ご存知の方は少ないかもしれませんが、サーバーの知識いらずでサーバーでデータ管理できるサービスがあります。
そのサービスはmBaaSなどと呼ばれています。
特にUnityを使う個人開発者は、Nifty Cloud Mobile Backend (NCMB) を使う人が多いイメージです。
しかしどうやら、同様の機能をもつPlayFabというサービスもあるようです。
さらに最近、どんどん便利になってきているらしい。
2018年1月にMicrosoftに買収されたとか。
今回は、そんなPlayFabを実際に使ってみた感想とまとめを書いてみようと思います。
そもそもPlayFabで何が出来るかというと、
こんな感じの事が出来ます。
これらの機能をいい感じに管理してくれているのが、PlayFabの特徴です。
今回僕が使ったのは、1 ~ 3の機能だけですが十分便利でした。
また、現在はプレ版ですが今後のアップデートでリアルタイム通信関係の機能も追加されるようです。
https://playfab.com/games/のページに載っていますが、
など、有名なゲームの利用例があるようです。
世界的に有名なゲームの名前があるので、信用できるサービスと言えます。
また、PlayFabを調べていると2015年の記事も見つかるので海外では割と長い事使われていそうです。
https://playfab.com/pricing/のページに載っています。
無料枠では、
一部の機能が利用できない事についてですが、有料枠の機能は僕が見ても何に使う機能か分からないレベルの物が多かったです。
この記事で書いてきた機能についてはおそらく全て無料で利用可能です。
正直、無料枠で十分だと思っています。
(まだ実際に運用している訳ではないので、断言はできません)
その他サービスと言っても、僕はNCMBしか使ったことないのですが...
PlayFabを使うメリットは、
デメリットは、
NCMBなどの場合、ログイン機能やフレンド機能だけでも結構大変です。
まして、アイテム交換などの機能を作ろうと思うと骨が折れます。
PlayFabではその辺の事は既に用意されているので、メソッドを使うだけで便利です。
にも関わらず日本でPlayFabはあまり浸透していません。
おそらく一番の原因は、日本語のドキュメントがない事です。
僕も調べていて、導入部分だけの記事くらいしか見つかりませんでした。
しかし、Microsoftがつい最近新しいドキュメントを公開していて、それを見ると日本語に対応してくれそうな雰囲気を出しています。(言語で日本語が選択できる)
今後、期待できるかもしれません。
またPlayFabは仕組みを理解するまで少し時間がかかります。
機能が設計されている為、NCMBほどユーザーの自由なデータ管理も出来ません。
融通が利かなくて困るケースも出てくるかと思います。
現状をまとめると、英語がよめるなら機能が豊富なPlayFabはおすすめ。
厳しければ、シンプルイズベストのNCMBや応用性の高いFirebaseなどを使った方が良いと思います。
また、まだ機能が完全に完成していない部分もあって今後の進展に期待といった感じです。
日本語ドキュメントが公開された辺りから、使い始めてみると良いのではないでしょうか。
もしかしたら僕がPlayFabの記事を書くかもしれませんが。
その時はよしなに。ではでは。
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