強さ | 勝率 |
---|---|
アマチュアの うわさ話 | 先手が 51% ~ 53% ぐらい有利 |
2021年のプロ棋士のタイトル戦 | 先手が 57% ぐらい有利 |
2023年のコンピュータ将棋選手権の決勝レベル | 先手が 68% ぐらい有利 |
「 👆 ここで、将棋は アマチュア・レベルなら関係ないが、
強い者同士だと 先手有利という話しもある」
📖 やはり先手が有利なのか? - プロ棋士のタイトル戦
📖 第33回世界コンピュータ将棋選手権の戦型分析 - コンピュータ将棋
「 どれぐらい強いんだぜ? アマチュアレベルなのか、 プロ棋士のタイトル戦レベルなのか、 コンピュータ将棋選手権の決勝レベルなのか?」
「 👆 1000局ぐらいやれば、 先手くんが70%勝利、後手くんが30%勝利 に近づいていくんじゃないの?」
「 じゃあ、 先手で勝ったら 3点、 後手で勝ったら 7点 といったように、
手番に ウェイト(Weight;おもり)を付けるといった 小谷先生が例会の雑談の中で言っていた案ならどうだろうか?」
「 👆 例えば 先手くんの7勝、後手くんの3勝だとすると、
後手から見た白星の絵図を描くと、
後手くんの 21勝、 21敗で 釣り合っているように見えるぜ」
「 先手くんと 後手くんの強さが アマチュアレベルだったら どうなるんだぜ?」
「 👆 例えば 先手くんの5勝、後手くんの5勝だとすると、
後手から見た白星の絵図を描くと、
後手くんの 35勝、 15敗で、 2と3分の1倍、後手くんが有利だぜ」
「 強いクラス(階級)に合わせて レギュレーション(規制)を作ると、
弱いクラスで バランスがゆがむわよ」
「 すると 例えば アマチュアのときは 先手52%、後手48%の差 4% を埋め、
プロ棋士のタイトル戦で 先手57%、後手43%の差 14% を埋め、
コンピューター将棋の決勝レベルで 先手68%、後手32%の差 36% を埋めるような、
都合のいい何かが欲しいところだぜ」
「 プロ棋士で 千日手の登場する確率は 2% ぐらいだという説もネットにはあるぜ」
📖 “軍曹”永瀬拓矢七段の「千日手伝説」――やはり出現率はダントツトップだった
「 コンピュータ将棋選手権の決勝レベルでは 2019年以降 8~10%、 2023年は 0% だぜ」
「 将棋の千日手が 真の分布として どれぐらいあるのかも分からないし、
将棋エンジンが 水面下 で千日手を避けるように動いているとしたなら 真の分布は ずっと分からないし、
千日手の出現確率を基準にしたレギュレーションを作ったら ぶれるんじゃないの?」
「 先手勝率70%を、60%に減らすだけでもできたなら、コンピュータ将棋の延命の 効果はあるんじゃないか?」
「 最近のコンピュータ将棋は 将棋であろうとしてないぜ。
先手と後手の勝率が 52%、48% ぐらいだった頃に戻りたい人たちだぜ」
「 タイトル戦で 先手番で勝ってるプロ棋士が これ制限されると 先手持っても5割しか勝てないような自縄自縛の制限、
考えてくれればいいのにな」
「 じゃあ 仮に、 先手勝率70%、 持将棋の出現事後確率10% と仮定して、
千日手の先手の勝ち星は 何% にしたら、
先手と後手の勝率が 50%、50% ぐらいだった頃に戻れるか、計算してみようぜ?」
「 持将棋の出現事後確率10% というのは計算で使いづらいから、 決着率90% と言い換えることにしようぜ」
「 分母を揃えましょう。
3と7と9の最小公倍数は63なので、100分率ではなく、6300分率を使うとします」
「 決着率 5670、 持将棋率 630 として、
先手の勝率は 3969、 後手の勝率は 1701」
「 五分五分に戻したいのだから、
3969 ー 1701 = 2268
後手に 2268 を足すようなものが欲しいわけだぜ、630 を使って」
「 持将棋は 後手の3.6勝にしたらいいの? 検算してみましょう」
10000 局対局する。
先手 6300 勝 = 10000 * 0.9 * 0.7
後手 2700 勝 = 10000 * 0.9 * 0.3
千日手 1000 局
1000局 * 3.6 = 3600勝
2700勝 + 3600勝 = 6300勝
「 えっ? じゃあ 先手は 千日手のとき 3.6敗 するのかだぜ?」
「 千日手を選ぶぐらいなら、投了するし、投了するぐらいなら 打開するわねえ」
「 じゃあ 3.6勝 なんて もらえない狸の皮算用だ。真の期待値は 1勝」
「 1勝なんかもらったって 釣り合わないぜ。 3.6勝 くれないと」
「 1局について、1勝より多くの勝ちを もらえることはないぜ。なぜなら 投了されるから」
「 とりあえず 千日手は 後手1勝 のケースも試算してみてくれだぜ」
10000 局対局する。
先手 6300 勝 = 10000 * 0.9 * 0.7
後手 2700 勝 = 10000 * 0.9 * 0.3
千日手 1000 局
1000局 * 1 = 1000勝
2700勝 + 1000勝 = 3700勝
先手 6300 勝
後手 3700 勝
「 じゃあ逆に、千日手を後手の1勝とするなら、千日手の真の分布は 何% 在ってほしいんだぜ?」
「 先手7勝と 後手3勝の間を埋めるには 後手に4勝加わったらいいわけだから、
全部で 14局 対局したということにして、その内の4局が 千日手 だったらいいのよ」
14 * 7 = 98
7倍
計 14局 → 98局
先手 7勝 → 49局
後手 3勝 → 21局
千日手 4局 → 28局
「 👆 じゃあ だいたい 千日手が28% の確率で起こるんだったら 先手、後手は 5分5分の勝率になるんじゃないの?」
「 強い者同士で 28% 起こり、アマチュアのヘボ将棋で 2% も起こらないような、
そんな都合のいい 決着の仕方 が 千日手でなくても 将棋の中で起こってるんだったら、
それを コミ出し に利用するには 良さそうだけど……」
「 10局やって 3局で それが起こる何かを制限するのなんか 頭金禁止 とか そんなんかだぜ?」
「 水面下 で起こってることは わたしたちには 分かんないのよ」
📖 【廃案】きふわらべ式、将棋の先手勝率70%の時代に向けて、将棋のルールを変えない大会ルールの代案
.
Crieitは誰でも投稿できるサービスです。 是非記事の投稿をお願いします。どんな軽い内容でも投稿できます。
また、「こんな記事が読みたいけど見つからない!」という方は是非記事投稿リクエストボードへ!
こじんまりと作業ログやメモ、進捗を書き残しておきたい方はボード機能をご利用ください。
ボードとは?
コメント