2020-12-14に更新
なんでも 6日目

誕生日のノリでアドベントカレンダーに投稿予約して感じた変化

はじめに

まず、私の誕生日は 11/6 なので本日 12/6 は誕生日からちょうど 1ヶ月後になります。

はい。完全にノリで参加しようと投稿予約してから、後日確認して気づきました。。w しかし、その間違えに気づいてから、何を投稿しようかなあと考え始めた時に、ふと「以前の自分だったら絶対ノリでアドベントカレンダーに登録するっていう行動しないよなあ」ということに気づきました。

そこで、今回は以前の自分と比較して、今の自分がどう変わったのか考察してみることにしました。この記事書いてるときは誕生日からまだ 1週間経ってないし、ちょうど考察するには良い機会かなと思って。

以前の自分

飽きた
Photo by Luis Villasmil on Unsplash

以前はやりたいことがあっても全部後回しにしてしまっていました。何故かと言うと仕事やプライベートも含めて、他に直近でやらなければならない、もしくはそう思いこんでいる TODO があったときに、それらが残っていると次々に心配事や考え事が増えていってしまい、やりたいことに集中出来なくなるからです。

つまり、やりたいことは本気で集中できるタイミングが来たらやろうと考えていました。

そのため、読もうと思って買った本を読みたい、買って届いた新作ゲームをやりたい、OSS 活動をしてみたい、ライブラリを自分で作成してみたい等々のやりたいことは全て後回しになっていました。

何も考えないでサクッと取り組めるプレイ済みのゲームを遊んだり、気に入っている Youtube の動画を何度も繰り返し見たりして時間を浪費していました。

ボーッとしながら何も考えないで過ごす時間や遊ぶ時間は気力を養う上で重要で必要だと認識しているのですが、それだけを余暇に費やすのは少し勿体ないなと感じていました。

そして、ある時ふと気づきました。多分このままの生活してると連休とか仕事の区切りのタイミングとかでしか、自分がやりたいことに取り組むことはできないなと。。ちなみに、私はいわゆる ON/OFF みたいな切り替えが出来ないタイプなので、「仕事が終わったらスイッチを OFF にしてプライベートを全力で楽しむようにする」とかは無理なタイプです。

そこで、過去自分が気分がノリ続けて作業できたり、新しいことに挑戦し始めたときのことを思い返しながら、現状改善のために簡単に出来ることからやってみようと 1年前くらい前から行動を起こし始めました。

試したこと

挑戦
Free-PhotosによるPixabayからの画像

まず、前提として下記項目はあえて頑張って解決するとかは諦めました。理由は中学生くらいの時から「そうだったなあ」って感じていることだったので潔く諦めた感じです。

  • 仕事プライベート関係なく、やりたくない面倒な TODO を意識してしまい無駄に疲れる
    • ふとした瞬間に思い出して不快になるかつ、それらの TODO は後回しにしてしまいがちなので、更に不快になる機会が増えてきて、結果疲れ続ける
  • やるべき必要がある TODO が増えてくると最優先で迅速に全部片付けたくなる
    • それらが意識の端にあると心を休めた状態で日々を過ごすことが難しくなってきて、結果疲れ続ける

上記の解決を諦めても、やりたいことが自然と出来る環境が作れるようにしようとしました。

仕事プライベート問わず TODO の総量を減らしていく

TODO が増えてくることによって、やるべき TODO も必然的に増えてきます。最初は優先度の低い TODO だったのに、作業していくうちにそこから更にやるべき他の TODO が生まれてくることもあります。

そのため、そもそも仕事でもプライベートでも優先度とか関係なく TODO を日常的に増やさない努力を行いました。 割とお願いされたら何でも引き受けてしまいがちだったので、そこは常に意識するようにしました。

直感的に自分に向いて無いと思ったり、自分が請け負う必要が無い TODO は極力減らすか、その内容を簡素にしてもらいました。 常に多少の余裕が感じられる範囲で TODO を抑え込むようにすることで無駄に TODO を意識して気力を消耗し続けることは少なくなっていきました。

やりたくない TODO は疲れない範囲で対処していく

もちろん、それでも 出来ればやりたくないけど、やらないといけない TODO は出てきました。

ただ、やりたくない TODO は大抵やりたくない何かを自分が勝手に想像していることも多いです。つまり、TODO の具体的な内容が明らかになっていない中で勝手にその作業内容を想像してしまい嫌になっているケースです。

その場合は、作業内容を具体化する作業を行うことで解決できる可能性があります。やりたくないと考えていることが、実は絵空事の場合もあるからです。

例えば、TODO を依頼してきた相手がいる場合、具体的な作業内容を文章にしてもらう、万が一それが出来ないと言われた場合は、自分が不快に感じないレベルで作業して適宜内容を報告することで、相手が方向性を正しいか間違っているかを随時指摘してくれて、次の作業の内容もどんどん具体化してきて TODO の全体像が見えるようになってきました。

全体像が見えてきてしまえば、あとは適切な粒度に TODO を切り分けてひたすら消化していくだけなので、無駄に意識が TODO に向かってしまい気力が消耗していかないよう、サクサク片づけるように心がけました。

段々 TODO の扱い方が分かってくると、常に一定以上は自分のために使える時間が作れるようになってきました。

軽めのやりたいことは時間が出来れば自然にやれてた

意識するまでも無く時間が作れるようになってきてからは、新作ゲームや積読してた本に取り掛かることを意識せず自然にやってました。TODO 意識しちゃって新作楽しんでても心から楽しめないとかいう気持ちから脱することができる状況になったおかげで、自然と新たな行動が起こせるようになったからかもしれません。

重めのやりたいことには必ず「自分のため」の理由付けを行う

例えばやりたいことを行う理由が「誰かに認められたい」とか「自分の価値を周りに認めてもらいたい」とか世間体を気にした動機になってしまっていると、そのやりたいことは他人が認めてくれて初めて達成となります。つまり、例えやりたいことが達成できたとしても、他人に評価してもらえない限りは未達の状態であり、その結果が気になって気力を消耗し続けます。

私は上記のパターンに過去何度もハマり、やりたい TODO が達成できたはずなのに、その後 TODO に対する他人からの評価を常に気にし続けなければならず、無駄に気力が消費され続けて全くその後の行動が続いていかないという現象にハマっていました。

例を言うと、例えば技術記事を書くとしたときに 「世間に新たな価値を提供したい」「誰かの役に立つような内容を意識する」「しっかり内容を書かないと記事にする意味が無い」 という他人から見られることを意識している動機づけは世間体や他者からの評価です。

それら一切度外視で、「文章書く練習のために書く」「後々また困りそうな技術的問題を自分が解決できるようにするために書く」「他の記事と内容が重複しても自分の勉強や理解を深めるために記事は書こう」 と自分の行動の動機を他人と切り離すことで、やりたい TODO を完了したときに「達成できた!満足!」という実感が即湧きます。

やりたい TODO をちゃんと達成できたという実感は次の行動のモチベにも繋がっていくので、一石二鳥です。

ちなみに、やりたいことのモチベは 「なんとなく興味あってやりたいからやってみるけど飽きたら即止めよう」 という意識でも自分の行動の動機としては全然問題無かったです。そんな薄いモチベでも やり始めたら楽しくなってきてこだわり始めてやりたいことの精度や質がグングン上がっていき、継続して取り組める趣味となることも経験しました。

自分の具体例で言うと、その程度のモチベで始めたことである普段飲むコーヒーの質向上が、結果、自家焙煎とか豆のブレンド比率にこだわり始めたところまで来ていて飽きずに今でも続けられています。

その結果

自由だ〜
Photo by Jorge Gonzalez on Unsplash

そうして、やりたくない TODO の総量を減らして使える時間が増えていくと、最初のほうは時間を浪費していた時の行動となんら変わりない行動をしてしまうのですが、、ふとした瞬間に、それらの浪費行動に飽きるタイミングが来ます。暇すぎたり飽きに耐えきれなくなってきて、気力も十分に蓄えられてくると、ふとした瞬間に「やろうと思ってたことやってみるか」という感情に僕はなりました。 むしろ、そういう感情になるまでは、仕事プライベート問わず TODO を減らし続けたり、遠慮なくダラケまくってボーッとしまくって休息する時間が必要なのかもしれません。

あとは、気力は体力と同じく有限であるが、無くなっている状態が慢性的に続くと、それに気づくことすら出来ない。更に失った気力を回復するのには結構時間がかかる (1週間とかの単位) ということに気づくことが出来ました。

私は気力を失っているかどうかの判断軸として、何かをやりたいと思えてたはずなのに「今は忙しいからな」とか「途中でやめそう」とか保守的なモードに入って行動が起こせなくなっていたら、気力が失われていると判断しています。 そうなっていたら、休息だけでなく TODO の総量も同時並行で減らすように心がけています。

「2」がお題の時の web1week の時に参加出来なかったのは、まさにやりたいと思っていたのに、上記の保守的なモードに入っていたので行動に移せず終わってしまった感じでした。

また私は前述してきた内容を意識してきた結果、下記の以前からやりたいと思っていたことを自然に達成できました。

これらは世間体や他人の目、TODO などを気にせず、自分の意志のみにフォーカスして活動できるようになったことが大きく起因していると感じています。

おわりに

おわりに
My pictures are CC0. When doing composings:によるPixabayからの画像

まとめると、私にとっては下記が重要だったということになりそうです。

  • 仕事やプライベートや大小や重要度関係なく TODO の総量はとにかく減らす
    • やりたいことがあっても時間や心労が原因でできていないのであれば、まずは自分のために使える時間を増やすことにだけ、ひたすら意識を傾ける
  • 世間体や他者からの評価をモチベの糧にするような行動は決して起こさない
    • それで一時的に行動できていたとしても評価されないと気力を消費し続ける原因になってしまい、モチベや行動が後に続いていかない
  • 気力の消費には自分で気づくことは難しいので常に余力が持てるよう意識し続ける
    • 何かやりたいことがあるなら、他者に縛られる時間や仕事プライベートにおける TODO の総量を極力減らしていく
  • 無意識に気力を削ぎ取ってくる外部要因は意識的に排除していく (フォロワーの数や SNS での反応等々)

今回 ノリでアドベントカレンダーに参加できたのも、上記が達成できていたからだと思います。(気力が十分にあって、世間体等を気にせず、自分が記事を書いてみたいと思ったから参加できた)

もちろん、この記事が誰かの参考になれれば物凄く嬉しいは嬉しいのですが。。w

また最近は行動を起こすにもインプットの量が足りてないとアウトプットしたいものも無くなってくるなと感じているので、自分が本当にやりたいことの総量を増やして、アウトプットを増やすことで人生を純粋に楽しむためにも、インプットの量を意識的に増やしていっています。

ちなみに私がモチベや記事に書いている内容を意識し始めたキッカケは教育心理学を学ぶ会で購入した理論と事例でわかるモチベーションですので、本記事内容にご興味お持ちいただいた方は是非チェックしてみてください。著者は kawagoi さん です。

最後にこのような機会を用意してくれた だらさん に感謝して終わりたいと思います。

Originally published at nikaera.com
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nikaera

xR企業でエンジニアやってます!主にプログラミングとゲームと音楽の話題を投稿します。サーバーサイドや Web 周りが主戦場ですが、最近は Standalone VR や WebXR に興味津々です。

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