Automatic Position Reporting Systemの略。
最近マイブームとなっているAPRS。
名称の通り自動的に一定間隔で位置情報を送信してくれます。
アマチュア無線の主に144MHz帯が使われていて1200bpsは144.66MHz、9600bpsは144.64MHzを使うという慣習があります。
この位置情報をインターネット上に流してgoogleマップに表示させることができます。
ネットと無線のインターフェイスの役割を果たすのがI-GATE局で、ほかにもパケットを中継するデジピーターというものもあります。
従来はWindows PCに専用のソフトを入れて無線機や受信機に繋ぐ必要があったのですが
この方法では消費電力が大きく場所も取りPCも無線機も高価です。
そこで比較的安価で低消費電力なRaspberry PiとUSBワンセグチューナーを利用しI-GATE局を構築します。
Raspberry Piのセットアップはほかのサイトを見ていただくとしてこのページでは
ソフトウェアのインストールから説明します。
まずUSBワンセグチューナーを受信機として動作させるためにrtl_sdrというソフトを入れます。
sudo apt-get install rtl_sdr
正しくインストールできたかテストするためにFM放送を聞いてみましょう。
TOKYO FM 80.0MHzを受信する場合。
rtl_fm -M wbfm -f 80000000 -g 42 | aplay -r 32k -f S16_LE -t raw -c 1
これでラジオが流れてくればインストールは成功です。
次にAPRS信号の復調とパケットの転送を行うソフトをインストールします。
sudo apt-get install direwolf
今回はいったんここまで。やる気の糸が切れた
次回はDire Wolfの設定とラズパイを起動したときにDire Wolfとrtl_sdrが自動起動するようにします。
第1回 | 【Raspberry Pi】APRS I-GATE局をRaspberry PiとUSBワンセグチューナーで構築する その1【アマチュア無線】 |
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