2021-05-12に投稿

ネットワーク基礎4章(ルーティング/スイッチング入門)まとめ その5

L3スイッチ

・・・「L2スイッチ+ルータ」簡単に言うとL2スイッチにルータの機能を足したようなもの

  • デフォルトで、L2スイッチとして機能している
  • ルータ機能を有効化することでL3スイッチの情報を扱うことができる
  • 仮想的なインターフェース(SVI)をゲートウェイにすることでルーティングができるようになる。

デフォルトでL2スイッチとして機能する。各VLANの作成はL2スイッチと同様の作成方法

ルータ機能を有効化して仮想インターフェース(SVI)を作成し、ゲートウェイアドレスを設定する。
※内部に仮想的なルータを作成することができる。

ルータ機能の有効化

SW(config)#ip routing

SVI(Switched Virtual Interface)の設定

SW(config)#interface vlan <vlan番号>
SW(config-if)#ip address <ip address> <subnet-mask>

  • SVIを設定すると、指定したVLANと仮想ルータがSVIを通じて接続されるイメージ
  • 仮想ルータをつなぐと、もともとのVLAN設定を忘れがちなので注意が必要(L2スイッチ同様にVLAN設定をすること)
  • SVIインターフェース名は、所属するVLANの名前がインターフェース名となる。
  • SVIを設定したらルーティングテーブルも作成される。

L3スイッチ同士の接続はどうする?

まずは、各L3スイッチ内でVLAN間ルーティングをできるようにする。

ルーテッドポートの設定

L3スイッチの物理インターフェースをあたかも仮想ルータのインターフェースのように利用することができる。

SW(config-if)#no switchport
ルーテッドポートに利用するインターフェースのインターフェースコンフィギュレーションモードでno switchportと入力するだけでルーテッドポートに設定できる。

L3スイッチ同様に新たな接続のネットワークを設定する。

ルーテッドポートにはIPアドレスを設定することができる(本来はスイッチのインターフェースにはIPアドレスは設定することができない、本来スイッチのインターフェースにはVLAN名が入る)

※ルーティングテーブルでしっかりとネットワークが入っていることを確認すること
※ネクストホップはルーテッドポートになる。

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