2021-06-22に更新

NATの外部から内部の設定まとめ(コマンド集)

NAT

初めに

NATとはプライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを変換してくれる機能
詳しくはNATざっくりメモ
ここでは外部ネットワークから内部ネットワークにデータが送信されるための設定を書いていく。

なんで外部から内部でめんどくさい設定をする必要があるのか

NATの処理順序では

内部ネットワークから外部ネットワークの場合はルーティングをしてからNATを行う

逆に

外部ネットワークから内部ネットワークの場合はルーティングをしてからNATを行う

なので

ルーティング情報を登録していないとうまく通信が成立しない

から行うのである
もっと詳しく言うと
受信側インターフェース(inside)が送信側インターフェース(outside)として使用されてしまうため送信側インターフェースへの道しるべを作ってあげる必要がある
ということ

コマンド集

少しわかりやすくここでは内部(inside)側のインターフェースをGigabitethernet 0/0
外側(outside)側のインターフェースをGigabitethernet 0/1とする
◆スタティックNATの設定

– Router(config)#ip˽nat˽outside˽source ˽ static˽<外部グローバルアドレス>˽<外部ローカルアドレス>
※設定後にNATテーブルを確認
Router#show˽ip˽nat˽translations
– Router(config)#ip route <外部ローカルアドレス> <サブネットマスク> Gigabitethernet 0/1
↑ここで送信側インターフェースへの道しるべを作ってあげてる

機器によっては add-routeオプションを使って簡単に書くことができる※自動的にスタティックルートを追加してくれる

– Router(config)#ip˽nat˽outside˽source ˽ static˽<外部グローバルアドレス>˽<外部ローカルアドレス>˽add-route
※自動的にスタティックルートを追加
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